2016-06-28 Tue
Moi!今日は昨日と打って変わってのいいお天気。お天気がいいと緑が映えます。
さて、夏至祭のレポート、まだ続きます。今回はクオルタネの親類の家でのパーティーとKokko(=コッコ)という夏至祭に行うかがり火も見てきたのでそのご紹介です。
セイナヨキから車で30分ほどの隣町、クオルタネは義父の実家があるところ。家人も祖父母の家によく行ってたくさんのいとこ達と遊んだ思い出の場所。今は叔母とその娘達がその家を引き継いでセカンドハウスとして使っています。
1860年代に建てられた家。一時期は20人もの人が住んでいたとか。
庭は叔母の手によりきれいに手入れされ外でのんびりお茶したりすることも可能。
学校で手芸の先生をしていた叔母の手料理の数々。すべてに舌鼓を打ったのでした。そしてこの部屋、家人の従妹が2年前に塗り直しただけあり、この白さが夏の光とうまく融合しています。
このティータイムの後にサウナ&湖水浴をはさみ、夏至祭定番のBBQ。このBBQに欠かせないのはMakkara(=ソーセージ)。そしてトウモロコシ。こちらのスーパーは調理済みのものが主流で売られているのですが、たまに生で売られているので今回はそれを調達してきました。
出来上がったものはこのようにテーブルに載せてビュッフェ形式でいただきます。
お腹いっぱいになった後に向かったのは湖の近く。お隣さん家族がKokko(=かがり火)をするので私達も参加させてもらいました。
クオルタネやセイナヨキのあるエテラポフヤンマー地区でのKokkoはイースターの時が主流だったのですが、夏至祭の時にもKokkoをするのが最近のトレンドとのこと。夏の方が燃やすものがたくさんあるから、というのも一つの理由のようです。
ちなみに手前の女性が着ているのは蚊よけネットつきのウエア。もう一つ予備があるよ、と白羽の矢が立ったのはわたくしでした。ええ、確かにこのネットがあればにっくき蚊も顔や頭を刺すことはできません(私は他の人よりかまれやすいのです。)それが大活躍だった証拠にこのウエアで覆われていなかった指先と足元、しっかりかまれました。お経を書き忘れた耳なし芳一の気持、わかります。
フィンランド人の人は火の扱いに慣れているのであっという間に点火。
そして順調にKokkoの出来上がり。
このKokkoに私達が7人、そしてお隣の家から同じぐらいの人数+2匹のワンちゃんが参加。お互い飲み物やクッキーなどを持ち寄ってここでもパーティー。
写真には撮らなかったのですが、このご近所さんがご夫婦でコーラスグループで活動されているだけあって大の歌好き。皆でたくさんの歌を歌っていました。日本の歌で有名な歌がないかと聞かれたので”黒猫のタンゴ”を提案してみました。”黒猫のタンゴ”はかなーり古い曲なのですが、日本でも大ヒット、そして海を越えてフィンランドでも大ヒットした曲なのです。さすがタンゴ好きの国だけあります。
トレンドになっているKokkoは湖の向こう岸でも行われていたようです。
湖の桟橋に誰かが寄付したのか椅子が4脚佇んでいました。
平和な湖の風景。
たくさん食べて飲んで歌って解散した後に久々の夕陽を見ました。
楽しかった夏至祭、さようなら~。
まさにフィンランド人魂を感じる自然の中で堪能した夏至祭でした。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
フィンランドの蚊は水辺にたくさんいます。私が日本人だから集中的にかまれるのかと思ったら友達は全然被害にあわなかった模様。私が鈍感でかまれているのに気づかないだけ?
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