Visit Lakeus 2016年03月
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Visit Lakeus

Author:Visit Lakeus
フィンランド中西部在住。
地元の情報や日々の情報を書き綴っています。地元の情報や日々の情報を書き綴っています。

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「ネットで見るトラベルブック」Tap Tripのウェブサイトで記事を執筆中。ブログで紹介しているネタをテーマを絞って書いています。よろしければご覧ください。 アピラ図書館: http://taptrip.jp/3982/ アールトセンター: http://taptrip.jp/4256/ Amfora: http://taptrip.jp/6041/ Provinssiロックフェスティバル: http://taptrip.jp/7028/ タンゴフェスティバル:http://taptrip.jp/7028/ 湖畔サイクリングを楽しもう:http://taptrip.jp/9738/

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ISSEY MIYAKE展と日本の中のフィンランド
Moi!

今朝は-1度でしたが、日中は7度まで上がります。(フィンランドの国鉄VRが終日長距離電車ストのために)車で客先に向かっている家人の情報によると、高速道路のスピード制限がこの週末にかけて夏バージョンに替えられるそうです。これも春の象徴の一つ。冬の間制限速度が時速80kmだった道は100kmに、時速100kmの道は120kmに引き上げられるのです。家人のように車での移動が多い人にとってこの20kmの差は結構大きいのです。道路もすっかり雪も氷も溶けて随分走りやすくなりました。

さて日本滞在中のことをもう一つ。先日Iittalaなどで有名なアラビア工場見学ツアーに参加したときにISSEY MIYAKEとIittalaのコラボレーション商品をじっくり見てきました。そうそう、ヘルシンキの空港にもIittalaのショップができていて、そこでも大々的に売られていました。
イッセイミヤケコラボ1

ガイドの方から東京の新国立美術館でISSEY MIYAKE展が開催されていることを聞いたので今回出向いてみました。
ISSEY MIYAKE

三宅一生さんとは以前勤務していた会社でご縁があり、直接お話することはなかったものの、近くでお見かけするチャンスがありました。そしてその頃ちょうど社内でISSEY MIYAKEブームがあり、それに便乗してプリーツのトップスを何枚か購入しました。このプリーツ、ボディラインが比較的平坦シンプルな人にぴったりでして、そういう理由かどうかわかりませんがフィンランドでISSEY MIYAKEといえば洋服ではなく香水のようです。今後は”あの、Iittalaの…”なる日も近そうです。日本だと美輪明宏さんのイメージが強いかもしれませんね。

プリーツシリーズは皺にもならずかさばらないので旅行にもってこい。単色のものを買ったので随分前に購入したにも関わらず今でも普通に着ることができ、しかも外国人受けがいいのです。Incognitoというバンドのライブにこのプリーツを着て行ったときに、メンバーの一人もプリーツを着ていてお互いに気付き、アイコンタクトをしたということも。

さて肝心の展示ですが、残念ながら写真撮影は禁止だったのでご紹介できないのが心苦しいのですが行ってよかったです。日頃はなかなか眺めるチャンスさえもない「流行通信」から抜け出してきたかのような作品の数々。1枚の布から作り上げる作品はアートといっても過言ではありません。また色、素材、文化が融合した素敵な作品がたくさんありました。仮想オリンピックと題してプリーツ素材にいくつかの国の国旗をあしらったものも展示されていて、(スウェーデンはないのに←こうの発想がフィンランド人化してきている?)フィンランドのがありました。ミニチュアの畳まれた服をビデオインストラクションでボディーに着せるというのも体験できておもしろかったです。

Iittalaとのコラボは展示されていませんでしたが、それでも近年力を入れている五角形をかたどったもの(Iittalaの作品は五角形がテーマ)やIittalaでも販売されているバッグなどは展示されていました。
イッセイミヤケコラボ2

大きな会場ではありませんが、美しい展示がたくさん。興味がある方は是非お運びください。

この展示の後、地下1階に東京のお土産を扱っているショップがあるというので行ってみました。東京のお土産に中に紛れて売られていたのはフィンランドのククサというカップ。ラップランドでよく使われている白樺からできたマグカップ。ようこそ日本に!
ククサ

そしてムーミンの貯金箱。こちらで見かけたことはないのでMade in Japanなのかもしれません。
ムーミン

新国立美術館の後は東京ミッドタウンにそのまま流れ、いくつかお土産になりそうなものを探した後、韓国料理を食べて次の目的地に移動。このルートもなかなかよかったです。

最後の写真は帰りの飛行機。マリメッコの柄の飛行機は今まで2回見たことがあるのですが、乗るのは初めて。コラボして何年か経つのでありがたみも薄れてきているようで写真を撮っているのは私ぐらいのものでした。また帰りの便はSAKURAフライトで、マリメッコの着物を着たフライトアテンダントさんが出迎えてくれました。行きの飛行機は満席の上に一番後ろの席。リクライニングできないし、足元は狭いし、料理は食べたい方を選択できないしでかなりアンラッキーだった分取り返した感じです。
ウニッコ飛行機

ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

帰国する前々日の夕方。おいしいつけ麺のお店を教えてもらったのはいいものの、韓国料理とお寿司をまだ食べていないことに気付き、しかも翌日の夜は既にお花見ディナーを予約していた私達。ええ、まずつけ麺を早めの時間にいただき、その後ショッピングを2時間ばかり。そしてその後しれっとお寿司屋さんに向かいましたとも!お寿司って量を調整しやすいからいいですね(え?そういうことじゃなくて?)、に
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フィンランド国外旅行 | 15:00:33 | トラックバック(0) | コメント(0)
お花見に行ってきました
Moi!

皆様、お久しぶりでございます。昨日日本から戻ってきました。私が日本に到着してから急に気温が低くなり、出発後に暖かくなったもので、フィンランドから寒気を持ち帰ったのではないかという疑いをかけられていました。確かに…でもって今日のセイナヨキは最低気温が2度、最高気温が8度。なかなか春らしいお天気になってきました。とにかく道路や歩道の雪は完全に溶けて乾いてきたのがこちらの春の象徴です。

今回はイースター休暇を利用してお花見目的で帰国しました。前々から家人といつか行こうと話してはいたのですが、こんなに早く実現するとは思いませんでした。飛行機を予約したのは11月の頭。お花見にはちょっと早いのではないかという情報も飛び交っていましたが、何とかして桜を見たいという祈りは届けられました家人にとっては初めての桜だったので特に。

3/26の土曜日、何年かぶりのお花見を友達がアレンジしてくれました。この日は王道、靖国神社からのスタートです。特筆すべきことは、この日の前日までの天気予報は終日曇りで、気温も12度まで上がらない寒めのお天気だったのです。しかーし晴れ女と晴れ男の強力なパワーでこの通りの快晴!しかも暖かいお天気になりました。
桜1

神社と桜はやはり相性がいいですよね。咲いていない木もたくさんありましたが、このように華やかに咲いている木もちらほら。
桜2

風流でございます。
桜3

ちょうど通りがかったときに能の舞台も見ることができました。
能

桜の幹に咲く桜もけなげ。
桜一輪

これが千鳥ヶ淵らしい桜。開花している木が少なかったため、たくさん咲いていたこの木の下にボートが集中の図。
千鳥ヶ淵1

東京のど真ん中とは思えない風景。
千鳥ヶ淵2

典型的お花見弁当+日本酒+フィンランドのビールを楽しんだ後はちょっとディープな下高井戸に移動。日暮れの頃の桜も美しかったです。
下高井戸1

思わず下から見上げて撮ってしまいました。
下高井戸2

これこそ桜!
下高井戸4

この日を境に気温も少し上がってきて、街のあちこちに桜を見ることができました。

最後の写真は出発の朝、ホテルから撮った空の写真。がんばって早起きをしたので朝の兆しと月を見ることができました。
ホテルの窓

もう一つラッキーだったのは季節限定の桜味のデザートや桜餅などを食べられたこと。そういえばフィンエアーの帰りの便、お蕎麦が桜蕎麦でした。お花もいいですが、団子も大切です。

正統派のお弁当持参のお花見は場所取りなどが大変で無理なものと思っていたのですが、咲き始めと寒めの予報のおかげでゆっくり楽しめることができました。フィンランドから(家人のスーツケースで)持ってきたセイナヨキの地ビールもなかなか好評でした。お天気に感謝、友人たちに感謝、桜の美しさに感謝の素晴らしい一日となりました。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

晴れ女/男の方も、雨女/男の方も
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フィンランド国外旅行 | 16:16:08 | トラックバック(0) | コメント(0)
湖畔ウォーキング
Moi!

今朝はきーんと冷えて-7度。雪もさらに少し積もっていましたが、とにかく春の陽射しで室内にいればポカポカです。

週末も幸いいいお天気に恵まれていました。いつものように仕事に追われている家人ですが、昨日少し時間ができたので湖畔のウォーキングに行ってきました。雪がなければ自転車で湖の周りを15km回るコースなのですが、昨日は歩きだったので一部だけ。冬になってからは寒さとお天気の悪さでしばらくご無沙汰していましたが、活動を再開するにはいい季節になってきました。

気温は0度だったので、私はカジュアルにユニクロのヒートテックの長袖Tシャツにパンツ、ロングブーツ、ダウンジャケットといういでたち。一方家人はスキー用ソックス、ズボン下に始まりスキーパンツ、半袖Tシャツの上にフリースジャケット、その上にスキージャケットを羽織ろうとしていたので、日本人の私がこんなに薄着だというのにいくらなんでもフリースジャケットは要らないでしょうと進言いたしました。結局フリースの代わりに薄手のパーカーに替えて正解だったみたいです。

そして実際に湖畔に行ってみると…ウォーキングしている人達は皆スキージャケットにスポーツ用の靴を履いており、ダウンジャケットにロングブーツ、小ぶりのバッグを持って行った、まるで”スーパー帰り”のような人は私しかいませんでした。す、すみません、場違いで。それでも気にしないのがフィンランド流

雪って木の周りから溶けていくのですよね。根っこが温かいのでしょうか。
木立

湖の氷も大分溶けてしまいました。それにしても気持のいいお天気でした。
湖

こちらは湖に続く道。左側にクロスカントリースキー用の道があります。昨日もクロカンをする人や私達のようにウォーキングをする人達で駐車場は満杯でした。
歩道

氷の境界線。砂の上の雪も溶けて不思議なグラデーション。
氷の境界線

こちらは7月に開催されるハウジングフェアに向けて建てられている潜望塔。着々と準備が進められています。
潜望塔

そしてハウジングフェアのエリア。白い家、雪と同化していますが美しいです。
ハウジングフェア1

こちらの家は実は先日塗料から出火して全焼してしまった家。急ピッチで工事が進められています。
ハウジングフェア2

↓こちらが火事の前の姿。
ハウジングフェア

この辺りはハウジングフェアに合わせて整備されたビーチ。夏は多くの人で賑わうことでしょう。
ビーチ

いいお天気だったので赤ちゃんと一緒にお散歩するお母さん。そう、皆このようにスキーウェアを着てウォーキングしていたのです。
赤ちゃんお散歩中

氷の上にうもった雪に砂紋ならぬ雪紋ができていました。自然のアート。
雪紋

カメラをズームアップして向こう岸を撮ってみました。クロカンを楽しむ人もいましたが、右に小さく写っている人は犬の散歩中でしょうか。
向こう岸

湖岸にはこのようにボートがいくつか待機中。こうやって冬を越えれば湖でボート遊びをする日も近いはず
ボート

うっすら広がっている雲の下にぽかんと浮かぶ雲が穏やか。
雲

潜望塔の上にもちょうど雲が。
潜望塔と雲

途中で引き返してちょうど1時間。気温は0度でしたが、歩いているうちに体がポカポカ。何より気持がリフレッシュできたのがよかったです。このように悠長にウォーキングを楽しんだ日曜日でしたが、明日から1週間ほど旅に出るためブログはその間お休みします。また戻って来た後に引き続きお付き合いいただければ幸いです。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

昨日なぜこちらでスポーツ用品店が賑わっている謎が段々解けてきました。
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フィンランドの生活 | 16:32:32 | トラックバック(0) | コメント(0)
フィンランド人あるある ~Finnish Nightmares~
Moi!

昨日に引き続き今日もよいお天気が続いています。最高気温は0度ですが、何か?

さて、今日は時々ソーシャルメディアでも見かけるようになったFinnish Nightmares(フィンランド人の悪夢)というマンガをご紹介します。作者はKaroliina Korhonenさん。2015年の10月にFacebookでこのシリーズを公開したところ、一気に人気が高まったとのことです。Facebookでは現在13万人近くの人が”いいね!”をしている人気ぶり。

主人公はフィンランドの国旗をあしらった帽子をかぶった典型的なフィンランド人、Matti。彼が日常生活で直面する”悪夢”と簡潔に描いたマンガなのです。

例えばこれ。
kosketus.jpg
出典: http://finnishnightmares.blogspot.fi/
知り合いが至近距離に立っている上に気軽にボディータッチしてくるのに困惑するシーン。何だかすごく日本人に感覚が似ていると思いませんか。

これは↓まさにフィンランド人の挨拶で書いた現象。よく知らない人に挨拶代わりのキスをされそうになって”いや、僕は結婚している身で”と断るMatti。
FinnishNightmares5.jpg
出典: http://finnishnightmares.blogspot.fi/

こんなクスッと笑える作品がてんこもりのFinnish NightmaresのWebはこちら↓です。フィンランド人、あるあるをもっと知りたい方はこちらからどうぞ。
http://finnishnightmares.blogspot.fi/

英語ですが作者のインタビューと共に人気のあったシリーズも紹介されています。こちらもどうぞ。
http://inktank.fi/a-world-first-interview-with-the-creator-of-finnish-nightmares-finlands-funniest-new-cartoon-series/

そしてすっかりMattiのファンになった方のためにリフレクターも売られています。裏には”僕は哀しい訳でも退屈している訳でもない。フィンランド人なだけ。”と書かれています。
http://www.lifesaverfinland.com/product/297/matti-soft-reflector-finnish-nightmares

ちょっとほっこりしたいときにこのFinnish Nightmaresで癒してもらってください。ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。

先日病院で検診があり、仕切りも何にもないところで”では服を脱いでください。”と言われたとき日本人の悪夢を経験しました。思わず”ここ(何も仕切りのないところ)で脱ぐんですか?”と聞き返してしまいました。まだまだ修行が足りません。
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フィンランドの生活 | 18:00:08 | トラックバック(0) | コメント(1)
”Hyvää viikonloppua!(=よい週末を)”にかける意気込み
Moi!

今日は予想最高気温が‐3度でした。朝外に出てみたら昨日降った雪がうっすら積もって凍っていました。それでもとてもいいお天気で太陽がポカポカ。ふとテラスに設置している温度計を見ると17度日本って今このぐらいの気温なのかなと思いを馳せながらテラスで春(フィンランド人にとっては夏?)を感じたのでした。

さて今日は金曜日。知り合いに会うと別れの挨拶は”Hyvää viikonloppua!(=よい週末を)”。声をかけられると特に予定がなくてもテンションが上がってきます。

プロジェクトで働いていたときの職場は市役所の1室を借りていました。通常は就業時間は16時までなのですが、そういえば金曜日は15時頃にほとんどの人達が”Hyvää viikonloppua!”と声をかけながら競うように帰宅していました。学校も他の日より早めに終わっているようです。いつもは16時過ぎに混み合うスーパーも金曜日は15時過ぎになると週末の買い出しをする人たちでいっぱいになります。やはりオフィスによって金曜日は早めに切り上げるところが多い気がします。もちろんサービス業に携わっている人はそうはいかないでしょうが。

また折り紙のイベントを図書館のホールを借りて行おうとしたところ、予約が空いていたのは金曜日の夕方。でも友達は”金曜日の夕方にイベントをしても誰も集まらない。”と言っていたのを思い出しました。やはり金曜日の夕方というのはフィンランド人にとっては楽しい週末が始まるという開放感が半端なくある模様。

アメリカに出張した時も、現地スタッフは金曜日は早めに出社してでも午後はその分早めに仕事を切り上げていて、17時にはオフィスが空っぽになって驚いたことも思い出しました。たまたま私が勤務していた会社だけだったのかもしれませんが、実際どうなんでしょうかね。一方自分自身の日本でのワーキングライフを振り返ると、土日出勤を避けるために金曜日は必死になって遅くまで仕事をしていた気がします

家人を観察していると、どんなに仕事が溜まっていても金曜の夜はソファでリラックスしながらテレビを見るのが定番。私なら気になることはなるべく前倒しにして日曜の夜をゆっくりまったり過ごしたいと思うのですが、この辺で文化の違いが出てくる訳です。そしてどうもこの考え方の違いはずっと平行線のままということがわかってきました。

”よい週末を”という言葉、私もブログで使っているのですが、実は日本語で言うよりも英語やフィンランド語で言った方がしっくりくる、日本語だと何だか借り物感があると前から感じていました。冷静に考えてみるとこういった文化の違いなのかもと思ったのでした。

最後の写真は週末のリラックスつながり。アルコールなしでも問題なく生きていける私にはあまり関係ないのですが、こんな日本酒も最近は入手できるようです。この堂々とした日本語、好感が持てます。
日本酒

最後にもう一つ告知です。Tap Tripで2つ目の記事を書きました。内容は「世界の車窓」でも紹介されたセイナヨキのアールトセンターについてです。
http://taptrip.jp/4256/
がんばってブログの←の欄にもリンクを載せてみました。よろしければご覧ください。

ということで皆様、よい週末をお迎えください。Hyvää viikonloppua!

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フィンランドの生活 | 01:43:50 | トラックバック(0) | コメント(1)
冬から春へ一歩ずつ
Moi!

今日は少し寒めで最高気温が4度。風が強かったのでより寒く感じられましたが、自転車を少しこいだらすぐポカポカしてきました。日中は小雨がちらっと降ったのですが日が暮れてから一瞬雪が舞っていました。

先日雲がおもしろかったのでいつもの湖に出かけてきました。空が優しい春の色に変わってきているような気がします。
湖面の空色

湖も地面もまだ雪に覆われているので余計広々と見えます。それにしても迫力のある雲。
雪原

このように少しずつ湖の氷も溶けてきています。白樺も心持ち枝ぶりが元気になってきたような気がします。少し見えにくいのですが湖の表面に優しい空の色が映っていてそんなところにも春っぽさを感じたのでした。
溶けかけの湖

こちらはブルーモーメント。”トワイライト”モードで撮ってみました。この雰囲気のあるブルーがたまらなく好きです。
ブルーモーメント

雪景色を見ているとまだまだ冬に見えるかもしれませんが、光が強くなってきたり、鳥たちの鳴き声が聞こえてきたり、冬眠から目覚めた動物を見かけたり、鼻がムズムズしてきたりすると確実に春がきているのを実感しています。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

春の風物詩といえばバイクに乗る人を見かけるようになること。冬は寒過ぎるし、道が凍っていて危険なのです。そういう意味では限られた時期しか乗れないバイクはなかなか高価な乗り物かもしれません。雪国に住んでいたら色々気付かなくてほーっと思うことがあります。
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フィンランドの生活 | 02:12:48 | トラックバック(0) | コメント(0)
暖かいか寒いか?
Moi!!

3月になりましたが、気温の上下の振りが大きくなってきました。今日は本当にいいお天気で気温も7度まで上がったのですが、明日は雪マークで4度。そして明後日から予想最高気温がマイナスになるというこのツンデレぶり。

気温もさることながら日が随分伸びてきて、ありがたいことに陽射しが強くなってきました。20度に保たれている室内にいると軽く体を動かすと汗ばむぐらいになってきました。そんなノリで外出するとき、”ロングブーツはもう暑いからいいわ”とか”手袋ももう要らない?”のノリになってしまいます。車でちょっと買い出しに出かけるなら問題ないのですが、ちょっと待った、自分。

気温が10度に届かない気温って果たして暖かいというべきなのか寒いというべきなのか?
日本で培ってきた体験に基づくと足はちょっとスースーし、手は若干かじかんできます。自転車に乗る時はやはり手袋はあった方がよさそう。過去の記憶をたどると10度が手袋要不要の境界線だった気が。
一方フィンランドで‐25度の極限の寒さなどを経験してしまうと”え?プラスの気温?めっちゃあったか~。もう春がきたわー。”的な気持になりついつい浮かれ、気も緩んでしまうのですね。今日もコートも羽織らずに歩いている若者がいました。そして私も近年後者の傾向が強くなってきております。

もしこの時期にフィンランドに来られる方がいらっしゃるなら防寒はしっかりしておくことをお薦めします。南の方ではほとんど雪が溶けています。中西部のセイナヨキでも歩道の雪は殆ど溶けたものの、まだ雪は残っているので靴底がしっかりしたもの、できれば滑り止めがついた靴がお薦めです。手袋もあった方がよいかと思います。個人的にはスプリングコートはまだ早そうです。

こちらは数日前に撮った写真。ベンチにまだしっかり雪が積もっています。っていうか周りが雪景色ですよね。この日は4度。手袋なしで出かけようとして踏みとどまったのは正解でした。
ベンチ

春の陽気にそそのかされて薄着で出かけて風邪をひかないようにしなければ。風邪といえば…昨日外出してから急に喉がイガイガして鼻がムズムズしてきました。気のせいかもしれませんがこちらでも花粉が飛び始めたかもしれません。さてこれからどうなるか。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

寒さが苦手という方は是非フィンランドで冬を過ごしてみてください!一度辛い寒さを体験するとどの寒さも比較的耐えられるようになりますよ。(そういう問題じゃなくて?)
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フィンランドの生活 | 22:39:12 | トラックバック(0) | コメント(0)
人気の車の色
Moi!

今日も最高気温は+6度。じわじわと雪も溶けてきています。

さて、先日新聞にフィンランド国内、セイナヨキのあるエテラポフヤンマー県、そしてお隣のポフヤンマー県別に車の人気色ランキングがが紹介されていました。

まずフィンランド全体では
1位 白    
2位 グレー
3位 黒
4位 赤
5位 青

エテラポフヤンマー県では
1位 グレー
2位 白
3位 黒
4位 赤
5位 茶色

ヴァーサなどがあるポフヤンマー県では
1位 グレー
2位 赤
3位 青
4位 黒
5位 シルバー

記事によると自分が好きな色、というより共有する場合が多いので無難な色に落ち着いたり、流行色に落ち着くことが多いのだそうです。日本と大きく事情が違うのは中古車を買うことが多いので、好きなモデルから好きな色を選ぶのではなく、予算などの要求事項に合った車はどれか、という観点から選んでいくという点でしょうか。そういえば黒しか着ない友達が、フィアンセが買った車が最悪の赤だととても嘆いていたのをふと思い出しました。

私の場合は
「緑色の小さめの車。ドイツ車か日本車で。」
という要求でした。ドイツ車(外車♡)という要求は叶えられたのですが、そのお店には緑色の車はほとんどなかったらしく、お店の人がちょっとあわあわしていました。
結局青、詳しくは(後で知ったのですが)メタリックブルーに落ち着いたのでございます。
家人の車は黒。
いやー、とにかく特にこの時期は雪解け水でどちらの車も大変汚れます。ええ、もう原形の色を留めないぐらい茶色になっておりまして。洗車すればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、洗車してもまた雪解け水が跳ねて元の木阿弥になることを考えると無駄な抵抗だと尻込みしてしまうのです。

話は元に戻り、グレーも白も無難過ぎて印象が薄かったのですがエテラポフヤンマーでは堂々の1位と2位。白は汚れは目立たないですが雪に同化してしまいそう。いや、冬の間は暗闇に映えていいのでしょうかね。

個人的に赤い車がやけに目につきます。そして深紅とかではなくこんな→”赤い”車はちょっと個人的に抵抗があります。目につくのはその反動からですかね。車庫でも赤い車がひときわ目を引いています。

茶色は好きな色ですが、車ではあまり見かけないと思っていたので5位に入っていたのは意外でした。あるもんなのですね。
そういえば3-4年前だったでしょうか、やたらゴールドの車を見かけていた時期がありました。不思議なのは今はほとんど見かけないのです。髪を染めるみたいに車も塗り直すんですかね。

以前使った写真を検索していたら高校の駐車場を撮った写真が見つかりました。こうやって見ると確かに白っぽい車が目立ってます。
高校駐車場1

人間の(いや私の?)主観はいい加減なものでこうやって客観的なデータを見ると色々とおもしろいです。国別の統計もおもしろそう。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

車を購入するときに小さくてかわいいという理由でminiに試乗しようとしたところドアが凍ってなかなか開きませんでした。予算オーバーはさておき、そういった事情でリストから早々に除外になりました。今の車はほぼ満足しているのですが、エアコンがないので気温が20度以上の日中に長距離運転するのには適していないことが後で判明。
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| 00:01:01 | トラックバック(0) | コメント(0)
忍者募集中
Moi!

今日は最低気温が-4度で最高気温が+4度。明日は最低気温が-6度で再呼応気温が+6度になるみたいです。では明後日は…-8度はあり得そうですが+8度はもう少し時間がかかりそうです。今週はこんな感じで暖かい(?)のですが、来週からまた気温が下がるようです。

さて、今日何気なく見ていたニュースに日本関連のニュースが。
http://yle.fi/uutiset/hei_ninja_nyt_olisi_toita_tarjolla_japanissa/8742074

タイトルは”Hei ninja, nyt olisi töitä tarjolla Japanissa”。意訳すると”ちょっとそこの忍者さん、日本でお仕事ありますよ。”
14 Ninja
写真: 愛知県

日本の愛知県では観光促進のために現在6名の忍者を募集中。

封建時代の忍者は武術の名士で暗殺、スパイ、破壊工作、ゲリラ行為に特化していました。

忍者はヨーロッパの騎士たちやエリートの侍などの厳しいルールに適合しない”闇の仕事”に従事していた、とBBCは紹介しています。アクロバットや広報の仕事を請け負ってもらうことが期待されています。

愛知県観光振興課のAdachi Satoshi氏によると忍者として採用されたらアクロバット、ダンス、手裏剣投げ、観光客と写真を撮る時にポーズを取るなどの仕事があるとのことです。

契約は1年、給与は18万円、ユーロ換算すると1月1430€でボーナスも支給。

Adachi氏にによると日本語ができるのが好ましいが、必須ではない。なぜなら忍者は英語を使ってパフォーマンスをすることもあるから…等

応募者は18歳以上。性別、国籍不問。採用後は4月から1カ月間のトレーニングがある。募集期間は3月22日まで。



どうやらこのページがBBCで採り上げられ、それをフィンランドの国営放送Yleがフィンランド語化したようです。

色々ツッコミどころ満載なのですが締め切りまで後10日。この記事を読んで興味を持って応募するフィンランド人はいるのか?そっちの方に興味があります。それと忍びの者なのに待遇や仕事内容までバレバレなのもね、どうなんですかね。

ネットでこんなサイトを見つけました。
http://ninjutsu.com/
本気の忍者育成コース?愛知県さん、何だったらこのコースを習得してからのパフォーマンスだとより真実味が増すかも。

不思議な国、日本。そしてその不思議なニュースをフィンランドの国営放送が淡々とニュースにしているのもまたをかし。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

ちなみにフィンランド語では忍者は”ニンヤ”と何とも腑抜けな発音になります。さあ、皆さんご一緒に!
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フィンランドの生活 | 05:37:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
小さな訪問者
Moi!

今日は曇りの一日、最高気温は1度。まだ雪は残っていますが、どんどん溶けていっています。

そんな矢先庭に久々の訪問者がやってきました。冬の間冬眠していたリスも起き出してきたようです。久しぶり!
リス1

小さな鳥用に柵を作って大きな鳥が入れないようにしているのですが、うまくくぐり抜けて入ったようで、こうやってムシャムシャ餌を食べては
リス後姿

また器用に立ち上って餌を探しています。”家政婦は見た”的テラスから盗撮したため窓枠が写りこんでしまいました。
リス2

お腹がいっぱいになった後はするりと柵から抜け出して木に登っていきました。
リス3

気温が上がってくるとこうやって冬眠から目覚めた動物や暖かいところで越冬していた鳥たちが戻ってきたところからも春が近づいてくることを実感できるフィンランドの春。次はどんな春の兆しが見られるかが楽しみな今日この頃です。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

庭を訪問する動物達。リスは遠くからでも私がテラスに出ると察知して逃げてしまうのですが、ハリネズミはほとんど気付いていないので写真が撮りやすい被写体です。
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フィンランドの生活 | 04:24:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
想像力を働かせて
Moi!

5年前のこの日は東日本大震災が起きました。当時はこちらに来て半年ぐらいしか経っていなくて、偶然図書館の入口で会った友達から日本で大変な地震があったと教えてもらい、すぐに家に帰ってネットの情報やテレビから流れてくる映像にただただ言葉を失うだけだったのを覚えています。

この前のことのような気がするのですが5年経ったのですね。

大したこともできていなくて、そして色々な立場の方がいらっしゃるので軽々しいことは言えないのですが、忘れないこと、デマに振り回されないこと、想像力を働かせること、そしてアクションを起こすことが大切ななのかなと思っています。

先日から何人かのフィンランド人とメールでやりとりをすることがありました。私の悪い癖で相手を傷つけないように、とか不躾な言い方にならないようにと気にして遠回しな表現にしたら、結局全然意図が伝わっていない表面的な回答がきました。一人は少し気付いてくれたのが幸い。日本では想像力を働かせ過ぎてそれが足かせになってしまうこともありますが、それでもなお相手のことを想像力を持って考えるのは大切なことだと思うのです。もちろん私もこちらの文化に合ったアプローチをしなければならないというのが今回の反省点です。

今日はセイナヨキはとてもよいお天気。おかげで道路は段々乾いてきていますが、除雪していない庭の雪はまだたっぷり残っています。雪が凍って朝の光に照らされてキラキラしていました。
キラキラした雪

今日一日が平和に暮らせることに感謝して。皆様もよい週末をお迎えください。

比べてはいけないのですが、日本の想像力を駆使したサービスはすばらしい。
”えーっとこの袋の切り口はどこにあるのかな?”とあらゆる可能性を目を凝らして探した結果見つからなかったときの虚しさよ。これは想像力以前の問題でしたね、に
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日々のこと | 21:58:00 | トラックバック(0) | コメント(2)
お手軽イタリアン
Moi!

ここのところ少し気温が上がってきて雪かきを頻繁にしている道路の雪は大分溶けてきました。この時期車も激しく汚れるし、自転車だとブーツが泥はねで大変。そしてこういうときに転ぶと最悪なのでかなりスピードを落として行く必要があることは体で学びました。今日の最高気温は2度。朝は雪、お昼は曇り、お昼過ぎから晴れるようです。

フィンランドでもイタリア料理は人気。パスタもスパゲティだけでなく色々な種類が売られています。が、スーパーに売られているできあいのソースは圧倒的にトマトソース系が多い、というかそれしかないのです。例えばこんな感じ。
http://www.raguletto.fi/
左からボロネーゼ、モッツァレラ&バジル、トマトソース、オニオン&トマトソース
別にですね、明太子ソースがほしいなどの無理難題を言っている訳ではないのですよ。それにしてもこのラインナップ、どうです?

できあいのソースは日本みたいな小袋に分けたものはなく、瓶入りが主流。それでも時間がない時などにこの瓶タイプのソースにお世話になるのですが、使い切れないこともよくあるのでちょっと不便。スープの素のようにパスタ入りで水を加えればできあがりというタイプもありますが、味付けが塩辛くて今一つ。

そんな中ドイツ系スーパーLidleに行ったときにこんなものを見つけました。バジルペーストとタプナードトマトペースト。
パスタソース

先日イタリア人の友達の家に遊びに行ったときにランチをご馳走になったのですが、その時にパスタを茹でてその上にこんなペーストを混ぜて出してくれたのですが、それがシンプルながらおいしかったのです。

そのイタリア人を真似て作ってパスタを茹でてバジルソースとパルメザンチーズをかけてみました。パスタはヴェニスに行ったときに買ってきたもの。
簡単パスタ

この上にルッコラをたっぷり載せただけでイタリアンランチの出来上がり。タプナードはまだ試していないのですが、このバジルペーストがおいしいのです。しかも円換算すると1つ150円ぐらいで3-4回分は使えそう。ランチの常備食としてリピート決定。パスタソースとして使ってもいいし、パンの上に載せて食べてもおいしそうだし、先日はピザの上に載せて食べたらこれまたおいしかったです。

料理ネタ、というよりフィンランドサバイバルネタということで受け取っていただければ幸いです。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

先日家人がお手製ピザを作り、このバジルペーストも加えなかなかの出来栄えにご満悦。”よしこれを今度XXX(←私のイタリア人の友達)に食べてもらおう!”と。
イタリア人にピザで挑むとはなかなか勇気がありますね、に
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ヨーロッパの生活 | 15:13:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
アピラ図書館の紹介記事を書きました
Moi!

昨日は国際女性デーでした。日本ではGoogleの検索バーは国際女性デーバージョンでしたが、全体的に地味に祝われているような気がします。フィンランドでは国旗掲揚日ではありませんが、カレンダーにもしっかり記載されていて、Facebook上でも”Hyvää Naistenpäivää!(=よい国際女性デーを)”というメッセージをいくつも見かけました。ちなみに昨日のランチはお寿司屋さんに行ったのですが、この国際女性デーにちなみ女性は20%オフでした♡フィンランド語の”Naistenpäivä”というのは”女性デー”で国際など特につけていないのが身近に感じられていいのかもしれません。そういえば結婚したての頃はこの日に家人からバラの花をもらった記憶もあるのですが、数年も経てばね、色々と事情も変わるってもんですよ。(昨日はついでな感じでアップルマフィンは買ってもらいましたが。)

それはさておき、この度Tap Tripのサイトでご縁があり記事を書かせていただくことになりました。一番最初の記事はこちらでも時々ご紹介しているアピラ図書館。ブログでは全体情報をまとめきれていなかったのですが、Tap Tripでは主観、統合的にまとめてみました。写真もお天気のいい日に撮り直したものもあります。この図書館、手前味噌ですが記事を書きたくなるような素敵な建物ですので興味のある方は是非読んでみてください。また図書館好きのお知り合い、モダンな建物に興味があるお知り合いの方などいらっしゃればご紹介いただけると嬉しいです。
http://taptrip.jp/3982/

昨日Facebookでこの記事をシェアしたのですが、1日でなんと約1000人の方が読んでくださり、Facebookでは約400の”いいね!”をいただいております。ち、ちなみに私のFacebook上での”いいね!”は30ぐらいでしてお友達の多い方々が拡散してくださったようで、これまた感謝なのでございます。

ゆっくりではありますが、また次の記事も書いていく所存にございます。公開したらお知らせしますので引き続きよろしくお願いいたします。

もともと文章を書くのが好きで、Visit Lakeusのプロジェクトを機に始めたこのブログ。特に引きこもりがちの冬はネタが少なく、繰り返しネタが多くなりがちなのですが、それでも温かい目で見守り、応援してくださっている皆様のおかげでこのように一つのテーマで自分がアピールしたい記事を書くチャンスをいただけたことに改めて感謝いたします。

最後の写真はアピラ図書館。窓にラケウデンリスティ教会が映っています。
アピラ図書館

ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

そういえば小中学校の時よく図書委員をしていました。役割が今一つ不明瞭かつ地味~な感じが気に入っていました。
図書館好きの方も、どちらかというとアウトドア派だという方も
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ブログニュース | 16:50:57 | トラックバック(0) | コメント(0)
未来のアルヴァ・アールト誕生?
Moi!

今日は午後からみぞれ交じりの雪。何となく雪なら大丈夫かと自転車で出かけたのですが、びしょびしょになるわ、歩道はガタガタでタイヤは滑りまくりで何度もひやっとしながらの運転でした。

それはさておき、セイナヨキでは去年から今年にかけて子ども達対象に”Alvarin askeli(=アルヴァのステップ)”という建築をテーマにしたプロジェクトが実施されていて、色々な趣向が凝らされています。去年はアピラ図書館に子ども達が仮想で作ったミニチュアの街が展示されていました。(その時の記事はこちらからどうぞ。)

それに続き、先日は中学2年生がセイナヨキ応用科学大学の協力を得て3Dソフトの使い方を学び、ラケウス公園に建てる建物または彫刻をデザインしたのだそうです。そして応募者42名の中から受賞者の作品がこの度発表されたのでご紹介します。

1位に輝いたのはJenna Vilmunenさんの”美術館”という作品。カラフルで明るい色調が評価されました。
palkinto1_235.png
出典: seinajoki.fi

2位はOona Havulehtoさんの”抽象的な遊園地”。モダンな遊園地ですね。
palkinto2_235.png
出典: seinajoki.fi

そして3位はAnni-Maria Luomaさん、Maria Mattinenさん Netta Korhonenの3人のチームの作品、”コーヒー御殿”が選ばれました。うん、これぐらい大きなカフェがあったらゆっくりできそう。
palkinto3_235.png
出典: seinajoki.fi

このAlvarin askeliのプロジェクトはセイナヨキ市内の小学校2年生、5年生、中学校1年生、2年生が対象に活動が繰り広げられているそうです。中学校の時から3Dソフトを使って自分が考えた建物や彫刻をデザインできるチャンスが与えられているのは何ともうらやましいことです。もしかしたらこれをきっかけに将来のアルヴァ・アールトが輩出される可能性もありますよね。巨匠、アルヴァ・アールト設計の美しい建築物が身近な場所にあるところで育った子ども達。これからが楽しみです。

今回使われたSketchUpというソフトはWikipediaによると”直感的な操作性により習得が容易で、無償版も用意されている”のだそうです。授業の一環でなくても遊びでも使えそう。小中学校、セイナヨキ市、そして今回は地元の応用科学大学が協力してのプロジェクト、これからの活動もまた情報が入ればレポートしますね。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

子ども達がうらやましい、と書きながら私の頭は3次元はおろか2次元展開も苦手な1次元的典型的方向音痴です。
頭の中で3次元展開できる人はすばらしい!の
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街の情報(セイナヨキ) | 02:02:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
ヘルシンキお上りさんの旅 ~アラビア工場見学ツアー~
Moi!

今日も+1度で曇りのお天気でした。明日はまた雪が降るようです。

さて前回に引き続きヘルシンキお上りさんの旅の続きです。実は今回の大きな目的はアラビアの工場ツアーの参加でした。アラビア工場は残念ながらフィンランド国内の生産は終え、それに伴いこの工場見学ツアーも終わってしまうと聞き、最後の駆け込みで参加したという次第です。

ガイドは日本在住歴28年、日本人と結婚されたフィンランド人の方。日本語でお願いしました。そしてこのツアー、工場見学などができないため、とてもリーズナブルな金額でたっぷりガイドをしていただきました。

ここはアラビア工場なのですが、オーナーはオレンジのハサミでも有名なフィスカルス社。その傘下に食器類で有名なイッタラ、アラビア、調理器具のハックマン、最近ではロイヤルコペンハーゲン、そして昨年ウエッジウッドもその傘下に入った大きな会社なのです。

それぞれのブランドを活かしたショール―ムからツアーは始まりました。こちらはイッタラのお皿。お皿が回っていたらさらにすごいと思うのは日本人の性でしょうか。いや、それでもアートです。
皿

こちらはハックマンのなんとフライパン!を美しく並べたもの。几帳面でなければこれはできません。
フライパン

フィルカルスのスコップもアートに変身。
スコップ

こちらはおなじみのフィスカルスのハサミ。取っ手部分にプラスチックを使ったのはフィスカルス社が始めたなのだそうです。
ハサミ

スプーンのシャンデリアは光が反射して豪華さを増しています。
スプーン

そしてこちらは先日発表されたISSEY MIYAKEとイッタラのコラボ製品。テーマは五角形。このスペースも五角形。一輪挿しもカップも五角形。春に発売で桜を意識したピンク色が。これからの色展開が楽しみです。
イッセイミヤケコラボ1

ナプキンは折り紙っぽくなっているのもアイディア。バッグも人気だそうです。
イッセイミヤケコラボ2

ちなみに3/16から新国立美術館で「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」が始まるそうです。イッタラ製品もこちらで見られるかも。
http://2016.miyakeissey.org/

こちらはアルヴァ・アールトデザインのサヴォイベース。職人さんがガラスを吹いて作る限界の大きさだそうです。いかにも。
サヴォイヴェース

こちらの木目調がうまく活かされた空間もイッタラ製品がたくさん。とにかく豪華。
Iittala部屋

セラミック技術を活かしたドアの取っ手。これも売られているのだそうです。
ドアのノブ

こちらはロイヤルコペンハーゲン。シンプルながら美しいデザイン。和食器の中にもうまく溶け込みそうですね。
ロイヤルコペンハーゲン

キッチン製品のコーナー。これだけ調理器具が揃っているとモチベーションも上がりそうです。
キッチン製品

おなじみムーミンのマグカップとボウル。フィンランドの家庭に必ず1個はあるといってもいい人気製品。ちょっとしたプレゼントにもなりますしね。家にはニョロニョロのマグがあります。
ムーミンカップ

こちらはムーミンプレート。こうやってみるとキャラクターも様々ですが色合いも違ってきれいです。
ムーミンプレート

いきなりトーンが変わってしまいましたがショールームに続いて最上階の美術館に。天井のランプが素敵で思わずパチリ。
ランプ

ビンテージものもたくさん展示されていたのですが、ガラスケースで反射するのであまり写真に撮りませんでした。手前の鳥はセラミックとワイヤーでできています。なんと手の込んだ作品!
美術館

カップの型と出来上がり作品。なるほどこんな風に絵付けするのですね。
カップと型

この美術館の他にもデザイナーの方のアトリエも見学させてもらいました。フィンランド国内外でも売られている製品のデザイナーさんと気さくに話をして、制作中の作品を見せてもらえるなんて敷居の低さにびっくりです。しかもその一人はラプアンカンクリでもお会いしたヘイニ・リーヒフフタさん(その時の記事はこちら)。私のことも覚えていてくれていました。ヘイニさんは風呂敷のデザインもしていて、それが美術館の入口でも売られていました。逆輸入?
http://www.furoshiki-kyoto.com/product/heini.html

このアラビア工場、アウトレットショップに6年前に一度ちょこっと来ただけでなかなか足を運ぶチャンスがなかったので本当によい機会でした。また密かにISSEY MIYAKE製品も何かとご縁があり、今回のイッタラのコラボも嬉しい驚きでした。3月までにチャンスがある方(って限られていると思いますが)は是非ガイドツアー、楽しんでください。お薦めです。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

ついつい今回のガイドも駆け込みでしたが、そのおかげで特別価格で楽しむことができました。
慎重に計画派の方も、火事場の馬鹿力でなんとかなるさ派の方も、中庸派の方も
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フィンランド国内旅行 | 02:11:26 | トラックバック(0) | コメント(1)
ヘルシンキお上りさんの旅 ~Japan Maniaと韓国料理~
Moi!

今日はお天気は曇りですが小雪がちらついています。予想最高気温は-1度。そろそろプラスの気温になってくれてもいい頃なのですがね。

さて、昨日は久々にヘルシンキに行ってきました。フィンランドの国鉄、VRが2月に入って価格を下げてくれたおかげでもあります。(値下げに関しての記事はこちらからどうぞ。)

アテネウム美術館で行われているJapan Mania展に行ってきたので今回はそのご紹介をします。
アテネウム美術館はフィンランドの国立美術館で駅前の便利な場所にあります。トーヴェ・ヤンソン展やフィンランドの画家、ヘレン・シャルフベック展など今までにも何度か観に行ったことがあります。

そして今回はJapan Mania展。気になるタイトルですよね。
アテネウム美術館正面

Webサイトはこちらです。(英語)
http://www.ateneum.fi/nayttelyt/japanomania/?lang=en

マニアという言葉からオタク文化の紹介とも思ったのですが、実際は日本の鎖国後、浮世絵を中心にした日本独自の文化が海外に紹介され、それに影響を受けた(主に北欧の)画家たちの作品と、そのもとになる浮世絵などが展示されていました。

アテネウム美術館が結構な量の葛飾北斎などを始めとする浮世絵を所蔵しているのにはちょっとびっくりしました。また浮世絵を詳しく見るチャンスがこれまでなかったのですが、改めて観るとなかなかいいものですね。雪の降る光景を描いたコーナーがあったのですが、趣があって特に印象的でした。またそれに影響を受けた画家達の作品も。特に北欧の画家たちは”雪を描かせるなら任せてくれ!ネタはいくらでもある”的メッセージも伝わってきました。浮世絵の独特なタッチ、構図、色使いなどは日本国外の画家達にも大きなインパクトを与えたというのがよくわかる展示でした。中にごくまれにこれは韓国では?とかタイトルに”中国の提灯”とあるのも見受けられましたが、それはさておきモデルが着物を着ていたり、小物に屏風や団扇、扇子などが描かれている作品の多さにも驚きました。

館内は写真撮影禁止だったのですが、ここは大丈夫見た。
浴衣を着てみて屏風の前で写真を撮ってみてください、と。
ご自由にどうぞ

わたくし、赤の着物を選んでみました…
ゆかた
ではなくてちょうどフィンランド人女性が試着しているのを見かけ、許可を得て撮らせてもらった次第でございます。ポーズまでとっていただきご協力に感謝。

こちらは美術館の中。この建物は1887年に建てられ、国定文化遺産建築に指定されているのだそうです。建築に興味のある方にもお薦めです。ちょうどロダン展も実施されていて”考える人”も見てきました。
アテネウム美術館内部

さて、フィンランドの地方在住者が花の都、ヘルシンキにお上りさんすると何が食べたくなるか?フィンランド料理とかはもはやあまり興味がなく、どうしても和食も含むアジア料理に目がいくのです。お店の数も多いし、種類も多いですからね。今回は韓国料理のレストラン、Korean Houseに!
ビビンバ

今ではセイナヨキでさえお寿司のレストランはできていますが、韓国料理はまだありません。そういえばセイナヨキで韓国人に会ったこともまだないので、韓国料理は特にこの辺りの人達にとっては未開の料理なのかもしれません。それとフィンランド人は辛いものが苦手な人が多いから広まりづらいのかもしれません。

オーダーしたのはああ、やっぱりビビンバ。中身の野菜はこちらで手に入りやすいもの、入りづらいものなどあるので多少アレンジされています。生卵もフィンランド人にはあまりなじみがないからか半熟目玉焼き。コチジャンをたっぷりかけておいしくいただきました。

ところで帰りの電車は17:30でした。20分ほど早く着いたのですが、プラットフォームが何番かを確認し、ちょうど電車が止まっていたので乗り込みました。私の予約している座席に座っていたお兄さんに移動してもらい(←予約している席に座っている人は時々いるのです)、ちょっと落ち着いてコートを脱ぎ、買ってきた飲み物を飲んだりしているうちに17:15なのに電車が動き出すではないですか。電車が遅れて出発することはあっても100歩譲っても早く出発することがないという常識と15分前にも関わらず電車が発車した事実。
どうやら間違った電車に乗ってしまったらしい
ちなみに予約している電車に乗れなかった場合、次の電車は少なくとも1時間後。キャンセルはきくのか、そして私はどこに向かっているのか?
とにかく荷物をまとめ直し、コートを着直して車掌さんを探そうと車両内を歩いていたところ、電車が駅名のアナウンスもなく到着。何となく電車は見慣れた方面に走っていたので下りてみることに。電車に乗ろうとしている人に何駅か聞いたところ、Pasilla駅だと。たぶん…セイナヨキ行の電車もこの駅には止まるはず、とイチかバチかで下りてみました。結局セイナヨキに行く電車は20分後にくることがわかり、胸をなでおろしました。お兄さん、追い払ってしまって申し訳ありませんでした。あれはわたくしの勘違いでございました。

ということで皆様、よい週末をお過ごしください。

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フィンランド国内旅行 | 19:38:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
イースターグッズ
Moi!

今朝は冷え込んでいて-9度。その代わりに燃えるような朝陽を見ることができました。日中は-4度なので3月といえどもまだ寒さが続いています。

さてイースターが近づいてきました。イースターは春分の日の後の最初の満月の次の日曜日がイースターになるのだそうで、毎年日にちが変わります。そしてその前後の金曜日と月曜日が祝日になるのでちょっとしたゴールデンウィーク気分です。今年は3/25~28がイースター休暇にあたります。

このイースターでは他の欧米諸国と同様に卵に絵を描いたりもするのですが、ユニークなのは小さな子ども達。ハロウィンにちょっと似ているのですが、魔女の格好などの仮装をして飾りつけをしたネコヤナギの枝をたくさん持って、色々な家庭を回るのです。”Trick or Treat"の代わりに呪文を唱えてネコヤナギの枝を訪問した家の人にあげ、その家の人はそのお礼に準備していたお菓子をあげるという習慣があります。またこの辺りではPääsiäiskokkoというかがり火をたく習慣(詳細はこちらの記事からどうぞ)もあります。

イースターのシンボルカラーは黄色。昨日スーパーに出向いたらコーナーの一角がイースターになっていました。イースター用のカード。そしてタオルなどでもおなじみのフィンレイソン、アパレルメーカーのナンソーのナプキンもイースターを意識してパステル調です。ちなみにこちらではお客様を招待するときはその時のテーマに合わせたナプキンを使うことが多いです。メイン料理の時は大きめのナプキン、デザートの時は小さめのナプキンを。ちょっとした心遣いでリッチな気持になれます。
イースターグッズ2

右側のグッズは飾りつけ用グッズなのでしょうか。何やら楽しそうです。写真だけ撮って売られているものをチェックしていないという詰めの甘さ。
イースターグッズ1

バニーちゃん変装グッズはさておき、この大量のヒヨコのオブジェ!これだけいると圧巻です。
イースターグッズ3

もう一つイースターに因んだフィンランド独自の文化は黒いお菓子、Mämmi(=マンミ)です。黒いのに甘い、そしてその上にさら生クリームをかけて食べるようです。ライ麦の味が強くて私はちょっと苦手なのですが、これにトライした人いわく”かりんとうのようだ”と。言われてみたらそうかもしれません。
mammi.jpg
写真: Yle / Arja Lento

↑見た目でもちょっと損してる気がします。と言いつつ、昨日久々にナスの煮浸しを作ったのですがおいしかった~。見た目はこのお菓子に負けず劣らず茶色でお世辞にもおいしそうには見えないんですけどね。マンミ好きの人と一緒に”食べ物は見かけじゃないんだ”と主張したいです。

せっかく黄色を中心にしたパステルっぽい写真をお届けしたのに最後にちょっとインパクト強めの画像でまとめてしまいました。最初の印象で記事を読み進めてもらうか、テーマからちょっと外れた破壊力ある画像から入っていくか悩ましいところです。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

一昨年のイースター、マンミ好きの家人がどうしても食べたいと1箱(700g)買いました。買った直後に友達家族を招待し、お土産にまたマンミ。賞味期限と闘いながら2箱たいらげなければならないのは結構苦痛だったようです。
何事も適度というのは大切でございますね、に
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フィンランドの生活 | 15:31:59 | トラックバック(0) | コメント(0)
フィンランド人の挨拶
Moi!

今日もありがたいことにお天気です。予想最高気温は-3度。3月に入ったのでもう少し暖かくなってほしい気持もありますが、ここはせっかくのきれいな雪景色をもう少し楽しむことにします。

さて先日ニュースでフィンランド人の挨拶について調査した人がいて、その調査結果が記事になっていました。

抄訳すると

フィンランド人は挨拶にそんなに重点は置いておらず握手はするが、ハグしたりキスすることはない。
調査したHanna Lappalainen氏によるとフィンランド人は効率的な挨拶を心がけている。例えば混んでいるレジなどでは”Hei"や”Moi"の一言ですませている。また名前に英語の”Mr."、”Ms."などにあたる敬称はつけない。
バスでは通常運転手も乗客も挨拶はしない。
フィンランド人にとって短い挨拶は無礼とは思っておらず、これは文化からくるものである。

出典: yle.fi

この挨拶、地方によっても多少違うようなのですが経験を照らし合わせてみると、圧倒的に握手が多いです。特に知り合い、友達と会ったとき、初めて会うとき。これは文化の違いだと思ったのは病院に行ったときにお医者さんと名前を交わしながら握手すること。初対面の人とは名前を言ってから握手するのですが、大抵の場合早口かつ私の記憶力がないので名前は覚えられません。そして私の名前は苗字が長いので最後の辺はなんだかうやむやになりながら握手しています。

大きなパーティーでも主催者(この女性は大統領夫人、Jenni Haukioです)が参加者一人一人と握手をしながらゲストを迎えます。
Sari Nordström ja Jenni Haukio
出典: yle.fi

ハグすることはない、と書かれていますが友達同士では時々あります。特に家に招待されたときなど。義母の出身の地域ではハグの文化があるので、家を訪ねるとハグしてくれますが、義父はエテラポフヤンマー出身なので温かい笑顔のみで迎えてくれます。私の場合ハグされたらハグを返しますが、自分からはなかなかハグはできないアジア人。

フィンランド人から挨拶代わりにキスをされたことは幸いありません。(←人を選べたら話は別ですが。)フランスにはビズというほっぺたに2回キスをする挨拶がありますが、以前フランスに本社がある企業に勤めていたときに韓国、香港、台湾、タイの女性の同僚と一緒にフランス人男性講師から研修を受けたことがあります。研修の最後に男性講師がビズの挨拶をしようとしたのですが、私達はどうしてもこっぱずかしくて逃げ回ってしまった思い出があります。このときアジア人の親近感を強く感じたのでした。

お店のレジでは書かれてあるように”Hei"(←英語の”Hey"とは違い、これも短いながらよく使われる一般的な挨拶)や”Moi"が多いです。例えばショップに入ったときも”いらっしゃいませぇ↗”と声をかけられることはまずなく、やはり”Hei"などの短い挨拶をされるので、それをリピートしています。レストランもこのような短い挨拶の後に”○時に予約したんですけど”とか”2名なんですが空いてますか”とすぐ用件に入ることが多いです。ポイントは相手の人が言った挨拶をリピートすること。

かもめ食堂の映画では小林聡美さん扮するかもめ食堂店主はお客様に”いらっしゃいませ”とか”ようこそ”に当たる”Tervetuloa"という言葉を使っていました。どんな場面で使うか…?(結構長くて舌、かみそうですしね)
私は特に待ち望んでいた人が来た時とかに使っていますかね。例えば家に友達を招待したときとか。小林聡美さんの役柄も街に待っていたお客さんが入ってくれて”Tervetuloa"という言葉が出てきたのではと推測します。

”Herra(=ヘッラ=男性に対する敬称)"や”Rouva(=ロウヴァ=女性に対する敬称)"は非常に公式の場でしか使われないような気がします。最近聞いたのは高2生のダンスパーティーの時。ペアごとに名前を紹介されたときにつけられていました。手紙の宛先にもつける必要がないのはあっさりしていて助かります。

電車の車掌さんは検札しなければならないから割と愛想よく”Päivä, päivä(≒やあ、こんにちは)”とか言いながら一人ずつ切符をチェックするイメージがありますが、バスはあまり乗るチャンスがなく、挨拶しといた方がいいかなと思って特に降りる時に”Kiitos(=ありがとう)”とか言っていますが、そういえば大抵運転手さんは無言のような気がします。

こうやって客観的に考えるとフィンランドの挨拶は日本と割と似てあっさりしているのはありがたいことかもしれません。実際アメリカのレジで”まあぁっ、その髪飾りかわいいわね♡”とほめられた時は”え?あ、これ?どうもどうも。”とお礼を言いながらも不意打ちの近寄りに戸惑った記憶があります。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

先日のヴァーサンに続く第2弾、ロウヴァ登場。老婆にも若い女子にも妙齢の女性にも使えるRouva。でもRouvaをつけられると一気に老け込む気がする哀しき日本人に
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フィンランドの生活 | 16:54:07 | トラックバック(0) | コメント(2)
白とブルーの世界
Moi!

あっという間に3月になりましたね。このところ日が随分伸びてきて、日の出は7:31、日の入りは17:51になりました。日照不足を補うためにビタミンDのサプリを飲み続けているのですが、そろそろ辞めてもいい頃になりました。今日は予想最高気温は0度でいいお天気になりそうです。

さて先週の金曜日にどか雪が降ったこのエリア。この冬一番の雪の多さで、除雪した雪があちこちに集められていて大きな雪山になっています。これもまた冬の風物詩の一つ。

昨日は自転車でまたお出かけしたのでその時の風景をご紹介します。

朝は全体的に霧がかかっていて幻想的な雰囲気でした。この木もよく見ると全体が白くなっていてきれいでした。枝ぶりに惹かれ、自転車を止めてパチリ。
白い木

こちらは午後の写真。雪の白、建物の白が青い空に映えて美しい。セイナヨキは内陸なので海がない代わりに川が重要な役割を果たしています。ちなみにセイナヨキの”ヨキ”は川という意味です。
川沿いの学校

ただの更地も雪が積もると迫力があります。ここでクロスカントリースキーをしている人もいました。この辺りは平原が多いのです。Visit Lakeusの”Lakeus"はエテラポフヤンマー地区の平原を意味しているのですが、この風景はまさに典型的Lakeusです。
雪原

先ほどの川沿いの建物も同様、この白い建物は昔病院として使われていました。モダンな建物もいいのですが、こういったクラシックな病院も味があっていいですよね。
学校1

とにかく青空との相性がとてもいい建物なのです。
学校2

こちらはMallaskoskiという元給水塔で今はビール醸造所となっています。併設のレストランでは地ビールもいただけます。それはさておき、この雲とそびえ立つ元給水塔、不思議な雰囲気を醸し出しています。そしてまた周りに広がる平原。
Mallaskoski

少し溶けかけていた川、冷え込みと雪でこんな状態に。雪と川の闘いの顛末です。
川

気温は低いですが、空気がきりっと冷えた空のブルーと真っ白な雪のコントラストはこの季節ならではの楽しみです。皆様、今日もよい一日をお過ごしください。

セイナヨキからユヴァスキュラに引っ越した台湾人の友達が、ユヴァスキュラのクロスカントリースキーのコースの起伏に泣いていました。この辺りはクロカンの初心者にとっては聖地なのです(私調べ)。
起伏ある人生がお好みの方も、平穏な人生がお好みの方も、
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Visit Lakeus | 15:34:19 | トラックバック(0) | コメント(0)
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