2015-12-29 Tue
Moi!年の瀬も押し迫ってまいりました。こちらではクリスマスという大きなイベントも終わり、街ではバーゲンが始まっています。わたくし、体調不良により引きこもり生活を送っていましたが、そろそろ今日辺りリハビリも兼ねて外出してみようかと思っています。予想最高気温は-4度ですが、何か?
さて、今日は今から思えば貴重な体験となってしまったYlläsでのスノーモービル体験をご紹介します。友達夫婦と参加した12時から17時までのコース。専用のつなぎ、ウールソックス、靴、口から喉を覆うフード、ヘルメットを貸してもらい、背の高いイケメンガイドさんが8台のスノーモービルを先導して雪深い森の中を駆け抜けるというコース。途中スープランチの休憩ありというなかなか中身の濃いコースでした。
私は運転免許を取ったときに1度だけ原付に乗った経験がありますが、自分で言うのも何ですがその運転技術たるもの、かなりひどかったです。そんなこともあり運転は当然家人。背の高いイケメンガイドさんが運転の仕方、コツ、気を付けることなどを一通り説明してくれた後に出発。
時速は大体15-20kmぐらい。思ったより振動が大きく、後ろに乗っていると昔一世を風靡した”ジョーバ”に座っているかのようでした。骨盤矯正効果もあり?
始めはグリップから手を放すのが怖くて写真を撮ることができませんでしたが、段々慣れてきてこうやって雪原をパチリ。
映画の中の1シーンのよう。木の1本1本が美しくため息が出るようでした。
お天気も割とよく、気温も出発したときは-1度で思ったより寒くなかったです。5年前にLeviに来た時は連日-20度とかでトナカイのゆっくりと森の中を進むソリはそれなりによかったですが、それなりに寒かったことを思い出しました
背の高いイケメンガイドさん、雪原で止まって皆大丈夫かチェック中。ちなみに参加者の半分以上がスイス人。ドイツ語を話す人もいればフランス語を話す人も。旅行代理店を通じて予約したのでそうなったのではと言っていました。彼らにとってフィンランドは雪がたくさんあって広くて憧れの場所なのだそうです。もちろんオーロラも!フィンランド人にとって高い山があるスイスはまたスキーヤーにとって憧れの地。お互いないものねだりですね。
結構狭い道でもずんずん行けるのがスノーモービルのいいところ。
と、ここで事件発生!雪の重みで大きな木が倒れて道を塞いでいるとのこと。背の高いイケメンガイドさん、地元の若者、そして参加者の殿方が中心となって大木を道の脇にどけることに成功!
この辺になってくると段々気温も下がり、辺りも暗くなってきました。暗くなっての雪景色もまた素敵です。
雪に覆われた森。
橋の上も一気に走り抜けます。
だんだん暗くなって気温も-6度ぐらいまで下がってきたところでお待ちかねのスープランチ。この小屋の中でたき火を炊いていただきました。
1時間ほどゆっくりしてまた出発。後20kmぐらいかなーとのこと。
この後背の高いイケメンガイドさん、かなーり飛ばしました。道も激しい凸凹道だったので跳ねる、跳ねる。運転はシンプルといいながらもちょっと轍をそれるとハンドル制御が難しくなって転倒する人も増えてきました。少し途中休憩をして出発地点に辿り着いたのが19時5時間の予定が7時間も楽しませてもらい、そしてその後私はじわじわと喉をやられていったのでした。それでも普段はいけない雪深い森に行けて楽しかったです。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
友達に教えてもらったのですが、カイロって体が冷えすぎているとあまり効果がないのですね。確かに足の裏に貼ってみたけど今一つでした。
例えば手がかじかんできたときは手袋の中でグーパーを繰り返すとよい、などの知識で生き抜くフィンランド人はやっぱりワイルドです、に
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ