2015-11-25 Wed
Moi!夜半に雨が降ったようで美しい雪も半分ぐらい溶けてしまいました。今日は4度まで上がるようですが終日雨マーク。この調子なら雪もほとんど溶けてしまいそうです。
そんな中いいお天気だった午後に散歩に行ってきました。
水分をたくさん含んだ雪がたくさん降ってそれが凍ったのでこんな状態になったのだと思われます。寒くなると雪もさらさらになるので、実はこんな風景、珍しいのです。
冬独特のこの青い風景、いつ見ても好きです。
よく見るとまだ赤い実が残っています。ちょっとお正月っぽい感じも。
久々の抜けるような青空。そして看板。何が書かれているのかさっぱり読めませんが。よく見ると小さなつららも。これがフィンランドの寒さの威力!
夏の間はビーチバレーのコートになっている広場を歩いて病院に面している湖に。芝生が凍ってその上に雪が積もっていたので靴触りが柔らかくて不思議な感じでした。
白樺に緑の葉っぱがたくさんついているのもイキイキしていて好きなのですが、雪景色にすくっと立っている白樺も凛としていて素敵です。
ここの景色は息を呑むようでした。湖から吹いてくる風に乗って風花がさらさらと舞って、それが太陽の光でキラキラしてダイヤモンドダストを見ているようでした。
風花: 晴天時に雪が風に舞うようにちらちらと降ること。あるいは山などに降り積もった雪が風によって飛ばされ、小雪がちらつく現象のこと。 (Wikipediaより)
こちらは赤意味ではなく葉っぱががんばってしがみついています。
沸騰中の雪…!
ではありません。
砂浜に雪が薄く積もるとこんなことになるのですね。誰も歩いていなかったのでしっかり私が一番に足跡をつけて行きました。ふふ。
何の加工もしていない自然の風景。この景色を見ているだけで幸せになれます。
この小さな木が枝に雪が積もっても一生懸命立っているのがけなげでした。
よく見るとモネの描く空に似てます。氷が張り始めた水面に映る空。もう少し気温が下がると湖も凍り始めることでしょう。
まだ寒い冬は苦手なのですが、それでもこのような美しい景色を見ると冬もいいものだなと思うのです。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
ダイヤモンドダストを初めて見たのは-15度の夜でした。”うわー、きれい!”と感動する前に”げっ、寒過ぎ”が私の率直な感想でした。過度な寒さはロマンチックな考えも排除してしまった瞬間でした。
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