昨日から半端なく寒くなってきています。今朝は朝起きたら-6度庭は霜で覆われている上に11時まで0度までしか上がらないみたいです。もう少しリハビリ的に気温が下がっていけばいいものの、こんなに一気にこられては戸惑ってしまいます。
さて先日家人がプレゼントをくれました。”Ave Maria en Plein Air”というCD。ナイトウィッシュという有名なフィンランドのシンフォニックメタルバンド(Wikiはこちらから)の元ボーカルだったTarja Turunen(=タルヤ・トゥルネン)の最新作。えーっと、なぜ唐突にプレゼントしてくれたかというと、自分で買うと私に”またCD買ってきた~”と物申されるから。ナイトウィッシュファンの家人はそのCDがどうしても聞きたいがため、”ほら、クラシック好きでしょ”と
元ナイトウィッシュのボーカリストとアヴェマリアの組み合わせ?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、Tarja Turunenはがクラシックのバックグラウンドを持つ人。そしてCD収録曲は作曲家は違うアヴェマリアが12曲。そのうちの1曲が私の好きなアストル・ピアソラも含まれていて、これもプレゼントのアピールポイント。今回は彼女の5枚目、そして初のクラシックアルバムとなったそうです。
そしてもう一つのアピールポイントが録音された場所がセイナヨキのラケウデンリスティ教会、そう、あのアルヴァ・アールトが設計した教会なのです。
地元の新聞のインタビューによると、ラケウデンリスティ教会を選んだのは、ミュージシャンがよかったからだけでなく音響がいいからと答えています。
また録音に関してはこのようにインタビューに答えています。
First of all, the church environment differs a lot from a studio environment. All the musicians performed the songs together with me without an audience and we chose the best takes afterwards. Nothing has been edited nor any studio tricks have been used, so we cannot say that there has been any post production happening after the recordings were finished. So what you hear on the record, is purely how the songs sounded in Lakeuden Risti church during the recording session.
出典:http://www.winterstormslovakia.com/english.html
何よりも教会の環境はスタジオの環境と全然違っていました。すべてのミュージシャンは観客がいない状態で一緒に演奏し、後で一番いい演奏を選びました。編集もスタジオのトリックも何も使っていません。つまりレコーディング後の録音編集のときに何かが起こったとは言えないのです。CDから聞こえるのは、純粋に録音セッションの間にラケウデンリスティ教会で録音された歌そのものなのです。
こちらがアルバム収録曲のうちの1曲です。
家人はなかなかいいところをついていて、このアルバム、私の好みです。アヴェマリアはもちろんアストラ・ピアソラのも好きなのですが、バグダッドカフェでも演奏されていたJ.S. Bachのアヴェマリアも好きだし、Giulio Cacciniのも物悲しい旋律にも聴き入ってしまいます。Tarja Turunenがラケウデンリスティ教会で歌う姿を想像しながら楽しんでいるのです。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
これをもらったときに「えーっと、これは何のプレゼントかしら?」と聞いたところ「火曜日のプレゼントだよ。」との答えが戻ってきました。これから毎週火曜日が楽しみですね、に
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