昨日は気持のいいお天気だったのですが、今日はあいにく終日の曇りのお天気です。でも気温は8度。昨日の最高気温、2度を思えば寒いうちには入りません(きっぱり)。
さて先日ひょんなことからロンドンからこちらに移住してきたMarkさんとお話する機会がありました。ロンドンでフィンランド人の奥さんと知り合い、しばらくロンドンで暮らしていたのだそうですが、子ども教育の事を考えて奥さんと子どもはフィンランドに移住。Markさんは3年間週末は飛行機でセイナヨキに住む奥さんとお子さん達と過ごすためにロンドンとセイナヨキを行ったり来たりの生活を続けた後に、移住することを決めたそうです。
とにかく色々なことに興味を持ち、アクティブに行動するMarkさん。最初はここで就職活動をしていたものの、結局Markさんの能力を活かしてくれるような会社は見つからず、同じような志を持つ仲間と一緒に会社を立ち上げたのそうです。
ロンドンという人口840万人の大都会から6,1000人のセイナヨキに移住してきたMarkさん。その会社と並行して、フィンランドで生活するにあたり、おもしろいと思ったこと、興味を持ったことに関してその道に詳しい人にインタビューしてPodcastとしてWebにあげているのだそうです。
こちらがそのページです。
http://explorefinlandpodcast.com/category/podcast-and-notes/
Markさんはとても発音が明瞭なブリティッシュイングリッシュなので英語のヒアリング力を強化しながら、フィンランドの生活もわかるという一石二鳥のページなので興味のある方は是非聴いてみてください。
直近だとフィンランドでも流行りつつあるフリスビーゴルフ、先日1部リーグで優勝したサッカーチーム、SJKのことや私が時々つぶやいているフロアーボール(ユニホッケーともいうのですね)のこと、さらにアールトセンターの紹介もあります。
私もVisit Lakeusというこのブログで発信しようとしていることがかたやPodcast、かたやブログと別のツールですが目的は同じ方向だということで話が合いました。MarkさんのPodcastを見ていると私もまだまだ紹介しきれていないことがあることに気付かされました。また彼からおもしろいエピソードも聞きましたので、それは別の機会にご紹介しますね。
最後の写真はセイナヨキから電車で1時間ほど北西に行ったヴァーサでいただいたレモンケーキ。このお店はオープンしたばかりで店内はほぼ満杯。ケーキも紅茶もおいしかったです。(セイナヨキにもこんなおしゃれカフェが増えてくれれば…)
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
ロンドンからスウェーデン経由ですがヴァーサに来る方法もあると聞き、思わず目がキラーンそっちですか?に
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今日は晴れるのですがぐっと冷え込んでます。朝6時で-6度、日中も2度までしか上がりません。きりっとした寒さと澄み切った空を楽しむことができそうです。
さて今日の話題はラウンドアバウトについて。Wikipediaによりますと
ラウンドアバウト(英: roundabout、日本語:環状交差点)とは交差点の一種である。3本以上の道路を円形のスペースを介して接続したもので、この円形のスペースの真ん中には中央島と呼ばれる、円形の通行できない区域がある。車両はこの中央島の周りの環状の道路(環道)を一方向に(右側通行なら反時計回り、左側通行なら時計回り)通行する。
と簡潔に説明されています。
こちらでは結構たくさんあり、最近でも信号をなくしてラウンドアバウトに切り替えている交差点も何ヶ所か見かけます。信号より待ち時間が少なく、また信号の故障などの心配も要りません。実際こちらでは1-2ヶ月に1度ぐらいは信号が止まっていることがあります。もちろん交通整理の人などおらず、皆”しょうがないね”と我慢しています。話は戻り、このラウンドアバウト、日本でも2013年から使われ始めているそうですね。
信号だとただそれに従えばいいのですが、ラウンドアバウトはどのタイミングで入ればいいかを自分で見極めなければならないので車が混む時間帯に利用するときは慣れるまではちょっと緊張してました。車がグルグルこちらだと右回りに回っているのですが、向こうから来る車が手前の出口で出るときがチャンス。今だ!とラウンドアバウトに潜り込むことができるのです。
前々から気になっていて一つ確信したことがあるのです。ちょっと前にある方の車に乗せてもらって1時間ぐらい離れたところに行ったことがあります。その方はお仕事もご勇退され、運転もゆったりしています。でも…ラウンドアバウトでウィンカーを使わないのです。出口の前でウィンカーを出すのは後続車への合図でもあり、またその先で待っている車への心遣いでもあります。
そう。自分が運転しているときでも、出口の直前でウィンカーを出す人。また出してもちょっとだけ出してすぐ止める人。そういう時って見間違っていたら怖いので入る勇気がないのです。まさか全然ウィンカーを出さない人がいるとは思っていなかったので私の見落としだと思っていたのですが、どうやらそういう車、よく観察していたら結構いるのです
家人いわく、エテラポフヤンマー地区は運転マナーがよくないと言っていましたが、まさにこれです。もしかしたらウィンカーはオプションなのかもしれません。まったく、もうっでも他人様の言動は私がここでどうこう言っても変えることができないので受け入れていくしかないですね。
そう、ラウンドアバウトといえば、先日雨の夜、ナビゲーターを頼りに新しい道路工事中の道を走っていました。ナビは左に曲がってください、と言うのですがそこは新しくできたラウンドアバウト。左折ならたぶんここの出口、と出てみたらいきなりその先に進入禁止のマーク。えーっっっこれって新種の嫌がらせですかね?Uターンすることもできず恐る恐る進んでいたら結局正しい道に入ることができて本当にほっとしました。何事も慣れとはいいますが、こんなヒヤヒヤ体験、慣れたくないんですけどね…。ほんとに。
最後の写真はラウンドアバウトとは何ら関係もございませんが晩秋のMallaskoskiの塔を。季節は着実に冬に向かっております。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
友達は以前ラウンドアバウトを3回もグルグル回っている車を見かけたそうです。わかります、わかります、その混乱ぶり。ナビなしでも方向が見極められる方も、ナビ命、の方も
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今日は終日あいにくの曇りのようです。予想最高気温も4度でマイナスでないだけありがたいです。昨日は晴れているうちにと落ち葉でいっぱいになっている庭の落ち葉かきをしました。若干まだ葉が残っていますが少なくとも前庭の木は葉っぱはほぼ全部散りました。まさに冬の準備、整いつつあります。
さて、先日地元のフィン日協会で折り紙のイベントがありました。今ちょうど短期滞在の方も含めセイナヨキ在住の日本人が多いのでこのチャンスを利用しての開催。講師はその短期滞在の方にお願いしました。”折り紙はあまり得意ではないんですよ”と言いながら流暢な英語で説明してくれました。
参加者も何人来るかちょっと心配だったのですが、思ったよりたくさん来ていただけ、借りていた会議室はほぼ満席。日本に2年滞在したことのある女の子や、12歳から4年間日本語を学び、来年留学予定の女の子なども参加してくれました。この写真を撮った時にはいなかったのですが、10カ月の赤ちゃんを連れたお母さんも参加。10カ月の赤ちゃんはさすがに折り紙はできませんでしたが、手に紙を持ってお母さんの真似をしてました
ご覧の通り皆真剣。
折り紙というとどうしても子どもが楽しむものというイメージがあるので、今回のテーマはクリスマスにして、大人でも楽しめるようナプキンでクリスマスツリーを作ったり、ポインセチアを作ったり、サンタのブーツを作ったりしました。参考にしたのはこちらのサイトです。
http://en.origami-club.com/xmas/
折り紙初心者の人って案外線をずらして折ったがためにうまくいかないというのもあるのですが、参加者は日本に興味がある方が多かっただけに皆さん上手でした。そして難し過ぎてストレスを感じることや、簡単過ぎてつまらないということもなく楽しまれたようです。
自国の文化を伝えるとき、折り紙は認知度が高いし、紙さえあれば折れるし、実際に体験してもらえるしとても便利なツールです。そういえばアピラ図書館も折り紙にインスピレーションを得て建てられたのです。先日のイベントはフィン日協会の会員向け、12月にはアピラ図書館で一般向けにも行う予定で、より多くの方が参加してくれればと思っています。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
私も一応日本人の端くれとしてヘルプに回ったのですが難しい…。折り方を見ながらああでもない、こうでもないと悩んでしまいました。下準備は大切ですね(反省)に、
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今朝は珍しく朝から外出していました。8時の時点で確か3度だったのですが、10時半は2度になっていました。いやー、おかげで空気が新鮮でおいしいです
まず晩秋の朝の風景、お楽しみください。
しばらくすると朝陽が昇り始めました。
さて、本題に。そろそろハロウィンなのですね。(漢字変換で🎃が出る!)フィンランドでのハロウィンの盛り上がりはうーむ、若者たちはハロウィンパーティーとかもやるようですが、私の中ではスーパーに年に一度カボチャがお目見えする時期という認識でしょうか。ハロウィン限定のお菓子なんかもないし、イースターの時期のような特別な食べ物もないし。そしてスーパーでは今どちらかというとクリスマスに向けて総力をあげてクリスマス用チョコレートを売っていて、ハロウィン?あ、あったね、そんなのぐらいの扱いです。今度の土曜日が諸聖人の祝日でお休み、つまり基本的にスーパーを始めほとんどのお店が閉店というのが一番大きく関わっているかもしれません。
外出からの帰り道にちょっとアピラ図書館に寄ってきました。朝焼けが美しい日中はこんなに空も澄み切っています。
中に入ってみるとこの通りハロウィンの飾りつけがされていました。
このようにハロウィンンにちなんでちょっとホラー系の本がセレクトされて棚に並べられていました。スーパーでは味わえなかったハロウィンが意外にもこんなところで味わうことができました。
こちらではアメリカのような子ども達が仮装して近所を回って”Trick or treat”というのはありませんが、ちょうどイースターの時期に子ども達が魔女などに扮して似たようなことをやるのはこちらに来たときに知ったときは新鮮でした。同じキリスト教の国であっても一口に”欧米では”と一括りではないこともあるのですよね。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
4枚目の写真にバッグがいくつかコートハンガーにかけられていますが、このバッグにはそれぞれタグがついていて、タグにそのテーマが書かれていて、バッグの中にはそのテーマに関する本が入っています。興味のある人はそのバッグごと借りることができるシステムになっています。図書館員の方々の工夫、働きにはいつも頭が下がります。読書の秋ですね、に
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段々気温が下がってきました。今日は4時半に起きたのですが、気温は6度で外は雨。そして日中は晴れるのですが予想最高気温は2度。え?晴れるのに気温が下がる?そう、ここはフィンランドですから。
昨日はいいお天気の中、行くところが4軒あったので自転車でささっと行ってきました。自転車だと駐車場を気にしなくていいし、一方通行なども気にしなくていいし、体を動かせるしこういうとき便利です。ただ、これから寒さが厳しくなってきて、道が凍ったりするとそうもいかなくなるで今のうちにしっかり自転車生活を堪能します。
昨日も土曜日と同様秋晴れ?冬晴れ?の気持のいい午後でした。
この白樺はすっかり葉が落ちています。木が空に吸い込まれそう。
午後の弱々しい太陽の光の感じが伝わりますか。葉っぱがなくなると趣に少し欠けますが見通しもよくなります。
幹線道路の側道。ここも趣があって好きな道。以前は少しぬかるんでいたのですが、昨日通ったら整備されていました。
ちょっとした敷地が黄金色の葉っぱで敷き詰められています。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
ここの落ち葉はたくさん残っていますが、同じリビタロ(=長屋)の方々はきれい好きな方が何人かいて、毎日落ち葉を掃除してます。まだ葉っぱが残っているし、そんなに量も多くないのに。と思っていた矢先にそのうちの一人に”あなたも時々は駐車場の落ち葉も集めてね。私は何度も集めてるのよ。”と忠告を受けてしまいました。家人に伝えると”暇があってちょっと病的な人達だからほっとけばいい。”と。いや、そう言われてもね~と思いながら、気持はちょっと溜まったら掃除しようと思っているのですが、彼女達はその”ちょっと溜まる”前に掃除してしまうので結局厚意に甘えさせてもらっている状態。ご近所付き合いも大変ですね、に
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とうとう昨日から冬時間が始まりました。先週は曇りがちの日が多かったのですが、今日からきーんと冷えたでもお天気の日が続きそうです。今日の最高気温は7度でございます。
そんな昨日も曇ったり雨が降ったりの肌寒いお天気でしたが、家人は11時ごろからそわそわと身支度を始めました。実は昨日地元サッカーチームの試合があったのです。そうそう、サッカーってフィンランドでは夏のスポーツなのです。まあこちらの気温を考えていただければ納得できるかと。私も5月に一度試合観戦に行きました。(その時の記事はこちらからどうぞ)試合はおもしろかったし、何よりもヘルシンキのHJK所属の田中亜土夢選手とお話できたりしてそういう意味でも楽しめました。が、外での観戦は寒い。5月での観戦でも充分寒く、そして昨日は雨の予報。何よりも私は別の予定があったのであっさり不参加決定。
そんな中、なぜ家人はそわそわと身支度をしていたのか。
実は昨日はとてもとても大切な試合だったのです。地元セイナヨキのSJKがその試合に勝ったら優勝が決まるという大切な日だったのです。
フィンランドのサッカーチームはお察しの通り世界的レベルから見るとあまり強くはありません。それでも1部リーグがある他、その下のリーグもあるのです。SJKは2013年の終わりに念願の1部リーグに昇格。そして2014年に昇格早々2位という結果を収めました。そして今年もずっと首位争いを続けてきて、昨日に至った訳です。
小雨が降る中、悲願の優勝を一目見たいと観衆は約6000人集まったとのこと。ちなみにセイナヨキの人口は61000人ですから、単純計算すると10人に1人が観戦したことに。
その大勢のファンの思いも届き、遂に、遂に2対0で優勝が決まりました!
2007年に設立され、その7年後に1部リーグに昇格した途端に準優勝、そして2年目に優勝とは!
フロアーボールもそうなのですが(←2014年に3度目の優勝を果たしました)、一般的に大きな都市のチームの方が強く地方都市のチームが優勝するのは珍しいことなので、ファン達の嬉しさもひとしおです。ましてや独立精神が高く気の強いエテラポフヤンマーだからこそ、都会のやつらには負けんのぢゃーという気持も強くそういう意味でもしてやったりだったと思います。
優勝の瞬間の写真、地元新聞のものからお借りしました。
出典: Ilkka.fi 写真: Jaakko Elenius
そしてこちらのリンクのビデオではファン達の応援の様子(←冬のいでたちで応援する姿もご確認いただけます)や選手たちの歓喜の様子もご覧いただけます。よろしければどうぞ。
http://www.ilkka.fi/urheilu/sjk-juhli-historiallista-mestaruutta-j%C3%A4ttiyleis%C3%B6n-edess%C3%A4-katso-videot-1.1932442#
監督によるとチームの強さの秘訣は選手の持っている才能、熱心な練習、そしてチームへのコミットメントとのこと。何かを成し遂げたチームというのはやはり観戦していても気迫とかチームワークのよさなど伝わってくるものがありますよね。
昨日の試合で2位はロバニエミのRoPS、3位はヘルシンキのHJKとなることが決定したそうです。田中亜土夢選手も来期に是非さらなる活躍を!
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
フィンランドではアイスホッケーが人気なのですが、セイナヨキは発展途上なのです。こちらも是非活躍してもらいたいものです。街が中規模だと色々な施設が近くにあって何かと便利。フロアーボールの試合もサッカーの試合もアイスホッケーの試合も別の場所にありますが家から車で5分で行けます。まあ土地が豊富にあるってことで、何事もポジティブにいきたいですね、に
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昨日から引き続き今朝も雨が続いていますが、冷え込みは緩く午前6時でも10度ありました。2週間ぐらい前はマイナスの時もあったので大違いです。今週の日曜日から冬時間になり、また本格的な冬に一歩踏み出す感じです。
さて、今週は曇りや雨のぱっとしないお天気が続いていますが、ニュースによるとこの秋は日の出や日の入りの時に空が赤く染まる頻度が高かったのだそうです。日本に住んでいた頃は真っ赤な夕焼けなどを見るチャンスがあまりありませんでした。そもそも夕焼の頃は仕事の真っ最中だったり、外出していたとしても空は高層ビルに切り取られて一部しか見えないしという状況だったように思います。
こちらに来て特に秋に美しい朝焼けや夕焼を見るようになりました。空気がきれいだからかと思っていたのですが、空気に湿気があると赤くなるのだそうです。確かに夏の間は空気がからっとしているので真っ赤な夕焼けをみることがあまりないのですね。と同時に太陽が沈む前に寝ているということもしばしば。
こちらは先週の朝焼けの写真。
気付いたときにすぐ撮らないとあっという間に色が変わってしまうのです。
紅葉している木とのグラデーションもきれい。
これは2年前に撮ったお気に入りの写真です。今年もこんな写真が撮れたらと待ち受けていたのですが、紅葉のピークを迎えた今週は曇り空続きでタイミングを逃すことになりそうです。
こちらは先週撮ったもの。空独り占め。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
土曜日にリビタロ(=長屋)で集めた大量の落ち葉をゴミ捨て場に捨てに行くというので、昨日は小雨の中必死で庭の落ち葉かきをしました。日曜に集めたばかりなのに雨で水気を含んでいるせいもありすぐに150ℓのゴミ袋がいっぱいに。
紅葉は見ていて心癒されますが、その後の地道な落ち葉かきというおまけもついてきます。美しい花にはとげがある、美しい紅葉には落ち葉かきがある、に
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今朝は起きたら雨が降っていました。日中は一旦止むのですが夜また降り出すみたいです。気温は9度まで上がるので割と暖かいのですが、週間天気予報を見ていたら火曜日にとうとう雪マークがお目見えただお天気も気温も変わりやすいのでこちらは様子見です。
昨日スーパーに買い出しに行ったついでにガソリンスタンドに寄りました。日本での最近の状況は知らないのですが、こちらのガソリンスタンドはほとんどがセルフサービス。左手に給油口の蓋を持ち、右手に給油ポンプを持ってガソリンを持っていると向こうから中年男性がやってきて
ハイテンションで”Are you Chinese?"と聞いてきました。
今までの経験上シャイと言われるフィンランド人が明るく英語で話しかけてくるには大抵裏があるのを身を持って体験していたので冷たく
”No.”(それが何か?)と答えたところ、今度は
”Are you Japanese?"と質問を変えてきました。
ちぇっ、ばれちまったかと思いつつ”Yes"と答えたらその男性はしたり顔でにっこりとポケットから小さなパンフレットを取り出し、”これをあげるよ”と近づいてきました。きたー。
しかしですね、先に述べましたように私の右手には給油ポンプ、左手には蓋を持っていて両手がふさがっていた訳です。そこににっこり笑顔の男性は両手が塞がっている私に無理やりそのパンフレットを渡し、満足そうに去って行ったのでした。
そこには
これがあなたの生涯でした!
と赤字で書かれていて、中は”進撃の巨人”風グロテスクな漫画に日本語の吹き出しが。
”これがあなたの生涯”ってどういう意味??しかも過去形って。しかもしかも最後に”!”がついている。
まあ中身はお察しの通り信仰に関するパンフレットでした。
いやいや、その前に街の中心とかならわかるのですが、郊外の大型スーパーのガソリンスタンドで恐らく何か国語か分のパンフレットを持ち合わせて立っていた男性の方が謎。それともガソリンスタンドは案外移民がたくさん来るところなのですかね。
そんな話を家人に話したら
”君はよくそういう人を磁石のように引きつけてるよね。”
と大笑いされました。
そういうあんたもぢゃ!
ということで皆様、優雅ですばらしい一日をお過ごしください。
以前友人から宗教の勧誘を断るには”私は他に信仰しているものがありますから。”と断るのが有効だと聞きました。こちらだと特に”仏教徒ですから。”ときっぱりと言い切ると説得力ありそうです。アジア風の顔立ちの方も、そうでない方も
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今日は一日霧雨が降っているどんよりとした、いわゆるヨーロッパらしい秋の一日でした。
ひょんなことから今週末にお寿司を教えることになり、先週末から焦っておさらいをしているところです。今までのプロセスを変えずに踏襲すればよかったのですが、時間短縮になるかと思ってキッコーマンの”Sushi"酢を使い、お砂糖もお塩も入れずにご飯に混ぜることにしてみました。さらに寿司酢を温めると臭いが飛んでおいしくなると聞きそれも実行してみました。
金曜日にトライしてみたところ…ご飯がパラパラになった気がしました。いや、それは気のせいではなく巻いている途中でもパラパラ落ちるし、切るときに至ってはパラパラ通り越してバラバラになる大惨事今まで作った中で他に例を見ない食感のお寿司ができあがりました。
その時は段々古さが目立ってきた炊飯器(←これが15分で炊ける結構便利ものなのです)のせい、もしくは水加減を間違ったのかと推測していました。土曜日に気を取り直して再挑戦。水の分量に気を付けて家人にもダブルチェックしてもらって、炊飯器もきっちり閉めて準備完了。炊き上がったお米はパラパラではなくちゃんと粘り気がありほっと一安心。だって炊飯器が壊れていたら、簡単には電気店では売られてないだろうし(そう、ここはフィンランド)、通販で見つかったとしても日本のように翌日配送なんてまず考えられない(そう、ここはフィンランド)。
他の手順はすべて同じ。寿司酢を温めて炊きあがったお米に混ぜたところ、混ぜれば混ぜる度にメドゥーサに見られたかのようにお米がどんどん水分を失ってパラパラにひ~っ。
そういえば…前の日に寿司酢を混ぜたときに”あれ、お米ってこんなにパラパラだったっけ?”とちらっと思ったことがフラッシュバックしましたが時既に遅し。
この時点で寿司酢は温めた後冷まさないといけなかったらしいことにようやく気付きました。前日に作ったご飯パラパラの固いお寿司はもったいないので必死に食べ切ったのですが、このまま作るとまたまずいお寿司を食べることに。材料は準備していたのですが、疲れとショックでその日はパラパラの寿司飯を一部チャーハンにして店じまいしました。
そして日曜日。3度目の正直。お米も水もきちんと計って、今度は寿司酢も常温のまま投入しました。金曜や土曜のようにパラパラにはならず、無事食べられるレベルの寿司飯になったものの、それでもやっぱり寿司酢がご飯にしっかり馴染まない感じ。どうやら寿司酢に入れるお砂糖が失敗の大きな原因だった模様。寿司酢を温めるのも砂糖を入れてならよかったのかもしれません。
私が使っているのはこちらで売られているお粥用のお米だし(先日ご縁がありおいしいお米をいただきましたが、それは有事の際においしくいただく予定)、そもそも炊飯器は日本製ではない(ので15分で炊きあがるけどおこげができたりする)し、いろんな要素がMade in Japanから逸脱している上に、私のような料理のセンスがない人にとっては冒険=危険ということを学んだのでした。
金曜日から怒涛のようにお寿司を作っているのにも関わらず、今日のランチも友達と一緒にお寿司を食べに行きました。中国人の女性が作っているのですが…寿司飯がおいしい!!もうパラパラのお寿司ばかりもったいないと意地で食べていただけにその美味しさが沁みました。
ここでわたくし、もう一度奮起して今晩作りました。ええ、そのまたお寿司を。今度はだぶっていようと気にせず”Sushi"酢にお砂糖とお塩を入れました。4度目の正直で今度は本当にしっとりした寿司飯になりました。ホッ。いやー、お寿司を思いついた人って本当に偉いと思います。寿司酢にしろ、巻き簾を使って海苔でご飯を巻くとかすごい発明ですよね。
最後の写真は先日久々に食べたステーキ。お寿司は当分結構です(と言いながら目の前にあるときっと食べてしまう意志の弱さ。)
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
先日別のお寿司のビュッフェのある中華料理で寿司酢の作り方を聞かれました。その時にキッコーマンの”Sushi"酢なら何も調合しなくて大丈夫、とアドバイスしたのですが、その後大丈夫だったのでしょうかね。一方その近くにあるタイ料理店で出されているお寿司のビュッフェは寿司飯からほど遠い味付けがなされていました。こちらでは何もアドバイスは請われませんでしたが逆にその自信たっぷりな感じがかなり心配です。いや、人様の心配をする前に自分の心配を、に
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今日は一日中霧がかかっていました。普通は朝霧がかかっていても大抵お昼には晴れるのですが、今日の最高気温は8度だったので霧を消すほどの威力がなかったのでしょうかね…。
さて週末まではいいお天気でした。土曜日に家人が湖畔のサイクリングに行きたいと言い出したので一緒に行ってきました。地元出身の割にこのフルコースは初めて、またジョギング派なので、こんな長距離自転車に乗ったのも初めてだったとか。かくいう私も実はこちらに来て1年の友達にこのコースを教えてもらったのです。在住歴が短い人の方がよく知っているということ?まあ地元に長くいるとわざわざ新しい場所を開発する意欲はなくなるというもの。私は方向音痴なのでちょっと自信がなかったというところでしょうか。
日中は晴れていたのですが、出かける前に準備に手間取っているうちに少し雲が増えてきました。それでも暖かいサイクリング日和でした。前回の写真と似たのもありますが、こちらはハウジングフェア会場近くの湖岸。どんどん整備されてきています。
湖にハリネズミのような不思議なボート!と思って拡大してみたらいろんな釣竿を載せていました。手を変え品を変え、ですね。釣り人が一人熱心に釣りをしていました。
湖の対岸まで行くとこの通り秋、秋、秋。湖の色まで黄色っぽく染まっています。
私のお気に入りスポットその2。趣のあるアートな岩でございます。この遊歩道、ちょっとしたジェットコースターみたいで楽しいですよ。
ちなみにお気に入りスポットは橋の上から見下ろす両方が森に挟まれた川の風景です。
途中の風景はかなり端折りましたが1時間強、しっかりサイクリングを楽しみました。家人も思った以上によかったと満足していました。雪が降ったり道が凍り始めるととこれも難しくなりますが、雪が積もり始めたらこれがクロスカントリースキーになるのです。フィンランド人の運動好きにはまったく頭が下がります。
これはサイクリングとは関係ありませんが、夕暮れの風景。本当はもう少し明るくてきれいだったのですが、これはこれで真っ黒な木のシルエットがきれいに撮れました。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
気温は12度だったので私は手袋なしで平気だったのですが、家人は途中でしっかり革の手袋をはめていました。体温は家人の方が高いのに、外出するときは家人の方がいつも厚着だという深い謎…に
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今日はさらにいい気持のいいお天気で気温も12度まで上がりました。来週から天気が崩れてしまうので意を決して庭の落ち葉かきをなんぞしてみました。ご近所の方々は既に終えられていたのですが、最後のトリ的な感じ?でもまだ落ちていない葉っぱもあるのでもう1回は必要そうです。
ところで今日は久々に地元のフロアーボールチーム、SPVの試合に行ってきました。現在リーグが始まって4試合消化。2勝2敗のため14チーム中10位でも対戦相手は強いところばかりなのでまだ悲観はしていませんわよ。
今日の対戦相手はErä。現在は4位。さすがに4位だけあり動きが速く次々に点を入れていきます。第1ピリオドは完全に相手チームのペースでしたが、第2ピリオド以降少しずつSPVも勢いを増してきました。ただ問題なのはSPVは何度もゴールを狙うも点が入らない
第3ピリオドになりさらに点を入れられ、なんと6対0。SPVのゴールキーパーも優秀なのですが、敵のゴールキーパーもなかなかのもの。なんとも歯がゆい試合展開。そして残り時間4分ここで帰途につくファンもちらほら。気持はわかります。
ここでよくやるのが最後の数分でリスクを覚悟でゴールキーパーなしで5人のところ6人でのプレー。SPVも6点差とはいえ、残り5分を切ったところでその策に。そしてようやく最初の得点が入ったのです!
そしてそこからがらりと試合の流れが変わったのです。また1点を返し、また1点。敵も6点の貯金があるから最初はお情けっぽい感じだったのですが5点目が入り、6対5に追いついた時は地元ファンは鼓舞狂乱
そ・し・て…
残り15秒でまさかの同点ゴール!6点目が入ったのです。
その後5分間の延長戦があったのですが、ここでは惜しくも勝利の女神は味方してくれず、結局6対6の同点で終わりました。それでも…たった最後の4分でも絶対に諦めずに6点をもぎ取った時はまさに選手と会場が一体となって盛り上がりました。週末は色々あったのですが、この試合でネガティブな気持が一気に浄化されました。
最後の写真は延長戦で相手チームがペナルティを取られてSPVチャンスのシーン。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
今日の試合は今まで見た中でも一番の快進撃だったのですが、それでもちょっと”火事場の馬鹿力”という言葉が浮かんできました。いや、ほんのちょっとだけですけどね。いや、試合はドラマですね、に
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秋休みも週末を除けば今日が最後になりますが、今日もいいお天気となりそうで気温も12度まで上がります。
さて、家人の仕事は9割方が客先訪問。そしてお客さんの9割が電車では行けないようなところ。つまり車が大切な営業ツールになっているので、私の車のようなファミリーカーで毎日客先訪問は厳しいのだそうです。そんなこともあり(←という前提でよいのでしょうか?)サーブに乗っています。その前の車もサーブだったのだそうですが、買い替えた理由を聞いたところ、”真冬にラップランドにスキー旅行に行った帰りに暖房がきかなくなった”とのことちなみにラップランドからセイナヨキまで車で9時間、気温は-20度だったとか。運転しなくてはならないから毛布にくるまることもできず、”かなり”寒かったらしいです。そりゃ、未練もなく買い替えるわ。
それがきっかけで買い替えた中古のサーブ。森の手前でまさかの故障(詳しくはこちらからどうぞ)があったり、またエンジンがかからなくなるトラブルも。最初は気温のせいかと放置していたのですが、段々頻繁に起こるようになってきたので近所のカーディーラーに修理に出しました。(こういう場合当然代車はありません。)でもそのカーディーラーは”おっしゃっているような現象は起きなかったため、修理できませんでした(以上)。”というフィードバックをくれ
”
時は既に遅しだったのですがJさんにサーブの現象を伝えると”ああ、その問題なら○○のパーツを変えれば大丈夫ですよ。うちにその部品はありますから100ユーロぐらいでできますよ。”と即答。
え…。
その500ユーロの差ってなんなんですかねー。
家人はJさんに巡り会う前はこのサーブもそろそろ替え時と腹を括っていたのですが、Jさんいわく、調整したらまだ数年いけると。実際この話が2年前だったのですが、今も元気に走り回っています。
そして先日ちょっとした悲劇が起きました。
車の鍵、洗濯される。
出先から戻って意識せずにジーンズのポケットに車の鍵を入れた家人。運悪くその後すぐにジーンズは洗濯機に投入(あの、一応ですね、私が入れたのではありません。)。昔の鍵なら”あー、きれいになったね”で済まされるのですが今の鍵って中にチップとか入ってますからね。洗濯機から無事発見された車の鍵ですが、念のため試してみたらやっぱり反応なし。ドアは開きませんでした。
翌日別のカーディーラーをしている友人にちらっとその悲劇について話したら、鍵が水没したらすぐに鍵の本体を開けてチップを取り出せば助かることもあると教えてくれました。”すぐに”どころか洗濯機の中で1時間ぐらい水に浸かっていたのでかなり期待薄。
そしてその翌日、”鍵ぐらいなら直せるかも”ということで以前の
ま、そちらが必要であれば修理してあげてもいいですけど、どうされます??
というメッセージがひしひしと伝わってきました。まあね、そこの本業は車を売ることであって、修理はマニュアルに従って必要な部品を正規のルートで入手して手数料をきっちり上乗せして請求するというある意味一貫した態度。彼らにとって”お客様は神様”ではなく”俺達が殿様だ(所望するのなら修理してやってもよいぞ)”的方針、今回の件でさらに明らかになりました。
当然のことながら”この価格はあり得ん!”と困ったときのJさん頼み。でもJさんは車の修理は専門だけどこんな細かい鍵のことまでやってくれるのか?
それでも神にもすがる気持で鍵を持って行くと”とりあえず見てみましょう”と言われて約1週間。昨日Jさんはセイナヨキまで出向いてくれ、家人が今使っている鍵のデータを洗濯した鍵に”コーディング”して無事修理完了。
す、す、すご過ぎる
気になる代金は?と聞いたら”今度の修理のときに上乗せしておきますよ”とのことだったそうです。
いやー、まさにJさんは名医。出会ったときからすごいとは気づいていたのですが、今回のことでさらに評価が高まったのでした。
本文には関係ありませんが、”車”つながりで、以前街で見かけたクラシックカーを。(修理代が高くつきそう…。)
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
-20度の暖房なしの車で9時間ってかなりの武勇伝ですが、車の買い替えの理由を聞いた時にさらっと教えてくれました。私がいたら人生最大級の不幸になりそうですが、家人の中ではそうでもないようです。恐るべし(ブルブル)に
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今朝は若干曇っていますが予報では晴れ。気温も11度まで上がりそうです。それにしても日が短くなり、そして太陽が低くなってきました。夕方の時間帯によっては西方向に向かって走っているときに夕陽が直撃して何も見えない状態のことも。そんな中でも信号だけははっきり見えます。よく考えられていますね。
今日は学校のワークショップの様子が図書館で展示されていたのでご紹介します。今回のテーマは建築。今年と来年に渡ってセイナヨキ市内のすべての小学生が建築をテーマに様々な活動をするようです。その一つがこちら。子ども達(対象の学年があると聞いたのですが忘れてしまいました)が作った自分達の街です。
拡大した写真はこちら。皆創造力を働かせて色々な街を作っています。
制作途中の様子もパネルで紹介されていました。
建築がテーマに選ばれたのはセイナヨキにアルヴァ・アールト設計の建物があるからというのは一つの大きな理由。このように自分達で考えて街を作り上げたり、また劇場に関係する人達が中心となってアルヴァ・アールトに関するお芝居をアールトセンターを回りながら見せるというプログラムもあります。
こちらでは横のつながりの風通しがいいように思えます。このように学校だけで終結するテーマではなく、セイナヨキ市、劇場、図書館などそれぞれの分野の専門家が協力しながら子ども達にそのテーマを学んでもらう、もしくは興味を持ってもらうというのは子どもにとっても記憶に残るものでしょうし、またそれぞれの分野の専門家達が腕をふるうのにもいいチャンスです。今フィンランドの経済状態はよくなく、教育を始め様々な分野で予算が削減されているのですが、是非こういったプロジェクトは存続してほしいと個人的に思うのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
街づくりの色合いを極力抑えているのもフィンランド風?こういうところからセンスが磨かれてくるのでしょうかね。いやはや、に
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今週はいいお天気が続きそうで、予想最高気温も大体10度前後と落ち着いています。紅葉も美しく、寝室の外に1本木があるのですが、ちょうど紅葉が始まり日中に一歩足を踏み入れると仄赤くてはっとなります。
今日の話題はフィンランド語の学校に通っていたときのことをふと思い出したので書いてみます。毎日6時間授業があり、先生も大変だったと思うのですが、たまに外に見学に行ったり、料理の日があったり、基本的なPCの使い方を習ったり、ゲームをしたりということもありました。そんな中、ある日先生が全員にA4の紙を配りました。
”ここにマジックがあるので配った紙に自分の国の国旗を描いてください。”
ふむふむ。
私は適当な丸いものを見つけて型を取り、赤いマジックで塗りつぶせば出来上がり。絵心のない私でもこれなら大丈夫そう。
ドイツ人の友達はひたすら黒と赤と黄色で紙を塗りつぶしていました。白がない分ちょっとお気の毒。
ロシアはあまり気を付けて見たことがなかったけどフランスと割と似てるのねとか、ハンガリーの国旗はイタリアの国旗を回転すれば出来上がり、などという新たな発見も。
多くのクラスメートは黙々と色を塗りつぶす系。←早々に出来上がったので他のクラスメートを憐みの目で見る余裕があったのでした。
そして
”えー、お手本がないとちょっと描けないかも~”とかなり焦っている友達。
彼女が描かなければならなかった国旗はこちら。
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セルビアの国旗です。
た、確かにお手本ないと描けない、というかお手本があっても私には無理
そんな話を友達としていたところ、”この国も結構難しいかもよ”という話になったこの国旗。
サウジアラビアでございます。
仮にですよ、このアラビア語のまねっこができたとしても背景が緑っていうのも結構ハードル高くないですか?白抜き文字ですよ?これを1つ仕上げる間に日の丸が量産できそう
このとき、日本人でよかった、というより日本人で超ラッキー♪と思った瞬間でした。ということで皆様もラッキーな一日をお過ごしください。
以前村上春樹のエッセーでこんなのがありました。アメリカ人が日本製品をバッシングしていたとき、日の丸に×をつけたプラカードがあったらしいのですが、日の丸部分が思いの他小さく、どう見ても”日の丸弁当禁止”のプラカードにしか見えなかったそうです。日の丸を描くときは比率も大切ですね、に
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今日も晴れて10度ぐらいまで上がりそうです。昨日の朝は霧が深かったのですが、今日は澄み切っています。
さて、先週の土曜日はウクライナ人の友達の家に招待され、行ってきました。彼女は移住時期もほぼ同じ、フィンランド語のクラスからずっと一緒、そしてガイドのコースも一緒でした。明るくて優しくて美人でフィンランド語も堪能、そしてセンスがとてもいいのです。ただ不器用なところがあって、いろんな才能があるのに仕事が見つからないというのが目下の悩み。今はなかなか自分のやりたい分野で見つからないかもしれませんが、近い将来きっとうまくいくと感じさせる、そんな彼女です。
パーティーには同じくガイドのコースで一緒だったエストニア人の友達(在フィン10年以上で母国語のようにフィンランド語を操ります。現在妊娠中)と初めて会うウクライナ人女性。彼女は既に働いていて英語もフィンランド語も今一つ。テーブルではロシア語とフィンランド語と英語が飛び交う、それでいてお互いに気を遣っている優しい空間となりました。
これは玄関のドアなのですが、このアート、なんとなんと友達作です。絵心がまったくない私にとっては神的テクニック。ちなみに彼女はインテリアデザイナーにも興味があるとのこと。納得~。
こちらはリビングの暖炉の前。リビングはピンクで統一されています。暖炉のハートとバラの花がマッチしています。
キッチンもピンクで統一されていました。カーテンのこんな使い方、斬新です。
照明もこんなのがあるのですね~。
このランプもモダンでおしゃれ。ちなみに食器棚から冷蔵庫に至るまでピンクで統一されていました。彼女自身はピンクの服はあまり着ることがないのでちょっと意外でしたが、統一感があるとそれはそれで落ち着きます。
そしてこれが準備されていた料理の数々。トースト、ウクライナで韓国風キャロットサラダとよばれている人参のピリ辛サラダ、ポルトガルのエッグタルト、そして春巻まで!15時開始だったのでお昼ご飯はしっかり食べた後だったのですが別腹にしっかり収めました。軽食をイメージして行ったのですが、なんのなんの。エストニア人の友達が”ウクライナではテーブルをいっぱいにしてお客様をもてなすのが文化なのだと教えてもらいました。なるほどー。お料理上手というのはいいですね。ちなみに春巻は旦那さんも手伝ってくれたのだそうです。
こちらはお店で買ったものではありません。その日招待されたウクライナ人の友達作!しかもレシピなしでインスピレーションで作ったのだそうです。生地の内側にはチョコレートも。そしてこちらも見た目通りに美味でした。
その後は友達が夏に旅行したポルトガルの写真を見せてもらいました。おいしいものをたくさん食べ、いろんな話をして楽しい土曜日のひとときを過ごしたのでした。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
フィンランドでウクライナ人とエストニア人の友達と一緒にポルトガル旅行の写真で盛り上がるのも国際的で楽しかったです。実は私はファドが好きです。ファド好きの方も、そうでない方も、ファドって何?と言う方も
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今日からこちらの地域でも秋休みが始まりました。といっても学校が1週間お休みになるだけで、会社は通常営業です。学校では夏休みが10週間に秋休みが1週間、冬休み、スキー休みも1週間ずつ。日本で考えると夢のようなシステムです。
土曜日は友達の家に久々に行き、夜遅くまで語り合ったので日曜の朝はグタグタ。午後になって本調子を取り戻しつつあったところ(といっても16時前だったのですが)、ふと気温を見たら11度もあるではないですか!先週は月曜日になっていきなり最高気温が5度前後、朝の気温は-10度とかの冬の洗礼を受けていたので11度にはびっくり。しかも太陽も燦々と降り注いでいるしということでしばらく行くのにためらわれていた湖岸のサイクリングに久々に行ってきました。
湖のほとりにある中央病院の敷地内の並木道。白樺の葉も大分散ってきています。
来年ハウジングフェアが開催される場所。しばらく来ないうちに湖岸が整備されていました。新しい住宅地が形成されつつあります。
湖の周りは若干風があったものの、日が射して暖かかったので、ジョギング、サイクリング、散歩をする人も多数見かけました。そういえば友達夫婦と話していて知った事実。この湖岸を回るコースは15kmあり1kmごとにその表示があるのですが、どうしても途切れているところがあるのです。(途切れた道を野生の勘で進んで行ってとんでもなく迷った記事はこちらからどうぞ)どのように途切れているかというと、狭い道に土管が置かれて自転車では決して行けないようになっているのです。どうやらその土地の所有者が癇に障ることがあったのか、単に心が狭いのか、道を塞いでしまったとのこと。塞がれたところで迂回路とか書いてあればいいのですが、地元の人は知る人ぞ知る、といった感じで何年も放置されているらしいです
迂回中のお気に入りの場所。小さな池は木に囲まれていて、木の間から湖畔の家がのぞめます。これもケサモッキ(=サマーコテージ)でしょうか。
迂回も終わり湖に近づいてきています。それにしてもまっすぐな道。
ここは私のお気に入りの写真スポット。橋の上からの眺めです。こちらの木も段々すかすかになってきました。
再び湖岸に戻り、サイクリングも後半に。こちらの湖岸は日影だったので少しひんやり。それでもこの美しい空と湖のコントラストを見ているだけで寒さも忘れてしまいそう。同時に夏から秋にかけて何度かサイクリングしたときの風景などを思い出しながらこいでいました。
冬になるとこの人工の島々も真っ白になるのでしょうね。
1時間強体を動かそうと思ってもなかなかできないぐうたらな私ですが、これなら新鮮な空気も吸うことができるし、美しい季節や陽の光の移ろいを見ることができるし、気分もリフレッシュできます。今週は暖かい日が続きそうなので再挑戦したいところ。皆様もよい1週間の始まりをお迎えください。
この湖岸のコースはさすがにもう迷うことはありませんが、友達の話を聞いていると迷ったときは割と元の道に戻るのが正解みたいですね。昔から変なところでポジティブシンキングを発揮していて、自動車教習所でも教官に補助ブレーキをかけられました。”何でここで進むんだ?””あの、もしかしたら通れるかと思って。””そういうときは停止するんだ。”そのときに新しい見方にびっくりしたのを覚えています。慎重派の方も冒険好きな方も
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朝の冷え込みは緩んできましたが、日中の予想最高気温は4度。段々木々も葉っぱを散らし始め、街の色が少しずつ減ってきています。今週から季節症鬱対策にビタミンDとValkee(詳しくはこちらかどうぞ)を使い始めています。
さて、今日はお知らせでございます。
何度も繰り返しになりますが、セイナヨキには世界的に有名なフィンランドの建築家、アルヴァ・アールトが設計した建物がいくつかあり、それをアールトセンターとよんでいます。セイナヨキ市のホームページにもアルヴァ・アールトの建物の説明のページ(フィンランド語と英語)があったのですが、この度日本語のバージョンも追加されました
www.seinajoki.fi/aaltoinjapanese
こちらにある動画(英語)ではアールトの建築物が紹介されていますので興味のある方は是非ご覧ください。渋いトーンのブリティッシュイングリッシュを堪能できます(←そこじゃなくって?)6分33秒のところで男性がGAという雑誌を手に取っていますが、これ、なんと日本で出版されている雑誌!、なんていう小ネタも楽しめるかもしれません。
最後に昨日の写真を使い回しですが、1962年に建てられた市庁舎を。どんな季節、どんな時間に見ても美しいのです。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
個人的にセイナヨキ市のシンボルデザインもおしゃれで好きなのです。セイナヨキ市庁舎やアピラ図書館ではこのデザインのマグカップやマウスパッド、眼鏡拭きクロス、スポンジクロスなども購入できます。というまたまた小ネタではありますが
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一昨日に引き続き昨日もオーロラアラートが上がっていて、湖の反対側まで出向いたのですが、うっすらとしか見えなくて早々に退散しました。残念。
さて今週に入って冷え込みが厳しくなっているセイナヨキ。今朝は起きたら-9度でした部屋の中は20度に保たれているのですが、窓際に座っていると寒さがじわじわしみてきます。車も早々に冬タイヤに換え、冬の準備は着々と整いつつあります。昨日は9時からミーティングがあり、気温は-6度。じわじわとではなく一気に寒くなってしまったので寒さに対する恐怖心が。例えば海やプールに最初に足をつけて”冷たっ”と躊躇している感じです。換えたばかりの冬タイヤで快適に車で出向くか、それとも美しい景色をカメラに収めながら健康のためにも自転車で行くか。
結局5回乗り越えてきたこちらの冬の寒さを思い出し、‐6度なんて寒いうちに入らないと気持を駆り立てて自転車で行くことにしました。実際フィンランド人は”-10度ぐらいが適度な寒さだ”と言う人が多いです。それ以下だと寒過ぎるし、それ以上だと雪が微妙に溶けて凍り、移動するのが困難なのです。とはいうものの、自転車をこいでいると寒さが一気に体に入り込んで頭がきーんとなりました。耳も帽子をかぶっていなかったので寒い…。ああ、冬が到来したのですね。
でも期待通り暖かい時期には見ることのできなかった景色が見えました。
木々の紅葉が川の水面に映り、草は霜に覆われています。そして写真には写らなかったのですが、川面からは湯気が出ていました。
さすがに川はまだ凍っていません。草が霜に覆われ過ぎて白髪みたい。冬の間は木々も葉を落とすのでもっと色のない世界になるので、これは”秋の風景”ですね、はい。
これはお昼頃のセイナヨキ市庁舎。いいお天気だとこのようにセラミックの壁がキラキラ輝いています。これが築53年とは思えない美しさ、そしてモダンさ。
朝に比べて大分太陽の光が強くなってきました。この時間になってくると影と日向の境界がはっきりとわかります。そして同時に霜が解けるほど気温が上がっていないという事実も突き付けられています
そろそろ庭の落ち葉かきもしなければならないのですが、暖かい晴れの日に一気にと思っているまま時が流れています。”暖かい晴れの日”は果たしてやってくるのでしょうかねぇ。ということで皆様、よい週末をお迎えください。
こちらに来た最初の冬。100年に一度の寒い冬だったのですが、当時の移動手段は自転車のみ。ある極寒の日、自転車をこいでいると電光掲示板の表示が‐25度になっているのが目に入ってきました。それ以来大抵の寒さは乗り越えられるようになったような気がします。人間の潜在能力は大したものです、に
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今晩はオーロラメールが届き、チェックしなければと思っていた矢先に友達からオーロラが見えていると連絡が。
北の空にいっぱいにたゆたうオーロラ。今まで何度も写真に撮ったのですが失敗ばかり。カメラっていろんなセッティングがある割に全然使いこなせていないのが情けない私の現状。でも今日はふと思い立っていつもと違うセッティングにしてみたら…
ちょっとぶれてはいますが、このようにはっきりとオーロラが撮影できました
ニュースで南にあるヘルシンキでも見えていると言っていたのでフィンランド全域に渡って見えているのでしょう。‐3度だったので手袋なしではちょっと寒いのですが、こんなに早い時間にこんなに大きなオーロラが家から見えるとは珍しいことです。何よりも撮影に成功したのが嬉しいです。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
以前オーロラは11年周期で当たり年がくると何かで読んだ記憶があるのですが、かれこれ数年当たり年が続いているのはありがたいことです。来年も再来年も是非!に
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今日もがっつり冷え込んで‐6度です。屋根も霜が下りていて白くなっています。あの、今日たまたま東京の予想最高気温が目に入ってきたのですが、23度って本当ですか?明日が25度になるのって何かの間違いですかね?と聞きたくなるぐらい寒いです日中は5度まで気温が上がりますが、何か…?
そんな厳しい寒さが訪れている中、朝から勤勉に働いているのは屋根修理の方々。
ええ、彼らは8月の2週目ぐらいから工事を始め、暑い中夏の陽射しが照っている間にも関わらず素晴らしい手際の良さで我が家の入っているリビタロ(=長屋)の屋根を引っぺがし、そして換気扇を止めて…かれこれ2ヶ月となります。
その間リビタロの前にあるとても便利な駐車スペースはこの休憩所用車両とその他荷物置き場と化しています。
もともとの約束が2ヶ月半(!)という予定だったので、予定通りといえば予定通りなのですが、彼らは時々別の場所に出向き浮気をしていた模様。その間に大雨で我が家のテラスが雨漏りの惨事に見舞われたりもしました。
いえ、彼らに対して憎悪の念は抱いていません。実際のところ、彼らは雨の日は作業はなしと聞いていたにも関わらず、雨漏りで5分ごとに入れ物にいっぱいになった容器の水を捨てなければならなくて倒れそうになっていたところ、仮の雨どいを大雨の中、手際よくつけてくれました。あの時の彼らはまさに救世主でした。またやるとなったらやるで、本当にあっという間に仕上げるのですよ、彼らは。新しい屋根も(古い屋根を取っ払って1ヶ月半以上経っていましたが)たったの2日で葺いてしまったのです。
そして霜が下り始めた今週、彼らの動きがさらに活発になってきました。以前はお昼時間はきっちり休むスタイルを取っていた彼ら。昨日はお昼も時間を過ぎても働いていたり、とにかくアクティブに働いています。
彼らが夏の間遊んでいたとは言いません。言いませんけど、どうもアリとキリギリスでいうところの冬がきて大焦りのキリギリスと姿が重なってしまうのですよ。
2ヶ月半という工期、雨が降ったら作業ができないことも考慮して長めに設定されていたのだと思うのですが、何ですかね、その、早く工事が終わってくれれば発注者側の私達も受注者側の彼らもハッピーになるのでは、とお尻に火がついて急に頑張り始めた彼らを見て色々と考えたりするのです。
気温が20度以上のところにお住いの方には半ば同じ地球上の写真と理解しがたいかもしれませんが、今しがた撮った写真です。朝9時でございます
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
そんな私もやらなければならないことを後回しにしていてそろそろまずい状態になっています。人の振り見て我が振り直せに
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昨日から半端なく寒くなってきています。今朝は朝起きたら-6度庭は霜で覆われている上に11時まで0度までしか上がらないみたいです。もう少しリハビリ的に気温が下がっていけばいいものの、こんなに一気にこられては戸惑ってしまいます。
さて先日家人がプレゼントをくれました。”Ave Maria en Plein Air”というCD。ナイトウィッシュという有名なフィンランドのシンフォニックメタルバンド(Wikiはこちらから)の元ボーカルだったTarja Turunen(=タルヤ・トゥルネン)の最新作。えーっと、なぜ唐突にプレゼントしてくれたかというと、自分で買うと私に”またCD買ってきた~”と物申されるから。ナイトウィッシュファンの家人はそのCDがどうしても聞きたいがため、”ほら、クラシック好きでしょ”と
元ナイトウィッシュのボーカリストとアヴェマリアの組み合わせ?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、Tarja Turunenはがクラシックのバックグラウンドを持つ人。そしてCD収録曲は作曲家は違うアヴェマリアが12曲。そのうちの1曲が私の好きなアストル・ピアソラも含まれていて、これもプレゼントのアピールポイント。今回は彼女の5枚目、そして初のクラシックアルバムとなったそうです。
そしてもう一つのアピールポイントが録音された場所がセイナヨキのラケウデンリスティ教会、そう、あのアルヴァ・アールトが設計した教会なのです。
地元の新聞のインタビューによると、ラケウデンリスティ教会を選んだのは、ミュージシャンがよかったからだけでなく音響がいいからと答えています。
また録音に関してはこのようにインタビューに答えています。
First of all, the church environment differs a lot from a studio environment. All the musicians performed the songs together with me without an audience and we chose the best takes afterwards. Nothing has been edited nor any studio tricks have been used, so we cannot say that there has been any post production happening after the recordings were finished. So what you hear on the record, is purely how the songs sounded in Lakeuden Risti church during the recording session.
出典:http://www.winterstormslovakia.com/english.html
何よりも教会の環境はスタジオの環境と全然違っていました。すべてのミュージシャンは観客がいない状態で一緒に演奏し、後で一番いい演奏を選びました。編集もスタジオのトリックも何も使っていません。つまりレコーディング後の録音編集のときに何かが起こったとは言えないのです。CDから聞こえるのは、純粋に録音セッションの間にラケウデンリスティ教会で録音された歌そのものなのです。
こちらがアルバム収録曲のうちの1曲です。
家人はなかなかいいところをついていて、このアルバム、私の好みです。アヴェマリアはもちろんアストラ・ピアソラのも好きなのですが、バグダッドカフェでも演奏されていたJ.S. Bachのアヴェマリアも好きだし、Giulio Cacciniのも物悲しい旋律にも聴き入ってしまいます。Tarja Turunenがラケウデンリスティ教会で歌う姿を想像しながら楽しんでいるのです。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
これをもらったときに「えーっと、これは何のプレゼントかしら?」と聞いたところ「火曜日のプレゼントだよ。」との答えが戻ってきました。これから毎週火曜日が楽しみですね、に
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天気予報通り今朝からぐんと冷え込んできました。今は+2度、日中の最高気温は7度の予想。その代わりといっては何ですが朝の空がまた一段と透き通っていて美しいです。これも寒い季節ならではの恩恵ですね。
さて、昨日は森の教会とバードウォッチング小屋について書きましたが、今日はその続編です。
森の教会の静寂さやバードウォッチング小屋の心地よさを堪能する時間もなく家人は”早く、早く”と急かします。いや、この上り坂結構きついんですけど、この風景を写真に収めたいんですけどとぼやきながら必死に追いかけ、自転車を停めてさらに獣道っぽいところを進んだ先の風景は荒れ地に立つ展望台。
も、もしかして展望台と聞いてすごく豪華な建物を想像されました?ある意味謙虚な、そして自然と調和するフィンランド式展望台(←勝手に命名)でございます。これでも展望台の上に登ればセイナヨキの(人工の)山、ヨウッピの山より高いのでございますよ、コホン。
急かしてもらった甲斐がありました。この眼前に広がる平和な景色。フィンランドの代名詞ともいえる森と湖です。
そしてスポットライトはこちらの夕陽。湖と逆方向なのが残念ですが、太陽は少しずつ色を変えながら森に吸い込まれていくように暮れていきました。
夕暮れ時の空の色は気持が落ち着きます。これは展望台に続く獣道に入る前の写真で、
こちらは日が落ちて獣道から戻ってきた時の写真。同じ場所なのに語りかけてくるメッセージが違います。
秋の夕暮れ。夏の間活躍したボートも引退し、白樺の葉も大分散ってしまいました。
その白樺からのぞいたピンク色の水面。
いつものビーチはこのようにさらに静か。空が虹色に見えてこれもきれいでした。
この後はサウナに入ってしっかり体の芯まで温まり、まさに至福の週末を過ごすことができたのでした。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
この展望台、登るのはよかったのですが、下る時は結構急な上、階段が抜け落ちていたり、抜け落ちそうになっているところもあり、ある意味スリリングでした。冒険好きの方も、堅実派の方も
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今日は14度まで上がり、よいお天気でした。ただ明日の予想最高気温は7度。半分ですか…。最低気温も0度以下になってくるのでもう冬支度が必要ですね。
昨日は昼間はちょっとしたことから日本人が子どもも入れて9人!も集まり、わいわいと楽しいお茶をした後、友達に教えてもらった森の教会とバードウォッチング小屋に自転車で行ってきました。
こちらはいつも行く森の遊歩道の始まり。木々がすっかり秋色です。
自転車で10分ほどでしょうか、遊歩道の途中でこのような森の教会がありました。こちらは外から見たところ。
そしてこれは中から撮った写真です。木のベンチがあり、そこに座ると正面にこの木の十字架を見ることができるのです。
森の教会の近くにはこのような巣箱一覧が。鳥の種類によって巣箱の大きさや穴の大きさが違う(らしい)のです。
この巣箱一覧の左下にはセイナヨキのシンボル、ラケウデンリスティ教会もちゃんと白く塗られて鎮座していました。こういう遊び心、好きです。
先を急ぎいつもとは違うルートでたどり着いたこの休憩所、ではなく
その先にある木の橋を渡って行くと
小さな小屋がありました。去年できたという噂のバードウォッチング小屋です。
中はシンプルですが
木で作られた椅子があり、ゆっくり鳥を見られるように窓枠が切り取られていて大型スクリーンのよう。
今回は時間がなく、駆け足で回りました。もし体調を維持しつつ、晴れていて風がなくてそんなに寒くない日に(←果たしてそんな日がくるか??)ゆっくり再チャレンジしたいと思ったのでした。サイクリングの続きはまた後日。ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
このサイクリングでフィンランド人の鳥に対する愛情の深さの一部を垣間見たような気がします。家人は鳥の鳴き声も聞き分けられます。ボーイスカウトで学んだとか。私もニワトリとかウグイスとかカッコウとかだったら大丈夫です。鳥の鳴き声を細やかに聞き分けられる方も、そうでない方も
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さっき一瞬ですが真っ赤な朝焼けを見ました。今は手のひらを返したようなグレーの空が広がっています。午前中は曇り時々雨ですが、午後から晴れて気温も15度まで上がります。ただ週間天気予報を見ていると月曜日から最高気温が10度以下に、火曜に至っては5度見なかったことにします。
さて、セイナヨキには世界的にも有名な建築家、アルヴァ・アールト設計の建物がいくつかありますが、セイナヨキから1時間ほど離れたアラヤルヴィの街にもあり、今まで何度かご紹介してきました。アラヤルヴィはアルヴァ・アールトのお父さんの出身地でもあり、幼少の頃から夏を過ごした所縁の地でもあります。
今回はセイナヨキから出発して、アールトの生まれたクオルタネの生家、アラヤルヴィ、そして帰り道は同じくアールトが若いときに設計した教会の時計塔のあるカラヤルヴィを経由して戻った、まさにアールト三昧の旅をしてきたのでご紹介します。
こちらがクオルタネにあるアルヴァ・アールトの生家の横にある像です。
かなり古い建物ですが、今でも住居として使われています。5歳までここに住んでいたのですね。
こちらはアールトが最初に設計したと言われている青少年センター。映画館などとして使われたり、火事にあったりしたのですが、現在は青少年センターとして使われています。
こちらは現在健康センターとして使われている建物。紅葉しかけの木が白い建物に映えています。
こちらはアールトが弟、ヴァイノのために設計した家。現在改築中で1階はこのようにアールトに関する写真が展示されていて、2Fは将来的に長期滞在者用の宿になる予定だそうです。
この日はあいにくの曇りで残念でしたが、手前はアールトが設計した教区センター、奥に見えるのはヘルシンキ大聖堂なども設計したドイツ人のカール・エンゲルが設計したアラヤルヴィの教会です。アールトも子どもの頃夏を過ごしているときに通っていたそうです。
左から教区センター、そして庁舎と続いていきます。さり気ない坂をうまく利用して、ラインが美しいですね。
セイナヨキの市庁舎の議場は白を基調にしているのでモダンな感じが強いのですが、この議場はレンガが使われているので落ち着いた感じがします。それにしても自然光の使い方はさすがです。
短期間でしたが弟のヴァイノラは議会メンバーだったそうです。右から3番目がヴァイノラ。ガイドの方がアルヴァ・アールトと同じで耳が大きいと教えてくれました。言われてみれば…
そしてアールト事務所が最後に手がけた図書館がアラヤルヴィの図書館です。1991年に完成したとのこと。ソファはアールトデザインのものではないそうです。機能的ではあるけどちょっと残念でもあり複雑な心境。
この天井はいつ見ても見とれてしまいます。ランプも柔らかい光を放っています。
今回初だった病院。若い頃の作品というのが柱の雰囲気などから伝わってくるでしょうか。
ランプなどが特徴的だったのですが、患者さんなどがいらっしゃったので写真を撮ることができなかったので、唯一撮っていた中の写真がこちらです。レンガ好きの兆候やユニークなドアノブの源泉が垣間見えませんか。
こちらは教区センター内。アールトの窓の特徴は自然光を取り入れつつ外から邪魔されないこと。
アラヤルヴィを後にして向かったのはラプアの中にあるカラヤルヴィという湖畔の村。こちらもアールトが若い頃に設計した時計塔です。素朴な感じに癒されます。
ヴァイノラ邸にはアールトの家族の写真なども飾られていて、プライベートの一面も見ることができ、会ったこともないのにより身近な感じがしました。セイナヨキとはまた違った楽しみ方ができる場所です。ということで皆様、よい週末をお迎えください。
ちなみにヤルヴィというのは湖という意味です。ご近所の市町村だけでもアラヤルヴィ、ヤラスヤルヴィ、ラッパヤルヴィ…。さすが森と湖の国ですね。ちなみにセイナヨキのヨキは川という意味。湖はなかったので作っちゃいましたが何か?に
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あっという間に10月になってしまいましたね。今年も残すところ3ヶ月ですか。月日が流れるのは早い…。今朝は雨が降ってどんよりしていますが、日中は晴れ間も見えるようです。予想最高気温は13度。昨日のニュースでは明日フィンランドの北部ではみぞれか雪が降るかもしれないといっていました
さて秋になると新しくフロアーボールとかアイスホッケーなど室内観戦が可能なスポーツのリーグ戦が始まります。この前地元の新聞を読んでいたら、セイナヨキのアイスホッケーチーム、S-Kiekko(エスキエッコ)に2人の外国人選手が参加するというニュースがありました。一人はアメリカ人、そしてもう一人は日本人のゴールキーパー、黒岩義博選手です。
黒岩選手は北海道生まれ。高校の時からアメリカ留学、アメリカ、カナダ、ラトヴィアなどでの経験を積み、プロ2年目にしてこの度S-Kiekkoでプレーすることになったそうです。S-KiekkoはSuomi-Sarjaというフィンランドの上から3番目のリーグで戦っていますが、見方を変えればこれからのびしろがたくさんあるということですよね。
新聞記事によると、
「昨年はラトヴィアのリーグでプレーをしました。S-Kiekkoチームで試用期間があり、この度契約に至りました。」
「自分自身はスピードがあり、フィンランド人のゴールキーパーと違うタイプだと思います。フィンランドは世界一のゴールキーパー王国。そこで彼らがどれだけすごいか経験しに、また彼らと闘い、倒すためにこへ来ました。」
黒岩選手はセイナヨキの人達は親切だと感じています。けれども彼はこの街にアイスホッケーをするために来たのであって、他のことは何も気にならない。ただこの日本人はチームのプレイオフで役立ちたいと思っているだけです。
このようにとても力強いコメントをしています。サッカーではヘルシンキのHJKで田中亜土夢選手が活躍しているようですし、アイスホッケーでも黒岩選手の他にもう一人ササキ・ユウキという日本人選手も今年からフィンランドでプレーするようです。これからの日本人選手の活躍が楽しみです。もちろん地元チームの活躍も!
最後の写真は本文に関係ありませんが、黒岩選手、ようこそセイナヨキにという気持を込めてアルヴァ・アールト設計のラケウデンリスティ教会の写真を。
いや、昨日はいいお天気でした。何ならずっとこんなよいお天気が続いてもよくってよ、とつぶやきたくなる10月がスタートしました。皆様、よい一日をお過ごしください。
スポーツ観戦には一切興味のなかった私がフィンランドに移住して変わりました。これは長くて暗い冬を乗り越える生活の知恵とでもいいましょうか。何かしら心に光を持つことは大切ですね、に
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