2015-07-14 Tue
Moi!明日の出発を控えようやくパッキングも終わってきました。年々準備が遅くなっているのはよくない傾向なのですが。
さて、タンゴフェスティバルも終わりましたが、このタンゴフェスティバル中に無料のアルヴァ・アールト設計の建築物を回るツアーが毎日催行されていました。私もこの3月に何とかガイドの資格を取ったものの、ご案内するチャンスにあまり恵まれず、タンゴフェスティバルの時が一番可能性があるのではと思い、金曜から日曜までの3日間ガイドをすることにしました。
金曜日はイベントの中日でもあり、30人ぐらいの参加者がいました。私は日本語か英語のガイドとして待機していたのですが、一人のベテランガイドがアメリカ人の建築家のご夫婦をご案内することになり、残りはフィンランド語のガイド希望の方のみ。さすがに日本人はいませんでした。申し訳ないと思いつつ、出る幕なし。そっと帰途に就きました。
翌日の土曜日。この日は出かける30分ぐらい前に大雨が降り、大雨の中苦労して行って、前日のようにまた誰もいなくてとぼとぼ帰るのもなーと実は行くかどうか悩んだのです。結局私の背中を押すかのように雨は上がりました。この3日間はやると申し出たからには責任を全うすべきだと思い、思い切って出かけました。
参加者は前日と同じぐらい、もしくは多いぐらい。”ドイツ語で案内できる?”といきなり古株ガイドの方にふられましたが、ざ、残念ながら。フィンランド語でさえも準備していないというのに。はあ、今日も昨日と同じ無駄足だったか…と諦めかけたところにひょっこりアジア人男性が。そう、その方はまさに日本人だったのです。
一眼レフを肩から下げ、お一人。どう見てもタンゴフェスティバル狙いで来たふうには見えなかったのですが、一応聞いてみました。するとちょうど北欧を旅行中の建築家の方で、前日はユヴァスキュラの見学に行かれていたとのこと。そこで会った人も建築家で、どうやら建築家の世界規模のミーティングがその週にあり、ミーティングが終わった後、参加者たちは三々五々と自分の行きたいところに散らばって行った模様。ユヴァスキュラで会ったというその人はセイナヨキのこのタンゴフェスティバル中のガイドに参加し、翌日にユヴァスキュラに来ていたようで、その日本人の方にセイナヨキに行ったらいいよ、とアドバイスをしたとのこと。その日本人の方は電車に乗ってアールトセンターに行く地図をもらうために立ち寄った旅行会社で”ちょうど14時からガイドが始まります。急いで行ったら間に合いますよ。”とアドバイスを受けて参加に至ったとのこと。いやはや何というタイミング。そして私も無駄足を踏まずに済んだのでした。
翌日の日曜日。人手があまりないので一応来てほしいと言われていたので、英語のガイドならどうにかできるかと出向きました。日曜日は宴も終わりに近づいていて、それでも15名ぐらいの参加者がいました。”外国人の方はいらっしゃいませんか?”と声をかけるも”フィンランド語で充分よ。”という参加者の反応。やっぱりそうよねー、と納得し、一つのグループのヘルプでついていくことにしました。ちょうど出発しようとしたところに現れたのがフィンランド人男性とアジア人女性のカップル。”フィンランド語と英語とどちらのツアーご希望でしょうか”と尋ねたところ”日本語はありませんか?”とまたもや奇跡的回答が!”あります、あります。”ということで日本語でご案内したのでした。そのカップルはタンゴフェスティバル目的で来られていたのですが、日本人女性はフィンランド語は勉強中、英語は少し苦手とおっしゃっていたのでちょうどよかったです。
ガイドのコースで一緒だったウクライナ人の友達は初日に参加したそうなのですが、ロシア語のニーズは全然なかったと言っていました。タンゴフェスティバルを訪れている人を見る限りではアジア人の確率はかなーり低いので、今回の件はまさにグッドタイミングというか、奇跡的なタイミングというか。またお二方からお話を聞けたのも貴重な経験でした。絶妙なタイミングってあるものなのですね。
最後の写真は本文に関係ありませんが庭のシャクヤクの花です。庭に2種類の色があるのですが、つぼみの方は10日前のもの。私がブダペストに行っている間に満開になり、今は満開過ぎてくたびれています。
10日前は開花のそぶりも見せていなかったもう1種類が今きれいに咲いています。最後まで見届けられないのが残念ですがまた来年。
ということでしばらく留守にいたします。皆様よい一日を、そしてよい夏をお過ごしください。
来年もまたこの奇跡が続くのか、いやその前にフィンランド語のガイドもできるようになってマルチ対応すべき?勤勉な方も怠け者の方も
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2015-07-13 Mon
Moi!今日は晴れて気温も18度まで上がります。うーむ、20度越えはなかなかいかないのですが、晴れると気持いいです。
さて、先週の水曜日から昨日まで5日間、セイナヨキでタンゴフェスティバルが行われました。フィンランドでは大きなフェスティバルの一つで61,000人の人口のセイナヨキに毎年10万人を超える人達が集まってくるのですからこの国のタンゴの人気は伝わることでしょう。
先月行われたProvinssiロックフェスティバルにはテント持参で来る若者が多いのですが、タンゴフェスティバルでは年齢層が上になり、キャンピングカーで来る人が多いのです。日頃はただの広場がこのように駐車場に様変わり。それにしてもこの北欧の国でのキャンピングカーの所有率に驚かされます。
午後8時ですが踊ってます踊ってます。日頃は教会通りという名前ですが、タンゴフェスティバル中はタンゴストリートとよばれています。今年はあまりお客さんがいないと心配したのですが、実は時間が早かったせい。
タンゴストリート、詳しくいうと会場外ですがこのような馬車で街を回るサービスも。
この日は少し寒かった上に雨も降ったりしました。こんな短い虹が見えたのは役得でした。
撮影した日が違いますが、出店もたくさん出ていました。
こちらは特設ダンス会場。ステージではバンド演奏、そしてホールではこのようにダンス好きの人達が踊り、その先ではゆっくり飲み物を飲むスペースもあります。
最初に出向いたのはエアータンゴ。ペアなしで、でもいかにもペアがいるように振る舞って踊る訳ですね。ペアのいない人でも参加できるのがいいですよね。もちろん飛び入りも大歓迎でした。皆ノリノリでした~。
司会の男性が盛り上げてます。10人の審査員がいて、予選通過と認めた人にはカードを渡して最初の30人が選ばれました。その後10人→3人と絞って優勝者が決まります。まだ認知度は低いですがそのうちに世界選手権に昇格する日がくるかもしれません。
その後向かったのはウルグアイのバンドの演奏。私はアルゼンチンタンゴが好きなので、ダンスというよりこのコンサート目当てで行ってみました。伸びやかなボーカルが印象的。
彼女はギターも弾けたのです。タンゴストリートの会場で演奏してからこちらでの演奏。遅くまでお疲れ様でした。
次はアルゼンチンのバンド。アルゼンチンでも賞を受賞し、実力のあるバンドとのこと。開始は23時15分。
特にこのバンドネオン、楽器と一体になって奏でられる音楽に魅了されました。音に魂がこもっている感じ。バンドネオンの息遣いも好きです。いつもならこの時間は寝ている時間(早起きクラブのものでして…)ですが、迫力ある演奏のおかげでしっかり起きていられました。
ウルグアイのバンドの演奏もよかったのですが、心の琴線に触れたのはこちらの演奏でした。
ライブを見終えて帰途につこうとした午前1時。タンゴストリートのメインステージはこんなことになっていました。歌っているのはヤリ・シッランパー。かなり人気のあるアーティストとのこと。実は少し離れたアリーナで大きなコンサートがあったのですが、それが終わって人が流れ着いた先がこのタンゴストリート。20時ごろはガラガラでちょっと心配してしまったのですが、まったくの杞憂。午前1時でこの熱気です。ちなみに気温は12度。通り雨も降ったりしていたのですが、そんなのお構いなしに盛り上がっていました。
ほら、この通り人の波、波、波。
Provinssiロックフェスティバル、タンゴフェスティバルと夏の大きなイベントが2つ終わりましたが、まだいくつかのイベントは残っています。私は明日1年ぶりの日本に帰国するのでしばしフィンランドの夏ともお別れです。最後に夏の風景を。川から噴水、そして川水浴を楽しむ子ども達です。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
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2015-07-12 Sun
Moi!今日は少し肌寒くなり、気温は16度。無理をしてサンダルで出かけたら結構寒かったです。
さてブダペストの旅行記、今回で終わりにします。おいしいものを食べるのが好きな私達。ブダペストでも楽しんできました。
こちらはホテルのスタッフの方に薦めてもらったレストランその1。土曜日の夜でテラス席は満席だったので室内でいただきました。
ピンボケですが、こちらはハンガリーの代表料理、グヤーシュ。薦めていただいただけあり、おいしかったです。
翌日も同じエリアにある、こちらはライブミュージックが楽しめるレストランに。前日行ったときは満席だったので、予約しておいたのでした。ハンガリーはワインが有名(らしいの)ですが、この通り様々なワインが並べられています。
カウンターの雰囲気も素敵でした。
ハンガリーの音楽ってとにかく動きが速くてカメラがついていきません。なんとフィンランドでも時々聴くタンゴも演奏してくれました。19時から45分演奏して15分の休憩。レストランのライブミュージックですが、レベルが高く、”美しく青きドナウ”など知っている曲も何曲か演奏してくれてとても楽しめました。
こちらは前菜。うーむ、何だったか忘れてしまいました。おいしかったです。
メインの豚肉、分厚い!塩味が効いていて豪華なハムを食べているようでした。カロリーは考えないことに。
そして家人がオペラとかバレエとかを観たいと言い
ご覧ください。この華やかなホール。バルコニー席の1列目が取れたのもラッキーでした。
これぞヨーロッパ!(って私もヨーロッパに住んでいるのですが)とーっても装飾が凝っています。
私の席はこの天使の足元でした。はあ、圧巻。
これは休憩中に1階席からバルコニー席を撮ったもの。バルコニーも凝っています。
そしてこれがハンガリー舞踊です。ダンス自体は短いのですが、毎回違う民族衣装を身に着けて色々なダンスを見せてくれました。前日のライブミュージックと同様速い。実は私は高校時代に吹奏楽部に所属してクラリネットを吹いていたのですが、4分音符が精一杯。8分音符は微妙という超スローな曲しか吹けなかったので、この人たちの演奏はもう神業でした。
そう、このおじさま方が神業集団。さらに真ん中のおじさま、シロフォンみたいなのを演奏していますが、これもすごい速さでしかもミスタッチなし。演奏中に演出で照明が消えたのですが、それでもこのおじさま、何事もなかったかのように見事に弾いたのでした。またバイオリン集団のおじさまも高音も自由自在に奏でて圧巻でした。高音になると音が安定しづらいのですがさすがプロ。
ワインの国なら当然頭の上のワインのピッチャーを載せても踊れる訳?いや、これもすごかったです。
男性陣も負けてはいません。これは一人ずつダンスを披露してくれたのですが、いや目にも止まらぬ早業でした。
フィナーレはさらに華やかに。
曲目もたくさん。とにかく飽きさせないし、すばらしい技術のダンスと演奏を披露してもらいました。
最後はまとめてレストラン編に。こちらは簡単に言えばトンカツ。このメニューには”Panko"と書かれていました。パン粉はハンガリーでも重宝されているのでしょうかね。それともこのレストランのこだわり?
とにかく暑かったので冷たいものもたくさん飲みました。レモネードはどこで頼んでもフルーツがたっぷり入っていておいしかったです。
こちらはチキン。付け合わせのキュウリが、まさに日本の酢の物の味。メインの味が濃かったのでいいコンビネーションでした。
これは家人がオーダーしたグヤーシュ。おいしそう!
下準備がしっかりできてなくて一時どうなるかと思ったのですが、おいしいものをしっかり堪能しつつ、民族音楽も楽しむことができた旅でした。ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
ワインピッチャーを頭に載せて踊った後は最後に1杯ワインを飲む演出?と期待したのですが、さすがにそれはなかったです。お仕事とプライベートはきちんと分けるの、大切ですね、に
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2015-07-11 Sat
Moi!今日はお昼過ぎに激しい通り雨がありましたが、今はすっかり晴れています。昨日から雨が降ったり止んだりが続いていますが、運よく自転車に乗っているときは雨を逃れています。ほっ。
さて、昨日に引き続きブダペストの観光スポットのご紹介をしていきます。3泊4日だったので割と時間はあったのですが、とにかく連日34-35度で暑い…。今回はホップオンホップオフバスを利用したのですが、うーむ、これは快適なシーズン時のご利用をお薦めします。2階建てのバスなのですが、1階はエアコンなしでムシムシ。2階は動けば風が吹いていいのですが、停まると灼熱地獄。特に私の乗ったバスは天井がなくて、私の黒髪ときたら太陽熱を吸うわ、吸うわで日射病になりかけました。お肌もこんがり小麦色に焼けてしまったしおまけに日なたのバス停で15分停車などもあり、効率よく観光するにはタイミングが今一つでした。ただ今回はボートに乗りたかったので、その目的を果たせたのはよかった点です。
国会議事堂は英語のガイドツアーを申し込んでいたため、朝一で出向きました。
豪華絢爛な建物は外だけではなくて
中も!戦時中にかなり破壊されてしまったのですが、戦後に見事復元したそうです。また戦時中はステンドグラスなどは倉庫に避難させていたそうです。国会議事堂というよりはむしろお城の中と言った方が適切な感じがするのは私だけでしょうか。
これが議場。
何から何まで抜かりがない装飾ぶり。英語のツアーは1日に数回あり、私達の回は40人ぐらいいたでしょうか。こういったツアーで維持費をまかなっているのはなかなか賢いやり方。私達もツアーがなければこんな豪華な中は見ることができませんからね。
この後王宮に向かうために川沿いを歩いていたのですが、トリップアドバイザーにも載っていた靴の像がありました。前日はエアーショーの影響でフェンスがあって近寄れませんでしたが、この日は自由に近くまで行けました。
哀しい歴史を負った像です。詳細はこちらをご覧ください。
http://tokuhain.arukikata.co.jp/budapest/2011/12/post_33.html
国会議事堂から王宮の丘に行くにはホップオンホップオフバスは逆回りで行くので結局途中まで歩いて行きました。こちらはマーチャーシュ教会。とても美しかったのですが、この辺りはあまりにも暑すぎて思考停止状態。中にも入らず近くのカフェで水分補給のみで終わってしまいました。
ドナウ川は雄大です。そして美しい。
王宮、マーチャーシュ教会などがあるブダ側を後にして、再び橋を渡ってペスト側に。ショッピングストリートと聞いたヴァーツィ通りの先にあった室内市場です。フィンランド語でいうところのKauppahalli。巨大でした。
国立オペラ劇場。ホテルはこのすぐ近くにあったのですが、私達が泊まっている間はプログラムがなくちょっと残念。ヨーロッパ有数の国立オペラ劇場なのだそうです。英語のガイドがあったのですが、時間が合わず参加できませんでした。人間の心理っておもしろいもので、近くにあるといつでも行けるという安心感から案外無理して行かなかったりするのですよね。
最終日はボートに乗ってマルギット島に渡りました。こちらはボートから眺めた王宮。
この建物は教会…でしょうかね。
ちょっと注目を集めていたのがこのバス、ならぬボート。なかなか斬新なデザインに目が釘づけ。
目的地のマルギット島に近づいてきました。
到着したときがちょうど11時だったので噴水ショー(歌付)を見ることができました。
島は全長3kmほどなのですが、島の先に日本庭園があるというので歩いて行ってみました。本当は島内2人乗りや4人乗りやそれ以上乗りの自転車に乗っている人達が結構いて、それに乗ったら移動が楽そうだったのですが、出発地点でレンタル屋さんがなく、中途半端に途中まで歩いたのでがんばって歩こうかという話になりました。木陰も時々あったのが救い。
そしてやっとたどり着いたのが日本庭園。
え?人魚姫の像?草木がうっそうとし過ぎでは??
と???だったのですが、一部こんな日本調も出てきました。紅葉の木もあり、紅葉の時期は美しいのではと思ったのでした。
まあガイドブックを読んでもネットの情報からも日本庭園があるという特記はなかったので、というよりボートに乗っていた時の説明で日本庭園があるのを知ったのです。救われたのは中国とかとごちゃ混ぜにされていなかったこと。島の中にはメープルリーフもたくさんあり、今は緑の島が赤くなるのも素敵だろうなと思ったのでした。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
黒髪の量の多い私の髪はフィンランドの冬では結構役立つのですが、灼熱の中央ヨーロッパではボロボロでした。もしかしてアジア人は北欧向き?に
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2015-07-10 Fri
Moi!今日の予想最高気温は17度。今は晴れているのですがお昼は晴れと雨マーク。お昼に用事があるのですが、ちょうどタンゴフェスティバルで街中の道路は一部閉鎖されている上に駐車中の車であふれているので車で行くとややこしそう。自転車で行くか車を遠くに止めて歩いて行くか思案中です。
さて、週末からブダペストに行ってきました。ブダペストはヘルシンキから2.5時間程度で行けます。ちょうど中央ヨーロッパが暑いときに行ったので連日とてもいいお天気に恵まれましたが、気温が35度。影があるところは風も吹いて涼しいのですが、影がないところが結構多くて見事に焼けてしまったという次第。
個人的な印象ですが、地元の人達は親切で特にサービスに従事している人は一生懸命助けてくれようとする姿勢がありがたかったです。特にホテルのスタッフは機転が利いていいアドバイスをたくさんもらいました。
撮りためた写真を見ると色々アップしたいのは山々ですがハイライトをご紹介していきます。
こちらは聖イシュトヴァーン大聖堂。ホテルの近くだったのでここはよく通りました。お昼の爽やかバージョン。
少し日が落ちてきたとき。
そして夜。
中にも入ることができました。まあとにかく圧巻の豪華な作りでした。フィンランド人の家人は豪華過ぎだとつぶやいていました。確かに若干盛り過ぎている感は否めませんが、権力の象徴ですもんね。
こちらは大聖堂近くの公園。観覧車がありました。高所恐怖症なのですが、ちょっと夜の街を一望したくて乗ってみようと提案したのですが、興味ないと却下されてしまいました。残念。
こちらも大聖堂の近く。馬車で観光する人がいました。カメラを焦って出していたら、観光客の人も大聖堂を見たかったようでちょうど目の前で停まってくれました。
私達の滞在中はちょうどエアーショーが行われていました。これもホテルの人のありがたい情報。ドナウ川に右に見えるようなポールが立てられています。正面に見えるのはマーチューシュ教会など。
そしてこちらのアングルはくさり橋と王宮。
エアーショーの競技前にハンガリーとEUの国旗を掲げたヘリコプターも飛んでいきました。
飛行機の速度が速すぎてなかなか写真を撮ることができませんでしたが、こんなふうにまっすぐ飛んだかと思うと
このように弧を描いて一回転したりして観客を楽しませてくれました。エアーショーに詳しい友達によると日本人も参加していたとのこと。そして競技だったらしいのですが、速さを競うものなのか、技術を競うものなのかなどは今一つわからないまま見ていました。
飛行機はこのくさり橋をくぐるため、いつもは車や通行人でいっぱいなのですが、この通り通行止め。ある意味貴重な写真かもしれません。
エアーショーの後街を散策してみました。通路に噴水がある大胆さ。この日は暑かったのでありがたかったです。なんというのでしょう、靴が濡れようが通路が滑ろうが、そんなこと構わないという強気さに好感が持てます。
そして夕食後、通行止めが解かれたくさり橋に行ってみました。ちょうど夕暮れの時期(日没はセイナヨキは23時半ですがブダペストは21時半ぐらい)に重なりラッキーでした♪
こちらは王宮の丘に上がるケーブルカー。
こちらは国会議事堂です。この空の何とも言えない色に惹かれます。
夕景のくさり橋はライトアップされていてまた別の美しさ。
くさり橋近くの公園にこんなオブジェが。この髪の毛、若干茶髪に見えますが芝生でした。
ブダペストは今回が初めてだったのですが、徒歩圏内に見どころもたくさんあり楽しむことができました♪ということで皆様、よい週末をお迎えください。
”美しき青きドナウ”は実は青く見えなかったのは光の加減のせいでしょう、きっと、に
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2015-07-09 Thu
Moi!夏至が終わって少し夏らしい日になりましたが、今週は少し寒くなり、今日の最高気温は16度。雨の一日です。そして昨日からタンゴフェスティバルも始まり、フィンランド各地からここセイナヨキにタンゴファンが集まり始めています。
さて1週間ほど前になりましたが、爽やかな夏の日に友達と湖畔のサイクリングに出かけました。全長15kmなのですが、今回は手始めに6kmだけ。たかがサイクリング、されどサイクリング。それでも十分に足ががくがくするほど疲れたのでした。
こちらが湖の周りはこのように歩行者と自転車のための道が整備されています。穏やかに見えても湖畔は結構風があるので25度ぐらいのお天気でちょうど快適。気温が20度だと風を通さないようなジャケットがないと寒いぐらいです。
水面が夏の太陽に照らされてキラキラしていました。
この湖は人工なのですが、このように島もあるのです。
これは別の島。
まだありますよ~。
サイクリング中に犬も湖水浴を楽しんでいるのを発見。写真には2匹しか写っていませんが、実は4匹いました。1匹はとてもご機嫌らしくワォーンと喜びの声をあげ、そしてその声がこだましていました。
湖の脇にはこのように森の小路もあります。湖と森、まさにフィンランドの象徴です。
サイクリングの締めにビーチをのぞいてみました。短い夏を満喫する人達。日光浴している人達もたくさん。
サイクリングの後は穏やかな湖を見て気持がリフレッシュし、そして心地よい疲労感が。次は15km制覇を狙います。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
このサイクリングでは日焼け止めをしっかり塗っていたのですが、その後の小旅行で日焼け止めを塗っていたにも関わらず普通に観光していただけで真っ赤に焼けました。太陽の光、恐るべし。そして日本にいるときにあんなにケアしていた日焼け予防がこちらに来てからはボロボロに崩れて年々浅黒くなってきています。フィンランドに移住後に色黒になるって…?日焼け対策は念入りに。色黒派の方も色白派の方も中間色の方も
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2015-07-03 Fri
Moi!今日も気持のいいお天気。気温は25度まで上がる上に終日晴れ。気持のよい夏がやってきました♪
そして7月といえばフィンランド人の多くが夏休みの月。家人の出張もなくなり、ちょこちょこ家やオフィスで仕事はしているものの、緩さが違います。
家では昨日が本格的な夏休みの初日。朝は家人はジョギングに。えーっとですね、7月の後半から日本に帰省するにあたり、家人はどうにかしてよい体形を見せるためにジムでパーソナルトレーナーについてトレーニングも始めました。彼は本気です。(その割にビールとか甘いものとか…いやいや。)何事も何もしないよりずっといいですからね。
シャワーを浴びたり朝ご飯を食べた後は買い出しに。どうやら前日にテラスに置くための木箱を購入したらしく、それをペンキで白く塗りたいのでそのペンキと刷毛を購入。その他食料の買い出し、銀行、義両親宅にルバーブをもらいに行くなどなど。家に着いたら15時半でした。
その後軽い昼食を食べてお昼寝。その後ゆるゆると起きてBBQの準備。近所に住む友達も招いてのBBQ。当然?彼女にも手伝ってもらいました~。いやいろんなものを焼いたのでお腹いっぱい食べました。おっと、こんなダラダラ日記を読んでいるとつまらないと思うので一つBBQのメニューをご紹介します。
アルミホイルにサーモンを一切れ。今回はノルウェー産ではなくフィンランド産のサーモンが手に入りました。サーモンに塩を一つまみかけ、その上にフレッシュチーズをたっぷりと載せます。このレモン味がサーモンとよく合っていました。
出典: Valio.fi
そして少し水を足してアルミホイルを茶巾のように上を閉じて水がこぼれないようにします。それをオーブンまたはBBQの上に置いて20分ぐらい蒸し焼きにして出来上がり。Siikaというホワイトフィッシュも同様に蒸し焼きにしました。こちらのフレッシュチーズはハーブ味にしたのですが、ちょっと味が重く感じられたので、レモン味の方が合いそうでした。
こうやって振り返るとあまり生産的なことができていませんが、それも休みの醍醐味。今日はお昼は義両親宅におよばれしていて、午後は湖の周りをサイクリングに行くかも。気持のいいお天気と夏休みの解放感(←基本毎日お休みなのですがね)を味わいながら、日頃できないちょっと凝った料理とか掃除もしようかなと思っています。と言いつつ明日からプチトリップに旅立つため、ブログの更新はこちらの夜にできるかもしれませんが、もしかしたら時間がないかもしれません。
とういことで皆様、よい一日をお過ごしください。
日本ではデザートは別腹にといいますが、フィンランド語ではデザート腹(=Jälkiruokamaha)というそうです。考えることはどちらも同じですね、に
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2015-07-02 Thu
Moi!今日は25度まで上がる”暑い”日となりそうです。やはり夏はこれぐらいまで気温は上がってほしいものです。
先週はProvinssiロックフェスティバル、そして来週はタンゴフェスティバルが開催されるセイナヨキ。来年は7月からハウジングフェア(=Asunto messut)が1カ月間開催となります。このハウジングフェアというのは2006年に始まり、毎年色々な街で開催されるというもの。昨年はユヴァスキュラ、今年はヴァンター、来年はセイナヨキ、再来年はミッケリという具合です。何がすごいかというと、開催が決まった場所では該当の市も一緒になって、更地に展示する家を建てていく、ひいては何もないところに道を作り整備し、そこを一つの住居地域にしてしまうという開発するビッグプロジェクト。アパートはこのフェアの後売りに出されますが、一軒家はそれぞれ既に所有者がいて夢の家を建てていっているのです。
昨日はそのハウジングフェアをガイドしてもらうチャンスがあったのでご紹介します。
このように続々と建築材が準備され絶賛建築中の家もあれば秋から着工に取りかかるという家も。
思わず”これ、一軒家ですか?”と聞いてしまった豪邸。アパートにしてもよさそうな大きさ。そして背後に広がるのはオーシャンビューならぬレークビューなのです。
このハウジングフェアは、私がよく行く湖の近くにあり、また森もすぐ近く。夏は湖水浴、冬はクロスカントリースキーにすぐ行ける自然豊かな場所です。また担当者の方もなるべく自然を残しながら開発しているとおっしゃっていました。またこの後展望台ができるのですが、こちらは車椅子の人でも見られるように鏡を斜めに設置しているので一緒に風景を楽しめるというバリアフリーのもの。地元の専門学校の生徒の協力で建てられるというのもフィンランドらしいです。
ペンキを塗る前もいい色なのですが、家族3人でペンキ塗り中。
この家、ちょっと不穏な名前がついています。サルミアッキ好きらしき家主さん、この出来上がりがちょっと興味惹かれるところです。
こちらはフィンランド語なのですが、家を建てている人がブログを書いています。写真も載っているのでよろしければご覧ください。見ているだけで楽しくなってきます。
http://www.asuntomessut.fi/blogit
開催まで1年あるので、これからどんどんコミュニティーらしく変身していくのも楽しみです。子ども達が遊ぶ公園もできるとのこと。チャンスがあればまた追加レポートいたします。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
人工の湖を作ってしまったことを思えばハウジングフェアなんて朝飯前?そしてサルミアッキ邸の出来映えはいかに?に
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2015-07-01 Wed
Moi!今日は昨日とうって変わっていいお天気。お天気は続きそうなのですが、気温は土曜日まで最高気温は20度以上なのにそれ以降15度ぐらいに下がるみたいです。7月になったというのにどういうことなのでしょうかね。
さて、先週の金曜日にProvinssiロックフェスティバルに午前1時まで参加。2時頃に寝て土曜の朝は8時に目覚ましをかけていたのですが、頭が痛くて起きることができず、結局9時半頃になってしまいました。Provinssiの苦手なところは煙草を吸う人が多いところ。オープンスペースなら煙を回避することもできますが、コンサート中、しかもHaloo Helsinki!のようなかなり多くの人が密集しているところで吸われると逃げようがないので困りものです。そして煙草を吸っている人はいい感じで酔っぱらっている確率が多いので危なくも見えます。頭痛も煙草からきたのかも…。
土曜日の早起きの理由はアラヤルヴィでAaltoa & Aarioitaというイベントがあり、その中でアールト関連の建物を回るツアーがあるので参加したかったのです。セイナヨキからアラヤルヴィまでは車で1時間。週末の買い出しもあるし、頭痛もあるので半分諦めかけていたところ、家人が食料の買い出しは引き受けてくれるというので行くことにしました。一緒に行こうと約束していた友達とは詳しいことは何も決めておらず、当日になってしまったので難しいかなと思いつつもおうかがいのメールを出したところ、すっかり忘れていたけど行きたいから一緒に行こうということになりました。急いで待ち合わせ場所と出発時間の確認の電話をして30分後に出発することになりました。
アラヤルヴィはアルヴァ・アールトのお父さんの出身地ということもあり、子どもの頃夏を過ごし、また家族を持った後も時々ここで夏を過ごしていたという所縁の地。6/25-28までAaltoa & Aarioitaというイベントが開催され、私が参加したアールトツアーやコンサート、講演などがありました。
こちらはアールトが子どもの頃に家族と通ったという教会。設計はヘルシンキ大聖堂と同じカール・エンゲルで美しい内装。
美しいシャンデリア、そして蜘蛛の巣に覆われたような天井の先に見えるのは青空。
こちらはアールトとはあまり関係ありませんがアールト設計の図書館の一室。子どもが喜びそうな小物がたくさん展示されていました。
イベントということもあり、ダンスも披露してくれました。手前の女の子達は海の波を作っています。アールトは日本語で波と言う意味なのです。
そして最後には波役の女の子もこんな活躍の場も。体幹がしっかり鍛えられていないとこんなにうまくいきませんよね。
次に向かったのは青少年センター。アールトが設計した最初の建物と言われています。火事にあったり、建物も保育園になったり映画館になったりしながらも今はまた青少年センターとして使われているとのことです。
中のホール。アールトデザインの椅子がずらりと並んでいます。
こちらはアールトの弟のヴァイノのために設計した家。今は改築中で、2階は宿泊できるようになるのだそうです。
1階にはこのように色々な写真が展示されています。アールトの若い頃の写真や家族の集合写真、夏を過ごしたときなどの貴重な写真も飾られていました。
アラヤルヴィに行くとアールトの生活を垣間見ることができ、セイナヨキとはまた違った面で楽しめました。
このツアーが終わった後、すぐに帰ったのですが空の怪しさ、気付かれたでしょうか。アラヤルヴィを後にして間もなくポツポツと雨が降り始め、そしてしばらくするとそれが結構な雨になり、おしまいにはバケツをひっくり返したような豪雨になりました。あの、私は長距離運転に慣れていないんですけど…。ワイパー最速にしても先が見えないぐらいの雨は初めてでした。しかも速度制限時速80kmのところ。こちらでは速度制限より遅く走ると後続車に迷惑がかかるのでプレッシャーなのですが、このときは70kmぐらいにスピードを落としました。前後に車がいなかったのは幸い。友達も隣にいたので安心でした。そんな中、タイミングが悪い人発見。豪雨の中、屋根のないバス停で傘もささずずぶ濡れになってバスを待つ少年1人。お気の毒でした。その豪雨は10分程続いたでしょうか。その後セイナヨキに向かうにつれて青空が広がってきました。友達と(私の汚れ果てた車の)”無料洗車ができてラッキーだったね。しかも乾燥までできて。”と話してました。いやほんとにきれいになりました✨
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
食料買い出しに行ってくれた家人ですが、リストに(たった)6つしか書いていなかったのに、そのうちの3つしか買ってこなかった。しかもリストにはないメロンとかスイカとかを買っていて”時間がなくって全部買えなかった。”と言い訳。”じゃあ何でメロンとかスイカを買う時間があったのかな?”と私にギロッとにらまれたのは言うまでもありません。でも感謝の気持を忘れてはいけませんね、に
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