2015-05-04 Mon
Moi!今日もいいお天気なのですが、屋根には霜がおりています。草木は随分青々としてきたし、太陽の光も力強いので、霜とのコントラストがちょっと不思議な感じがします。日中は12度まで上がりますが、お昼過ぎにちょっと雨が降る予報も出ています。
季節もよくなってきたし、週末は連休だったこともあり、久々に友達夫婦を招待しました。そのおかげで家の大掃除+庭掃除+テラスの片づけができたのでした。
我が家のゲストが来る時の定番メニューはお寿司。今までおよびしたゲストには概ね好評。買う材料も大体決まっているし、分業制もばっちり。好き嫌いやアレルギーの心配も他の料理ほどしなくてもいいし、料理を作るタイミングもそんなにナーバスにならなくてもいいし、結局お寿司が無難ということに行きついています。
今回招待したご夫婦は共に料理好きな方だったので、一緒にお寿司を作りましょう(という名のもと、お手伝いいただいた)のコンセプトでお招きしました。
そして家人はここ最近出張中に和食レストランでお寿司を注文してよいヒントを得たのに加え、先日のお誕生日パーティーで意外なプレゼントをいただきました。
このカートリッジ式プチバーナーとでもいうのでしょうか。これでまずサーモンの表面を炙ります。
このプチバーナー、お手軽だし場所も取らないし、持っていなかったし、なかなかのサプライズプレゼントでした。
炙った後は少したれをつけてマヨネーズをちょこっと載せてできあがり。
この炙りサーモン寿司、ゲストに振る舞う前に家人と練習を兼ねた試食会を前日に行いました。
焼肉のたれ、おしょうゆ、レモン果汁、マヨネーズ、みそ味たれ、テリヤキソース、BBQソースなどをずらりと並べ、色々と組み合わせたりして味比べ。結局当日はみそ味たれに日本のマヨネーズのコンビネーション。サーモンとうまくマッチしていました。
ちなみにこちらでもマヨネーズは入手できるのですが、味がなんとなくおいしくないというか、少なくともサーモンの上に載せて食べると違和感が残る味なのです。そのせいかどうかわかりませんが、こちらではマヨネーズはほとんど使われません。サラダにかける人もほとんどいないような気がします。セイナヨキのお寿司屋さん(中国人経営)でも、最初は別のマヨネーズを使っていたそうなのですが、最近は日本製のマヨネーズを使っているそうです。正しい選択かも。
こちらは変わったところでナスの皮を少し炙って、ナスの下に小口ネギとショウガを少し、上には練り梅を載せたもの。
あの、一言申し上げてよいでしょうか…。
オリジナルのレシピはこのようにナスの皮部分のみを切り取るのではなく、皮と白い部分をお寿司のサイズにして切るようになっていました。でも見かけを重視した家人はナスの皮を全部はいでこのお寿司に使ってしまいました。残ったのは皮がはがれた巨大な白いナス(長さ約20cm)。傷む前に早めに消費しなければ!
こちらはSiikaという白身魚に小口ネギをちらしたもの。ネギをちらすと魚臭さが軽減されます。
友達夫婦に最初、握り寿司のシャリの握り方を教えようとしたのですが、ちょっと難しかったようです。私達は日頃からおにぎりを作ったりすることもあるので、お米の握り方やしっかり水を付けないとお米がてにひっつくことなどを体験から知っているのですが、フィンランド人にとっては、お米を手で扱うこと自体未知の分野。手先の器用、不器用は関係なく、体験の違いなのでしょうね。これは折り紙を教えるときにも感じることです。
写真には撮らなかったのですが、このご夫婦に巻き寿司をほぼ全部お願いしたのですが、とてもきれに巻いてくれました。しっかり準備した後はおいしいお寿司を心ゆくまでいただいた、そんな素敵な週末を過ごすことができました。
ということで皆様、よい一週間の始まりをお迎えください。
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