2015-04-21 Tue
Moi!今日は12度まで上がりそうです。日の出は5:43で日の入りは21:12。すっかり日が伸びてきました。この時期太陽の明るさに油断して時計を見ていなかったら”もうこんな時間!”と驚くこともしばしばなのです。
さて、昨日に引き続き今日は北欧協会のイベントについて。今日はセミナーの後に行われたアールトセンターのツアーの写真をご紹介します。ガイドは40年以上ガイドをし、去年ベストガイドに選ばれたヘレナ。大先輩です。ただ彼女もスウェーデン系フィンランド人のため、先日のガイドはスウェーデン語で行われました。なので今回は時間配分やルートなどの勉強が主な目的となりました。
それはさておき、ラケウデンリスティ教会はアルヴァ・アールト設計の特徴でもある自然光がたっぷり窓から入ってくるデザインので、季節により、天候により、時間により教会の印象が変わります。
これは2階席から撮った写真。春の清々しい光が射し込み、真ん中の十字架を際立たせています。
多くの教会には様々な趣向を凝らしたシャンデリアが飾られていますが、この教会はアルヴァ・アールトのデザインによるもの。シャンデリアにはない気品が漂っていて好きです。アールトのランプは灯りがついていないときも美しいように設計されているのだそうです。
窓の形に切り取られた空。よいお天気でした。
久々に65mの時計塔に上りました。アールトセンターとよばれる市庁舎、図書館、劇場、行政施設(現在は市役所の一部)。
余談なのですがフィンランド語で”Kello”という単語があるのですが、”時計”という意味もあるのですが”鐘”という意味もあるのです。昔は教会の鐘が時を刻んでいたからでしょうね。このラケウデンリスティ教会の塔には時計も掲げられているし、鐘もあるのでいつも鐘楼というべきなのか時計塔というべきなのか迷います。
これは新旧図書館。右がアールト図書館で左がアピラ図書館。相互にトンネルでつながっていてアールト図書館は現在は改築中ですが5月の終わりにリニューアルオープンの予定です。
こちらはセイナヨキ市庁舎。コバルトブルーのセラミックの壁も遠くから見ると模様のように見えてこれはこれで美しいです。
久々の教会でしたがいつ行っても落ち着ける私の好きな場所の一つです。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
時計塔にはエレベーターがあるのですが、最大5人までしか乗れないため、下りは若ぶって階段で下りました。そしてまさかの筋肉痛日頃の鍛錬がこういうときにモノを言いますね。反省、に
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