2015-01-28 Wed
Moi!今日は+2度まで上がります。車道の雪も少しずつ溶けてきています。ただ夕方からまた雪の予報。これぐらいの気温だと水分を含んだ雪なので結構積もりそうな予感です。
さてフィンランドの3大スーパーといえばS系(PRISMA、S-Market、Sale等)とK系(City Market、K-Supermarket、K-market等)そしてドイツ系のスーパーLidle。価格の安さでいえばLidleが優勢なのですが、先日PRISMAも400品目に渡り価格を下げるという消費者にはとてもありがたいニュースがありました。
セイナヨキは家電や衣料品などまで売っている大型スーパーには恵まれているところだと思います。クマが出没したCity Market(記事はこちら)は老舗ですが、その近くにHalpa Halliというスーパーもリニューアルオープンして生鮮食品も取り扱いを始めました。
そしてスーパーの激戦区はPRISMAのある辺り。半径4km以内に巨大なPRISMAが、そしてCity Marketの2店目が数年前にオープン、さらにminimaniというスーパーも追ってオープンしました。買いたいものが売り切れだったときは簡単にスーパー巡りが可能なのです。
この3店、やはり棲み分けをしていかなければ競争に負けてしまうのは明白。最近になって各店の工夫が少しずつ見えてきました。minimaniはあまり行くことはないのですが、最近一番新鮮な魚が手に入るという情報が入りました。PRISMAは店舗も駐車場も大きく安定の客数。そして今回ご紹介するのはCity Market。
始めの頃はあまり特徴もなく、品数も前からあるCity MarketにもPRISMAよりも劣る微妙な感じ。最初は敷地内におしゃれなオーガニックを扱っているお店や北欧系のスタイリッシュな服のお店や安売りの本屋さんとか入っていたのですが、どれも1年経つか経たないかのうちに姿を消していきました。レジも大体がらがら。ただ最近少しずつ変化が見えてきました。
こちら1.5kgのオレンジが2袋で3ユーロ。(1ユーロ=133円 2015年1月27日現在)ちなみに先日は5kg入り!のオレンジが2ユーロという破格値もありました。ちょっと豪華にフレッシュオレンジジュースを作ったりしました。(家人が)

こちらはフィンランドではあまり見かけないカルボナーラパスタ。1.99ユーロという金額よりもこの-48%というのに心惹かれてしますのです。

Fazerのこの一口チョコ、結構おいしいのですが、こちらが-60%オフの1ユーロ。(購入即決!)

こういう購買者の心をそそる割引率がとても高いものがあちこちにあるので、日頃なら手にしない製品も”こんなに安いなら”とついつい買ってしまう恐ろしい場所でもあるのです。どうやら他店と差別化を図るためにK系の在庫があまり過ぎているものを集めてここで売りさばいている模様。
お店でもこのようにアウトレットと謳っています。

寿司キットが10セントで売られていたのもその一環だったのです。どの店舗でもあまり売られないものがここに集められ、さらに売れ残りそうなら価格がどんどん下がっていくのです。ちなみにこのCity Marketではセルフサービスですが、コーヒーまたは紅茶+シナモンロールなどのプッラが1ユーロで食べられるコーナーもあり、小腹がすいているときは時々利用します。ほほ。
こういったアウトレット効果などもあり、お客さんも最近では結構増えてきています。電機店やスポーツ用品店などはまだまだお店の数が少なくて殿様商売の傾向があるので、こういった日常品の価格競争は嬉しい限りです。地の利を活かすべく新聞広告などでどこで何が安いかを品定めし、週末のお買い物ルートを計画しているのです。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
以前PRISMAでショッピングカートにテレビを入れている人がいてちょっと衝撃だったのですが、まあそれもありですよね、に
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