2015-01-19 Mon
Moi!今は-6度なのですが、晴れの予報にも関わらず、時間を追うごとになだらかに気温は下がり、夜10時には‐15度まで下がります。ここのところ雨で雪がほとんど溶けた状態で道が凍っているので、転んで怪我をする人が多いようです。凍った道を歩き慣れているであろうフィンランド人でさえそうなら、外国人の私はもっと気を付けなければと思う今日この頃。
そんな中、先日寒中水泳の薦めという記事がありましたので紹介します。日本だとお盆を過ぎてクラゲが出始める頃、海水浴も終わりというイメージがありますが、フィンランド人はそんなもんじゃありませんよ、たぶん。
季節に関係なく海や湖で泳ぐ、これがスイマーの基本。冬に泳ぐ人をTalviuimari(=winter swimmer)とよぶのだそうですが、注意事項がいくつかあるそうです。
1.一人では泳がない。
万が一のとき助けてもらえる体制を取っておくことは大切。
2.寒さ防止のためのPipo(=帽子)と水泳用スリッパを準備すること。
一旦水の中に入ってしまえば”暖かい”のかもしれませんが、水に入るまで雪や氷の上を歩くことになりますから特にスリッパは必須アイテムですね。
3.水から上がった後は十分着込み、十分飲み物を飲むこと。
また一年を通じて泳ぎ続けていると、冷たい水にも”慣れてくる”のだそうです。なので秋に少し寒くなり始めたときに休むのではなく、泳ぎ続けることがポイントとのことでした。
ちょっと話は逸れてしまいますが、SPAと聞くと日本では素晴らしいリラクゼーションマッサージ(!)とか温泉とかが思い浮かぶのではないでしょうか。家人から”SPAに行こう”と言われたときもどんな素晴らしいマッサージが受けられるのだろう、と心躍らせながら行ったのですが、そこは温水プールでした。あまり泳ぐことが好きではない、というか水着を着るのが嫌いな私は大きな声では言えませんががっかりしたことを思い出しました。
サンタクロースもちょっと様子見。つららにもご注目。
出典:Ilkka.fi 写真:Tomi Kosonen
今週は-10度以下に気温が下がっていくので海や湖にも氷が張っていくと思われますが、Talviuimari達は果敢にアイススイミングを楽しむのでしょうかね。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
一度真冬のラップランドでSPAに行きました。屋外温水プールにも挑戦しましたが、雪の上を転がって楽しんでいる人を目の当たりにし、何かこう、見てはいけないものを見てしまったというか、間違ったところに自分はいるのではないだろうかと思った-20度の夕方。
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