2015-01-15 Thu
Moi!今日は晴れて気温も0度前後。自転車で出かけてもよさそうなお天気です。
さて、先日なくした指輪が冷蔵庫から発見されたこと(記事はこちら)を書きましたが、それを書いた直後にハードのコンタクトレンズをなくしました一難去ってまた一難。やれやれ。まあね、自分が撒いた種なのですが。
洗面所で左目にはめたときに少し音がしてあれ?と思い、確かめてみると視界がぼやけていました。ヤバい、落としたと思って床も這いずり回って探したし、懐中電灯も持って来て探したのですが見つかりません。こんな狭い場所で見つからないなんておかしいと思う気持と同時に、とりあえず指輪さえ戻ってきてくれたのでコンタクトまでは望みませんという気持や、消耗品でもあるしそろそろ寿命かなという気持が錯誤していました。
世が使い捨てコンタクトレンズが主流なのには気付いていましたが、私の場合、家では基本的に眼鏡、外出する時だけコンタクトにしているので、需要としては乱視もあるのでハードコンタクトが一番合っている気がするのです。そして買うときは2セット。この2セットを買ったのがかれこれ7年も前十分元は取った気がします。
そういうこともあり、その日街に出たついでに眼鏡屋さんをのぞいてみることにしました。行ってみたのは雑貨屋のチェーン店Tiimariがつぶれてしまった後に入った眼鏡屋さん。広い店舗で日中にも関わらず検査などをしている人が5,6人もいてちょっとびっくりしました。恐る恐るコンタクトレンズの扱いがあるかどうか聞いたところ、”ありますよ。”と嬉しい反応。ただハードコンタクトレンズがほしいと言うと”うちではオーダーすることになり、1週間ほどかかります。他にコンタクトを扱っているところなら、この通りを少し歩いた○○というお店に行ってはどうですか。”と別のお店まで紹介してくれました。
次のお店でもハードはオーダー制で在庫はなし。オーダー期間は1週間ぐらい。そして以前家人が眼鏡を作ったお店が割と大きかったのでそこにも行ってみました。お店の人いわく、コンタクトの度数がわかれば1週間かかるけど、度数がわからないとオーダーが難しくなり(保証の関係と言われていた気がしますが)うちでは1ヶ月ぐらいかかると言われました。1ヶ月!そのお店の人はさらにもう1軒の眼鏡屋さんを紹介してくれました。4軒目となるその小さなお店でも当然のことながら扱いはなく、帰途についたのでした。
その日わかったことは、セイナヨキではハードコンタクトレンズの在庫を持っている眼鏡屋さんは存在しないこと。そして徒歩5分内に4軒もの眼鏡屋さんがあること。
帰宅してからコンタクトの度数を書いた資料がないか色々探したのですが、コンタクトの保存容器は既に捨てていて、昔少し買った一日用使い捨てコンタクトがあるはずなのにどうしても見つからず。
ここで色々なシチュエーションをシミュレート。
①先日開通したOnni bussiを使って往復2ユーロでタンペレかヘルシンキに出向いてハードコンタクトを購入。
⇒どのお店で扱っているのか調べる必要あり。また在庫が必ずしもあるとは限らない。
②ルーブル安を利用してロシアで購入。
⇒英語が通じるのか。品質は確かなのか。そしてお店の取り扱いがあるかどうかの保証なし。
③コンタクト生活とさよならして眼鏡生活に切り替える。
⇒気温差の激しい特に冬。外から室内に入った瞬間に眼鏡が曇る。←これが嫌。耳が痛くなる。眼鏡があまり似合わない。そして日本のように安く眼鏡が作れない上、家人は1ヶ月待ちだった。
④日本に帰国して購入。
⇒これは単なる夢。保険もきかないし
行き着く結論は郷に入っては郷に従え。使い捨てコンタクトに切り替えるしかなさそうです。翌日ウクライナ人の友達と電話で話しているときにふとしたことからコンタクトの話になりました。彼女はなんと私が購入しようと思っていたお店で買ったイタリア製のコンタクトレンズが合わず、全部捨てる羽目になったと。でも別のお店(それは私が回った4軒のどれでもない5軒目の眼鏡屋さん!)で買ったらとてもよくて金額も最初のお店よりも安かったと。これで決まり。
早速友達お勧めの眼鏡屋さんに行きました。ここもショッピングモールの中にあるせいもあり、割と混んでいました。視力検査等を受けられるのが1時間後。図書館で時間をつぶして再度出向きました。小さな店舗ですがちゃんと眼科医がいるのですね(失礼)。
眼科医の先生は最初に”フィンランド語がいいかな?それがだめなら日本語?”などと軽くジョークを言いながら部屋に通してくれました。この先生、恐らく50代なのですが、フィンランド人にしては珍しくお腹が全然出てなくてすっきり。爽やか系イケメン。シャツもさり気なくおしゃれ。セイナヨキ在住ではなくて別の都会から出張診療できているのかと思うぐらい洗練されています。最初は私もフィンランド語で頑張っていたのですが、”乱視”を説明しようとして沈没。(結局英語でもわからなかったのですが)そこでわかったのはこの爽やかイケメン眼科医の英語がとても流暢なこと。フィンランド人のふりしてほんとはアメリカ人?と思うぐらい。実際先生はアメリカで留学されていたとのこと。
おっと、コンタクトの話ではなく眼科医の話に変わってしまいましたね。結局爽やかイケメン眼科医の手際のよい教示により1ヶ月用コンタクトで様子を試すことになりました。そして最後にお会計。診療代が○ユーロ、1ヶ月用コンタクトが○ユーロ、付属品キットが○ユーロ、合計130ユーロになります!
えーっと、いいんですけどね。友達から安いと聞いていたからいいですけどね。
でも日本で買うときはあらかじめ最初に流れを説明されて、いくつかのメーカーの候補とその特徴や価格などが紹介されて、自身の目に合った製品はこれになりますが、よろしいでしょうか、的な合意があったものですがね。郷に入っては郷に従えですからね。
そんな流れでただ今1ヶ月用コンタクトレンズ装着中。初めてのことはびっくりなことも多いですが、ボチボチこちらのやり方にも慣れていかなければと思ったのでした。
最後の写真は庭にいた雉。冬なのに丸々と太っていると思っていたら、友達から羽根に空気を入れて温まっているのだと教えてもらいました。なるほど、鳥も極寒で生き延びる知恵を兼ね備えているのですね。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
ウクライナでは3ヶ月連続装着OKのコンタクトも売られていたとか。品質云々以前に私の場合、3ヶ月後をきちんと記憶していられるかどうかが問題そうです。コンタクト派の方も眼鏡派の方も裸眼派の方も
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