2014-12-31 Wed
Moi!早いもので2014年の最終日となりました。日本は本当に残すところ3時間余りですね。
ブログを始めて1年と半年。ちょっと見かけた風景やおもしろいニュース、イベント、また日々感じたことなどを自由気ままにアップしてきました。この1年もこんな気まぐれなこちらにブログにお越しいただき、また数えきれない応援クリック、心からお礼申し上げます。
そして来年も引き続きよろしくお願いいたします。
最後の写真は昨日撮ったもの。雨が上がった後の曇りだったのですが、静かに青い空気に包まれる広場。
昨日のお出かけの目的はマリメッコ。クリスマス明けからセールが始まりました。
こちらはフィンランドの英雄、マンネルヘイムの像。
2015年が皆様にとって幸せに満ちた1年となりますよう!
年越しそばはフライングでもう食べてしまいましたが一応大晦日ということでOKですよね、に
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2014-12-30 Tue
Moi!昨日の日中は-15度前後でぐっと冷え込みましたが、今日は1度前後、明日も3度まで上がります。そして今朝起きたらさらにふわふわの新雪が積もっていました。
クリスマスで何だか曜日と日にちの感覚を失っていましたが、もう12月30日なのですね。こちらでは1月1日はお休みですが、2日からは通常生活に戻ります。一応お正月料理というのもあり、ポテトサラダとナッキというソーセージ。日本のお節料理に比べるとかなり謙虚でございます、というか準備がとても簡単、とでもいいましょうか。
そして大晦日の風物詩といえば花火です。こちらでは花火は決まった時期にしか販売されないため、この時期になると花火の広告が一気に増えます。購入できるのは18歳以上で、打ち上げが許されているのも12月31日の18時から翌日の2時まで。売られているのもロケット花火が主流で、手持ちで楽しむタイプはほとんどありません。(まあ寒いですしね。)
街の中央広場でもカウントダウンの花火は上げられますが、家から見えるほど大きくはないし、深夜に出かけてまで見る気がなかなか起きず、セイナヨキのものはまだ見ずじまい。ただこちらにきて最初の年越しはラップランドのLeviだったので、ゲレンデで打ち上げられたのは見に行ったことがあります。公式の花火が打ち上げられる前にゲレンデのあちこちで個人が上げた花火のフライングがあり、観客も”おーっ”と盛り上がった後に本物ではないことに気付き”ちっ”みたいなのが何度か続きました。日本の花火大会の期待感を持って臨んでいたので、確か10分ほどで終わりかなりあっさり、ちょっとがっかりでしたが、これが海外に住むということかなと妙に納得したことも覚えています。それよりも何よりも外は-20度とかだったので、例えば1時間派手な花火が上がり続けても果たして見られたかどうか、ですね。
今年の年末年始は特に何も予定はありませんが、大晦日には長野のおいしいお蕎麦を以前送ってもらったのでそれを食べる予定。打ち上げ花火はそのときの流れで決めようと思います。
最後の写真は昨日のすばらしい日の出。ふと窓の外を見たら燃えるように真っ赤で急いでシャッターを切りました。
実際はこれよりもさらに赤く見えました。
これは確か”日の出モード”で撮ったもの。上ほど赤くありませんがグラデーションが美しいです。
ということで皆様、よい年末をお過ごしください。
日本人的には打ち上げ花火ではなく除夜の鐘を聞きたいものです。打ち上げ花火派の方も、除夜の鐘の派の方も、中立派の方も
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2014-12-29 Mon
Moi!クリスマスの休暇も終わり、家人は朝5時に仕事に出かけました。今朝は-14度まで下がっていますが、夜になるにつれてだんだん気温が上がり、朝の3時には-2度まで上がります。夜中の方が10度も暖かくなるなんて、もうちょっとよくわからない感覚ですよね。とにかく日中は寒いということは確かです。
さて、昨日はテレビで映画を観ました。”Härmä(=ハルマ)”というタイトル。Härmäというのは実際にある地名で、セイナヨキから車で1時間ほど離れたカウハヴァという町にあります。
先日こちらの記事で、フィンランドの地方別性格の傾向をご紹介しましたが、セイナヨキやカウハヴァがあるポフヤ地方は
●ストレートに物を言う
●短気
●容赦ない
●自己意識が強い
とご紹介しました。このHärmäという映画はまさにこの性格を具現化した、ドラえもんでいうところのジャイアン的なキャラが主人公のお兄さんでした。
物語は1800年代。舞台となったカウハヴァ名産のPuukko(=プーッコ=ナイフ)がふんだんに活躍するバイオレンスムービー。公開された2012年、家人から一緒に映画を観に行かないかと打診されましたが、丁重にお断り申し上げました。
昨日はまあテレビだしちょっと見てみようかと見だしたら止まらなくなって、結局最後まで見てしまいました。見ていてよかったなと思ったのは
☆主人公がイケメンだったこと。ちなみに名前はLauri Tilkanen(=ラウリ ティルカネン)。 憂いのある、でも澄んだ瞳が印象的でした。
出典:metropoli.net/
☆民族衣装がかっこよかったこと。ちなみにこちらの写真はこの映画音楽の作曲家、Tuomas Kantelinen(左)と方言指導者のJoonas Autioです。時々思うのですが、こちらの新聞やネットに載せる写真、本人が目をつぶっていようがあまりお構いなしの傾向があります。
出典:kauhava.fi
ちなみにエテラポフヤンマー地方の民族衣装セット、ネットで販売されていました。腰にはPuukko、これ、基本。
出典:kansallispuvut.fi
そういえばセイナヨキ出身のDuudosonが昨年の大統領主催の独立記念パーティーに参加していた時もこのように民族衣装を着ていました。
写真: Tiina Jutila / Yle
☆景色が美しかったこと。
Lakeusといわれる平原が広がるシーンが何度も出てきたのが印象的でした。
もし興味がある方はこちらから視聴可能です。ただしフィンランド語のみで字幕なしですが、主人公のイケメンぶりとか、お兄さんのジャイアンぶりとか、風景や1800年代のフィンランドの様子はお楽しみいただけるのではと思います。ただし血を見るのがNGの方にはお薦めいたしません。
http://areena.yle.fi/tv/2226391
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
映画を観た後に家人に”こんな恐ろしいことが繰り広げられていたところに移住してしまってショックなんですけど…”と嘆いていたら、”大丈夫、大丈夫。日本でも昔は忍者や侍が活躍してたでしょう。”と慰められ、妙に納得、に
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2014-12-28 Sun
Moi!今日の最高気温は-10度、最低気温は-17度です。クリスマスのメインイベントも終わり、ゆったりした週末に移行。お店も昨日からオープン。バーゲンも始まっています。(でもこう寒いと引きこもりがちになってしまうのが世の常。)
さて、昨日は久々にセイナヨキの隣町、クオルタネに行ってきました。目的は整体。(今回は残念ながら私ではなかったのですが)兵庫県の丹波で開業されていた小川さん。日本で学んだ整体の手法をもとに、矯軸法という整体を研究開発されたそうです。整体院の名前はOgawa T。フィンランド式に発音するとオガワテー。小川亭とも小川邸とも解釈できます。それはさておき、数年前奥様の故郷、フィンランドにご家族と共に移住して現在クオルタネで開業されています。
もともと小学校だったところを改築されたとのこと。床もご自分で貼られたそうです。
私はひどい肩こりと腰痛持ちで、日本にいるときは毎週整体に通い、引っ越し先で真っ先にチェックするのはスーパーの前に整体院、のような生活をしていました。こちらに来て何度か整体やマッサージに通ったのですが、なかなかリピートしたくなるようなところは見つからず。そんなところにフィンランド語の学校に通っているときに、別のクラスと合同授業があり、そのときに小川さんと知り合いました。日本で整体をされていたと聞き、私の目がキランと輝いたのは言うまでもありません。
小川さんのされる矯軸法の整体は、日本で私が受けた整体のどのものとも違っていましたが、とにかく効力が素晴らしいのです。まず矯軸法はその字の通り、体の軸の歪みを直し、本来の姿勢に戻すこと。最初に立った姿勢で背中の上から順に体の歪み具合を調べていき、その後整えていきます。その整え方も、カイロプラクティックのように体をバキバキッといわせるのではなく本当に少し整えるだけ。最初に体の歪みをチェックするので、小川さんは患者さんの体の癖や事故歴などを言い当てることができます。”座るときに椅子の脚に足を置いている”(←これ、私)とか”タブレットをいつも持っている”とか”XXを以前打ったことがある”とか。そういう歪みや凹みが体の不調につながっているため、それを矯正していくのです。
一度軽いぎっくり腰をしたときにも、小川さんに助けていただきました。不思議だったのは終わってすぐに治った訳ではないのですが、じわじわと”あれ?この姿勢のときめちゃくちゃ痛かったのに今は痛くない”というのが増えていき、2日ぐらいすれば何事もなかったかのように元通りになりました。
この写真には写っていませんが、日本のオブジェも飾られていました。
こちらの絵は患者さんのお子さんが待っている間に描いてくれた絵だそうです。かわいい。
病院に行ってもすっきり治らなかったのに、小川さんによって治った人も数多く。今や評判は口コミで広がり、ヘルシンキなど遠方から来られる方もいるのだそうです。そして年末も31日まで営業されるのだとか。お疲れさまでございます。
フィンランド在住の方で、興味のある方は是非お運びください。
Ogawa T
Uusitie 5 63230 Lentilä
040 8504868
最後にこちらは小川さんの高校生の息子さん自作のバター。生クリームから作ったそうです。まるで市販のようなバター。日本でのバター不足は解消したのでしょうか。まだ続いているようでしたら生クリームさえ入手できればこのようなバターが自分で作れます、たぶん。(←私が作ったら何か失敗しそうな予感。)
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
寝る時のお薦めの姿勢は非常口の格好だそうです。皆さん、ご一緒に~、に
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2014-12-27 Sat
Moi!クリスマス前から急に冷え込んでいます。今日も晴れの予想ですが気温は-6度前後。そして気温は緩やかに下降線をたどり、朝方は-14度まで冷え込みそうです。ちなみに今は空はうっすらピンク色なのですが、雪がはらはらと舞っていて幻想的です。
このように冷え込んでくると自然のアートも楽しめます。
昨日朝テラスを見たらこの通り。窓一面に氷の結晶が
とても寒そうに見えますが、確か-5度前後だったので―20度とかに比べるとそうでもなかったです。ちなみに-20度とかになると、テラスでシーツを干そうものなら皺を伸ばす猶予もなく、置いた瞬間にカチーンと凍ります。そういう意味で-5度はまだ温情が残されている気温です。
クローズアップして撮ってみたらまるで繊細な刺繍のよう。
こちらはクリスマスツリーみたいです。
こちらは今朝の景色。黒いところを目を凝らしてみると雪が見えるかもしれません。
雪はしんしんと清々しい朝に降り続けていますが、少しずつ雪片が小さくなり、青空部分も広がってきました。
冬休みが始まった方も多いのでしょうか。皆様、よい冬休みを、そしてよい週末をお迎えください。
クリスマスの間食べ過ぎで大きくなったお腹を我が家ではJoulumäki(=ヨウルマキ=クリスマスの丘)とよんでいます。ヨウルマキ撲滅キャンペーンはいつ始動できるのか。もったいないオバケとの闘いとなりそうです。に、
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2014-12-26 Fri
Moi!今日は-10度まではいきませんでしたが、それでも氷点下。寒い一日でした。
よく考えてみたらこちらにきて5回目のクリスマスなのですが、まったく旅行に行かなかったクリスマスは今年が初めてということに気付きました。クリスマスの料理はどんなものを食べて、とか、教会ではミサがあるとか、プレゼント交換があるとか部分部分は体験していたのですが、通しで体験したのは初めて。それでもお正月の過ごし方が各家庭で微妙に違うように、絶対にこうしなければというものは少ないように思います。
手元にあるフィンランドの習慣などについて書かれた本によりますと、
クリスマスの日は朝早くに教会に行っていました。最近は多くの家庭はクリスマスイブに行くことが多いです。クリスマスの日は特に何も予定がなく一年で一番平和な日かもしれません。
出典: Suomneidon kaunis hymy
とごくごくあっさり書かれています。ちなみにクリスマスイブについては1ページ半に渡って説明されているのですが、クリスマスの日はたった4行ですからね。キリストは25日に生まれたというのに、メインの日より前日の方がイベントが多いとはちょっと意外な気がしました。そういえば外出した時、道もガラガラでした。
家はというと、ランチに義両親宅に招待されていたので行ってきました。義弟家族も一緒に集まり、伝統的なフィンランドのクリスマス料理をいただきました。
おいしい料理もいただき、話のネタが少し途絶えたところで、そうです、このゲームが登場。(記事はこちら)
実は私はモノポリーをしたのは1回ぐらいで、ルールが今一つあやふやだったので、クリスマスイブの昨夜、家人と指しで練習がてらやってみました。結果は惨敗。私はせっせと投資したというのに、家人ときたらうまくかわし
今日は2人1組になって3組での対戦。私は(昨日のトラウマもあり)銀行員になりました。義母はさすがにセイナヨキ歴が長い分色々なことを知っているので、質問タイムのときは大活躍。盛り上がりながらも1時間半ほどしたところで1組が倒産し、ゲームオーバー。そしてデザートの時間となりました。お料理もたくさんでしたが、デザートもたくさん。お腹がいっぱいになるまでいただきました。
結局6時間ほど長居をし、帰途についた次第です。明日もボクシングデーでお休み。新聞も24日から3日分のテレビ情報が載っています。まさに日本のお正月みたいですね。クリスマス前のスーパーがなぜあんなに混んでいたのか今更ながら理解できた次第です。
最後の写真は以前に撮った写真ですが、セイナヨキの市役所とクリスマスツリーです。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
1対1でモノポリーをすると険悪な雰囲気が流れます。ご注意を。まあ昨日は険悪になる以前に大負けは火を見るよりも明らかだったんですけどね。こんなところで運は使い果たさない主義でございます、に
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2014-12-25 Thu
Moi!今日は終日-10度前後の寒い一日でしたが、いいお天気で空気がきりっとして気持よかったです。
15時から近所のトルナヴァ教会でミサがあったので参加してきました。
正面に見えるのはトルナヴァ教会。道の脇にはキャンドルが灯されています。家人が子どもの頃、教会の活動の一部で20歩ごとにキャンドルを置いたことがあると言っていました。今年も子ども達が歩数を数えながら置いていったのでしょうか。
こちらがトルナヴァ教会。この教会は1864年から教会として使われてきました。アルヴァ・アールトが設計したラケウデンリスティ教会より歴史があります。
いつもは教会に行くことはほとんどないのですが、クリスマスのときぐらい…と思う人が多いようで550席あるベンチはほぼ満席。私達も2階席に座りました。本物ののクリスマスツリーにシンプルな飾りつけ。この白い教会によく合っています。
ミサは主にクリスマスキャロルと牧師さんのお話で30分ぐらいで終わりました。クリスマスキャロルもシベリウスの曲もあり、馴染みのあるものばかり。演奏はパイプオルガンとフルートというシンプルな構成でしたが、このこじんまりとした教会によくマッチしていました。
このトルナヴァ教会の裏には広い墓場が広がっているのですがこれは美しかったです。クリスマスイブはフィンランドではお墓参りの日で、お墓の前にはたくさんのキャンドルが灯されていていました。家人の情報によりますと、この場所は、近しい人のお墓が遠くにあって行けない人達がここにキャンドルを置いて故人を偲ぶのだそうです。
気温は-13度でしたが、お墓が美しかったのでもう少し歩いてみました。こちらにもクリスマスツリーが。寒い中飾りつけ、お疲れ様です。
本当は教会に行く前、日が暮れる前に行きたかった湖に行ってきました。この通りがっちり凍って湖の上にも雪が積もっていました。さすがに湖上にはまだ誰の足跡もついていません。
湖にできた道。氷が動いたためにこんな道ができたのだとか。これもまた神秘的です。
今日はこのように静かなクリスマスイブを過ごしました。庭にもキャンドルを灯しながらホワイトクリスマスを祝っています。明日は義両親宅でクリスマスランチ、その後友人宅にお邪魔する予定です。
Hyvää joulua kaikille!!(=皆様、メリークリスマス)
雪の中のキャンドルはとてもきれいでした。寒いですが、とりあえずホワイトクリスマスになってよかったですね、に
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2014-12-23 Tue
Moi!今日も気温は-7度から-9度の間で曇り続きのお天気です。0度前後の気温に慣れていたので部屋は20度前後に保たれているとはいえ若干底冷えを感じます。外出時は厚手のコートで出かけるのは必須ですね。それでも雪のおかげで外はぼんやり明るいのはやはり有難いことです。
さて、週末は近所にあるアリーナでクリスマスマーケットがあり、多くのクリスマスプレゼントを求める人達で賑わっていました。私は風邪で若干ダウンしていたので行かなかったのですが、家人がお土産を買ってきてくれました。
簡単にいえば(たぶん)モノポリーのようなもので、ある程度の資金を元に投資したり、利益や損失を得たりするものです。誰かが破産した時点でゲームオーバーになります。セイナヨキになじみのない方にはちんぷんかんぷんだと思うのですが、ボードゲームに書かれているのがセイナヨキでなじみのあるお店やレストラン、企業の名前がずらりと並んでいるのです。そして例えばラケウデンリスティ教会のところに止まったら、”276の階段を上り、65.2mの時計塔に上りセイナヨキの景色を楽しむ。一回休み。”のようなローカルルールも設けられています。
また150ものセイナヨキに関する3択問題つき。カードを引くというマスに止まったら2つのサイコロをふり、サイコロの組み合わせの質問に答えなければなりません。例えば”ラケウデンリスティ教会を設計したのは誰か?”という私にも楽勝の問題もあるかと思えば、”○○通りは昔は何という名前だったか?”という”そんなん知らんわ”というようなマニアック問題まで。(でも家人はそれに答えられたりするんですよね。)50代、60代以上のセイナヨキ地元愛にあふれた人は大興奮しそうな問題がてんこ盛り。私も今ちょうど地元のガイド養成講座に通っているので、これで勉強しなければ。
先日エテラポフヤンマー県民は地元愛にあふれているというのを紹介しましたが(記事はこちら)、まさに地元愛にあふれるゲームと言っても過言ではないでしょう。
も
クリスマスの日に義両親宅を訪問するので、そのときにこのボードゲームを持って行ってみます。盛り上がること間違いなし?
今日はお店は通常通りオープンですが、明日は12時まで、そしてクリスマス当日はすべてクローズ。かなり込み合うこと必須ですがクリスマス前の買い出しに行かなければ。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
このゲームの欠点は、セイナヨキに縁もゆかりもない人が参加すると若干不利になる点です。そんなの関係ねぇ、に
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2014-12-22 Mon
Moi!週末から冷え込んできて今日は-5~-6度で推移します。そんな中、昨日軽い風邪を引いてしまい、一日伏せっておりました。微熱だったので起きようと思えば起きることはできたのですが、何をするにも体の芯に力が入らず結局こんこんと寝ていました。でもおかげで今日はだるさが抜けました。ぶり返さないように気を付けなければなりませんね。そして早いもので今日は冬至。柚子湯につかってゆっくりしたいところですが、柚子もバスタブもないので想像だけ。それでもこれから日が長くなってくると思うと小躍りしたくなります
さて、先日新聞記事でサンタクロースがアイススイミングを楽しんでいるというのが紹介されていました。セイナヨキから車で約30分の隣町、ヤラスヤルヴィにあるランミヤルヴィという湖では町の職員向けにサウナが週に3回開かれているそうです。
サウナとよくセットになっているのが、クールダウンのために湖に入ること。冬もアイススイミングと称し、氷の張った湖にも喜んで入るフィンランド人の姿を目にした人も多いのではないでしょうか。そして多くのフィンランド人に待ち望まれていた雪が降った後にもこのサンタクロースが登場。水温を確かめています。
出典:Ilkka.fi 写真:Tomi Kosonen
残念ながらアイススイミングを楽しむ姿は載っていませんでしたが、トレードマークの服は脱ぐみたいですよ。(脱がずに入ったら、湖から出たときに凍る可能性大で危険ですからね。)そして記事には12月24日も朝8時からこのサウナはオープンしているので、サンタクロース氏には是非クリスマスのスピリットを運ぶべく、来てほしいと締めくくられています。
ちなみに複数のフィンランド人(家人含む)からアイススイミングを勧められます。”今まで何度入ったことがありますか。”と聞き返すと多くの人は”1度か2度かな~”という人がほとんど。強く勧める割にトライした数の少なさが、その熱く語られるすばらしい効果の裏側に潜む苦行を語っているような気がしてなりません。そんなこんなで私はまだ一度も試したことはありません。寒いの、苦手ですから
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
サンタさんはアイススイミングのとき、あの立派なヒゲはどうされるんでしょうね。凍結防止で取り外す?いやいや、当然本物ですから一緒に?色々気になりますね、に
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2014-12-20 Sat
Moi!天気予報の予想通り昨日は日中の雨から夕方は雪に変わりました。こちらの雪はいつもは軽くてサラサラの雪なので降っても量感がないのですが、昨日の夜は水分をたっぷり含んだ大きな切片であっという間に世界が雪に包まれました。
お昼前にも少し降り、すっかり雪景色となりました。こちらは左がアールト図書館、真ん中がラケウデンリスティ教会、そして右手にアピラ図書館が一部写っています。真ん中の作業車がなければ白黒写真のようです。
久々の本格的な雪道。除雪車に続き滑り止めの小石を撒く車も出動していました。それでも一部雪がツルツルしている道もあり、転倒しないように気を付けながらゆっくり歩きました。
クリスマス直前の週末ということもありお店は大混雑。こちらはスーパーで見かけたクリスマスバスケット。送る人が大家族だったら特に意外とこういうのも喜ばれるかもしれませんね。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
昨日から今日にかけて雪かき3回。今週に限って容赦なく雪が降ります。日頃の行い?に
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2014-12-19 Fri
Moi!今日も曇ったり雨が降ったり雪が降ったりのお天気です。夕方からは雪が降るみたいなので明朝はまた雪かきをがんばらなければ。
さて、子ども達にとって一番ハッピーで、大人達にとって憂鬱なのはクリスマスの時期ではないでしょうか。子ども達は日頃からほしかったものが手に入る最大のチャンス、しかも大小様々なプレゼントがもらえます。小さいプレゼントの一例が今スーパーに山高く積み上げられているチョコレートだったりするのですね。大人達は親類縁者、友達などへのプレゼント選びに始まり、それに加えてラッピング業務も加わり、ただでさえ年度末で慌ただしい中買い出しに行かなければならない、など頭痛の種の方が多いのでは。ラッピングに関してはもちろんマリメッコやPentikなどは美しくラッピングしてくれますが、例えばスーパーでIittalaの食器をお安く購入できたとしてもラッピングは自分達です。直営店で購入すればラッピングしてくれますが、セイナヨキにはないのですよね。
そんな気忙しいクリスマス前ですが、我が家は割と平和です。家人には弟がいますが、弟家族とはお互いにプレゼントのやりとりをしない取り決めにしています。す、すばらしい!これで4人分のプレゼントを考える必要なし。義両親へは毎年色々試みていたのですが、”物は要りません”宣言をされ、いやこれは私達への配慮かつ本音。その意向を受けて去年はJuurellaというレストランのお食事券を送ったところとても喜んでくれたので、今年も凝りもせずに同じものを準備しました。
ふと鑑みると実家の両親も割と傾向が似ていて、母はせっかく選んだものを送っても、色がちょっと、とかデザインがちょっと、とかダメ出しが出るし、父は”何も要らない”の一言、以上。日本にいるときは旅行券をプレゼントしていました。こちらに来てからはさすがに旅行券をプレゼントすることはできないので、どうにかこうにか喜んでくれそうなものを送っていますが、そろそろネタ切れの気配も。
でもって家人にはどうしようかと。先月ぐらいから少し意識してお店を回っていたのですが、そろそろお尻に火がつき始めた頃に思い付いたのがコート。サプライズで買えたらよかったのですが、こればかりは着た感じとか素材とかポケットの位置など本人に選んでもらわなければ難しそう。
ということで先週末目星をつけたお店に一緒に行ってきました。店員さんにイメージを伝えていろいろ試着し、よさそうなのが1着見つかりました。でもここで私の悪い癖が出てしまい、なんていうのでしょう、ほら、”今ここで買う特典”みたいなのを期待してしまったのです。”ほんとは割引できないやつなんですけど、ちょっと内緒で割り引きますよ”とか”これは人気の1点ものでちょうど昨日やっと入荷したばかりなんですけど、次はいつ入荷するかわからないんですよ”とか。(←暴走し過ぎ?)しかもバーゲンはクリスマスの後ぐらいから始まるはず。
そして今週のとある日。オウルに出張中の家人から電話がかかってきました。
「ちょっと時間があるからストックマンデパートに行ってコートを見てみようと思うんだけど。」
こうなったら私は蚊帳の外(←古い?季節外れ?)。
想定通り数分後に家人から
「これ、xxxユーロだけど、どう思う?」
と試着写真付きのメッセージが。
「よくわかんないけど、素材とかはどうなの?」
「ちょっと光る素材で、今までで見た中で一番いいよ。」
こうなったらもう誰も止められません。
「気に入ったのならいいじゃない。じゃあ支払いにオウルまで行くからちょっと待ってて~。」(注:セイナヨキからオウルまで電車で3時間半。)
などと冗談を交えながら家人お買い上げ。
まあね、気に入ったものが見つかったからいいし、”今ここで”しか買えないものだったし(←これ、大切)、お値段も正価にも関わらずそんなにびっくりするような金額でもなくよかったんですけどね。家人は喜んで翌日から早速着ています。なんともドライなプレゼントとあいなりましたが、さて、私はこれから家人の銀行口座にコート代を振り込むとしますか。
最後に今日はこんな空を希望します。ちょっと無理ですかね…。
こんな状況により、ラッピングなしでクリスマスを迎えることができそうです。ほほほ。では皆様、よい週末をお迎えください。
人間って、念じた方向に流れていくのですかね。”ラッピング避けましょう”作戦成功ですね、という方も、いやいや苦労は買ってでもしろ、という方も
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2014-12-18 Thu
Moi!今日も-1~-2度前後の気温。日中は少し太陽が見えますが夕方は雪の予報。昨日のニュースではフィンランドはほぼ全域ホワイトクリスマスになりそうとのこと。ほっとする反面、週明けから気温が急に下がりそうなのでちょっとドキドキしています。
さて、一昨日の夜半にしっかり雪が降って銀世界になりましたが、その前の段階で粉雪+いいお天気の組み合わせだったので街に出かける前にちょっと湖まで足を延ばしてみました。湖に行くには500mぐらい上り坂が続いているのですが、これが自転車だと辛いのです。気温が下がると息の上がり方が激しくなる感じ。でもせっかくのいいお天気だったのでぜーぜーいいながらも行ってきました。
今はがっつり雪が積もっていますが、この日はまだこんな状態。芝生部分は青いです。
砂浜はご覧のように粉砂糖をパラパラとふりかけたよう。
長い坂を上り切った甲斐がある浜辺、湖、そして青空。
雪が降った後の桟橋一番乗り。誰の足跡もありません。
ベンチにうっすら積もった雪。
この日はとても晴れていたのですが風も強かったのです。湖の波も若干荒れています。
右に写っているのは病院の一部。この坂を上ってくる人達は病院に行く人がほとんど。なので足跡や自転車やタイヤの跡はほとんどありません。手前左の自転車の後は私の行きの轍。結構蛇行してます。
湖の後は街に行って用事を済ませてきました。その帰りに久々にラケウデンリスティ教会をパチリ。白い建物は青空に映えます。
こちらはアピラ図書館。ちょっと光が反射していますが、窓ガラスに今改築中のアールトの図書館も写っています。
ほんの少しの雪だったのですが、一部滑りやすいところもあったので安全運転を心がけました。特に私の自転車は前輪のブレーキが左のハンドブレーキで、後輪はフットブレーキ(自転車を逆にこぐとブレーキがかかる)なので、咄嗟のときはつい癖でハンドブレーキを使ってしまいます。そうするとスリップ度が増すので何度か危険な思いも。いやー、気を付けなければですね。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
雪も滑りますが、滑り止めのために撒かれた砂利も横滑りしたとき非常に危険(経験者は語る)です。大人になっての膝小僧の傷はなかなか哀愁がありますね、に
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2014-12-17 Wed
Moi!昨日は途中でうっすら雪が降ったのですが、ほぼいいお天気でした。そして今朝は起きたら雪が積もっていました。今日は終日曇っていて気温は-1度で推移するようです。今日は雪景色の中、クリスマス気分を盛り上げるためSpotifyでChristmas Posを聴いています。やっぱりクリスマスソングは雪景色に合う気がします。
さて昨年雪かき当番のことについて書きました。今朝もひと仕事やってきました。
今年は本当に雪かきをしなければいけないほど雪が降ったのは12月中旬にして3回目です。なぜはっきりと覚えているかというと、1回目は雪かき当番が割り当てられる前の週に降ったので、それは近所の方と手分けをしてやりました。家はリビタロという長屋タイプの家に住んでいるので4家族で週ごとに当番がふられています。2回目はそう、4週前の日曜日。家の当番の週の最終日に降ったのです。この日は家人もいたので二人で手分けをしてやりました。そしてその間全然雪が降らなかったのに、皮肉にも家に雪かき当番が回ってきた途端雪が。お天気はコントロールすることはできないから仕方ないですよね。
今日はそんなに寒くなかったし、雪も止んでいたので開き直ってできました。日中にしんしんと降っているときは、いつ始めればいいのか判断しづらいのです。中途半端にやっても後からすぐ積もるし、かといって放置すると大変だったりするし、この辺りは要研究です。
そして今日の雪はいいコンディション。軽くて数センチしか積もっていなかったのでさくさく雪かきできました。日本で雪かきをしたことはないので比較できないのですが、雪かきは表面の雪をすくっていくので足跡とか自転車のタイヤの跡などは重力がかかって雪が踏み固められるので残るのですね。そういう意味でも夜のうちに降った雪は足跡などもあまりついていなくて雪かきしやすかったです。
これもフィンランドの生活の一部。実際、雪かきをしっかりしておかなければ滑るし、何よりも少し気温が高くなって溶けたときにアイスリンク状態になって非常に危険になります。冬は特に引きこもりがちになるので、いい運動になると思って新鮮な空気を吸って次回の雪かきもがんばります。
こちらはご近所さんの玄関前のキャンドル。こちらではこうやってキャンドルを外に灯してお客様をお迎えするという習慣があります。特に冬は外がすぐ暗くなるのでこういったキャンドルの灯りは目印にもなります。こういった温かい心配り、素敵ですね。
今週は後1-2回雪が降るようです。さて根雪になるでしょうか。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
写真は夜中の写真ではありません。夜8時ではなくて朝8時です。キャンドル大活躍ですね、に
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2014-12-16 Tue
Moi!今は天気予報では雪の予報が出ているのですが、予報を裏切り空の端が段々太陽に染まり始めていてとてもきれいです。今年の冬至は12月22日とのことですが、今日の日の出時刻は9:57、日の入りは14:50、つまり日照時間5時間足らず。日照時間と関係なくこのところ曇りや雨が続いていたので、今日ぐらいはゆっくり太陽を眺めたいものです。
今日はここ数週間で撮りためた空の写真をご紹介します。まず朝の写真から。こちらは今朝撮りたての写真です。いったん日が昇る前よりもその直前の色が私は好きです。
そしてその10分後の写真。空の青みが薄まっていきます。
陽が昇り始めるとこのような色に変化しました。雲が増えてきましたが、一部赤味が増してきました。
こちらは日曜日に少し顔を出した太陽。雲が美しかったので撮ってみました。よく見ると屋根が雪で真っ白です。
そして夕暮れ。
こちらは日が暮れた後なのですが、私はこの神秘的なブルーもお気に入りです。写真より実際の方がもう少しきれいな色なのですが、お見せできないのが残念。
街中の夕暮れの写真も少しご紹介します。このピンクとブルーのグラデーションがなんとも美しい。
時間が少し経つともう暗くなり始めました。
こちらは典型的な曇りの日。アルヴァ・アールト設計の市庁舎の手前にツリーが飾られているのは見えますでしょうか。
空の色とは関係ないのですが、電光掲示板をおさめてみました。この日はご覧の通り0度で自転車でも十分耐えられる寒さですが、4年前の冬、ふとこれを見ると表示が-20度となっていましたええ、ここでやっと何故鼻や目の周りがごわごわとし、髪の毛が白くなっているのかが理解できました。
元々空を見上げるのは好きだったのですが、こちらに移住してからその頻度が増えたように思います。冬は寒いのですが、きりっとした新鮮な空気のおかげでこの美しい空が眺められることに感謝したいです。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
-25度の電光掲示板を見たとき、世の中知らない方が幸せなこともあるんだなと思いました。それでも人間は簡単には凍え死にはしませんのでご安心を、に
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2014-12-15 Mon
Moi!今日も雨が降ったり止んだり。気温は3度前後です。昨日はお昼は晴れていて、夕暮れがとてもきれいでした。
さて、今日は毎月無料で送付されてくる雑誌にフィンランドの各地方の性格の特徴を紹介していたものがあったので、それをご紹介します。日本でいうと北海道地方の人はこんな性格、東北地方の人はこんな性格…と分析したものです。
もともと1920年代にKaarlo Hänninenによって書かれた”Kansakoulun maantieto ja kotiseutuoppi yksiopettajaisia kouluja varten”(先生が一人しかいない小学校のための地理とその地域の学習)があるのですが、この雑誌では読者のアンケートに基づいて、現代ではどのようになっているのかを紹介していました。
60%以上のフィンランド人は別の地方に引越を経験しています。その人達の地方のアイデンティティーの大部分は引越をした後も変わらないのです、という序章からこのような地図が掲載されていました。
出典:Yhteishyvä Joulukuu 2014
地図の左から
Pohjalaiset(ポフヤ地方)
●ストレートに物を言う
●短気
●容赦ない
●自己意識が強い
Pirkanmaalaiset(ピルカンマー地方)
●ユーモアのセンスがある
●正直
●エネルギッシュ
●アイスホッケー好き
Hämäläiset(ハメ地方)
●ゆっくり
●のんきな
●助けてくれる
●強い意志
Satakuntalaiset(サタクンタ地方)
●確固とした
●仕事が信頼できる
●公正な
●何でも挑戦する
Ahvenanmaalaiset(オーランド地方)
●島に住む人
●自然に価値を感じる
●スウェーデン語を話す
●幸せな
Varsinaissuomalaiset(南西地方)
●正直な
●勤勉な
●良心的な
●変わった方言
Lappilaiset(ラップランド地方)
●慎重な
●我慢強い
●自然を愛する
●トナカイと一緒
Keskisuomalaiset(中部地方)
●何でも挑戦する
●バランスの取れた
●教養のある
●控えめな
Kainuulaiset(カイヌー地方)
●我慢強い
●謙虚な
●服従的な
●森と一緒
Savolaiset(サヴォ地方)
●ひねくれている
●気取らない
●冗談を言う
●のんきな
Karjalaiset(カルヤラ地方)
●おしゃべり
●明るい
●幸せな
●にぎやかな
Uusmaalaiset(ウーシマー地方)
●モダンな
●仕事や成功に価値を見出す
●忙しい
●多彩な人々
Kymenlaaksolaiset(キュメンラークソ地方)
●平和な
●勤勉な
●助けてくれる
●自分の地区に価値を置く
ちなみに自己アイデンティティーが強いベスト3は
ポフヤ地方
カルヤラ地方
サヴォ地方
自己アイデンティティーの弱いベスト3は
ウーシマー地方
中部地方
キュメンラークソ地方
と挙げられていました。
フィンランドに知り合いのない方は?であまり参考にならないかもしれません。まあこんな特徴が地方によってあるんだなと思っていただければ幸いです。
私の住んでいるセイナヨキはポフヤ地方に入ります。この結果によると、性格のきつい人がだくさんいそうなイメージですが、日常生活であまりそれを感じたことはありません。ただ残忍な歴史を持っているのでそういうイメージが強いのかもしれません。自己意識が強いというのはわかります。この地方を表す菱形のデザインがあるのですが(このキャラクターが着ているセーターの柄です)
このデザインを着ている人、結構いるのです。(まあ男性がほとんどですが。)昨日もクリスマスマーケットをちょっとのぞいたときに、手編みのソックスが売られている中に当然この柄も売られてましたよ。日本だと自分の出身地のTシャツなどはあまり着ないという印象ですが(え?着てますかね?)、こちらでは堂々と着てます。そしてこの強い自己肯定力が、先日の幸せと感じている人が国内で一番多い(記事はこちら)という結果につながっているのかもしれません。
この翻訳をするに当たってフィンランド人の友達にも手伝ってもらったのですが、”うわー、わかる、おもしろい”と言ってました。私もこれから他の地方の人とも交流ができたら理解できるようになるのでしょうかね。楽しみです。
ということで皆様、よい1週間をお迎えください。
分析の中に島に住んでいるとかトナカイとかアイスホッケーとか森とか、特徴というよりそのまんまの言葉もしれっと入っているところがまたフィンランド風?クスッと笑った方も、これは外せないでしょうと思った方も
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2014-12-14 Sun
Moi!昨日はフィンランド南部でも雪が降ったようですが、こちらはまったくでした。でも今朝起きたらうっすら雪が積もっていました。屋根は白くなっていますが、庭にはほとんど積もっていないので、またすぐ溶けてしまいそうな感じです。12月も半ばなのにどうしたことでしょうね。
さて、先日こちらの記事で少しMiss Model of the Worldのフィンランド代表にセイナヨキ出身のElina Hoiskaさんが選ばれたということをご紹介しました。本選は中国で3週間に渡ってあったようです。
61ヵ国の代表から最終選考に残ったのは30名。その中でElinaさんは見事Miss Best Skin賞を受賞したのだそうです。
出典:iltasanomat.fi
↑これ、すごいですよね。Victoria Secretの下着なのだそうですが、重量10kgとか。それでもこの笑顔。プロですね~。
彼女の中国滞在中の写真はこちらから見えます。
http://www.seinajoensanomat.fi/blogi/252651-top-30-miss-best-skin
簡単なコメントはフィンランドですが、ゴージャスな舞台裏は地道なエクササイズだったり、健康的な食べ物だったりするのも垣間見えます。中国人スタッフとの写真は子どもと大人の写真みたいになっています。身長177cmなのでフィンランドでもそんなに日本ほど珍しくはないのですが、背は高い方ですからね。
セイナヨキから世界へ。今後の活躍に期待です。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
日本では平均より若干身長が高い私ですが、自転車のサドルは一番低くしてつま先がつくかつかないかでプルプルします。ひょっとして喧嘩を売られているのではないかという方も、いやこれが欧米諸国で暮らすアジア人の現実ですという方も
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2014-12-12 Fri
Moi!昨日は雨が降ったかと思ったら晴れ間が出たりの忙しいお天気でしたが、少しの間でも太陽が見られてよかったです。今日もお昼前に雨または雪マーク。その後は曇りが続きます。
さて、昨日ニュースで健康と福祉関連の調査の結果が発表されました。地区別に仕事の満足度や幸福度、生活の満足度などを調べたものなのです。セイナヨキのあるエテラポフヤンマー県は仕事に関しては残念ながら平均以下だったのですが、幸福度を感じている調査では1位となったというのがありました。
出典: THL:n Alueellinen terveys- ja hyvinvointitutkimus (ATH).
何をもって幸せかというのは一概に言いづらいものです。この調査では過去4週間内に幸せと感じたかというのを調査したそうです。私はと振り返ってみると、私事ではありますが、年に1回のお祝いごとの時期も重なっていますし、日々私の拙いブログを読んでくださる方がいらっしゃること、ブログやTwitterにてコメントをいただけることもありがたいことですし、4週間の中に何度も幸せと感じる瞬間はありました。
でも個人的には併せて4週間内に拭こうと感じたという結果も見たかったです。幸福に感じる割合も高いけど、不幸に感じる割合も高ければそれは
県民性にもよるのかもしれません。何でもポジティブに受け取れる人が多ければ幸せ度が増すような気がします。そういえばフィンランド語の学校に通っていた時のルーマニア人のクラスメート。彼女はいい悪いは別にして、何事にも批判をしてそこでストレスを発散するタイプでした。”ルーマニアの暮らしが懐かしい、ルーマニアに帰りたい”と時々言っていました。あるときは”フィンランドの銀行はクレージー。16時で窓口が閉まるなんて信じられない。ルーマニアは20時まで開いているというのに!”と。思わず”あのー、日本は15時で窓口は閉まるから、私にとっては適正だと思うけど。皆ちょっと不便と思いながらそんなもんだと割り切って、用があれば会社を早退したり遅刻したり抜け出したりして用をすませてるよ。”と反論してしまいました。学校は15時に終わっていたので行けない時間でもなかったし。優秀な彼女は早々にこちらで希望の職に就くことができましたが、今は何に対して批判をしているのでしょうかね(笑)。
幸福度について、先日日本人の友達とフィンランドと日本の教育制度の違いについて話しました。結局人口密度の問題がネックになっているのではないかという話になりました。フィンランドは例えば生徒数が適正?な人数なので、先生にも余裕がある。例えば生徒が10ページに渡るレポートを提出したり、論文型のテストを実施したとしてもきちんと読んで点をつけることができる。日本で先生達がそんなことができるかというとかなり難しいのが現状ではないでしょうか。中高は部活の顧問などもあったりするとさらに時間のねん出が大変になります。
そういう意味でこちらの地区でも、都会のようにたくさんのイベントや遊ぶところは少ないかもしれませんが、全然ない訳ではないし、競争率も低いですからね。
フィンランド語の学校で先生に”こちらでは公共の交通機関が少なすぎる”と嘆いたことがあります。そのときに先生はきっぱり”人口密度が低いから仕方ないのよ。”と言われ妙に納得しました。セイナヨキにはヘルシンキのようにメトロもトラムもありません。バスも1時間に1本。でもないよりはまし。そしてヘルシンキ行きの直通の電車があるのも実はフィンランド内では恵まれていること。これをありがたいと受け取るか、こんな田舎生活耐えられない、と受け取るか、そんなところに幸せの考え方が反映されるのかもしれませんね。
皆さんは過去4週間に幸せと感じたことはありますか。
ということでよい週末をお迎えください。
お気楽気質の私は幸福度の高いこの地区で暮らすのに向いているのかもしれませんね、に
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2014-12-11 Thu
Moi!今日は朝から雨で外は本当に真っ暗です。雨の日はついつい外出するのが億劫になります。明日は雪の予報が出ていますが、気温が上がるとまた雨かもしれません。太陽はどこに?
さて、今日の話題は少しさかのぼって2年前の1月のことになります。1月のとある日、家人は16時までオフィスで仕事をし、夕食を取った後にホテル前泊のため、出張へと旅立ちました。ところが21時頃に”車が壊れて動かなくなったから、今から弟に迎えに来てもらって家に戻る。明日の出張もキャンセルした。”と電話が入りました。
話を聞いてみると、小さな村の真ん中で突然車が動かなくなったそうです。原因は何かのベルトが切れてしまったとか。それはとても不運なことだったのですが、そんな中でも何かとラッキーな家人。故障したのは森の中ではなくて小さな村だったということ。それこそ後100mも進めば森の中。街灯もなく民家もないところです。そしてその小さな村に教会があり、平日だったにも関わらず灯りがついていたのだそうです。
とりあえず最寄りの車を修理してくれるところがどこかを知る必要があったため、教会に入ってみたそうです。中にいた人達はとても親切で、すぐに最寄りの修理工場の連絡先を教えてくれたのだそうです。また修理工場の人が来て、家人のお迎えが来るまでは寒いからどうぞ教会の中でお過ごしください、と招き入れてくれたのだそうです。
そう…車が動かないということは、暖房もつかないということ。1月のフィンランドといえばなかなか厳しい寒さ。しかも夜。家人はその申し出に感謝し、その教会で一緒に讃美歌を歌い、そしてその教会の前年度の会計報告も一緒に聞いたそうです。
その日は同じセイナヨキに住む弟も家にいて、車で1時間ほど離れたところだったにも関わらず迎えに来てくれることができたのです。車は故障原因も明らかだったので翌々日には直りました。
ここで問題。
当時私は車を購入したばかり。そして片道3kmの通勤に毎日ドキドキしながらハンドルを握っている、それ以外の場所は未知過ぎてトライできず、というそんな状態でした。。日本では2年に1度ハンドルを握るぐらいで限~~りなくペーパードライバーに近い生活を送っていました。こちらでは自動車学校に通うことなく免許を書き換えてしまったため、ペーパードライバーが恐る恐る毎日往復6kmを運転しているいう状態でした。その後、この夏ようやく練習を重ね、一人きりでの長距離運転デビューしたのです。
そんな状況を知りながらも家人が一緒に修理工場に行くのに白羽の矢を立てたのはこのわたくし。まあね、筋から考えたらそうですよね。日中は弟は仕事だし、リタイヤしたお父さんに長距離運転をお願いするのはちょっと気が引ける。
いやー、絶対無理ですから、とか一応抵抗したものの、義父に迷惑はかけられないしということでしぶしぶ同行しました。車を修理してもらったのはVirratという街。セイナヨキから100kmぐらい離れています。13時頃に出発し、行きは家人の運転で行ったのですが、雪道、しかも大通りではない道を時速80km。段々自分の受けたことの大きさに青ざめていく私。そして無言に。
そうこうしているうちにVirratの街に到着しました。コンパクトな街ながらも私が見逃さなかったのはマリメッコショップ。
”あ、マリメッコだ!”
”寄ってみる?”(←ご機嫌取りに必死の家人)
”でもセイナヨキのお店に行ったばかりだし、早く帰らないと暗くなるし。どうしよう~。”
”さささ、いいから入ってみよう。”
小さな街のマリメッコだし、と思いきや意外や意外(失礼!)、広いのです。なんとこのお店、ファクトリーショップ、いうなればアウトレットショップも併設されていたのです。地の底を這いつくばっていた私のテンションはぐ~んと急上昇。結局ワンピース1着お買い上げ。お支払by家人。
出典:outletaholic.com
その後はがんばりましたよー。それこそハンドルにしがみついて必死に家人の後を追いました。日が段々暮れてきて対向車が来る度に怯えながらも必死にハンドルを握り追いかけました。フロントガラスが汚れていてよく見えないけれど、洗浄液の出し方がわからず、ドキドキしながらも必死に追いかけました。スピード出し過ぎ、やめて~、と心の中で叫びながらも助手席に乗ったマリメッコの袋を見ながら心を落ち着かせながら追いかけました。まるで人参を目の前に吊るされて必死に走る馬車馬のように
そんなこんなでどうにか無事家にたどり着いてほっとしました。きっと寿命の4年ぐらいは使い果たしたような疲労感。この使命を無事果たせたのもマリメッコのおかげ…。
こんな形で実は突然の長距離運転デビューを飾った私なのですが、案外人の後ろについていくのって楽なんですよね。追う車もなく、ナビゲーターを頼りに適切な運転速度(80km/時だったり夏は100km/時だったり)を守りながら長距離運転するのは今でもなお骨が折れます。
自分の車を持てばフィンランドのどこにでも行ける♪(頭の中はお花畑)という妄想とは裏腹に今でも走行距離は多少伸びたにも関わらず地味~に地元をうろうろしているに留まっています。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
車に乗るならやっぱり助手席、という方も、いやいや運転してこそ醍醐味がある、という方も、必要ないので車には乗りませんという方も、
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2014-12-10 Wed
Moi!今日は3度まで上がる予定ですが、お昼は雪と雨マーク。夕方は完全に雨マークなので雪が降ったとしてもすぐ溶けそうです。この調子でいくと今年もブラッククリスマスになるかもしれません。雪は望めないとしてももう少し晴れてほしいと思う今日この頃。
さて、昨日は郵便局にクリスマスカードの投函と荷物発送のため出かけました。セイナヨキの郵便局、最近になって番号制度になったのですが、お昼頃行くとがらがらで番号ボタンを押すまでもなくすぐ対応してくれていました。でも…昨日は12時前に行ってまさかの10人待ちでした。しかもその列は短くなることはなくずっと混んでいました。
郵便局にとってクリスマス時期はなんといっても年間で一番の繁忙期。まずクリスマスカードを出す人多数⇒切手が売れます。クリスマスプレゼントの流通⇒送る人もいれば受け取りに来る人も。
ちなみにで郵便受けに入らない荷物(EMSは除く)の場合は、少なくともうちの地区では、例えその時に家にいようがいまいが郵便局に取りに行かなければならないのです。つまり配達する人の仕事は郵便受けに入るものを届けるだけ。郵便受けにバンを横付けして(←田舎だから可能?)手だけ伸ばして郵便物を器用に入れていき、次の目的地に。入らないものは最初から郵便局で保管です。
そんな場合は不在通知が入っているのですが、ここでちょっと不便なのが差出人が書かれていないのです。差出人が書かれていれば荷物の大きさや種類が想像できることもあるのですが、自転車でのこのこ受け取りにいくのはとってもリスキーなのですよねー。
と話が逸れてしまいましたが、クリスマスカードとクリスマスプレゼントの流通の影響でてんてこまいの郵便局。私も昨日クリスマスカード用の切手を買ってきました。こちらは通常価格のもの。
出典:jiipeenetti.fi
そういえばこちらのクリスマスカードって↑の切手のようなレトロ調なものも結構出回っています。ちょっと日本とテーストが違いますね。
郵便局の用事が済んだ後は本屋さんに。目的はこちら。去年まではTiimariという雑貨屋さんに豊富な種類、そして価格も優しいのカードが売られていたのですが、残念ながら倒産してしまったため今では本屋さんや大きなスーパーなどで買っています。
このマリメッコのカードを何枚か買い足そうと思って足を運んだところ、なんと殆どの種類が売り切れ。3種類しか残っていませんでした(
追い込まれると火事場の馬鹿力を発揮するフィンランド人(当社比)、そろそろエンジンがかかり始めた気配を感じた一日でした。ちなみに家人は私に急かされて日本に住む友達用のプレゼントは購入しましたが、手紙はまだしたためていません。このプレゼントを持って郵便局の列に並ぶのはたぶん私…。そしてクリスマスまでに間に合うのか?そろそろ催促しなければ。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
郵便局には封筒類はもちろんなのですが、今はカレンダーや手帳、チョコレートなどのお菓子類や玩具、ムーミングッズも売られていました。その郵便局で品揃えは違うと思いますが、なかなか楽しくてお薦めです。ムーミングッズはもしかして私がターゲット?いやそうではなくて地元民の皆様がターゲットですよね、に
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2014-12-09 Tue
Moi!今日は少し晴れ間も見えるようで、今は太陽は雲に隠れていますが、いつものどんよりのお天気より少し明るいです。夏に比べて冬は日照時間が少ないといえども今年の冬はやはり曇りの天気が多いように思います。
さて、年末に向けて棚卸をしているのか、近所のスーパーでも期限切れ間近と思われるものが割引でワゴンセールになっていることが時々あります。
前々から気になっていたのがこちら。
出典:k-ruoka.fi
お寿司キットです。中にはお寿司用のお米 (2 x 125 g)、お酢 (30 g)、お醤油 (2 x 10 g)、海苔(4枚)、わさび(6 g)、しょうが(4 g)、巻き簾(1)、そして割り箸(2膳)が入っているというもの。まずは手軽にお寿司にトライできる量ですよね。
この優れもののキット、秋頃から山積みになって1ユーロで売られていました。とりあえず家には一通り揃っているので安いなーと思いながら横目で見ていました。どれだけ在庫を抱えていたのかは不明ですが、とにかく2-3ヶ月の間山積みになっていました。そしてついに先日1箱10セントの投げ売り状態にちなみにこれが売られていたのはCity Marketでした。セイナヨキに2軒City Marketがありますが、安売りをしているのは1軒のみだったので、その店舗独自のセールだったと思われます。
さすがにこれには反応してしまいました。お米も巻き簾も入っていて10セント!家に日本で購入した巻き簾が1つあるだけだったので、2セット購入しました。巻き簾だけでも普通に1.6ユーロで売られていたのでこれだけでも破格値ですよね。かなり得した気分です。
翌週同じスーパーに行ってみたらもう販売されていませんでした。10セントのときも50セットぐらい残っていたので、行く末気になりますが、売りさばけたのか、在庫処分したのかは不明です。それはさておき、この割引によって地元のお寿司に対する興味がアップに貢献してくれたことは間違いありません。秋にはお寿司のレストランもオープンしましたし、他にも中華、タイ料理店でもランチビュッフェにお寿司が含まれるようになったのはここ数年のことです。人口6万人、在住日本人10人以下という規模の街でこの展開を考えるとすごいことです。
スーパーでは基本的には、はい、あくまでも基本的には買い物リストに従って目的地から目的地に行くだけですが、こうした広告には載っていない在庫処分品をチェックするのも買い出しのなかなか楽しい、そして危険と隣り合わせな面です。ちなみに最近はインスタントラーメンが25セントで売られているので、見るとついつい買ってしまいます。やっぱり危険?
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
お寿司の次にくる和食ブームに期待です、に
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2014-12-08 Mon
Moi!今日も一日曇り、気温は4度。10日間の天気予報を見てもプラスの天気が続き、雪というよりも雨がふる確率が多そうです。こちらにいるとあまり地球温暖化の話題はないのですが(今年は地域によって6月に雪が降ったりしましたからね)、ここ数年”ブラッククリスマス”を迎えることが多い気がします。今年はクリスマス前に寒波がきてひと雪降るのでしょうか。
さて、土曜日はこちらは独立記念日でほとんどのお店が閉店していましたが、日曜日は通常は12時から18時までのところ、多くのスーパーは12月いっぱい21時まで開いています。そう、クリスマス商戦まっただ中。チョコレート売り場はもちろんのこと、あらゆる売り場でクリスマスプレゼントになりそうなものを魅力的に陳列しています。
そんな我が家でもようやくツリーを倉庫から引っ張り出して飾りつけをしました。ちょっとレトロな飾りつけなので紹介は省かせていただきますが、セイナヨキでも恒例のイルミネーションが始まりました。街によっては”ヨーロッパらしい華やかな”イルミネーションが見られるところもありますが、セイナヨキは
ね、落ち着くでしょう。
街の真ん中にある広場。手前が駐車場なのでがらんとしていますが、日中はもう少し賑やかです。
その広場に隣接しているTorikeskusというショッピングモールはおしゃれな華やかさがあります。
中の様子はこちらです。
ちなみにこのショッピングモールにH&Mが移転してきてから一気にお客さんが増えました。私はPentik目当てに時々行きます。
イルミネーションを撮った日はまだ市役所のクリスマスツリーが準備されていませんでしたが、先週通りがかったら準備されていました~。
ちなみにこれ↑が典型的な日中の風景。グレーの空、少し湿った地面。
こちらの写真はセイナヨキから電車で1時間離れたVaasaの街のイルミネーション。かわいい。
そしてランチを食べたLoftetというお店の中の様子。Loftetは雑貨屋さんも併設しているだけあってデコレーションがさり気なく素敵です。
日本のようなきらびやかなイルミネーションはありませんが、こうやってじわじわとクリスマス気分を味わっています。各家庭もそれぞれに趣向を凝らして飾りつけを楽しんでいます。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
ツリーの飾りつけは0度前後のテラスにて。わたくし、部屋の中で飾るものを準備して、テラスにいる家人に手渡していました。軟弱者ですかね?
果敢に挑戦すべきだという方も、自分の身の危険は自分で守るべきだという方も
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2014-12-07 Sun
Moi!本日はフィンランドの独立記念日です。一番大きなパーティーは大統領官邸で行われているもの。今年大きな功績を残した人達がなんと1800名も招かれているのだそうです。でもってその招待客が到着して、大統領夫妻に挨拶している姿(その後のパーティーの様子も)が粛々と生中継されているのですが、これが年間を通してフィンランドで一番視聴率の高い番組(?)なのだそうです。
私はあまり興味がないし、と言いつつテレビがついていると知らず知らずのうちに見てしまうのですよね~。主な目的は女性のドレスなのですが、フィンランドの女性は男性並みにバリバリ働く人が多く、そういう人の多くが短髪に濃い色の縁あり眼鏡というスタイル。パンツスーツならそれも似合うのですが、その格好でドレスを着ると、うーむ、違和感がぬぐえない…などとぶつぶつ言いながら見ていたらあっという間に時間が経っているという状況です。侮れませんね。
それはさておき、昨日は家人のお供で独立記念日のパーティーに行ってきました。主催者はEtelä-Phjanmaan Yrittäjätという組織。セイナヨキのあるエテラポフヤンマー地区のオーナー企業のための組織です。イメージとしては健康保険組合に似ているでしょうか。大企業は独自の健康保険組合があり、福利厚生も充実していますが、中小企業は同業種で健康保険組合を作っていることが多いですよね。参加できる企業はオーナー企業であれば規模の大小は関係ないそうですが、特に家人のように従業員1人の企業はこういう組織に参加していると恩恵を被ることも多いかもしれません。
エテラポフヤンマー地区は起業する人が多く、中小企業が殆ど、といっても過言ではありません。そして昨日のパーティーに参加したのは約600人!だったそうです。こちらは基本はカップルで招待されるので大雑把に計算しても少なくとも300人の主に企業のオーナー達が集まったという訳です。ドレスコードはダークスーツと丈の長いドレス。私はロングドレスなど持っていなかったのでちょっとドキドキしたのですが、膝下丈で大丈夫でした。
パーティーが行われた場所は専門学校。まずはウェルカムドリンクが振る舞われた後は大ホールでの余興、その後は体育館と食堂でビュッフェ料理。食事が落ち着いた頃に体育館はダンス会場と化します。そしてビュッフェ料理、飲み物をサーブしてくれるのはその専門学校で勉強している生徒達なのです。ちなみに会場はライティングや飾りもきちんとされているので、バスケットゴールさえなければそこが体育館ということには気付かなかったと思います。
まずは大ホールに。この組織、今年は75周年という記念の年だったそうです。
開会の挨拶に続いて始まったのはバレエ。シベリウスのフィンランディアの曲に合わせてフィンランドの国旗をイメージした衣装をまとった女の子達が美しい踊りを披露してくれました。(前に座っている人の頭に焦点が当たっていますこと、お詫び申し上げます)
いくつかのスピーチに続き舞台に出てきたのはテノール歌手とピアノ演奏のビッグコンビ。
他にも今年の優良企業2社の表彰などもあり、約2時間のプログラムが終わり、そろそろお腹が空いた頃。ビュッフェ会場に移動しました。ビュッフェはサラダ2種類、サーモン、野菜のオーブン料理、ミートボールとパン。そしてデザートはこちら。
フィンランドの国旗をあしらったチョコがかわいいケーキです。
そして食事が終わった頃にステージに生バンドが現れ、イスケルマとよばれる演歌調のメランコリックな曲を演奏に合わせ、参加者のカップルが1組、2組と踊り始めます。少し休憩は入ったものの約2時間演奏は続きました。
私はというと、日頃は箪笥の肥やしになっている一張羅の9cmハイヒールの靴を履いていたもので、立っているだけでも足が痛くなってしまいましたが家人の取引先や元同僚、知り合いなどと親交を深めることができました。
家に着いたのはほぼ12時。プログラムが盛りだくさん、しかも参加費も無料で満足度は高かったのですが、日頃お達者クラブのように早寝早起きをしているので、たまに夜更かしするとだめですね。今日は全然使い物になりませんでした。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
パーティーではノンアルコールはお水だけだったのですがアルコールは赤白ワインにビールがたっぷり準備されていました。一体一人頭何杯飲むと計算しているのか、ちょっと気になりました、に
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2014-12-05 Fri
Moi!今日も朝のうちは少し晴れているようです。朝は若干冷え込んでいるようで霜がおりています。予想最高気温は2度。独立記念日の明日は雨の予報です。
お天気のことはこれぐらいにして、本題に。先日中国人の友人宅に遊びに行ってきました。彼女はフィンランド人と結婚し、3歳になったばかりの女の子とそして10月に生まれたばかりの2人の女の子のお母さん。二人とも女の子の生まれたときの目の色はブルー。(旦那さんはグリーンなのですがね)3歳の子は生まれたときはブルーで、少しずつ緑っぽくなり今はかなり茶色がかっています。なので妹もそうなるのかな、などと話していました。既にフィンランド語と中国語を理解し、英語も少しずつ覚えてきているそうです。
そんな彼女の家には今はヘルプで彼女のお母さんが中国から来ています。私とお母さんは言葉は通じませんが、筆談を少ししました。山口百恵の大ファンだとか、先日亡くなった高倉健さんのこともご存じでした。
そんな流れでお母さんに”好餃子”と書いたところ(←中国語的に正しいかどうかは不明)、今度作ってあげる(友達が通訳)と言ってくれました。いやいや、作っていただくのは嬉しいけど何だかせがんでいるよう。もしそうなら是非作り方を学びたいとお願いしました。以前友達からやり方を教えてもらって生地を伸ばすのは以前より改善されましたが、それでも伸ばすのに(きっと無駄な)力が要ったり、こねるところもまだまだ。
そしてさらに”豚肉は食べる?”と聞かれ、”食べる”と答えたら、お母さんが昨日作ってくれたというこちらをいただきました。(本当は4個もらったのですが、2個は既に胃袋に)
漢字で書いてもらっても今一つよくわからず、小籠包?などと思ったのですが、昨日食べてわかりました。肉まん!フィンランドで肉まんが食べられるとは思いもしませんでした。中身には中国から持ってきた調味料なども入れているみたいですが、外身さえ作れたら中はこちらで入手できるものでアレンジできそう。餃子の皮を作れることもこちらに来て初めて知ったのですが、肉まんの皮も作れるのですね。これも教えてくれるというので、お母さんが帰国する来月までに是非機会を作らなければ。
この肉まん、蒸してもいいし、サンドしてこんがり焼いてもいいと教えてもらいました。日本から調理器具はあまり持ってこなかったのですが、我が家にはなんとこんなものがあります。
これはですね、アメリカ在住の日本人の友達が結婚祝に送ってくれたものです。まさに今回は理想的な使い方。これで蒸したら、生地がつやつやになってほくほくの肉まんができあがりました
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
果たしてあんなにきれいな肉まんが簡単にできるのか?ちょっと諦めが頭をよぎります。でもとりあえずがんばれ!に
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2014-12-04 Thu
Moi!昨日も夕方4度だったのですが、日中は5度で推移するようで、晴れ間も見えそうです。12月にしては随分暖かい気温です。
さて、今日はフィンランドの浴室事情について。フィンランドはサウナ発祥の国なので各家庭にサウナが普通にあります。アパートでもサウナ付のアパートもあれば、共通のサウナがあって予約制だったり曜日割り当てがあったりでサウナには事欠きません。その代わりといっては何ですが、バスタブはほとんどありません。うちにはシャワーキャビンがあるのですが、家人はそれを自慢していました。私にしてみるととても狭いし、ミスト機能なんかも興味があまりないし、ふーん、割と普通なんですけどとずっと思っていました。でも何年かこちらに住んで気づいたのは、シャワーは簡易なものが多く、浴室(洗面台、トイレ、着替えや洗濯機など置いているスペース)の中にシャワーが設置されているところをシャワーカーテンで仕切っただけ、つまり勢いよく使ったらお湯が他のスペースにも流れ出す可能性もあるというのがデフォルトということ。
フィンランドの高級ホテルならバスタブもありますが、ビジネスホテルならシャワーのみのところも少なくありません。運が良ければ仕切りがありますが、仕切りなし、シャワーカーテンのみで、ワイパーというのでしょうか、水をかく掃除用具が置いてあるビジネスホテルもありました。
そんな状況を踏まえていただいたところで、えーっと、月曜日に我が家の洗濯機が壊れました。壊れた、というよりちゃんと洗ってくれるのですが最後の脱水、というところで何かが引っかかったような変な音が続いて脱水しなくなりました。月曜日は仕方なく手で絞って干したのですが、翌日も同じ状況。でもって火曜日に業者に連絡し、昨日(木曜日)来てもらいました。
いつもギョッとするのがこちらの多くの業者さんって土足で入るんですよね。冷蔵庫の搬入の際(詳しくはこちらの記事で)とか、キッチンの改装のときもそうでした。作業効率がいいからなんでしょうね。
そして手慣れた業者さん、私にスリッパは脱いだ方がいいと忠告してくれます。一応バスタオルを持って待機していましたが、忠告に従って脱いでおいて正解。彼は洗濯機についている排水用のツールを床に置いたかと思うとそこからみるみるうちに水が出てきました。そうなのです、日本だったらお風呂場も近いのでたぶんそこに置くと思うのですがね。その大胆さに動揺しながらも、次々に排出される水はシャワーキャビンの下にある排水溝に吸い寄せられていきます。それでもバスタオルでなるべく水が広がらないように防いだり、床の上に置いていたものを上に避難したりしました。
結局洗濯機の不調の原因は、排水ホースの中にある小さなプロペラが古くなってきちんと動かなくなっていたのが問題。手持ちの部品と交換したけどうまく動かなかったので、部品を注文してまた来ます、と。たぶん来週になるでしょうと言われちょっとショック。1週間分の洗濯物は結構溜まりますからね。しかもタオルとかシャツとか大きい物を絞るのは結構な労働。まあこの辺の緩さがヨーロッパ。義両親宅に行って洗濯機を貸してもらうか、はたまたご近所さんにちょっと使わせてもらうのもいいかなと思ったり。
と思いを馳せていたら、業者さんから再度連絡があり、在庫で部品が見つかったので金曜日に行きます、と。今日じゃないのがちょっと残念ですが、土日の前と後では大違い。ほっとしました。
そうそう、こちらの浴室がシャワーと同じ床でOKの理由の一つは床暖房というのも大きな要因。昨日も業者さんが帰った後、床の水を軽く拭き取ったら半時間後にはすっかり乾いてました。この床暖房のおかげで洗濯物も一晩干しておけば大抵乾いてしまうのです。
もしフィンランドのB&Bなどの宿でシャワーカーテンのみのシャワーでも動揺しなくてもOKです。床は軽い勾配がついているので水は排水溝に流れ、床暖房ですぐに乾きますのでご安心ください。
最後の写真はTorikeskusというショッピングモールの中の写真。すっかりクリスマスモード。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
白物家電は買い置きもできないので故障するとあたふたしますね。今回は修理可能でほっと一安心、に
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2014-12-03 Wed
Moi!今日はどうやら晴れのようです。気温は日中は2度なのですが、日が暮れてから3度に上がりそうです。
ところで私の携帯のアプリに入れている天気予報は午後3時の気温を基本に週間予報をしているのですが、今日確認してみたらこんなことになっていました。
木曜の予報が夜の晴れマークになっています
今までずっと曇りマークだったし、日没は15時を若干過ぎていたのですが、明日は15時には日が暮れてるってことですよね。ちなみに今日の日没時間は15:01です。日が随分短くなってきましたが、冬至まで後少しの辛抱です。
さて、今日の話題は郵便局で送った荷物についてです。日本は国内で荷物を送るときは郵便局を利用することもありますが、宅配サービスも便利ですよね。フィンランドは郵便局がほぼ独占です。海外からたまにFedEx便が届くこともありますが、そもそもFedEx等の車が走っているのを見ることは稀です。ついでに書くと、FedEx便はいつも8時頃の下手すると朝風呂上がりに来たりするのでちょっと焦ります。
と、話が逸れてしまいました。本題に入りますと、先週の木曜日に弟宛に荷物を送りました。名目はクリスマスプレゼントですが、バルセロナで甥用に服を買ったので、早めに送った方が着るチャンスが多いかなぐらいの軽い気持で送りました。
海外に送る場合は2kg以内で規定内の大きさであればPriorityかEconomyかを選ぶことができます。Priorityでは日本に送る場合は5営業日、Economyでは10営業日ぐらいかかると言われています。
例えば1000g以上2000g未満の荷物をPriorityで送ると23.5ユーロですが、Economyだと10.8ユーロになります。
今回の荷物はそんな背景もあり、今から送れば12月の中旬前には届くだろうぐらいに思ってEconomyで送りました。
そして義妹から”月曜日に荷物が届きました”のお礼メールが。
え…
木曜日に送った荷物が月曜日に届きましたと…??
間違えてPriorityで送ったのかと思わずレシートを確認しましたが、しっかりEconomyの金額でした。前々からちょっと早く届く傾向は垣間見えていたのですがここまでとは。じゃ、なんですか、Priorityで送ったら翌日に届くとか
というのは冗談はさておき、恐らくクリスマスカードの前の静けさの時期に運べるものは運んでしまおうという魂胆ではないかと拝察します。フィンランド国内宛のクリスマスカードは12/12までに専用の封筒に入れて出せば通常1ユーロのところ、0.75ユーロで送ることができるのです。受け付けは11/10から始まっているのですが、私も例に漏れずカードも切手も準備済みではございますが、来週に一気に書いて投函する予定でございます。
今回のようにお得な金額で早く届くのはありがたいことです。少なくとも予定より遅れるよりはいいことです。でも、例えば誕生日にちょうど届くように送ろうとする場合、このような誤差があると非常にタイミングを読みづらい訳ですね。ま、ここはフィンランド。多少の誤差は大目に見てもらっています。というより言い訳、ですかね。
こちらも郵便局ネタには関係ありませんが、夜明け前の写真をどうぞ。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
さて、クリスマスの繁忙期には何日で届くのか。実験してみたくなります、に
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2014-12-02 Tue
Moi!今日は朝と夜に少し雪が降るようです。昨日はセイナヨキより1時間ほど北西にいったVaasaという街に出向きましたが、地面にはうっすら雪が積もっていました。セイナヨキには今はほとんど雪は残っていません。そして幸いなことに道も割と乾いているので道路が凍結して滑るということもあまりありません。特にこの時期の雪かきは大切ですね。
さて、日本でも昨日流行語大賞が発表されたようですね。こちらにいながらも、ネットなどで流行の話題やアイドル、グループなどの名前は目にするのですが、特に字面だけではそのおもしろさが伝わらなかったり、読み方がわからなかったり、アクセントが違っていることもあります。例えば映像で”ダメよー、ダメダメ”はまだ見たことがないのでどのような節回しで使われているのかとかもまだ知らず、それがどうしておもしろいかのもまだわかっていません。そういえば去年、”進撃の巨人”は”巨人軍”の”巨人”かと思っていてジャイアンツがセリーグ戦で快進撃をしているのだと勘違いしていたのは私です。アクセント違いの勘つがいです。
日本ほど大々的ではないのですが、フィンランドでも公共放送のYleがインターネット上で今年の流行語の投票を募り、先日結果が発表されていました。
記事はこちらです。(フィンランド語ですが)
http://yle.fi/uutiset/suora_linja/article7655016.ece
そして見事に今年の流行語に輝いたのは
写真: Juha Rissanen / Yle Uutiset
そう、Putin Juustoことプーチンチーズです。ウクライナ危機の影響でロシアがEU諸国からの食料品の輸入をしないという経済制裁を与えました。ロシアの隣国でもあるフィンランドも大打撃を受け、多くの乳製品をロシアに輸出していたValio社もその一つ。そこでValio社はロシアに輸出する予定だったチーズをPutin Juusto(=プーチンチーズ)と称して破格値でスーパーで売ったのが由来です。私もその恩恵に被りました。(それに関してはこちらの記事をお読みください。)それが今年の流行語に圧倒的な強さで選ばれたのです。
写真: Juha Rissanen / Yle Uutiset
このように8つの候補から投票を募ったようです。
Putin Juusto以外の言葉はというと
出典はこちら↓から(フィンランド語です。)
http://yle.fi/uutiset/vaikuta_ja_aanesta_mika_on_vuoden_2014_sana/7650297
1. Arkihaaste(=毎日のチャレンジ)
Facebookなどのソーシャルメディア上で写真と共にその日にがんばったことをアップするというもの。賛否両論あったが、春に大流行。
2. Ebola
こちらは日本でも話題になったエボラ出血熱なので内容は省略します。
3. Kännykkäläheinen(=携帯電話での近さ)
特に高齢者介護に関して。何万人ものフィンランド人が高齢の両親の面倒をみている。ただいつもそばにいる必要はなく、多くの場合は遠くにいながらも面倒をみている。日常のことは携帯電話で効率的に解決できている。
4. Nyhtöpossu(=プルドポーク)
人気の豚肉料理なのですが、こちらのブログで写真付きでわかりやすく説明されていますので、ご覧ください。
http://moimoisuomihiro.blog.fc2.com/blog-entry-639.html
5. Tindata(=Tinder)
スマートフォンのアプリで位置情報を使った出会い系アプリ。フィンランドでも流行。
6. Venäjä-trolli(=ロシアの荒らし(?))
ウクライナ危機の間、情報戦争でもある。この間ロシアの荒らしがインターネットの掲示板やソーシャルメディア上に匿名でプロパガンダを投稿するというもの。フィンランドでは国防省のCarl Haglund氏とサイバーセキュリティーの専門家、Jarno Limnéllが攻撃を受けた。
7. Viskigate(=ウィスキーゲート)
地域国家局のAVIがウィスキーという言葉の使用を禁止がウィスキーの販売をアップさせ、インターネット上で多くの人の怒りを買った。最初はヘルシンキ・サノマット紙はAVIは個人的にブログの中でウィスキーと書くのを禁止するだろうと報じた。AVIはしかしながらその議論を否定し、この禁止はイベントの名前だと訂正した。
こうして見ると、全然知らない言葉もいくつかありましたが、こんな社会から少し取り残されがちの私でもメディアなどで見かけた言葉や現象もあり、今年も色々あったことがわかりました。ちなみに…日本の流行語大賞はニュースなどでも大々的に報道され、国民の納得感も得られている一大イベントですが、たぶんこのフィンランドの流行語大賞、一般のフィンランド人に聞いても”え?そんなものがあったの?知らなかった”という反応が殆どではないかと思われます。友達の話題作りに使われるときはご注意くださいね。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
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2014-12-01 Mon
Moi!やはり11月の日照時間は平年より短かったようで、太陽が顔をのぞかせるととてもありがたみが増します。昨日はサウナに入った後にアロママッサージをしたおかげで眠りの深みが増し、朝はいつもより早くすっきり目覚めることができました。
そして窓の外を見ると貴重な朝陽が見えているではありませんか。
土曜日も家人と散歩をしようと言いながら些末なことに時間を費やしているうちに日が暮れてしまったので、今がチャンスとばかりに急いで身支度を整え、私の定番の散歩コースの湖に。湖は家から歩いて15分ぐらいのところにあるので散歩にはちょうどいい行先なのです。長い丘を登り終えて見えてきたのはこちら。やっぱりカメラを持っているとテンションが上がります。
今ではすっかり葉っぱが落ちてしまった白樺。何だかニョロニョロが手をいっぱい広げているよう。
先週は湖の氷も溶けていましたが、今は段々氷が湖を覆い始めています。
こちらはいつも足を運ぶビーチ。夕焼とはまた違った茜色に染まる水面。
そしていつもの桟橋。こちらもかなり凍っていて白っぽくなっています。
この桟橋は別の長い桟橋。かなり氷の面積が広がっていて、耳を澄ますと水が凍って膨張しているのか、静かにミシミシと音を立てていました。
今日はさらに足を延ばしてボートを置いているところに行ってみました。浅瀬になっているのでボートが出しやすそうです。
夏の間活躍したボートもしばしお休みです。これを見ていると直島にあるジェニファー・バートレットの黄色いボートを思い出しました。
こんなにいいお天気だとボートを出したくなる衝動に駆られそうです。(が、わたくしは漕げませんけどね)
絵になるちょっと冬の湖の風景。朝陽がなければこれは白黒の風景になりますからね。
ここだけパリパリの氷になっていました。割ったら気持よさそう。(あ、割らないですか。)
湖面はほぼ氷。どれぐらい凍っているか確かめるために松ぼっくりを投げてみたら、見事にホップしつつ滑りながら向こう岸まで滑って行きました。(←これ、なかなかストレス発散によいですよ。)
このように写真を撮りつつ、朝陽を拝みつつ、氷の音を聞きつつ、贅沢な日曜の朝を過ごすことができました。皆様もよい1週間の始まりをお迎えください。
”ミシミシ”とか”パリパリ”という擬態語、日本語を母国語としない人達には通じるようで通じないものですね。残念、に
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