2014-09-04 Thu
Moi!昨日は天気予報通り19度まで上がりました。風は随分冷たくなったものの、半袖に薄手のカーディガンを羽織って自転車で風を切って走るのはなかなか心地よかったです。そしてこの暖かい気温も1週間ぐらい続きそうです。先週までの雨続きの冴えないお天気が嘘のようです。
昨日はお天気もいいし、気温も高いし、友達とランチを食べたし、引きこもり率の高かった私にしてはよい一日と思われたのですが、バイオリズムが低調のようで、ささいなことでもネガティブになる、というより誰に吐き出しても意味のないもやもやした気持ちに覆われてきました。20時前に用事を終えて家に戻ったときに気分転換することにしました。
そう、私の好きな湖に自転車をこいで行きました。
お昼の水面がキラキラした湖も素敵ですが、日の入り前で雲が少しピンク色に染まってきている風景も新鮮でした。湖面もうっすらピンク色。
いつもはこのビーチと桟橋でゆっくりしたら帰るのですが、昨日はちょっと湖の周りを回ってみることにしました。
この近くに誰かの自転車が停めてあったのですが、もしかしたらここからボートを出して夕暮れのクルージングを楽しんでいたのでしょうか。
普通なら湖の周りや海の近くにはサマーコテージがたくさん並んでいるのですが、この湖にはありません。家人いわく市が造った湖なので、とのこと。ボートはこのようにたくさん見かけます。
最初は湖に沿っていた道が少しずつ湖から離れていったかと思うと、右手方向に夕陽が見えてきました。右手に夕陽、左手には湖を見ながら道はさらに続いていきます。
そしてしばらく行くと段々森の中へ。どこまでも続いていきそうな一本道。そして写真を撮るために自転車を止めてみると無音の世界。街の雑音も、車の音も、波の音も、鳥の鳴き声も。すべての音声がこの森に吸収されてしまったかのような不思議な感覚でした。
ひとしきり自転車をこいだ後、同じ道を引き返しました。帰りには月もうっすら出ていました。
この湖のサイクリングのおかげで、自分の心の中に澱のようにたまっていたドロドロしたものが少し浄化され、気持も少し整理ができました。何も語らない自然の包容力を感じた夕べでした。皆様もよい一日をお過ごしください。
雪が積もったら街灯のないこの一本道、真っ暗なのかそれとも雪あかりで案外明るいのか気になります。いずれトライすべき?応援してくださる方も、無謀なことはやめた方がいいと思われる方も
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