2014-06-25 Wed
Moi!お天気は昨日に引き続き不安定で、晴れていたかと思えば曇ったり。予想最高気温も15度なので、もう少し上がれば過ごしやすい気候になりそうです。こういうお天気が外出時に何を着るか迷ってしまうのですよね…。
さて昨日はご縁があり、セイナヨキにお友達を訪ねて来られている日本人の方がいらっしゃるというので、セイナヨキにあるアアルトの建築群およびアピラの図書館を案内しました。
その方は幸運をもたらす能力がある方のようで、午前中は雨が降ったり曇ったりの冴えないお天気だったのですが、見学開始の頃にはすっかり晴れました。これが最初の役得。
ラケウデンリスティ教会は開いているときはいつでも自由に見学できるのですが、昨日はたまたま居合わせた若い牧師さんが英語でガイドを申し出てくださいました。教会関係者の方からガイドをしていただくのは初めてだったので是非にとお願いしました。これが2番目の役得。
私の得ている教会に関する知識は建築的な観点からのものがほとんどだったのですが、牧師さんの説明は非常に教会らしい解釈で、その説明に共感を得ました。なるほど、建築とは機能的な部分ももちろん配慮しなければなりませんが、使う人達の心情、といいますか、使う人達の居心地のよさも追求しなければならない、そしてラケウデンリスティ教会ではそれが実現されているのがわかりました。
そして牧師さんのおかげで通常は鍵が閉まっていて上がれないパイプオルガンが置いてある2階席に上がることもできました。
こちらは2階から1階席を臨んだところ。夏らしい陽射しがキャンドルの形をした窓から射し込んでいます。

パイプオルガン。電子ピアノのようにいろいろな音色に変えられるとのこと。鐘の音も奏でることができるそうです。4段もあったらどれをどうやって弾いていいのか混乱しそうです。

パイプオルガンの設計もアルヴァ・アールトによるもの。ご案内した方はパイプオルガンにも造詣が深く、こんなに自由にパイプオルガンを配置しているのは珍しいそうです。その昔、このパイプオルガンを見たある音楽関係者は”まるでオーロラのようだ”と表現したそうです。確かに大空にゆらめくオーロラのようにも見えます。

その後教会から出てみると空には珍しいハロ現象が。(Wikipediaはこちらからどうぞ。)ラケウデンリスティ教会の時計塔を包み込むかのような光の輪が空に浮かび上がっていました。実は私はハロ現象のことをあまり知らなくて、こちらも珍しい自然現象なのだと教えていただきました。これが3つ目の役得。

思いがけない役得がたくさんあった一日でした。皆様もよい一日をお過ごしください。
帰宅したら家人が客先からいただいたサラダをたくさん持って帰っていました。これは4番目の役得ですかね、に
↓クリックお願いします。(夕食はお手軽&ヘルシーに♪)

↓こちらもよろしければ
