2014-05-27 Tue
Moi!今朝も昨日に引き続き寒いです。9時の時点でもまだ6度、日中は12度まで上がります。(朝の2倍ということ?)昨日は小さな教会で小一時間お話を聞くチャンスがあったのですが、スプリングコートを着込んでいるにも関わらず何だか足元が寒いなと思って、家に帰って気温をチェックしたら4度でした。道理で寒かったわけです。
今日はその小さな教会をご紹介します。セイナヨキにはアルヴァ・アールトが設計したラケウデンリスティ教会と
トルナヴァにある森の中の教会、
他にも市町村合併前は別の町だったラプアとペラセイナヨキ、ユリスタロにもあります。これらの教会は教区の教会なのですが、昨日訪れたのはトルナヴァ病院の中にある教会です。(病院自体の写真は一つしかアップしていませんが、トルナヴァ病院の緑豊かな庭を中心にアップしていますので、興味のある方はこちらからどうぞ。)
昨日は公立の大きな病院にも行き、そこにも素敵なチャペルがあったのですが、(←記事は後日アップします)このトルナヴァの病院の敷地にもこんな素敵な教会がありました。
中の様子。
全体の写真、撮り忘れていたのでわかりづらいのですが、6人掛けのベンチが左右に7列、80人強が座れます。司祭のお話によると最高100人がこの中に入ったとか。
この教会は1950年に建てられたもので、Jonas CedercreutzとHelge Railoの設計によるものだそうです。
壁はしっくい、天井部分は木でできていて、座っているとほっとする空間です。祭壇向かって右側の窓は天井から自然光が入るようになっていて、
向かって左は美しい庭が臨めるように設計されています。
天井には幸福の象徴、鳩のオブジェが吊り下げられています。
十字架はシンプルですが神聖。
ここには司祭は常駐してはいないのですが、毎週日曜日と木曜日にミサがあり、患者さんや職員の方が中心に参加されるとのこと。あまりに大き過ぎるとかしこまってしまうし、小さ過ぎると司祭との距離のバランスが取りづらいのですが、この教会はその中庸で、アットホームな感じでゆったりとした気持ちになる素敵な教会でした。
ここでは洗礼、結婚式、お葬式などが執り行われることもあるそうです。病院の中にもこのような教会があるのはさすがヨーロッパですね。ここでのミサは30分ぐらいとのこと。家からも近いし参加してみるのもいいかもしれないと思った次第です。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
幼稚園の頃、仏教系の幼稚園に通うかたわら、日曜学校にも通っていました。節操なしですね、に
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