2014-05-19 Mon
Moi!昨日も25度近くまで上がりましたが、今日は27度まで上がります。先週までコートまたはジャケットは必須だったのに、最高気温も15度に届かなかったのに、今朝は8時でも18度です。夏物を着るチャンスって案外なかったりするので、今日は薄手の5分袖のセーターで来ました。行き交うフィンランド人はジャケットを着ていたり、ストールを巻いていたりしていて、ちょっと薄着過ぎ?と不安になりましたが、全然寒くなかったです。日中はさらに10度近く上がるのでこのいでたちは正解だったかなと思っています。
さて昨日の地元の新聞で、2009年から2013年までの間でセイナヨキに移住する人が多く、移住者が多い都市の6位だったという記事が出ていました。都心から離れた都市は過疎化の傾向がある中、これは名誉なことと大きな記事になっていました。
エテラポフヤンマー県以外の街からセイナヨキへの5年間での移住者は1番がタンペレ(931名)、2番がヘルシンキ(874名)、3番がヴァーサ(806名)と続きます。ちなみにセイナヨキの現在の人口は約6万人。(エテラポフヤンマー県内の隣町からの移住者も多いのですが、名前にあまりなじみがないかと思うので省略します。)
学歴が高い、そして35歳以下の比較的若い世代がセイナヨキに移住しているのが特徴で、この理由の一つはセイナヨキを離れて学校を卒業し、またセイナヨキに戻る人が多いとのことです。地元愛が強いということでしょうか。またヘルシンキから移住してきた人のインタビューも載っていて、その人は奥さんがセイナヨキ出身なので引っ越してきたとのこと。通勤は5分になり、庭付きの家に住めて満足だという内容でした。
また女性の移住者が男性より多いということも書かれていました。これはセイナヨキの産業構造にも関係があり、女性の数が多いアドミニストレーションなどの職が多いこともその原因の一つとなっています。
簡単にいえば適度に田舎で適度に職もあり、電車で主要な街に簡単に行けて、行政サービスもそんなに悪くないといったところでしょうか。確かに語学学校は大きな都市になると入学するのにかなり待たなければならないと聞いたことがあります。病院の予約はちょっと時間がかかりますが警察署や職業安定所も時間帯にもよりますが、運がよければ30分以内で自分の番が回ってきます。
もちろん不満に思うこともない訳ではありませんが、住めば都というところでしょうか。
こんな美しい湖も歩いてすぐのところにあります。
アルヴァ・アールト設計の建物も一見の価値はありますが、のんびりと川沿いの道を歩くだけで心が洗われます。これからよい季節ですので、フィンランドにお越しの際は是非セイナヨキにも足を伸ばしてみてください。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
これで公共交通機関が増えてくれればさらに嬉しいです、に
↓応援クリックお願いします。(バスは1時間に1本なのです。
↓こちらもよろしければ