2014-05-12 Mon
Moi!今朝は久々のまとまった雨が降っています。気温は朝でも9度。ようやく手袋がなくても寒くない季節になってきました。って5月中旬なんですけどね
さて、先週Terverykeskusという公立の病院にアレルギーのテストに行ってきました。今フィンランドでは白樺の花粉が舞っているから…ではなく、電話で予約したのは1月。3月の中旬にようやくお医者さんとの予約が取れました。(とのときの記事はこちらです。)そこで簡単なチェックがあり、その日は終了。血液検査とアレルギーテストが別々の日にあり、結果を受けて再度お医者さんとのアポ。つまり4回病院に行くということ。まあ病院は家からとても近いので楽勝なのですが、予約してからのプロセス、忍耐が要ります
まあそれはともかく、今回のアレルギーテスト、おもしろかったです。日本でアレルギーテストは昔受けたのですが、どうやったかあまり覚えていません。結果も今一つ納得いかないものでした。
こちらでの方法はとてもシンプル。
まず腕をまくりあげ、
↓
看護師さんが腕に直接ボールペンで1から15までの数字を書いていきます。
↓
看護師さんは15種類の別々の液を数字の横に1滴ずつ落としていきます。
↓
その後先端が針のように尖ったもので少し傷をつけ、液を血中に
↓
余分な水分をふき取り待つこと15分。
↓
アレルギーの反応のある番号部分は見事に蚊に指されたようにむくむくと膨れ上がります。
仮にもブログを書いている者としてこの興味深き事象、写真に収めずにはいられませんでした。
が、後で客観的に見てみると
汚
とても皆様の目にさらすに耐えない画像でございましたまあ腕に蚊にさされた部分が何箇所かある図をご想像いただければ充分かと思われます。
結果わかったのが、私のアレルギーはネコ、犬、白樺、leppä(=ハンノキ)、ハウスダストにあることが判明いたしました。ネコ、犬、そしてハウスダストは思い当たる節がとてもありました。でも白樺とハンノキはあまり気付いていませんでした。逆に反応が出なかったのはすべて覚えていないのですが、干草、馬、牛、カビなど。馬はこの前厩舎に行ったときには確かに全然反応しませんでした。でも馬とか牛とか干草って日常生活ではあまりお目にかからないものだから、アレルギーがあったとしても別に生活に大きな変化はなさそうです。日本で大問題の杉はフィンランドではお目にかからないので、当然そのテストはなしでした。
先週、ロシアのViipuriに行ったときも実はアレルギー症状出まくりでした。まずホテルの部屋。入った瞬間から鼻がむずむず、喉が痛くなり、外に出るとその症状は鎮火。ツアーのバスに乗ったときや、レストランに入ったときも時々反応が。フィンランドの自然が豊かな空気のきれいなところにいると、体の免疫がどんどん落ちているのでしょうかね
看護師さんにいただいたアレルギーの資料によると、白樺など草木系に反応がある人は食べ物にも反応が出ることがあるとのこと。そこでまた納得。以前生のパイナップルがkg当たりたったの1ユーロだったので、買ったときに口がかゆくなったことが。それからこれは日本にいた頃からなのですが、ピーナツを食べ過ぎると体が拒否反応を。これらのリストは主に南国フルーツのパイナップル、マンゴー、パパイヤを始め、他にははキウイやトマト、桃、さくらんぼ、ナシなどが載っていました。全ての人がすべての食べ物に症状が出る訳ではないし、ナッツ類以外は生でなければ問題ないとのこと。
このアレルギーテスト、今までのちょっともやもやしていた疑いがすっかり晴れてよかったのですが、このテストの影響なのか、Viipuriの旅の影響か、はたまた急に白樺達が積極的に花粉を撒き散らし始めた影響かはわからないのですが、翌日から鼻水ずるずる、目や肌がかゆい状態が続いています1週間経ってまだこないお医者さんとのアポの連絡。そのアポで薬をいろいろ処方してもらえ、この辛いアレルギー生活から開放されるというのに!これは軽い拷問ですかね。
最後にこちらは病院の待合室。なかなか落ち着きます。場所がわかりづらく、行き着くまで3人ぐらいの人に聞き、逆に帰るときはさらに迷いまくり、手術室がたくさんあるようなセクションも堂々と歩き通し、どうにかこうにか出口を見つけたことは内緒です。
フィンランドにお住まいでアレルギーに苦しまれている方、公立病院に行くならまずは予約を。半年プロジェクトで臨まれるとちょうどよいかと。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
アレルギーテスト用の液の作り方が気になります。ネコの素ってどうやって作ったの?に
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
続きを読む >>