2014-04-20 Sun
Moi!今日は少しどんよりしていましたが、少しずつ晴れ間が見えてきました。気温は13度まで上がりそうで暖かいイースター休暇を迎えています。
さて、昨日はPääsiäiskokko(=パーシアイスコッコ=イースターのかがり火)のイベントがあったので行ってきました。Kokkoというのはかがり火で5月1日のVappuという祝日にはフィンランドの各地で行われますが、イースターのKokkoはセイナヨキを含めたフィンランドの中西部で行われるそうです。かがり火の意味は魔女や悪霊を焼き払う目的で行われているそうです。
コッコつながりでBGMはこちらです。
一度行ってみたいという話をしていたところ、ちょうど地元の新聞にどこで何時から行われるという情報が載っていました。一つは地元のスキー場で18時から、もう一つはその近くで19時からあるというのでハシゴしてきました。
こちらはスキー場の入口。もちろん今日は入場料は要りません。思ったより多くの人達が集まっていてびっくり。侮ってはいけませんね。

私は勝手にキャンプファイアのように丸太を積み上げて火をつけるのかと思ったら、こんな感じで松などの枝が積まれていました。スキー場なので横に雪もまだありました。

そして18時に点火!メラメラと炎が上がり始め…

炎が段々全体に回ってきました。

もちろんこのKokkoを楽しんでいる子ども達もたくさんいましたが、一部の子ども達はこんなふうに過ごしているのです。

↑さすがですよね。そりとかなくても体を張って転がり落ちる”人間そり”な子ども達も。ロングスカートの女の子。これが今年のファッションという訳ではありません。この日は、ハロウィンのように魔女などに扮していろいろな家庭を回って、健康を願う呪文を唱える代わりにお菓子をもらった子ども達。その変装のまま来ているのですよね。
スキー場のKokko会場を後にして次にKatajalaaksoというもう一つの会場に行きました。ここは公園の先の大きな広場で行われていました。路肩に車を停め、右側の会場に

こちらの会場はスキー場よりスペースは狭いのですが、よりご近所の方々も集まっていたり、屋台も出ていたり、マイクを持った人がイベントを盛り上げていたりして、なんといいましょうか、お祭りのような賑わいでした。家人も3-4人の知り合いに会いました。
Kokkoの大きさは先ほどのより少し小ぶり。

ですが、スペースがこじんまりとしている分、距離が近くで見えました。そして暖かい。おじさんがぐるっとKokkoの周りを火をつけながら歩いていっています。

燃え盛る炎。

そして見物客。

写真には撮れなかったのですが、こちらの仮装度は高かったです。大人も魔女の帽子をかぶり、ほうきを持っている人や、子どももバニーちゃんやバットマンに扮した男の子も。なんだかここまでくるとハロウィンもミックス?
昨日はお天気もよく、まさに春を迎えるイベントにぴったりの日でした。
皆様もよい週末をお過ごしください。
こんなイベントの屋台の定番メニューはマッカラという大きなソーセージ。昨日もたくさん売れていました、ということで
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