2014-03-31 Mon
Moi!昨日からサマータイムが始まりましたが、まだまだ慣れないサマータイム。今回気付いたのはサマータイムは7ヶ月間あること。サマータイムは3月の最終日曜に時間が調整され、10月の最終日曜に通常時間に戻されます。
気になっていろいろ調べていっていると、今まで特に気にしていなかったのですがいろいろなことがわかりました。ヨーロッパはほぼどの国も導入しているとのこと。EU加入のためにはサマータイムは必須。フィンランドも1981年から導入されています。もっと長い歴史があったのかと思ったのですが、そうでもないのですね。ヨーロッパではアイスランド、ベラルーシ、そしてロシアは導入していないとのこと。
興味深かったのがアメリカやカナダ、オーストラリア等の国は”一部”実施していないところもあるとのこと。同じ国に住みながら、隣の州に引っ越しただけなのに前の州ではサマータイムが実施されていて、新しい週ではサマータイムなし、ということもあり得るのですね。
サマータイム⇔通常時間の切り替えで何が面倒かというとやはりアナログ時計の調整。何が大変かって…わたくし、実は腕時計に目がなくて、安い時計ばかりなのですが7個ぐらいあるのです。日本にいる頃は考えもしなかった年に2回のこの作業…。家の時計もどれが正しいのか最初は戸惑い、結局携帯の時計でほっとする状態。
また体の調整も若干必要です。一日24時間のはずがサマータイムが始まる日は23時間になる訳です。例えば食事も、昨日は”こんな時間なのにあまりお腹がすかない”という状態が。お腹が空かないレベルで済めばいいのですが、統計によるとサマータイムを実施した翌日の月曜は、心臓発作を起こす人の率が通常より25%も増えるそうです。24時間を23時間に無理やり収めようとするところにひずみが出てくるのかもしれません。ちなみに通常時間に変わるときは、1時間余分にあるので体の負担は出ないようです。
これは通常生活にはあまり大きく影響はしませんが、長距離バスや夜行列車などに乗るときは注意が必要です。通常の時刻表を見て乗ろうとしたらもう既に出発していた…なんていうこともあり得るのですよね。長距離バス…きっと頻繁には出ていないはず。もしくは到着時間が1時間遅かったというパターンも考えられます。年に2回だけだから余計忘れがちになりそうです。ロシアでは先述の通り夏時間は実施していませんが、東西に長いので時差が11時間!もあるのだそうです。電車はこの煩雑さを避けるためにモスクワ時間を採用しているとのこと。これにサマータイムが加わったら余計混乱しそうですよね。サマータイムなくて正解?
大きなメリットはなんといっても明るいうちに仕事をして余暇の時間をしっかり楽しめること。フィンランドの夏は特に日中が長いので、いろいろなイベントが行われるのも大きな特徴です。先日も8月の頭に各国の伝統衣装を着てのピクニックを18時から20時まであるので興味のある人は連絡ください!という告知がありました。18時からピクニック??と思ったのですが8月なら20時もまだまだ明るいのでこういうこともできるのですよね。ちなみに今日の日の出は6:54、日の入りは20:13。もう既に20時でも明るいということですね。
最後の写真はロバニエミで撮ったろうそく橋の写真。水面に映っている姿はまさに大きなキャンドル。美しいです。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
この時期つい時計を見ていないと外の明るさにだまされて”もうこんな時間!”ということがしばしば。何となくわかる、に
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2014-03-30 Sun
Moi!最近晴れの確率が高く、日も伸びてきました。そして今日からサマータイムに切り替わるので、時計を1時間進める必要があります。今朝は睡眠時間を少し損した気分ですが、でもサマータイムっていい響きですよね。
さて、先週の金曜日に先日紹介したモダンな建物の大学構内(記事はこちらです)にあるレストランにランチを食べに行ってきました。もともとは家人が友達と食べに行く予定だったのですが、その友達に急用ができたため、予約していた席の代役、運よく白羽の矢が私に立ちました♪
大学の構内には大きなカフェテリアもあり、通常学生達はそこで食べています。それとは別に60席ほどある別のレストラン、Prikkaがあります。このレストランは料理を勉強している学生による運営なので格安でコース料理が食べられるのです。
私達の行った日のテーマはケニア料理でした。店内には心地よいアフリカ音楽が流れていてそれもよかったです。
この応用科学大学には料理のコースもある他、デザインを勉強するコースもあるのでインテリアデザインも素敵でしたし、食器もどれも素敵でした。しかもこのテーブルセッティング!ナプキンを豪華2枚使い。
気になるお料理ですが…前菜はマッシュルームスープでした。まろやかな味で食べやすかったです。
そしてメインはビーフシチュー+サラダ、魚のフライのトマトソース、グリーンカレーの3種類から選べます。家人はビーフシチューを、私はカレーを選びました。
こちらがビーフシチュー。サラダは別だったのですが撮り忘れました味は5段階評価で5だったそうです。
こちらはグリーンカレー。料理はアートでもあるのですね。味の方は、辛い物好きの私としてはちょっと辛さのパンチがなかったのが残念。ライスも私の苦手なココナツライスだったせいもあるかもしれません。ビーフシチューにすべきだったか…
そしてデザートはトロピカルフルーツサラダ。さっぱりした味でこちらも軽くたいらげてしまいました。
これに食後のコーヒー、紅茶を頼んで二人で約25ユーロ。支払いの時(こちらでは珍しくレジでの支払いでした)に味はどうだったかということもしっかりヒアリングされました。料理のテーマもいろいろ変えているそうです。今日の料理は、ちょうどケニアから留学生もいるので味の指導も受けて作ったとのこと。こんなにリーズナブルで、広々としたスペースでランチを食べられるならまた来たい!と思ったのですが、なんとなんと…私達が行った先週の金曜日が最終日で次の再開は秋とのこと最終日とはつゆ知らず、しかも私はたまたま家人の友達の穴埋め要員だっただけにラッキーでした。学生がメインなので勉強もしなければならないし、長い夏休みもあるから残念ですが仕方ないですね。
それにしても学生にしてみれば学校で習ったことを実践し、リアルな顧客のフィードバックを受けられる、留学生のネットワークでいろいろな国の料理も挑戦できる、通常のレストランより多めのスタッフがいるのでサービスもじっくり研究できるというメリット。顧客にしてみればリーズナブルな価格でコース料理を食べられる、雰囲気もサービスもいい、他のビュッフェレストランでは味わえない料理も食べられるというメリットがあります。もちろん学校にとっても利益が上がるし、学生たちの経験を積むことができるし、デザインを勉強している学生たちの活躍するシーンもあるでしょう。
秋の再開が待ち遠しいです。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
フィンランド人はココナツ好きの人が多し。ココナツは栽培できないだろうに不思議、に
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2014-03-28 Fri
Moi!昨日はフィンランドのポルヴォーでも12度まで気温が上がったとのことです。今日は若干気温は下がるものの、セイナヨキでも7度まで上がる予報です。ただ気になるのが日曜日。ちょっと雪がまた降るようです。日曜から火曜までの予想最高気温は3度。車もそろそろ冬タイヤから夏タイヤに換えたいところですが、もう少し様子を見た方がよさそうです。
さて今日の話題はこちらの請求書の支払事情についてです。日本にいる頃は光熱費、電話代、はては習い事のレッスン代さえも口座振替やクレジットカードでの支払いで、定期的に振り込みをしなければならないのは家賃ぐらいでした。
口座振替のサービスは日本以外でもあるのでしょうか。Wikipediaによりますと…
1961年にジェーシービーがクレジットカードを発行開始した際の決済手段として三和銀行において導入されたものとされている。欧米など諸外国ではこれらサービス利用代金の支払いは小切手払いによるものが浸透しており、日本独特の決済手段となっている。
ということのようですね。
口座振替だと”払い忘れていた”とか”払う時間がない”とかいうストレスもありませんし、どうせ払うものだから”持ってけ泥棒”みたいな感じで喜んでこういう手続きはしていました。請求者からしても、取りっぱぐれもないし、しかも同日に支払が回収できるので事務作業も効率的にでき、非常にいいシステムだと思います。でもこれも文化の違いなのでしょうね。こちらの人は日本人ほど貯金はしないし、恐らく”自分のお金は自分が責任を持ってコントロールする”という考えが根底にあるのだと推測しています。
こちらでは光熱費に始まり、保険代などほぼすべての支払は請求書が届きます。最近立て続けにお世話になっている病院も、後日請求書が送られてきます。(そういえば詰め物が1週間後に取れて治療してもらった歯医者からの請求がまだ来ていないことを思い出しました。無料ということだったのかしら…?ほほ)家の場合携帯代とクレジットカードの請求は一部銀行口座に請求がくるのですが、それでも自動ではなく金額を確認してはじめて支払いが完了するシステムです。
特に月末月初の支払が多いのですが、イレギュラーな請求も時々あるのでほぼ毎週末未払いのものがないか確認しています。(私じゃありませんが。)うっかり支払いを忘れていたら手数料を上乗せされた請求書が再送されてきます。こちらの夏休みは通常4週間。その間は…家族などに郵便受けでチェックしてもらって、ネットの接続が可能なところにいって支払っているのでしょうかね。実際のところ我が家はそんなに長く家を空けたことがないのでわかりませんが、やはり口座自動振替の素晴らしいサービスが懐かしくなります。
ついでなのでこちらの銀行の状況についてもちょっとご紹介します。日本と違って振込や引出には手数料がかからないのは嬉しいことです。ただ銀行によっては毎月一定の手数料を取られるところが多いそうです。私の銀行はSグループという2大スーパーの一つのグループが持つ銀行で、珍しく手数料不要なのだそうです。店舗も大きなスーパーの一角にあり、スーパーが開いている21時までオープンしているのでそれもユニークな形態です。
日本の口座自動振替システム、他の国では受け入れられないのでしょうかね~。いいサービスだと思うんですけどね。
最後に昨日の19時半頃に撮った写真。朝晩がぎゅっと冷え込むおかげで空気も澄んでいて美しいです。少し桃源郷のような雰囲気を醸し出しているお気に入りの写真です。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
銀行のWebはすべてフィンランド語。慣れるまではおっかなびっくりでした、に
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2014-03-27 Thu
Moi!今週は雲一つない気持のいい天気が続きます。難点なのが埃っぽくなること。冬の間は雪もあったりで水分たっぷりだったのですが、道が乾いてくると一気に土埃が目立ってきます。そういうこともあり、自転車に乗るときはなるべくアスファルトの車道沿いを避けて、歩行者&自転車専用の道を通るようにしています。アスファルトは埃を吸収しませんが、土は埃を吸収してくれる包容力を持っていることに気付きました。
さて今週から約1週間セイナヨキの剣道クラブ、誠心剣会に日本から剣道の先生と4名の学生の方が来られています。先生は既にフィンランドだけで7回来られているベテランの方。フィンランドの毎回いろいろな地区に出向いて指導されているそうです。実はセイナヨキに誠心剣会が発足したのはごく最近なので、今回選ばれたのだそうです。私のフィンランド人の友人で新聞記者でもあるアンネの情報でこのことを知りました。アンネも半年ぐらい前から剣道を始めています。
私は幸運にもアンネの先生へのインタビューの通訳として同席させていただくチャンスをいただきました。先生は剣道の最高段の8段保持者だけあり、道を極め続けてきたからこそ語ることのできる貴重なお話をうかがうことができました。印象的だったのは、武道で大切なことは相手に対する思いやり。そして自分と対峙すること。相手に勝てばよし、ではなく対戦が終わっても相手に対する礼儀が重んじられること。礼儀は試合中ばかりではなく、日常生活にも深く関わっていること。
また心技体のバランスが取れて初めてよい剣道ができること。今ちょうどNHKの大河ドラマの「軍師官兵衛」にはまっているのですが、日頃から武道を極め、勉強を怠らず、目上の方を敬う、皆で一致団結して一つの目標に向かう、そのようなシーンの数々が先生のお答えを聞きながら思い出されました。武道は英語では”Martial arts"と訳されますが、まさに心と技と体が一体となった「芸術」だということを実感できます。
昨日はせっかくのチャンスなので練習を見学させていただきました。
誠心剣会をセイナヨキに設立したのはマルクス。実はマルクスはご近所もご近所、庭が隣同士という奇遇さ。それはさておき、マルクスが日頃メンバーの指導に当たっていますが、基本用語はフィンランド語ではなく日本語で教えているのも印象的でした。技術はもちろんですが、練習場に入るとき、出るときにはどのメンバーもお辞儀を忘れません。
こちらは素振りの様子です。素振りはすべての基本。皆真剣そのもの。掛け声も日本語でイチ、ニ…と言ってました。メンバーは学生から社会人まで色々。男性の長髪率が高かったのがフィンランドらしいところでしょうか。
こちらは防具をつけての稽古。先生はもちろん、日本の学生の方々もフィンランド人を積極的に指導していました。
最初はゆっくり。次は動きを早めて。でも基本の動きは同じです。
このように1時間半の稽古はあっという間に終わりました。無駄のない美しい動きは、茶道に通じるものを感じました。無駄のない美しい動きからくる改心の一本はまさに芸術でした。
先生のインタビューの答えの中で、フィンランド人も礼儀を大切にしてくれていると聞き、遠く離れた日本の伝統文化を重んじてくれているフィンランド人がいると思うと嬉しい気持になりました。私はまだまだ微力ではありますが、少しでもこのような素晴らしい日本の伝統的な文化、考え方などを伝えてゆくことができればと思わせてくれた素晴らしい経験でした。
最後の写真は稽古が終わっての風景。学校の校庭からですが、空が本当に美しかったです。この後星もキラキラ輝き、北部の街に向かっていた家人は運転中に大きなオーロラも見たそうです。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
練習後はマルクスの家でのパーティーに参加させてもらいました。オーブンで焼いたお餅、ラーメンも好評でした、に
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2014-03-26 Wed
Moi!今朝も9時の時点で-1度。それでも気温がぐんぐん上がっていき、15時には10度まで上がります。しばらくこのような寒暖の差の激しいお天気が続きそうです。
さて、イースターが近づいてくると卵型のチョコレートが店頭にたくさん並ぶようになります。普段はこういった類のものには興味を示さない私ですが、例外が。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ムーミンのイースターエッグ。この時期になると売られるのです。
目的は外側のチョコではなく…チョコの中に入っているおまけです。中には22種類ものムーミンのキャラクター達のうちどれかが入っているのです。最初はチョコ目当てで買っていたのが最近は持っていないキャラクターをゲットするために買っています
実に足掛け3年目のプロジェクトでして、最近はチョコレートに念を送りながら慎重に選んでいます。それでも2個買って1個は新しいキャラクターなので微妙にこの念送りは利いていると自負しております、はい。
わたくしのコレクション、18種類揃ったんですが興味あります?
興味なくても見ていただきたいです。是非とも…
どうぞ!
わたくし、これを見るだけでなんだか癒されるような気がします。一番右のキャラクター、モランというのでしょうか。これは最近立て続けに2つゲットしたのですが、カプセルにドーンと鎮座しているのを見てちょっと笑ってしまいました。
上の写真ではちょっと中の人達が見えないので角度を変えて撮ってみました。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、ニョロニョロの入っているチョコレートにまだ当たっていません。リトル・ミーとスナフキンも。こんなムーミンの中で大切なキャラクター達がまだとは大変歯がゆい思いをしています。
ムーミンの登場人物はフィンランド語だと全然違うものがあるのでなかなか覚えられないのもあります。スナフキンはNuuskamuikkunen(=ヌースカムイックネン)(←長過ぎ!)という名前なのですが、私は敬愛を込めて”ムイスティティックネン”とよんでいます。ちなみにムイスティティックはメモリースティックのことです。
ニョロニョロは当然日本語。この命名はセンスありますね。フィンランド語ではHattivatti(=ハッティバッティ)といいます。最初に聞いたときにはあまりのギャップに何度も聞き直してしまいました。トーヴェ・ヤンソンはスウェーデン語が母国語のフィンランド人ですが、もともとのスウェーデン語はhattifnattというそうです。
ムーミンはMuumipeikko、フローレンはNiiskuneiti、スニフはNipsuとこれまた違いますね。
最後にフィンランドのムーミンのテレビシリーズはこちらです。オープニングからして文化の違いを感じます。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
全部揃えるのは来年に持ち越しか?いや、がんばろう!に
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2014-03-25 Tue
Moi!今朝も雲一つないいいお天気です。陽射しが強いのでサングラスをかけている人が多くなりました。またバイクの人口も一気に増えてきました。春ですね。
さて、先週地元にある大学、SeAMK(セイナヨキ応用科学大学)の建物を見学するチャンスがあったので参加してきました。SeAMKは約30年前にできた大学で、経営、農業・森林、カルチャー&デザイン、ヘルスケア・福祉、テクノロジーなどを学ぶことができます。SeAMKのホームページ(英語)はこちらです。
http://www.seamk.fi/en
SeAMKは以前はいくつかの場所に分かれていましたが、昨年FRAMI(=フラミ)とよばれる建物にその多くが移転しました。FRAMIは建物を管理している会社で、SeAMKはFRAMI Fという建物すべてを借り切っています。他のFRAMIの建物には企業が入っていたり、大きなホールがあったりと複合ビルとなっています。
FRAMI Fの建物は昨年完成したばかりで一番新しく、外観もモダンです。といいながら外観を撮り忘れていますまた機会があれば後日アップします。最新の設備が揃えられ、なおかつ川の近くで眺めも非常にいいのです。
こちらが5階から眺めた川の風景。ちょうど先週の雪が積もっている時に撮ったので白さが目立ちますが、今日撮るとまた全然違った眺めになるでしょうね。
こちらは食堂にあるフィンランドのアーティスト、Soile Yli-Mäyryさんのグラスアート。彼女は日本でも毎年個展を開いています。
フロアーごとにテーマカラーがあり、このフロアーは紫。ガラス張りのこの部屋。ミーティングやワークショップに使われたりするそうです。
廊下にあるソファもおしゃれ!こちらも紫色。
気に入ったのはこの椅子。赤ちゃん用歩行器にも似ていますが、これで自由に移動することができます。説明してくれた人によると、1年経っても壊れた椅子は一つもないそうです。一つ難点があるのは、左利きの人には使うのが難しいこととのことです。なるほど。
こちらのフロアーカラーは黄緑なのでロッカーも黄緑。学生が空いているところを自由に使えるそうです。
このフロアーカラーはオレンジ。カルチャー&デザインの生徒さんの作品でしょうか。足あと👣がかわいい!
写真は撮っていないのですが、1Fには何種類かの講義室もありました。最近の傾向に合わせてPCの電源が確保しやすいように工夫もなされているそうです。
見学していた時には閉まっていてこれまた写真に撮れなかったのですが、1階にはカフェテリアとは別にレストランがあり、料理を学んでいる学生によるものですが、この料理が安くておいしいのだそうです。こちらも近々潜入予定です。
この建物は見ていて楽しくなるものでした。学生達も気に入っているようで、丁寧に使っているのが印象的でした。こういうとことで勉強すると楽しそうですね♪
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
先生のオフィスもいくつか見せてもらいました。
ある先生はL字型で長~い机を独り占め。でも長ければ長いなりに書類が適度に散乱しているところに人間の性が垣間見えました、に
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2014-03-24 Mon
Moi!最近刻々と天気が変わっていって目まぐるしい感じがします。先週の急激な冷え込みと雪は嘘のよう。多少影では雪も残っていますが、今日は日中は8度まで上がる予定なのでじきに溶けてしまうでしょう。今朝は1度で影の部分はうっすら霜が残っていましたが、とにかく日差しの強い快晴のお天気で通勤もとても気持よかったです。
先週友達が遊びに来てくれたので、セイナヨキで唯一の山?丘?に上り、セイナヨキの街を見てきました。このブログのVisit Lakeusの”Lakeus”は、エテラポフヤンマー県地域の平原を指しています。それほどに起伏のない自転車ユーザーには優しい場所です。いや、そこではなくて、ドライブをしていても畑や森が一面に広がる開放的な場所です。
先週行った丘は、ダム機能を目的に人工の湖を作り、そこから掘った土を使って作ったというWin-Win都市計画。
車で上の方まで上がり、そこからスキー場ともなっているジャンプ台(?)に。そこに行くまでが、一部地面が凍っていて決死の覚悟で行ってまいりました。ええ、急に行くことにしたので友達も私もヒールのあるブーツだったし、軽装で強風に震えました。しかも高所恐怖症のため、ジャンプ台も結構へっぴり腰でどうにか上ることができました。でも行った甲斐はありました。
高い建物は65mのラケウデンリスティ教会の時計塔ぐらい。地平線も楽勝で見えます。左手前はアリーナ。コンサートやイベントが行われます。
手前はサッカー場。地元のサッカーチーム、SJKは今シーズンからナショナルリーグに格上げされました。
この丘は冬の間はスキー場になります。今年は暖冬だったのでお気の毒でした。
これはツルハシがぶら下がっている訳ではなく、れっきとしたスキーリフトです。2人用のリフトで半分腰をかけ、スキー板は地面に接地した状態でずるずる上まで引っ張ってくれます。ただし集中力を欠いて轍から逸脱してしまった場合は潔くしがみつくのは諦め、リフトを放します。(経験者談)まあ飛び降りる必要はないので、安全といえば安全ですかね。
いつも平地ばかり紹介していたので、今回は初めて丘の様子をご紹介してみました。この雪もそろそろ溶けていく季節となりました。皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
スキージャンプができる人はその勇気にいつも尊敬します、に
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2014-03-23 Sun
Moi!昨日はいいお天気でしたが、今はみぞれが降っています。それでも気温はだいぶん暖かくなり、雪もだいぶん溶けてきました。先週のマイナスの気温とほぼ毎日の雪かきが嘘のようです。
さて、昨日はこちらにきて初めて天ぷらに挑戦しました。一人暮らしのとき”天ぷらは外で食べるもの”と決めていたので、本当に何年ぶりか。家人は何度か日本人のインターンの方などとトライしたことがあるというので、共同作業ですることにしました。最近はスーパーで天ぷら粉、大根、みりん、冷凍エビなども入手できるので便利になってきました。大根はいつも行くスーパーにはありましたが、もう一つのスーパーでは見つかりませんでした。セイナヨキに大根ユーザーがいることにびっくり。天ぷら粉に関しては生鮮食品ではないからまだいいのですが、フィンランド人の間ではお寿司は有名なものの、天ぷらは知らない人が多数。日本食レストランもないので、食べたことがある人自体少ないと思われるのですが、ありがたい反面ちょっと心配になってきます。
天ぷらにしたものはナス、アスパラガス、ディルという香草、エビ、Siikaという白身魚、そして人参と玉ねぎのスライスにカリフラワーを小さく切ったものをかき揚げ風にしました。人参と玉ねぎをスライスするときに、去年マーケットで購入したスライサーが大活躍。切れ味抜群過ぎて私の中指の皮までスライスしたことがあり、それ以来ちょっと怖くて使っていませんでしたが、今回は汚名返上とばかりに効率化に一役買ってくれました。天つゆはWebに載っていたもので作ってみました。みりんが足りなくて少し辛いかと心配しましたが、大根おろしがすべてをカバーしてくれました。
こちらはナスとかき揚げ。かき揚げはカラッと揚がりおいしかったです。
こちらはエビとかき揚げ。もう少し大きいエビがあるとなおよかったのですが、入手できただけでもありがたかったです。
ディルとアスパラ。ディルは日本通のフィンランド人の友達のお薦め。これがカリッとしていて大好評でした。アスパラもいつも入手できる訳ではないのですが、たまたまスーパーにあったので試してみました。結構根元が固いので2回目のときは固い部分はざっくり切り落として。(ディルは一番最初に入れたのが焦げてしまいました。ちょっと失敗。)
お皿に盛りつけたらこんな感じになりました。このお皿はお寿司の時も大活躍のお皿です。
天ぷらに加えて白いご飯とお味噌汁も一緒に食べました。個人的にはこの組み合わせの方が日本食らしい気分が味わえました。考えてみたら、こちらでお米を調理することはあるのですが、大抵その上にソースをかけて食べることが多かったので、シンプルなご飯もいいものだと再認識しました。お味噌汁も言うまでもなくバッチリ合いました。幸せ
来週友達家族を招待しているので、その練習を兼ねてやってみました。成功するといいのですが。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
スーパーの和食のコーナー。パン粉が1個だけ残っていました。在庫処分品か?人気商品か?気になります、に
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2014-03-21 Fri
Moi!確か昨日の朝の気温は-16度でしたが、今朝は同じ時間で+4度。雪の溶ける音が聞こえます。午前中は曇ったり雨が降ったり。時間帯によっては雪マークなのでみぞれが降るのかもしれません。くるくると変わりやすいお天気が続きます。
さて、先日セイナヨキの新しい病院に行ってきました。最近体調はすこぶるよいのですが、思い返せば1月。風邪を引いた後にアレルギーの症状が長引いたので、それを診てもらおうと予約をし、ようやく私の番がやってきたという訳です。電話では3ヶ月先の4月になると思うと言われていましたが、1ヶ月も(←ちょっと嫌味がこめて)早まりました。
予約したのは公立の病院でフィンランド語ではTerveyskeskus(=テルヴェウスケスクス)、直訳すると健康センター、ちょっと健康センターだと温泉ある?と聞きたくなるので、英語を付け加えますとヘルスケアセンターです。
このTerveyskeskusは家から500mぐらい離れたところにあり、楽勝の近さ。一番手っ取り早い自転車で行きました。いつもよりちょっと早めに出たのは今から思えば虫の知らせだったのでしょうか。やけに車も少なく自転車は私のみ。ドアを開けようとすると鍵がかかっています。え…?
ドアにはあなたの現在地はここ、新しいTerveyskeskusの場所はここ、という地図がありましたここで私はすべてを悟りました。最近よく”Y-talo(=Yビル)”という言葉を耳にするなと思っていたのです。Y-taloに”病院”が移転したのは知っていたのですが、Terveyskeskusも一緒に移転していたことを近所に住んでいながらまったく知りませんでした。なんというのでしょう、ちょっとデジタルディバイドならぬ情報取り残され感を痛感した瞬間でもありました。後から思えばヒントはたくさんあったのですが、思い込みというのはいけませんね。予約時間等を書いた手紙にも住所は書いてあったのですが、思い込んでいるので全然気づきませんでした。ああ、日本だと地図で間違いがないように書いてあるでしょうね。(遠い目)
予約の時間の15分前にこのことがわかったので、急遽自転車フル回転で家に帰り、今度は車で。Y-taloも家から1kmぐらい離れたところで近くなのですが、セイナヨキには珍しい心臓破りの丘の上にあるため、自転車で行くのはかなりきついのです。ほぼ満車だった駐車場も運よく1台スペースを見つけ建物にダッシュ。
天井の高い広々とした空間。病院独特の少し重い空気も感じられません。それはさておき、どこに行けばいいのか皆目見当もつかなかったのでまずは受付の人に予約時間が記載された手紙を見せます。すると2Fにバーコード読み取りの機械があるからそこでどの部屋に行けばいいか確認してくださいとのこと。
急いで2Fに上がってバーコード読み取り機発見。カードをかざすも”読み取れません”というエラーメッセージが出るばかり。何度か試したところで、私がかざしていたのは図書館のカードだったことに気づきましたお、落ち着かなければ。正しいカードをかざすと当然ですが一発で名前、予約時間、お医者さんの名前、部屋番号が印刷された紙が出てきました。
予約の時間に5分遅れてようやく目的地に到着。少ししたら担当のお医者さんが呼び入れてくれました。お医者さんは名前からたぶんエストニア人かなと家人は言っていました。お互い移民同士での会話が始まります。とりあえずどういう症状が問題かということを説明しました。お医者さんは血圧を測ったり聴診器で確認した後、別の日にアレルギーテストを2回行い、その後改めてお医者さんとアポを取ってその結果を聞くという流れになることがわかりました。でも”lähete”という単語がわからず、先生に英語が話せるかどうか聞いたのですが、話せないと言われてしまいました。結局携帯で意味(カバーレターのようなもの)を確認して終わり、ほっ。その日は無事に終了。
最初の血液検査は翌日だったので再びY-taloに。8時開始で午前中いつでもOKだったのですが、ちょっと用があったので8時半過ぎに着きました。番号札を取って自分の順番を待つシステムですが、検査中の番号は24番。私の番号札は58番田舎の病院と侮ってはいけませんね。確かに待合室には人が溢れかえっています。15分ぐらい待っていたのですが、1時間で30人弱。ちょうどスーパーに行く予定にしていたので、抜け出して買い物をし、途中に家に寄って買ってきたものを冷蔵庫に入れ、待合で読む本を持って戻ってきたのが1時間後。ちょっと賭けだったのですが、幸いまだ私の番はまだでしたさらに30分弱待って無事血液検査終了でした。
Y-taloは開放的でモダンでロケーションも湖の近くで美しいのですが、この建物に来ている方々の目的を考えるとバシバシ写真を撮る気にはなれませんでした。と言いつつ、ちゃっかり2枚撮りました。
天井が高いですよね。オブジェもありました。
こちらは2Fの正面に向かって撮ったところです。
この病院に関してはチャンスがあればまたもう少し詳しく紹介しますね。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
注射のとき、ついつい注射針を凝視し、そのシンプルかつ効率的な採血に関心しています。ちょっと変ですかね?に
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2014-03-20 Thu
Moi!今朝は冷え込んでいます。5時の気温は-16度。9時の気温は-10度でした。日中は0度まで上がりますが、どうやらその後は日中はプラスの気温になり、近々+6度にまで上がりそうです。-10度の寒さを肌で感じた後に+6度がどれぐらいの暖かさだったか想像しづらいです。
さて、昨日に引き続き先週のロバニエミの旅行記です。市庁舎を訪れた後は隣の図書館に行きました。
こちらが外観。ガラスの窓が特徴です。
中身はこちら。右の部分がカーブしているのがわかりますでしょうか。こちらで直射日光が建物に入るのを防いでいます。おかげで開放的な空間を演出しながら本に直射日光が当たらないように工夫されています。
1Fのカウンターもとても素敵でした。ここにも天井から自然光が入っています。カウンターが丸くなっているので四方を見渡すことができます。
この机はセイナヨキの図書館とも同じもの。本を読むにはちょうどいいサイズですよね。またこのスペースだけ1Fより下に位置しているので雑音も気にならないように配慮されています。今、セイナヨキの図書館は改修中なので、再度オープンする日が待ち遠しくなりました。
こちらはアールトのデザインでおなじみのスカイライト。実際に写真に撮ろうとしたら高さが充分になかったため、こうして少し離れたところからのショットとなりました。
地下はCD、DVDと子ども用のセクションになっていました。こちらはCDコーナーの一角です。このソファもすわり心地がよかったです。
こちらもセイナヨキと同じセラミックの壁が使われていました。色は白と黒。セイナヨキは市庁舎はコバルトブルー、劇場は白が使われていて、この白黒のコンビネーションは斬新でした。
市庁舎、図書館の隣にあるのがラッピアハウスとよばれる劇場、会議場、コンサートホールもあるそうですが、残念ながら現在改修中で外から眺めることしかできませんでした。今度はオープンしているときに再訪したいです。屋根が波打っていて美しいです。
次に向かったのが市街地にあるAhoの商業用ビル。ごく普通のお店が、アールト先生設計のビルに入っています。黄色とブルーと白はフィンランドでよく見かけるRキオスキ。コンビニのようにちょっとした飲み物や新聞、お菓子などが買えます。くじも買えますよ。実際、願いを込めてユーロジャックポットのくじを買いましたが、当選者は出なかったようです。残念。
なぜロバニエミでユーロジャックポットを購入したかといいますと…実はよい物件が出回っていると耳にしたものですから。
↑こちら、アールト先生がAhoさんのために設計した豪邸。140万ユーロで売り出し中とのこと。ええ、もうこうなったら他力本願でユーロジャックポット当選金で購入するしかないかと思いまして。見事に夢が破れました。
玄関を遠くから撮ったショット。
こちらは正面向かって左の部分。石のオブジェなどもあり、おしゃれ。そして奥には広い庭。夏は白夜を楽しみ、冬はオーロラを楽しむことができる素晴らしいロケーション。さよなら…
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この豪邸、なかなかよい場所にございました。ほほほ。に
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2014-03-19 Wed
Moi!昨日は一日中雪が降っていましたが、今日もまだ小雪ですが降り続いていて、景色の中の白色の部分がどんどん増えています。これがフィンランドの底力というものでしょう。
さて、先週行ってきたロバニエミ旅行記の続きです。ロバニエミといえばサンタクロースとオーロラが世界的に有名で、世界各地からたくさんの旅行者が訪れる街です。そしてアルヴァ・アールトの建築した建物がある街。また先住民族のサーミ人が住んでいる地域。そのぐらいの知識しかありませんでした。
この旅で初めてラップランド戦争のことを知りました。Wikipediaはこちらからどうぞ。(日本語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E6%88%A6%E4%BA%89
ロバニエミの街はドイツ軍により市街の90%が破壊されたそうです。破壊前と破壊後の様子の模型は、広島の原爆投下の前後を思い出させるような哀しい模型でした。
その街の復興の中心となったのがアルヴァ・アールトでした。まずは多くの市民が住むところを失ったため住居を、それに続き、セイナヨキと同様に図書館、劇場、市庁舎を建築していったそうです。戦後の悲惨な状況下にありながらも、もしくはそういう状況下だったからこそか、アールとはロバニエミ市街の設計をトナカイの角に模して作ったのだそうです。こちらは観光センターでいただいたものです。真ん中の黒い太線がトナカイの頭と角になっているのがわかりますでしょうか。
市庁舎は1988年、アールトの死後、2番目の奥さんのエリッサ・アールトが中心となって建てられたそうです。
こちらが外観です。窓の長さがいろいろ違っているのもおもしろいです。
こちらは別の角度から見たところです。
まずエントランスに入って目に入ってきたのはこの図。床が白いので開放感があります。アールトの椅子もふんだんに置かれています。
議場は通常は鍵がかかっていて一般開放はされていないのですが、受付の方と交渉成立!こっそり入らせてもらいました。こちらは一番後ろから撮ったもの。自然光がたっぷり入っていて電気をつけていないのに充分明るいです。
待合スペースもアールトの家具と一緒に窓からの眺めを楽しめながら待てます。
窓の外にあったオブジェはさすがロバニエミ。トナカイです。かわいらしい。
もう一つ見つけたトナカイのオブジェは車の進入を防ぐもの。遊び心がいいですね。
同じ市庁舎でもセイナヨキとはまた違った雰囲気のロバニエミの市庁舎。行けてよかったです♪
その他の建物はまた後日アップしますのでよろしければお付き合いください。
最後になりましたが皆様、よい一日をお過ごしください。
雪かきで筋肉痛になりました。
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2014-03-18 Tue
Moi!関東と四国に春一番が吹いたというニュースを聞いてびっくりしました。
フィンランドには今週から寒さが戻ってきました。フィンランド語ではTakatalvi(=タカタルヴィ=冬の舞い戻り)と言います。昨日はまだお天気だからよかったのです。朝は-12度でしたが、お昼には0度まで10度以上も上がりました。今日も-8度から0度まで上がりましたが、景色はこんな感じです。じゃんっ
これって12月とか1月に撮った写真?と疑いたくなりましたが、今日お昼前に撮ったものです。
大雪しかも今週に限って家が雪かき当番なのです。(雪かき事情についてはこちらの記事をご覧ください。)前回の雪かきは、雪もサラサラ少量で雪も止んでいてすいすいいきましたが、今日は午前中に雪の降る中やりました。雪も水分を含んでいるので結構重く、量もあるので数メートルですぐに雪がショベルの中いっぱいになるのですよね。結構がんばったのですが、今外を確認したら私の午前中の努力の影もなく、がっつり積も
1枚目の写真は湖の手前にある子どもが遊べるところ。もしかしたら美しい湖が撮れるかも♪と雪まみれになりながら小走りで湖に近づきました。結果こんな写真になりました。真っ白……こうなったらどこが陸地かどこが湖か区別がつきません。なので遠くからパチリと撮って早々に退散しました。
最近まで春がきたと喜んでいましたが、まだ本格的な春がくるにはもうひと辛抱必要なことを悟りました。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。そして私の分まで春の陽気を楽しんでください。寒い地域にお住いの方は一緒に忍耐強く春を待ちましょう
雪も止んだのでそろそろ雪かきをして、エネルギー消費してきます。
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2014-03-17 Mon
Moi!中央ヨーロッパは暖かいようですが、こちらは寒の戻りで朝起きたら-12度。昨日の朝降った雪が太陽でキラキラ光ってとても美しいです。
さて、先週行ってきたロバニエミの旅についてご紹介していきたいと思います。今回は行きの寝台列車について。まさにセイナヨキ0時10分発の夜行列車です。
電車の外観はこんな感じでした。
寝台列車もいろいろな席があり、座席だけのもの、ベッド付シャワーは共同のもの、ベッド&シャワー付きのものなどがあります。今回はベッド&シャワー付きのもので行くことにしました。
部屋自体はとても狭いのですが、必要なものがコンパクトに揃っていました。ベッドは2段ベッド。部屋は2人用です。1人で予約した場合は相部屋になりますが、女性は専用の部屋があるので、異性との相部屋の心配はないとのこと。ちょっと上に上がるのが大変でした。体の大きな
そして枕はこれ。VRのキャラクターでもあります。少し眠そうなフクロウ。VRのカンパニーカラーの緑がうまく使われています。
枕元には小物入れがあり、アラームもセットできます。下の部分の小物入れの部分が切れていますが携帯や眼鏡などを置くことができます。寝ている間に携帯の充電もばっちりできます。
そして狭いながらもお手洗いと洗面台もあります。ボディーシャンプーやお水、またコップ(左側)も併設されています。右側は鏡になっているのでベッドが写っています。
そして洗面台を手前に引っ張るとそのスペースがお風呂場に様変わり。なかなかのアイディア!タオルもバスタオルとフェースタオルが準備されているので、自分で持って行く必要はありません。
気になる寝心地ですが、結構揺れを感じたり、音がしたりするので、繊細な方は眠りづらいかもしれません。が、とにかく私達はその日18時半から21時までフロアーボールの試合を見た後に準備を始めたものですから電車に乗る頃にはくたくたに疲れていて、音も揺れも気にならないぐらいぐっすり眠れました。
朝は朝食割引クーポンがあったので食堂車に。ライ麦パンのサンドイッチ、ジュース、コーヒー、ヨーグルトのセットで6ユーロ。なかなかお得でした。(前回家人が乗ったときはこのような割引はなかったそうです。)
食堂車はこうやって外の景色を見ながら優雅に食べることができます。
0時10分に出て、ロバニエミに到着したのは7時50分。ゆっくりホテルまで行って少しソファでくつろいだ後、観光をするのによい時間帯でした。
ロバニエミの街についてはまた次回のブログにて♪
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
いつも準備がギリギリになるのは、この結果オーライ思考が問題、に
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2014-03-16 Sun
Moi!3泊3日の駆け足ロバニエミ小旅行から戻ってきました。
寝台列車でロバニエミに到着したのが朝8時。15時に友達が合流。夕方までたっぷり観光やショッピングをし、19時からオーロラツアーに参加しました。
ロバニエミは午前中は晴れていたのですが、午後から雪が降ったり止んだりのお天気。そしてオーロラツアーのバスの中でもみぞれっぽい雪が激しく降っていました天気予報は22時はなぜか晴れマーク。合流した友達とは何度か旅行に行っているのですが、何度も雨の予報が突然いいお天気になることがしばしば。家人もどちらかというと幸運に恵まれている方。この3人のパワーを結集してなんとか、なんとかオーロラを見たいと願うばかりでした。でもこの激しい雪を見ているとちょっと無口になりがちな3人。
オーロラ待機場所のスノーホテルに到着。夕食まで敷地内のコタという木でできた小屋の中で暖まったり、雪でできたスノーホテルを見学したり。それでも不思議なことにあんなに降っていた雪がいつの間にか降り止み、星空が見えてきました。でもオーロラの気配はなし。気を取り直して食事を取りました。
お腹いっぱいになって一息ついたところで、ちょっと外にリフレッシュのために出てみました。するとガイドさんが言われたように北の空の地平線近くに緑のうごめくものが!!!急いでコタの後ろの広い敷地に移動しました。やはり明かりから離れるほどオーロラははっきり見えてきます。ただそんなに強いものではなく、浮かんでは消え、消えては浮かんで来ての繰り返しでした。写真を撮ろうとしても真っ暗でなかなか写らず、ほぼ諦めていました。
そんな中…ノキアの携帯で家人が撮影に成功しました!
三脚など気の利いたものを持ってきていなかった私達。家人は白樺の木で携帯を固定して撮影に成功しました。他のツアーの参加者の方からも”さすが地元人は違う!”とお褒めのお言葉をいただき、大満足。
バスの中の激しく降る雪を見ながら、さすがに難しいと諦めかけていたし、オーロラ待ちで暇になったときのためにカードでも書こうと準備していたのですが、コタの中で休んでいたらオーロラがまた出た!と声がかかり外に出ての繰り返しで忙しい嬉しさでした。
ガイドさんによると2月は天気が悪くてあまり見えなかったのですが、3月でこんな早い時間に見えたのはその日が初めてという言葉からもラッキーだったことがわかりました。初日で旅の第1の目的が達成され、本当によかったです。
その他の旅行記はまた後ほど。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
皆様の応援のクリックのパワーでオーロラを見ることができました!
ありがとうございます♪
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2014-03-12 Wed
Moi!最近は少しずつ晴れの日が増えてきました。今日は曇ったり晴れたりのお天気です。気温は8度。随分暖かくなりました。
さて、昨日は私の住むEtelä-Pohjanmaa地区の旅行関連のセミナーが開催されたので参加してきました。午後にあったワークショップではVisit Lakeusをテーマに、20人ぐらいでどのように開発すればいいか、いいアイディアはないか、など話し合われました。多くの方から意見をいただき、まだまだ私も近くに住んでいながら行ったことがない美しい場所がたくさんあることがわかりました。
昨日の会場は、セイナヨキ市の隣にあるLapua(=ラプア)市のVanha Paukku(=ヴァンハパウック)という場所でした。
もしかしたら皆さんの中でラプアンカンクリというテキスタイルメーカーの名前を聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。ラプアンカンクリは、まさにLapuaが発祥の地なのです。素敵な製品がたくさんありますし、日本にもお店があるようです。興味のある方はのぞいてみてください。(↓は日本語!のサイトです。)
http://lapuankankurit.jp/
昨日はラプアンカンクリの方もセミナーに参加されていて、日本でよく売れているし、ヘルシンキのショップにも多くの日本人が来てくれているとおっしゃっていました。
さてその会場のVanha Paukkuに1923年に弾薬筒工場が創業となりました。第2次世界大戦ではフィンランド軍に弾薬筒を切らすことなく提供し続けていたそうです。やがて戦争も終わり弾薬筒の需要は一気に減り、生き残りをかけてロシア軍に売ったり、スポーツ用やハンティング用のものも開発を続けていたそうです。
こちらはVanha Paukkuの模型です。
そして1976年4月13日に悲劇が訪れました。工場で爆発事故が起こり、40人もの従業員の命が奪われたそうです。また犠牲者の多くは家庭を持った女性で、事故後多くの母親を亡くした子ども達がいたそうです。その後工場の機能はLapuaのこの地から少しずつ郊外に移され、すべて移転が終わった1990年代にLapua市がこの工場の敷地を全部買い取りました。
そして現在は工場の建物を活かしたまま、文化センターと生まれ変わりました。この敷地内に映画館、美術館、弾薬筒の博物館、劇場、図書館、レストラン、そして昨日のセミナーが行われたホール、そしてラプアンカンクリを含むいくつかのショップもこの敷地内に併設されています。
映画館の裏側から撮ったところ。トナカイのオブジェがありました。
大体はレンガ造りの建物ですが、こちらは白だったので目をひきました。
こちらは入口。真ん中の紋章はLapua市のものです。クマに乗った人がこん棒を持って勇壮ですね。
手作りのブックカバーが展示されていました。素敵♪
昨日は残念ながらラプアンカンクリのお店は閉まっていたので、また機会を見つけて見学がてら行ってみようと思いました。
実は…明日からオーロラを観にロバニエミに小旅行に出かけるため、ブログの更新が数日途絶えます。皆様、よい一日を、そして気が早いですがよい週末をお迎えください。
明日ロバニエミの夜の天気予報は雪。念が通じて晴れますように!ということで
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2014-03-10 Mon
Moi!ここ数日で一気に春めいてきたような気がします。日が長くなってきたのはもちろんですが、空気の感じとか太陽の光の加減とか。道もどんどん乾いてきていて、雪を見つけるのは大分難しくなってきました。
週末はジョギングをするという家人に誘われ、一緒に川沿いの道を散策することにしました。私は自転車で。自転車なので散策とは言わないですが、気持は散策モードで。
日が暮れた後に出かけたので周りはどんどん暗くなってきていましたが、まだうっすら太陽の残影がありますね。ここは橋の上から。この辺りにはまだ結構雪が残っています。どんどんこの雪も消えていくのでしょうね。
こちらは川の対岸を写したもの。手前は簡易な円形劇場になっていて、夏の間は時々イベントも行われています。川べりでイベントなんてイキですね。対岸はFRAMIとよばれている建物群で、この中には大学が入っていたり、他にも様々な企業や、イベント用のホールもあります。写真ではもう暗くて見えませんが、こちらの建物もなかなか素敵なのです。
こちらはゆったりとした川の広がりが素敵だと思って撮った写真です。川面に映るライトや、少し光の残る空に映し出される木のシルエットが美しい。
ジョギングは40分ほど。気温が暖かくなってきたせいもあり、途中何組、何人ものジョギングや散歩を楽しむ人を見かけました。車道脇ではなく、このように歩行者&自転車用の歩道が整備されているのは、今では当たり前のように思っていますが、実はとてもありがたいことですよね。冬の間の運動不足の解消のためにも、私ももう少し外に出て新鮮な空気を吸おうと思ったのでした。(性に合わないのでジョギングはしないと思いますが、ね。)
例年春になったと気付くのは、バイクに乗る人をちらほら見かけるようになったとき。今年は暖冬で雪もあまり降らなかったのでバイクに乗っている人はずっといた気がしますが、通常だと寒さと危険さでまったく見かけない時期があります。これも寒い国ならではの発見でした。先週辺りからさらにバイク人口が増えてきました。やはり暖かくなった証拠ですね。そういう私もここのところ自転車通勤です♪
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
昨日は今年初、ローラーブレードを楽しむ人も発見。春!春!春!、ということで
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2014-03-09 Sun
Moi!今日も暖かい週末。8度まで上がる予定です。案外風が強いのと曇りなので昨日より若干寒く感じますが、冬は超えた感じです。
さて、今日の話題はボディーシャンプーについてです。先日浴室からなんとなくどこかで嗅いだことのある香りが漂ってきたのでちょっとのぞいてみました。
家人は嬉しそうに、ここに書いてあるのは本当だった!とほくそえみました。
↓
↓
↓
このボディーシャンプーを使うと→多数の女性が寄ってくる
私は多数の女性の一人となった訳です。そういえば先日お店で安売りしてたときに買ったボディーシャンプー。こんな広告気づいていなかったけど、家人はしっかりチェックしていたのですね。
あー、でもなんか負けたような気がします。なんというのでしょう、香りがとても官能的だった訳ではなく、”どこかで”嗅いだことのある香りだったのです。
そして昨日ふと思い出しました。Abercrombie&Fitchの香水の香りに似ていたのです。
★アバクロ★Abercrombie&Fitch★メンズ★FIERCE【フィアース】香水/50ml () Abercrombie & Fitch(アバクロンビー &フィッチ) 商品詳細を見る |
そういえばアバクロのお店に行ったらお店全体であの香りがする、というかお店の手前からぷんぷん漂ってくるあの香り。これも女性客を本能的に引き寄せる作戦?
AXEのApolloという香りなので、気になる方はもし店頭で見かけたらちょっと確認してみてください。
http://www.axeeffect.jp/apollo/pc/
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
日本で売られているパッケージにも同じような非常に
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2014-03-08 Sat
Moi!今朝は起きたときは雨が降っていたのですが、みるみるうちに晴れてきました。
気温も6度まで上がる予報。そろそろ厚手のコートはしまって、もう少し暖かくなったらスプリングコートの季節になりそうです
そういえば去年の今頃、イベントでヨーロッパ市場というのがあり、セイナヨキの市場といわれる広場に、ヨーロッパの色々な国からのお店がオープンしていました。話をしたのはいろんな種類のパスタを売っていたイタリア人。私にとってはかなり暖かくなっていたので、その日は長袖Tシャツの上にスプリングコート1枚だったのに対して、彼は「寒い、寒い」を連発して頭にはニット帽、厚手のセーターにマフラーを巻いていました。そのギャップが何だかおかしかったです。
こちらは撮りたての写真。高い空、勢いを取り返した太陽。春はもうそこまで。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
こんな日には糖分控えめ、しっかり光合成、ということで
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2014-03-07 Fri
Moi!今日は雨の予報です。予想最高気温は3度ですが、明日から1週間ほど5~7度の気温が続きそうです。まだ木々は枯れ木に見えますが、少しずつ芽吹いてきそうな気温が続きです。
今日は日本ではサウナの日だそうですね。フィンランドではそんな日を設定しなくてもいいほど日常の一部になっているということでしょうかね。
さて、昨日再び歯医者に行ってきました。(約1週間前の”歯医者に行ってきました”その記事はこちらからどうぞ。)一昨日の冷蔵庫&冷凍庫設置後、夕食を食べていた時に口の中でガリッとしたものが。最初は鶏肉を食べていたので、骨かと思ったのですが、その実態は先日30分かけて埋めてもらった歯の詰め物でしたあのー、次の予約は確か5月中旬だったんですがね。2ヶ月どころか1週間強で詰め物が取れるって…。
幸いあまり痛みはなかったのですが、朝早速予約の電話をしました。
フィンランドのお役所やカスタマーサービスの電話って全然つながらないイメージが強いです。ひどいところになると、待っているだけで余分に課金される電話番号もあるようです。昨日は15分ほど話中が続いていましたが、ようやくつながりました。人口6万人規模の街で木曜の朝に歯医者に予約の電話する人がそんなにいたのか、それとも電話で世間話をして盛り上がっていたのか…?などいろいろ想像してしまいました。
ちなみにセイナヨキ市の歯科医院の電話は基本的に1ヶ所で集中して受けています。基本的にというのは、セイナヨキ市でも市町村合併が行われていて、以前は別の街だった地区は直接その地区の歯科医院にかけることになっているのです。
コールセンターの方にまずID番号を伝え、簡単に症状を伝えます。こういうとき、ID番号一つで相手の方は私の履歴が見えるので一つ一つ説明しなくていいので楽ですコールセンターの方は1時間後に家から少し離れた地区の歯医者で予約が取れると提案してくれました。うーむ、痛みがある訳でもないし、第一ナビがあったとしても、その場所に無事にたどり着く自信がなかったので、前回行った家から一番近い歯医者さんでの予約はできないかと聞いてみました。そうしたらあっさり「では11時から。」と言われました。来週になるのも覚悟していたのに11時だったら楽勝です。
そうして再度訪問に至りました。予約もコールセンターでさくさくさばいていただけあって、担当制ではなく、前回は無口な男性の歯医者さん、今回は女医さんでした。前回の先生は明瞭な発音で、でも私の知らない単語を並べられたのでちんぷんかんぷんでしたが、今回の先生は、まず私のフィンランド語のレベルを確認してくれた上で、簡単な単語を使ってくれたのでわかりやすかったです。例えば前回は”麻酔する”という単語で説明されたのですが、今回の先生は”注射する”と言ってくれたのでピンときました。今回は麻酔2本。削ったり、詰められたりして今回も30分弱で治療終了。
一昨日ぽろっと取れてしまったのは仮の詰め物で、今回もまた仮の詰め物を入れたのですが、前回のものより耐用性があるものを詰めたとのこと。もしかして5月の予約は今日の治療でおしまいかと淡い期待をしていたのですが、根幹治療とやらが必要なため、すぐには正規の詰め物を入れられないようです。
1週間強で詰め物が取れたとき、日本の歯医者さんならどういう対応をされるのでしょうかね。日本にいる私だったらちくっと「2ヶ月もたせるための詰め物が1週間強で取れるってどうなんでしょうね。そのために倍の時間をここで費やして、さらに2倍の料金を払わなければならないのですか。」(←怖っ)みたいなことを言ってしまいそうですが、いや、言わなかったにしてもそういう気持が強く湧き起っていたと思いますが、今回はそんな気持が起こりませんでした。
まずは私のフィンランド語力言い返す能力以前に、もしかしたらお医者さんが言われたことを完璧に理解できていなかったかもしれないという気持。次にシステム。担当医制ではないので、詰め物がすぐに取れてしまったことを今回の先生にいくら言っても意味がない気がしたのです。そして最後は家人から学んだこと。働いてくれたことに対しての対価は払うべきということ。詰め物がすぐ取れてしまったことと、今回30分かけて治療してくれたことは別のこと。詰め物が取れてしまったのは運が悪かった、ぐらいに受け止め、治してくれたことに向き合うこと。こんな悠長に考えられるのも今、時間に余裕があることも関係しているでしょうね。少しずつですが、こちらでの生活に慣れてきたのかなと思った一件でした。
最後に数日前に撮った川の写真。今ではだいぶん雪が溶けてしまっているはず。春の足音が聞こえてきそうな気温になってきました。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
仏様のような慈悲深いことを書きましたが、請求書が届いてからキーッとなるかもしれません、に
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2014-03-06 Thu
Moi!今は薄目を開けたような微妙に晴れ、大方曇りのお天気です。去年の今頃は気温が毎日5度ぐらい上がったり下がったりしていて、そのうちに勢いで20度ぐらいになるんじゃないの、と言ったら家人に冷静に、いや、それはないときっぱりと否定されたことを思い出します。今年はよくも悪くも起伏のとても少ない天気が続いています。
さて、昨日の夕方に土曜に注文した冷蔵庫と冷凍庫が届きました。こちらはベリー類を1年分保存したりするせいか、それとも冷凍庫が大きいのでベリー類を1年分保存するのかは不明ですが結構大きなサイズの冷蔵庫と冷凍庫を持っている家庭が多いです。
冷凍庫の中のものは日曜のうちに家人の両親宅でがっつり預かってもらい、冷蔵庫の中のものは配送の人が来る前にテラスに移動しました。テラスは0度ぐらいなので、物が傷むのを心配する必要はありません。
お願いしていた配送の方は予定より15分早く到着。約束通り事前に連絡もくれました。素晴らしい!
若いお兄さん2人が手際よくまず古い冷凍庫を外に運び出してくれます。冷蔵庫はちょうど2日前に我が家を訪れた義弟がほしいというので譲ることにしました。でもこれも外までは運び出してもらいました。
そして新しい冷蔵庫搬入。
「で、これはどこに置きますか?」とお兄さん。
え…
「あ、あの、設置までしてくれないのでしょうか」と私。
「いえ、僕たちは配送するまでが仕事です。」と爽やかに、しかしきっぱりと笑顔で言い切るお兄さん。
あー、ここがフィンランドということをすっかり忘れていました。そうですよね、配送の人は配送と引き取りがお仕事ですもんね。設置はご自分でどうぞ、でしたよね。
2メートル近くある巨大段ボールが2つ置き去りにされ、しばらく茫然自失状態。かけてある紐を切るにも脚立に乗らなければならない状態。家人が戻って来るのは19時半。冷蔵庫は縦の状態にしてから2時間後にスイッチを入れて使用開始だから、当初の予定では家人が戻って来る頃には冷蔵庫はすぐ使える状態だったはずなのに。このギャップをどうやって埋めればいいのか…。
幸いもしや、と思って外に出たら義弟が古い冷蔵庫を運んでいるところに遭遇。冷蔵庫と冷凍庫を設置するのを手伝ってくれる時間があるかどうか尋ねたところ、大丈夫と快諾。あー、義弟が天から降りてきた神様のように見えました。
でもって巨大段ボールを切り開き、大量の発泡スチロールやその他諸々のものを取り除き、どうにかこうにか設置にこぎつけました。
しかしここで別の問題が発覚。冷凍庫はキッチンの右端に設置しました。そして納品された冷凍庫のドアの取っ手が右についていたのです。このままだと冷凍庫の中のものを取るにはキッチン側からではなく廊下側から物を取り出さなければならないことになります。マニュアルを読んだ義弟いわく、付け替えは可能だが、付け替えるのに1時間ぐらいかかりそうなので、残念ながらこれから電話会議などがあって手伝えないとのこと。もちろん、設置してくれただけで十分です!ということで義弟は帰途につきました。
その後私は大量に出た発泡スチロールのゴミと、巨大段ボール解体作業、そして掃除機かけとひと仕事それにしても、自分より背の高い段ボールを小さく折りたたんだ状態にするのって結構大変だったのです。
もっと気の毒だったのは家人。19時半に出張先から戻り、マニュアルを読み込みます。わかったことは20ぐらいのステップでドアの取っ手の位置を変えられるということ。20の手順…?その後、”えっ”とか”くそっ”とか(フィンランド語ですが)悪態つきながらも、スクリュードライバーを片手に脚立に上って天板を取り除いたり、床にはいつくばって高さを調節したり。結局22時頃までかかってようやく、そして無事にドアの取っ手部分を変えることができました。それにしてもただの冷蔵庫と冷凍庫を買っただけなのに、何だかイケアで組み立て家具を買って組み立てた疲労感。
ちらっとWebを確認したら、やっぱりありますよね。日本には冷蔵庫配送と設置のサービス。段ボールなどの回収まで!素人がああだ、こうだやるより絶対効率的です。これこそお客様目線のかゆいところに手が届くサービスだと、今しみじみ思います。
今回はたまたま義弟が手伝ってくれたり、家人が家に戻って来る日だったのでよかったのですが、そうでなかったら結構大変だったかもしれません。そしてもし引越当日に新しい冷蔵庫と冷凍庫が届いた人などどうしているのかとも思いました。あー、でも柔軟なフィンランド人のこと。うまく乗り切ってしまう気もします。
今日は家人の両親宅に預けている冷凍食品を引き取りに行けばこれでようやく落ち着きます。
最後に新しい冷蔵庫の写真を。最近のは高機能ですね。
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日本製の冷蔵庫は残念ながら売られていませんでした。残念!ということで
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2014-03-05 Wed
Moi!朝は1度。幸い雪解け水は凍っていなくて、ちょうど自転車で行くにはいい感じの状態。これが-2~3度になると、道が凍ってくるのでもっとスピードを落として慎重に行く必要があります。残念ながら天気は曇り。晴れの日が待ち遠しいです。
さて、フィンランドでは夏の間、各地でとても”変わった”競技が行われることで有名です。(もしよろしければこちらに紹介していますのでどうぞ。)また冬の間はアイススイミングをゆったりと楽しむ人々の姿も紹介され、まさに四季折々自然と共生しながら楽しむ姿勢、素晴らしいと思います。(しかしながら、個人的にはアイススイミングは固く遠慮しときます)
そんな中、昨日ニュースで、この暖冬の影響で3月の下旬にKemiというフィンランド北部の街で開催される雪上ゴルフワールドカップの開催が危ぶまれているという記事を見かけました。
雪上ゴルフ…あなた達は雪が積もっている上で、氷点下の気温でゴルフをしようとしているのですか?
もしかしたら、ひょっとしたらそれってウケ狙い?と勘ぐってみたのですが、どうやらいたってマジメな取り組みのようです。疑ってすみません。
ゴルフウエアはどうするの?という湧き起こるギモンにはこちらのサイトが答えを出してくれています。フィンランド語のサイトですが、写真をご覧ください。
http://golfjutut.omablogi.fi/2013/12/20/golffin-tulevaisuus/
やっぱり寒いですもんね。しっかり厚着をしなければですよね。
もう一つのギモン。雪の上だと白いゴルフボールは見えないのでは?
出展:http://yle.fi/selkouutiset/
写真:Veli Kilpeläinen
そうなのです。色のついたボールで競われます。ちょっとビリヤードっぽい感じもしますね。そしてこの写真の感じからも雪が溶けかけているのもわかりますね。このワールドカップ開催のためにはもっと低い気温と多くの積雪が必要なようです。
ちなみにですね、冬に慣れ親しんでいるフィンランド人、ゴルフなんてまだ序の口。Winter Swimmingのワールドカップもロバニエミで行われるのです。34カ国から1241人の登録があるとか。こちらは英語のサイトです。よろしければどうぞ。あ、残念。参加はもう締め切られていますね。
http://rovaniemi.visitrovaniemi.fi/winterswimming2014/winterswimming2014eng/Current-information
長い冬が続く中でも楽しむ術を見い出すフィンランド人。どちらの大会も無事開催されることを祈りつつ、個人的にはそろそろ晴れのお天気を…と瑣末なレベルでも祈っている次第です。
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2014-03-04 Tue
Moi!やはり昨日の朝たっぷりあった雪はだいぶん溶けてきました。雪かきのためでもあるし、気温もプラスだったためでもあります。昨日は木に雪が積もってきれいだったのですが、今は裸状態。これだけ暖かいと少しずつ芽吹き始めるかもしれません。
今日の話題はフィンランド語についてです。フィンランド語の単語は比較的簡単で、アルファベットの読み方をマスターさえすれば、字面通り、そして第1音節にアクセントを置いて発音すれば大体通じます。フィンランドに来て間もない頃で、フィンランド語さっぱりわかりません状態のときでも、書いてある文章をその法則に則って読んでいけば家人はふんふん、と理解し、通訳してくれていました。そういう意味では日本語学習者の方は苦労しているでしょうね。
フィンランド語のアルファベットは英語と大体同じですが、一部違うものもあります。ちょっと混乱するのがeとi。eはエー、iはイーと発音するのですが、英語のアルファベットを引きずっているとあれあれ?となってしまうので注意です。日本人にとって難関と言われるのがr。”アル”とカタカナで書いてしまうと簡単ですが、これを思い切り巻き舌で発音しなければならないので、未だ習得できずです。
もう一つ特徴的だと思うのはjとy。jは"イィ"(ちょっとユが混ざったイィです)、yは"ユー"。ちょっと話をややこしくしてしまいますが、jは子音、yは母音なので、カタカナで考えない方がいいですね。Oilはöljy(=オリユ)となるので、英語と似て非なるものなのでいつもスペルがあやふやになってしまいます。
ここでようやくタイトルに戻りましょうかね。”プヤマ”と聞いて何を連想されたでしょうか。
答えは
↓
↓
↓
フィンランド語のスペルはpyjama、日本語ではパジャマです。
最初聞いたときはその脱力感の効いた語感に思わず聞き返してしまいました。
「新しいプヤマがほしいな。」
「プヤマは準備した?」
「このプヤマとこのプヤマ、どっちがいい?」
イライラしているときにも、プヤマとつぶやけばイライラ感はどこかにいってしまいそうです。
jのもたらすフィンランド語マジックその2は”フナヤ”。日本人的にすぐ漢字変換をしてしまうと”フナ屋?舟屋?フニャ??”になってしまいますが、フィンランド語ではハチミツのこと。話はそれますが、英語で家族や恋人の間で親しみを込めて”Honey"と言ったりします。フィンランド語では”フナヤ”ではなく”クルタ(=Kulta=金)”になります。相手を崇めてる感がありますね。
jのもたらすフィンランド語マジックその3は忍者。忍者という単語はフィンランド語にも入っていて、アクセサリーなどを売っているチェーン店でNinjaというのもあります。発音は”ニンヤ”。
知り合いでアルゼンチン人のJulioさんがいます。Julioさんは”ジュリオ”でも”ユリオ”さんでもなく、”フリオ”さんです。こう考えてみるとjは言語によって結構変化があるのですね。
私の名前は英語の法則に則って発音されると”それ、誰?”状態になるのですが、フィンランド語の法則の発音だとほぼOK。毎度言い直さなくてもいいし、覚えてくれやすいので助かっています。お名前でjがつく方はフィンランド人にきちんと発音してもらえないかもしれません。Junさんはユンといった調子です。またフィンランドではJoukoという名前があります。発音はヨウコですが、男性の名前。よく言われるのがミカ、アキ、ミッコなど日本だと女性を連想させる名前はこちらでは男性の名前です。フィンランド語の発音は日本語と似ているため、名前ネタはちょくちょく語られていますし、ネタは尽きないので今日はこの辺で。
最後の写真はフロアーボールの地元チーム、SPV(=エスペーヴェー)のスター選手、ミッコ・コホネン(左)と監督のトンミュ・コポネン(右)の写真です。日本語の”ミッコ”と違った印象ではないでしょうか。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
私のID番号の最後が"J"。いつもID番号を言うときに苦労していますが、そろそろマスターしようよ、に
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2014-03-03 Mon
Moi!今朝起きたら目の前は真っ白。数日前のような少し粉砂糖を降りかけたような雪とは違い、水分を適度に含んだ雪が積もったので、10cmぐらいは積もっていたでしょうか。いつもなら12月頃に降った雪は3月頃まで根雪で溶けないのですが、暖冬の今年は降っては解けてを繰り返していたので、最近はこういう雪景色は段々新鮮に感じられます。
白樺はこんな感じで、その名の通り真っ白に雪化粧。夏の間の芽吹いている白樺も素敵ですが、雪をまとった白樺もまたアートのようです。
アルヴァ・アールトが設計した劇場の入り口。モミの木にも雪が積もり、クリスマスモード高まります。(まだ?もう?3月ですけどね。)
アルヴァ・アールトが設計した建物にはこのサインがあります。これは劇場のもの。その上に積もった雪とうまくマッチしています。
そして私がよく撮るショットですが、左にセイナヨキの市庁舎、右側にはラケウデンリスティ教会の図です。教会の屋根も雪が降ったので真っ白になり空と同化しています。左の市庁舎の壁をよく見ると雪が降っているのがわかりますでしょうか。
この雪もお昼から段々雨に変わり、最高気温もこれから2~3度が続くようなのでみるみるうちに溶けてしまうでしょう。
フィンランドでは冬タイヤを夏タイヤに3月1日から変更してもOKとお達しが出たようです。しかし3月はまだこのような寒の戻りというか、終雪が降ることがあります。まだまだ気が抜けませんね。そういえば週末は洗車待ちの車が10台弱も列をなしていました。せっかくピカピカになった車もこの雪が溶けた後の撥ね水でまた…と思うとお気の毒です。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
日本ではスノータイヤとノーマルタイヤという分類ですが、フィンランドではどちらがノーマルタイヤとは言いがたいため、冬タイヤ、夏タイヤという言い方が一般的のようです。ほーっ、ということで
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2014-03-02 Sun
Moi!今日はちょっと晴れ間も見えました。気温は最近0度前後。晴れ間に少しだけ小雪も舞いました。晴れると春の訪れ感が高まります。もう少し晴れの日が多いとさらに嬉しく思える今日この頃。
さて、フィンランドにはVoice of Finlandという番組があります。応募者が5カ月に渡り、勝ち抜き戦を繰り広げていくのです。先日たまたまこの番組を見ていた家人が「日本人が出てる!」と興奮気味に教えてくれました。
※追記:フィンランド国外では見られないとのことでした。フィンランド国内にいる方はこちらでお楽しみください。
http://www.nelonen.fi/ohjelmat/the-voice-of-finland/1566131-kazumi-tanaka-viekoittelee-kissamaisesti-fly-me-to-the-moonin
Tanakaさんは日本で既にアーティスト活動をしていて、発売したアルバムはiTunesでベスト10に入ったほどの実力の持ち主。同じ日本人としてもちろん応援するのは当然ですが、そのようなひいき目なしでも素晴らしいパフォーマンスでした。
そして昨日はこちら。もう一人の出演者と一つの歌を一緒に歌い、どちらかが選ばれ、次のステージに進むというもの。
※追記:フィンランド国外の方はこちらをご覧ください。
フィンランド国内の方はよろしければこちらからもご覧いただけます。
http://www.nelonen.fi/ohjelmat/the-voice-of-finland/1582239-sirun-ja-kazumin-maaginen-the-world-is-stone-mykistaa-tahtivalmentajat
今回は選曲がTanakaさんのよさよりも、相手のよさを引き出す曲でちょっと不利?アンフェアと感じました。もちろん競った相手のSiruさんは伸びやかなで迫力ある歌唱力は圧倒的でしたが、Tanakaさんの表現力は琴線に訴えかけてくるものがありました。結果はSiruさんが勝ち抜きました……が、Tanakaさんも審査員のうちの一人の希望により次の回に残ることが決まりました!そして、その審査員は次にTanakaさんを指導することになるのですが、その喜びようといったら。こんな高レベルな戦いで1人しか選ばれないのはそれこそ不利ですからね。
実は先日日本に関するテーマで雑誌のインタビューを受けました。ライターの方から出稿前の原稿を送っていただいたのですが、ライターの方はもう一人日本人にインタビューをしていました。その方がTanakaさんでした。ライターの方はVoice of Finlandを見ていて、インタビューを申し込んだそうです。えーっと、私はと言いますと、ライターの方がセイナヨキ在住なのでご近所のよしみとでもいいましょうか。近いからすぐインタビューできるわ、みたいなノリで。ただそれだけです。素晴らしい歌を披露されている輝かしいTanakaさんと同じレベルでインタビューを受けるのは何だか申し訳ないような気がしますが、Tanakaさんに対して勝手に親近感を持っております。
このVoice of Finlandをきっかけに、是非ともフィンランドでも素晴らしいアーティストとして名をとどろかせていただきたいと思っております
最後の写真は先週もらった菊と桜ですが、なんと桜に花が咲きました春はもうそこまで。
Voice of Finlandの審査員の一人、マイケル・モンローさんは日本びいき。審査員の椅子にあった必勝のハチマキ、粋な取り計らいでした、に
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