2014-02-26 Wed
Moi!今日は久々の晴れです。太陽の光を浴びると気持がかなりアップするのを実感した朝でした。気温は-1度で若干昨日より寒かったのですが、雪解け水もある程度乾いていて、地表には霜がおりていましたが、鳥の鳴き声も聞こえ、いよいよ春がきそうなお天気です。
さて、今日はVisit Lakeusとはかなりかけ離れた話題ですが、よろしければお付き合いください。
去年の夏に日本に帰国したときに私はようやく新しいPCを買いました。前のPCはもうヨボヨボで、いつ壊れてもおかしくない状態でした。なぜ日本で買ったか。いくつか理由はあります。まずOS環境が日本語という安心感。いろいろなモデルがあり、価格も安いこと。免税になること。印刷にハガキ設定があること(これはあまり大きな問題ではありませんね。)そしてもう一つ大きな理由がありました。
そもそもの発端は家人が「毎月のレポートで同じ項目を別のファイルに何度も入力しないといけないから面倒。どうにかならないかな。」とつぶやいたことに始まります。「VLOOKUP関数を使えば。」と私。「VLOOKUP関数って何?」というところから私がざっくりと表を直してあげたら大喜び。
早速VLOOKUP関数を教えてあげようと家人のPCのエクセルの表を見てびっくり

ちなみにこちらのリンクにフィン・英関数比較表がありました。あまりのギャップに見なかったことにする私。
http://www.tekstiviestit.fi/sihteeriopas/sihteeriopas-materiaali-funktiot.html
なんと言いましょうか、関数ってただでさえ複雑でどこで区切られているのか訳がわからなくのに、それがフィンランド語になったらもうお手上げです。それにしても…日本のマイクロソフトの方、よくぞ関数を日本語に翻訳しないでくれました、と心から感謝しました。
家人によると会社でエクセルの基本を学ぶチャンスがなかったし、それが一般的ではないかと。客先でも同じデータをいくつもの違うデータに入力していたそうで、そのお客様にちゃっかりこのVLOOKUP関数を使った表を納品してとても喜ばれたそうです。もちろん有料で♪
この件以降私は”エクセル先生”と崇められ、これをこうしたい、とかあれをああしたい、などのリクエストがきます。私の関数知識は中の下ぐらいのレベルですが、すばらしいのはGoogle先生、もしくはWebに貴重なテクニックを無料で提供してくださっているまさに”エクセル先生”陣。データを扱ってのことなら、大体関数を使って実現可能です。
私はエクセルに関しては、周りの人によく助けてもらっていました。特にIT担当の方。以前勤務していた会社で、月末に届く請求書が恐怖でした。オーダーは一つのアカウントからだったですが、日本法人とアメリカ本社分に請求を分けなければなりませんでした。ローデータはありましたが、ソートをかけて2つのデータに分けて、合計金額もきちんと合っているかどうか確認して…という作業をただでさえ忙しい月初に泣く泣くしていました。ダメもとでそれを自動化できないかITの人に聞いたところ、なんと彼はそのようなサービスをしている人を見つけ、外注してくれたのです。納品されたエクセルは完璧。データを貼り付け、月を変え、ボタンを一つ押すとあっという間に2つの請求書が完成。あの感動は今でも忘れません(うるうる)
そんな感動話も思い出しましたが、Webに載っている情報もフィン日で差があるとよく感じます。例えば旅行先の情報。友達から薦められた、あまり聞いたことのない旅行先。行き方を調べようとWebで日本語で検索したところ、公共交通機関では行きにくい上、実際行ってみたら何もなかったという情報が。これってWebのすごさというか、日本人の心配りの表れなのかもしれませんね。もちろん情報を鵜呑みにするかしないかの判断は必要ですが、少なくともエクセル情報はとてもとても助かっています。
その情報量の差を知っている家人に時々エクセル先生と持ち上げられ、Google先生にお世話になっている次第です。こういった背景もあり、関数がフィンランド語になるとたちまち使い物にならなくなる私。次のPCもきっと日本で買うことになるでしょう。
最後に今朝撮った写真です。右がApilaの図書館、真ん中にLakeude Risti教会、左に劇場が見えます。春の足音、伝わりますでしょうか。

ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
フィンランドのPCでも最近は日本語入力も可能になり、便利です、に
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