昨日はオーロラの活動が活発だったらしいのですが、曇りで全然見えませんでした。それもそのはず、朝起きたらまた薄く雪が積もっていました。三寒四温という言葉がしっくりくる季節になりました。
昨日は家人が久々に出張がない日だったので、16時過ぎから買い物三昧でした。一つの目的は家人が
もう3月がこようとしているのにさすがにマフラーは売っていないかもと思いきや、隅の方に追いやられていながらもどのお店にも結構ありました。当然冬物なのでセール。確か冬物のセールはクリスマス直後から始まっているはず。どこまで
紳士物を見に行った訳ですが、当然私のものも目に入る訳ですよね。今までマリメッコ以外のブランドに寄せる期待はあまり大きくなく、購入したとしても20ユーロ以下のもの、しかもシンプルなデザインばかり。でもこの度改めて回ってみると、なかなかかわいらしいチュニックに呼ばれているような気がしました。半額、しかも試着したらピッタリ。ということで元来その日の目的は家人のマフラーを買うはずだったのが、結局私の服を買っておしまいになってしまいました
今回は購入しませんでしたが、新しくてかわいいブランドも発見しました♪地味な服が多いショップの中でここのセクションは春風が吹いているようでした。オランダのブランドのようですね。
https://www.sandwich.eu/
ちょっと話が逸れてしまいましたが、昨日の買い物ツアーの最初の行先は郵便局。荷物の受け取りのために立ち寄ったのですが、叩き売りの品、発見!
なかなかシンプルなレターセット。10枚の便箋と、10枚の封筒入り。下手すれば10ユーロとかしそうですが、これがなんと2ユーロ。デザインも気に入ったので即買いました。このようにフィンランドでは時々こういった叩き売りに巡り合うことができます。
以前も日本だと3万円ぐらいしそうなドレスがたったの20ユーロ。探した甲斐がありました。今年の戦利品はベネトンの閉店セールで10ユーロのセーター発見。こちらもがっつり購入しました。
何かの記事の分析によると、女性が買い物をする大きな理由の一つは”バーゲンになっているから。”とのこと。元々高い価格を設定しておいて”安くなりましたよ~”とお得感を前面に押し出すと売れるというもの。はい、しっかりその戦略に乗っています半額になって、自分の気に入ったデザインだとなかなか買い物欲を抑えることは難しいですね。
昨日は家人に半額になったマフラーを購入し、古くなってきた冷蔵庫と冷凍庫を買い替えるための下見と、食料品の買出し等で6軒も回りました。スーパー以外の買い物、たまにはいいものですね。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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今にも雨か雪が降りそうな曇天の朝。気温は0度。今日は久々にスカートで自転車で来ましたが、そんなに寒くなかったです。寒いときはスカートをはくチャンスがないと嘆いていた割に、暖冬の今年はスカートの存在を忘れていました。勝手なものですよね。これからもう少しクローゼットで眠っているスカートを活躍させなければ。
今年の2月は24年ぶりの暖かい冬だったというニュースがありました。異常気象のニュースで連想するのが作物の影響です。こちらも作物の影響もあるかもしれませんが、ニュースで言われて気になったのは2つの話題。そのうちの1つは小動物への影響でした。
例を挙げれらていたのがjänis。野ウサギのことです。野ウサギは冬になると毛が白色に生え変わり、通常であれば雪に紛れて目立たないはず…だったのに、今年は暖冬で積雪も少なかった上に溶けてしまい、身の隠しようがなく、ハンター達や他の動物の餌食になっているそうです。自分の意志で毛の生え変わりをコントロールできればいいのに、生え変わってしまった白い毛に戸惑う野ウサギのことを思うと気の毒です。
ちょっと話が逸れますが、フィンランド語ではkaniという単語があります。日本語だとカニを想像してしまいますが、フィンランド語ではウサギを意味します。フィン英辞書で確認したらjänisはhareで、kaniはrabbitでした。フィンランド語も英語も全然違う単語なのがおもしろいです。きっと深い意味があるのでしょうね。
そして暖冬のもう一つの影響は、冬眠から目覚めた動物達。目覚めてしまったはいいものの、もしこれから寒の戻りがあったら危険だという懸念があるようです。こちらも氷の上にたたずむカエルの写真が載っていました。あったかくなったし、そろそろ春か~と起きたはいいものの、何やら平年より日が短いし、時々雪も降るし様子が変だぞ?と思っているかもしれません。こういう場合二度寝はありなんでしょうかね。気になります。
新聞には載っていませんでしたが、花粉も舞い始めています。先日久々に車に乗ろうとしたとき、こんなに私の車、汚かったかな?と思ったのですが、今から思えば
最後の写真は庭に訪れていたリス。こちらは暖冬の恩恵をしっかり受け、まるまると太っています。雪がなかったら食べ物も探しやすいですもんね♪
とうことで皆様、よい一日をお過ごしください。
車が大変汚れていますが、花粉が落ち着くのを待つべきか、もう一度雪が降って雪解け水で車が再度汚れるのを待ってから洗車すべきか、そういっているうちに数ヶ月経ちそうです、に
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今日は久々の晴れです。太陽の光を浴びると気持がかなりアップするのを実感した朝でした。気温は-1度で若干昨日より寒かったのですが、雪解け水もある程度乾いていて、地表には霜がおりていましたが、鳥の鳴き声も聞こえ、いよいよ春がきそうなお天気です。
さて、今日はVisit Lakeusとはかなりかけ離れた話題ですが、よろしければお付き合いください。
去年の夏に日本に帰国したときに私はようやく新しいPCを買いました。前のPCはもうヨボヨボで、いつ壊れてもおかしくない状態でした。なぜ日本で買ったか。いくつか理由はあります。まずOS環境が日本語という安心感。いろいろなモデルがあり、価格も安いこと。免税になること。印刷にハガキ設定があること(これはあまり大きな問題ではありませんね。)そしてもう一つ大きな理由がありました。
そもそもの発端は家人が「毎月のレポートで同じ項目を別のファイルに何度も入力しないといけないから面倒。どうにかならないかな。」とつぶやいたことに始まります。「VLOOKUP関数を使えば。」と私。「VLOOKUP関数って何?」というところから私がざっくりと表を直してあげたら大喜び。
早速VLOOKUP関数を教えてあげようと家人のPCのエクセルの表を見てびっくり関数が…フィンランド語。
ちなみにこちらのリンクにフィン・英関数比較表がありました。あまりのギャップに見なかったことにする私。
http://www.tekstiviestit.fi/sihteeriopas/sihteeriopas-materiaali-funktiot.html
なんと言いましょうか、関数ってただでさえ複雑でどこで区切られているのか訳がわからなくのに、それがフィンランド語になったらもうお手上げです。それにしても…日本のマイクロソフトの方、よくぞ関数を日本語に翻訳しないでくれました、と心から感謝しました。
家人によると会社でエクセルの基本を学ぶチャンスがなかったし、それが一般的ではないかと。客先でも同じデータをいくつもの違うデータに入力していたそうで、そのお客様にちゃっかりこのVLOOKUP関数を使った表を納品してとても喜ばれたそうです。もちろん有料で♪
この件以降私は”エクセル先生”と崇められ、これをこうしたい、とかあれをああしたい、などのリクエストがきます。私の関数知識は中の下ぐらいのレベルですが、すばらしいのはGoogle先生、もしくはWebに貴重なテクニックを無料で提供してくださっているまさに”エクセル先生”陣。データを扱ってのことなら、大体関数を使って実現可能です。
私はエクセルに関しては、周りの人によく助けてもらっていました。特にIT担当の方。以前勤務していた会社で、月末に届く請求書が恐怖でした。オーダーは一つのアカウントからだったですが、日本法人とアメリカ本社分に請求を分けなければなりませんでした。ローデータはありましたが、ソートをかけて2つのデータに分けて、合計金額もきちんと合っているかどうか確認して…という作業をただでさえ忙しい月初に泣く泣くしていました。ダメもとでそれを自動化できないかITの人に聞いたところ、なんと彼はそのようなサービスをしている人を見つけ、外注してくれたのです。納品されたエクセルは完璧。データを貼り付け、月を変え、ボタンを一つ押すとあっという間に2つの請求書が完成。あの感動は今でも忘れません(うるうる)
そんな感動話も思い出しましたが、Webに載っている情報もフィン日で差があるとよく感じます。例えば旅行先の情報。友達から薦められた、あまり聞いたことのない旅行先。行き方を調べようとWebで日本語で検索したところ、公共交通機関では行きにくい上、実際行ってみたら何もなかったという情報が。これってWebのすごさというか、日本人の心配りの表れなのかもしれませんね。もちろん情報を鵜呑みにするかしないかの判断は必要ですが、少なくともエクセル情報はとてもとても助かっています。
その情報量の差を知っている家人に時々エクセル先生と持ち上げられ、Google先生にお世話になっている次第です。こういった背景もあり、関数がフィンランド語になるとたちまち使い物にならなくなる私。次のPCもきっと日本で買うことになるでしょう。
最後に今朝撮った写真です。右がApilaの図書館、真ん中にLakeude Risti教会、左に劇場が見えます。春の足音、伝わりますでしょうか。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
フィンランドのPCでも最近は日本語入力も可能になり、便利です、に
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今日も最高気温は5度。ダウンジャケットを着て自転車をこげば5分ぐらいすると暑くなってきます。日の出は気づけば7時47分、日の入りは17時37分。どんどん日が伸びてきています。明日はようやく晴れるようなので楽しみです。
さて、昨日歯痛のことを書きましたが、さっそく行ってきました、歯医者さん。
どうも慣れないところに一人で行くと落ち着きません。待合で待っていたのですが、バーコードをかざす機械が設置されていて、何やらセルフチェックができます、らしきことが書いてあります。自分が到着したらこれでチェックインしないと自分の番がこないということ?うーん、でも受付でも特に言われなかったので何もせずにおとなしく待っていました。予約の時間が30分近く経ったところでようやく歯科助手の方が呼びにきてくれました。
診療するところは日本と違って個室になっています。まずは先生と握手で挨拶。そして例のリクライニングする椅子に座ります。簡単に症状を伝えた後、歯科助手さんから渡されたのはプラスチックのサングラス。前もそうだったのですが、歯医者さんでサングラスってちょっとこっぱずかしい。しかもこれ、診療中は頭が少しのけぞる状態だったので、サングラスが上にずれてしまって役目を果たしていないどころか、とても間抜けな状態で診療を受けていた私。恥ずかしい…。
サングラスの次はエプロン…ではなく、ペーパータオルが置かれました。先生の頭には大きなヘッドライトではなく、小型のペンライトのようなものが。ふむふむ。
痛む場所を特定した先生。どうやら問題部分を取り除く必要があると言ってます。次に"Hermo"と言っているのですが、Hermoという言葉を知らない私。頭の中ではHermoは知らないけどHerneはえんどう豆よね、などと意味を推測しようと必死なのですが、何も結びつく手がかりなし。次に先生が発した言葉も忘れてしまったのですが、どうやら麻酔注射を打つという動詞。先生にしては珍しく英語が苦手なようで、別のフィンランド語で言い換えてくれたのですが、あまり学校では麻酔注射なんて単語、習わないですよね。まあ習ったとしても日常生活で使わないので覚えていなかったでしょうし。
先生は結局私に説明することを諦めて治療を始めました。助手さんから”中”サイズの何かを手渡してもらったそれは…きらっと光った注射でした。まあ、麻酔を打ってもらえば後は痛みを感じないからOK。ここで気づいたのですが、日本のような口をゆすぐためのコップも自動的に出てくるお湯もないのです。あの独特の苦い注射液が口全体に広がっていくのが苦痛でした。日本のうがいシステム、ブラボーですね。
その後先生は患部を削ったりいろいろしていました。その途中で助手さんに単語自体は忘れてしまったのですが、「頬を広げるもの」を頼む先生。頬を広げるもの?頬を広げるものって今言いました、先生?それって何なんですか、先生?声にならない声が頭の中をぐるぐる駆け巡ります。
先生はその「頬を広げるもの」を受け取った後、私の口の奥に入れました。サングラスのずれてしまった状態で、薄目を開けて確認する勇気はありませんでしたが、どうやら口を適度な大きさに開くよう固定するもののようでした。口は半開き、サングラスが上にずれて横たわる私。先生、よくぞ吹き出すことなく治療に勤しんでくださいました。
結局削ったり新しい詰め物をしたり30分ほどして終了。先生はもう一度治療が必要なので、予約することと、2時間はものを食べてはダメという注意をしてくれて退室に至りました。前回はここで先生が請求書(後日振込み)を出してくれたのですが、たぶん今度のときにまとめて請求なのでしょう。
そして受付で次回の予約。担当の方が日程確認するのにやけにクリックを繰り返します。私はスケジュール帳の3月のページを開けて待機。やっと日付が見つかったようです。担当の人いわく、次の予約は「5月19日です。」え…5月って
後でこのことを同僚に話したところ、私立の歯医者さんはいくつかあり、時間もそんなにかからないので、痛くなったら5月の予約をキャンセルして私立に行く手もあると教えてくれました。これはちょっと救われる情報です。
さて最後の写真は歯医者に行くときに久々に通った遊歩道沿いの川。昨日は暖かかったのでこの雪はさらに溶けたと思われます。24年ぶりの暖冬です。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
問題は治療した歯がまだ痛みちょっと不安ですということで
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昨日の夜から急に歯が痛み始めました。久々の歯痛。眠れないほどではなかったですが、夢の片隅でいつも歯痛を引きずっているような、そんな夜でした。
朝一で歯医者に電話をしたら、なんと10時半に予約が取れました!当日に予約が取れるのはかなりラッキーかと。ちょっと行ってきま~す。
歯医者はフィンランドに来て2回目です。1回目は詰め物が取れたので、予約は2週間後ぐらいに取れました。日本の歯医者とやはり違うなと思ったことはいくつかありましたが、忘れていることもあるので、今日もう一度行ってみてから体験レポートを。しばしお待ちください。
歯医者を始め、医者と名がつくところには、”仕方なく”、”できれば避けたいけど”という気持になりがちですよね。もちろん私も歯医者が好きな訳ではないのですが、案外リラックスするタイプかもしれません。
以前は仕事帰りの解放感からか、はたまたリクライニングした椅子のカーブのあんばいがあまりにも心地よかったのか、施術中に夢の中に。知らずしらず口がどんどん閉じてしまっていたようで、先生に「はい、起きてください。」と何度か起こされたことがあります。
またあるときは、予約なしで行ける歯医者さんに歯が痛くて行きました。すぐに見てくれ、「ああ、親知らずですね。抜きますか?」と先生。親知らずを抜いた翌日は有休を取った方がいいのかしら?などと思案しつつ、「そうですね。」と答える私。でもくるっと私の方に振り返った先生の手にはもう麻酔の注射が
え、あの、まだ心の準備が、有休取ってませんし、と焦っている私に先生は「痛かったら言ってくださいね~」と歯医者ならではの常套句。(そして痛くても大抵どうにもならないことが多い。それ以前に「痛い」と言葉を発するのも難しい状態なのに。)
やっぱり最高に痛くて降参しようかと思っていた矢先に第1弾終了。と思いきや先生の手には既に私の親知らずが。早っ。「これ、持って帰りますか~。」「い、いえ、結構です。」
こうして歯医者に着いて30分以内に親知らずは無事抜かれ、その足で会社に戻り、1時間後には上司に誘われビヤガーデンへと出向いたのでした。翌日は顔が腫れることもなく、普通に過ごせました。先生、その節はありがとうございました。
歯医者にはいろいろなところに行きましたが、この歯医者さんの思い出が一番です。さて、今日はどうなることでしょう。
今日は最高気温が6度。土曜に積もった雪もすっかり雨でなくなってしまいました。今週も暖かい天気が続きそうです。ソチオリンピックも終わりました。メダル獲得数、結局ロシアが1位になりましたね。日本は17位、フィンランドは18位でした。ちょっとお隣さん的親近感があります♪
最後にこちらは家人の両親が先日持ってきてくれたお花。義母が解説してくれたのですが、草花は詳しくなくて花は菊ですかね。そして枝は桜と言っていたような?もしここで咲いたらかなり興奮しそうです。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
セイナヨキではhiihtoloma(=スキー休暇)の始まり。歯医者さん空いていてよかったです、に
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昨日は起きたら雪が15cmほど積もっていたのですが、また気温がプラスになった上、昨晩雨が降ったようでまたまた雪が溶けています。お天気も一瞬晴れ間も見えましたが、今は曇り。はっきりしないお天気が続きます。幸いまだ庭に雪が残っているので外はぼんやり明るいのが救いです。
昨日はフィンランドは国中アイスホッケーの話題で持ち切り。というのがソチオリンピックの3位決定戦で、みごと5対1でアメリカに勝ったのです。フィンランドにとってアイスホッケーはオリンピックでもメダル常連のスポーツ。結果が出て何よりでした。私も昨日はようやくフィギュアスケートのエキシビションを見ることができました。番組予定表では20時から22時までの間に放映予定だったのですが、21時半ごろから始まって終わったら23時は回っていたと思います。しかも途中にまたアイスホッケーのハイライトシーンとニュースが流れたりしました。何はともあれ放送してくれてよかったです。
さて、突然本題に移りますが、こちらにきたときにスーパーでサラダを見たときは少し衝撃でした。
こちらはスーパーのサラダ売場。いろんな種類のサラダが売られています。一見普通に見えますよね。
そして買ってきたのがこちらです。これを見てもあまり違和感がないかもしれません。
袋を開けてみると下の部分、ご注目ください。黒い部分はプラスチックの植木鉢みたいになっていて、根っこ付き、つまり土も一緒についてきます。
これってフィンランドならではなのか、ヨーロッパではごく普通なのかわからないのですが、買ってきたらすぐに少し水を足して冷蔵庫に。こうしておくと少し長持ちします。(たぶん…)全部サラダを食べ終えたら土と根っこは残飯ゴミに、プラスチックの植木鉢は普通ゴミに分類して捨てます。もし日本でこんな形態で売るとしたら、あまり多くは運べないので輸送で問題が出るかもしれませんね。
こちらはミックスサラダ。イチゴが入っているような容器に葉っぱがそのまま入っています。ほうれん草も葉っぱのみがこんな容器に入っていました。個人的には使った後のゴミがかさばるし、日持ちもあまりしないのであまり好きではありません。
クリームやらバターやらカロリーの高い料理が続く今日この頃。最近少しずつ食生活を見直そうと言っていて、割高ですがサラダを積極的に摂るようにしています。ミックスサラダにキュウリやオリーブ、カッテージチーズ、トマトなどを加えます。昨日はどこかの市場で家人が買っていたガーリック入りの大きなオリーブを初めて開けてみました。塩味がよくきいていてガーリック好きの私のツボにはまりました。これがまたサラダにピッタリ。蓋を見たら10ユーロの値札が。高っと思いましたが、たまには食の贅沢もいいものですね。おいしいから許します。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
フィンランド語で白菜はKiinakaali(中国キャベツ)。キャベツですか…?に
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今朝久々に空に色味があるのを発見しました。ここのところずっとグレーだったので新鮮でした。でも…今はあの色味は夢の中のできごとだったかのようにグレーの空がまた広がっています。気温も今は-5度ですが、お昼には-1度まで上がります。
今日の話題はVR(日本のJRのような位置づけ。VRは国営ですが)についてです。日本の電車の料金は季節に関係なく、時期にも関係なく、割引もあまりない代わりに割増もなく変動がなくてわかりやすいですよね。
一方こちらの電車はというと、うーむ、どこから説明したらいいのか迷ってしまいます。えーっと、まず私の説明の前提は長距離電車(セイナヨキ-ヘルシンキ)でします。こちらの長距離電車は全席指定で、チケットを購入するときに座席を指定することができます。
料金は同じ日でも時間帯によって価格が変わり、かかる時間も違います。座席の種類は2種類。いわゆる普通車とグリーン車のイメージです。基本的に早めに買えば買うほど料金が安いのですが、2ヶ月前から1週間前までに買うと、普通車は早割適応(時間変更不可。払い戻しなし)のチケットか、変更可能(要手数料)のチケットかを選ぶことができます。2ヶ月以上前に購入すると価格も安く、変更も手数料を払えば可能です。
これだけでもいかに安くいけるかで作戦が必要なのですが、敵もあっぱれ。3-4週間に1回ほど不定期で魅力的なセールスプロモーションをかけてくるのです。よくあるのがヘルシンキ-トゥルク間は○ユーロ、タンペレ-オウル間○ユーロ、セイナヨキ-ロバニエミ○ユーロ、といった経路限定での特別料金。そしてその特別料金は通常の半額または半額以下でいけるときもあります。ちなみにこのセールは登録無料のVR会員限定のこともありますが、登録はWeb上で簡単にできます。しかも登録料も年会費も不要なのに、年に2回ファッツェルの板チョコが無料でもらえるという嬉しい特典つき
そんな中、先日どこからどこにいっても15ユーロという素晴らしいプロモーションが!(フィンランド語)
http://www.vr.fi/extras/liityveturiin/?cmp=etusivu&itm=es_karuselli_1_koura2
友達と前々からハメリンナに行きたいと話していたので、このプロモーションのメールがきたときに、即友達に日付の打診のメール。返信もすぐきて日付決定。そしてどの時間帯がいいか検索するも…15ユーロのチケットが全然出てきません。売り切れたかもと日付を変えて検索しても見つからず。時間帯も許容範囲で検索するも見つからず
こういうときのこちらでの対処法、段々わかってきました。直接駅に出向くこと。窓口の人に状況を話したところ、快く検索してくれました。そこでわかったことは、19:38発21:48着か、20:50発22:47着、はたまた03:52発8:02着か04:06発07:06着の4種類だけの適応ということがわかりました。あんなに大々的にセールを謳っていながらふたを開けたらこんなことだったのですねこうしてハメリンナ行きはまた延期となりました。急ぐものでもないし、これから季節もよくなってくるので忍耐強く待ちます。
そういえば去年の今頃だったか火曜日頃に週末のチケットが格安で売られていました。行先は限定されているのですが、セイナヨキ-ヘルシンキは通常50~60ユーロぐらいなのですが、それが8ユーロで販売されていました。時間帯の限定もなかったのですが、席は限られていてこれは結構な競争率でした。またこんなセールをしてくれないかと心待ちにしている今日この頃です。
最後に、冒頭にもちらっと書きました色味を帯びた今朝の空の写真を。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
全席指定を謳いながら、結構自分の席に他の人が座っていることも。動じてはいけません、に
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突然ですがブログのデザインを変えました。数日前からデザインが壊れているような気がしていました。ブラウザーによるのかもとそっとしていたのですが、どうやらどのPCでもぐちゃぐちゃになっていることがわかりました自分ではいじった覚えがなく、どこに問題があるか読み解く力もなく、結局デザインを変えるのが一番てっとり早い、というか私にとって選択肢のない唯一の解決法ということで変更に至りました。春に向かって明るめな感じでゆきます。引き続きよろしくお願いします。
今日は若干気温が下がって-7度。こうなると水分は一気にぎゅっと凍って、ついでに体も毛穴が引き締まってきます。でもこの寒さは今日だけで、予報では明日から少しずつ気温は上がっていき、月曜には+5度まで上がるようです。桜の狂い咲きならぬ、冬眠を終えた動物達もいるというニュースも耳にしました。どうなることやらです。
さて、ソチオリンピック。昨日ももしかしたら女子フィギュアスケートが放映されるかも、と思ってテレビをつけていたのですが、5秒ぐらい小さい画面で映ったでしょうか。以上でした。それでも仕方ありません。昨日のオリンピックはフィンランドにとっていいニュースがたくさん。まず今大会初めての金メダル、しかも冬季オリンピックでは20年ぶり!をクロカンの男子団体スプリントで獲得。その直後に女子も銀メダル。
そして多くのフィンランド人が注目するアイスホッケー男子。これをちょうどテレビでしていました。相手はロシア。状況はよくわからず観ていたのですが、解説者の実況ぶりが超ハイテンションでおかしかったです。最後の5秒では「5、4、3、2、1~~」とカウントしてましたからね。それって実況?と突っ込みたくなりましたが、大興奮している人を冷静に横から見るのってなかなかおもしろいものです。後で準決勝に進出の勝利だったことを知りました。次の相手は宿敵スウェーデン。視聴率が高いこと、間違いないなし。
今日の話はアイスホッケーではなく、クロスカントリーの団体スプリントについて。金メダルを受賞した男子チームは Iivo NiskanenとSami Jauhojärviのコンビ。銀メダルだった女子チームはAino-Kaisa SaarinenとKerttu Niskanenのコンビ。IivoとKerttuは姉弟。Niskanenご家族は大喜びでしょう。
このNiskanenで思い出した話があります。niskaというのは首の後ろの部分を指します。あまり首の後ろの部分を特定して使うことはありませんが、同僚が磁石付き絆創膏をいたくお気に入りで(詳細はこちらのブログでどうぞ)、どこに貼るかを説明するときにこのniskaを使っていました。確かに場所が特定できて便利です。
新しい言語を学ぶとき、よくあるのが体の部位をまとめて覚える、とか衣服の種類をまとめて覚える、とか動物をまとめて覚える、などなど種類別に記憶することが多いですよね。体の部分に関しては背中(=selkä=セルカ)などのように楽勝で覚えられるものであれば、そうでないものも。実際今でも覚えていない部分もたくさんそんな中、niskaはなぜかすんなり覚えることができました。
フィンランド語を学び始めたとき、先生が”フィンランド語は単語の組み合わせが多いので、一旦基本用語を覚えたら楽です”と天使のようなお言葉をくださったことがあります。確かにそうです。
ある日私はマフラーを覚えたてのフィンランド語で家人に使ってみました。家人は???状態。
あれ?
私は”kaulaliina”というべきところを”niskaliina”と言っていたのです。
kaulaは首、liinaは布。首に巻く布なのでkaulaliina。ちなみにテーブルクロスはpöytäliina。”pöytä”はテーブルのことです。
首の後ろ(=niska)に巻くものって何なんだ?そもそも巻けないし。首の後ろに貼るカイロみたいなもの?(←低温やけど必須)
まあ、こんな突っ込みはさておき、しばらくは家人とおもしろがって”そこのniskaliina取って”とか”このniskaliinaの色、いいね。”などと言い合っていました。それにしても何度も繰り返して言いますが、フィンランド語は
最後にまたまた本文には関係のない写真。こちらはスーパーの片隅にあった子ども用の乗り物。さすがフィンランド、除雪車が置かれてました。道の雪を除雪しているオトナは子どもにとってヒーローなんでしょうね。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
Niskanenの由来、興味津々、に
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ここのところ変わり映えのしない天気がずーっと、ずーっと続いているような気がします。気温も朝晩問わず0度前後。今朝は若干下がって-3度でしたが、これが2月中旬のフィンランドの気温と考えるとびっくりです。日本の方が寒かったりするかもしれませんね。
昨日遂にヒーターの修理の人が来てくれて、無事温室生活ともさよならできました。詳しいブログはこちらから。ブログを書いた後にもう一度温度を測ったら+34度でした故障の原因は老朽化。中のバッテリーを交換したと言って(いたように思)いました。
さて、時々フィンランドと日本の物価を比べてどうだ?と聞かれることがあります。私の答えは、物による、というどちらにも逃げられる回答をしています。例えば外食だったらフィンランドの方が高いですが、洋服とか化粧品は日本の方が高い。スーパーで売られているものは一般的にフィンランドの方が高い気がしますが、じゃがいもはめちゃくちゃ安い。そしてヨーグルトも!(すみません、牛乳はあまり好きでないので日本でいくらぐらいだったか忘れてしまいました。)一般的に乳製品は安いと思います。
そして私の好きなヨーグルトはこちらです。既に開けてしまっていますが、Valioという製品のUuniomena。Google翻訳では焼きリンゴと出てきました。直訳はオーブンリンゴです。写真ではわかりづらいですが、右下の方にシナモンスティックが映っている通り、リンゴヨーグルト(果肉入り)にほんのりシナモンの風味がついています。
そして気になった方もいるかもしれませんが、これはヨーグルトドリンクでも牛乳でもありません。中にはれっきとしたヨーグルトが入っています。最後の方はパッケージを潰してしぼり出します。これはちょうど割引になっていて1.6ユーロぐらいだったと思います。この1リットルパックでも2ユーロ前後で買えるので、かなり安いかと思います。
大きいのはちょっと…という方には違うブランドですが、こちらもあります。
出典:http://www.arlaingman.fi/
もしフィンランドでスーパーに行くチャンスがあったら、ヨーグルトをはじめ、乳製品の充実ぶりにびっくりするかもしれません。ヨーグルトはこの焼きリンゴもお薦めですが、もちろんブルーベリーなどのベリー類も豊富にあります。
興味のある方はこちらのリンクをどうぞ。
こちらはIngman社のヨーグルト。
http://www.arlaingman.fi/tuotteet/tuotteet-ja-tuotemerkit/tuotevalikoimamme/jogurtit/
そしてこちらはValio社のヨーグルトです。
http://www.valio.fi/valiojogurtti/
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
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今日もまた…0度から1度を推移する曇り時々雪のお天気です。お昼に雪の予報ですが予想気温は1度なので、もしかしたらみぞれまたは雨になるかもしれません。しかし不思議なもので、こちらに来て4度目の冬となると0度ぐらいなら”あまり寒くないな”と感じるようになりました。昨日も21時頃、(ちょうどスキージャンプの団体戦の中継中、3回目のジャンプを目前にテレビを消さなければならなかった無念さ…)車でお迎えに行きました。気温は1度。待っている間エンジンを切ってもへっちゃらな自分にちょっとびっくりしました。-10度以下になると、また別の話になりますがね。
さて、フィンランドの学校ではスキー休暇というものがあります。年間ではこの1週間のスキー休暇に始まり、10週間の夏休み、1週間の秋休み、1週間のクリスマス休暇があります。子どもの頃思い描いていた理想のような休みではないでしょうか。今週から五月雨式に各地でスキー休暇が始まりました。南部では今週から、セイナヨキのある中部では来週から、北部では再来週からスキー休暇です。一般的にHiihto lomaとよばれています。Hiihtoはスキーですが、クロスカントリースキーの意味、Lomaは休暇という意味です。あまり高い山のないフィンランドではダウンヒルスキー(=laskettelu)よりクロスカントリースキー(=hiihto)の方が一般的なスキーのイメージのようです。
今年のスキー休暇は普通に仕事ですが、去年は本物のスキー旅行に行きました。行先はオーストリアのアルプス。旅行会社のツアーに申し込みました。飛行機、空港から現地までの送迎、ホテルも夕食・朝食、リフト券もすべて含まれているものです。ちょっとびっくりしたのが飛行機。フィンエアーだったのですが、その便は特別臨時便で、大きな2つの旅行会社のツアー客のみが乗っているというもの。旅行会社とフィンエアーのWin-Win企画とでもいいましょうか。
空港に着いたらバスが20台ぐらい待機していて、旅行会社の人にどのバスに乗るか確認して乗り込みます。バスには現地ガイドの方(オーストリア在住のフィンランド人)が、注意事項やオプション、イベントなどについて説明してくれました。
ちなみに私のスキーは中級の下レベル。海外旅行といえば観光にショッピング、おいしい食事にテンションが上がりますが、なんせこの旅行、スーツケースのほとんどがスキーウエアとヘルメット、スキーブーツで埋め尽くされ、その時点でテンションガタ落ちです。私の夢は?私の希望は?
そんな私がチャレンジを余儀なくされたコースはこんな感じです。
http://ski2.intermaps.com/saalbach_hinterglemm/skimap_touch.asp?lang=en
初日は肩慣らし、もとい足慣らしにガイドさんと一緒に滑ることにしました。小学校低学年ぐらいの子どもも何人かいるから楽勝…と思いきや、子ども、滑るの早っガイドさんも滑るの早っもうついていくのに精いっぱい。しかもスピード出し過ぎで怖くてブレーキをかけるものだから、足の疲労が半端ない。息も絶え絶えようやくグループに追いついた、と思ったらガイドさんは無情にも、”さあ、次のコースへ。”と颯爽と滑っていきます。最後の方は滑るのを放棄してゲレンデで待機しました。恐るべしフィンランド人のスキーレベル。いや、私のスキーレベルが低過ぎ?
初目はスピードが出るのが怖くて無理に足でブレーキをかけていました。きっとそれが疲労の原因だと分析して、ブレーキをあまりかけずに滑ることに。そうしたら確かに足の疲労度も軽くなりました。
でも…調子よく結構なスピードで滑っていたところ、ちょっと体勢を崩してしまった私。急に方向転換をしようとしたところに、すぐ後ろで滑っていたスノーボーダーが突っ込んできて私の左足を直撃。
最初はストレッチをしたりして滑っていたのですが、段々痛みがひどくなり、家人に付き添ってもらって下山することにしました。もう左足はかなり痛かったので右足のみで滑ったのですが、難しいコースは行けないし、かといってスキーを担いで降りるには遠過ぎるし、足も痛すぎるし、時にはもう転んだままお尻でずるずると滑り降りたり大変な思いをしながらどうにかこうにか下山しました
ネガティブモードだと、悪いことを引きずるようで、やっとの思いでホテルに着いたとき、携帯をなくしたことに気づきました
そして足には大きな黒アザ。歩くのも引きずるようにしなければ歩けませんでした。結局翌日私は一人で携帯もなしで留守番。とはいうものの、転んだからには藁をもつかまなければ。一日ゆっくりとホテルの近くのお店をのぞいたり、おいしそうなケーキを売っているパン屋さんを見つけたり、そこで会ったフィンランド人とちょっと話したり、薬局に行ったり、それなりに楽しみました。今から思えば、むしろ筋肉痛の体で無理にスキーをするより楽しかったかもしれません。
3日目は少し痛みもひいてきたので滑ることにしました。スキーをしているときの方が足が痛くなくて歩くより楽でした。でももうスピードとはさようなら。慎重な滑りを心掛けました。
まあそんなテンションだったし、デジカメも持って行かず、携帯もなくしてしまったので写真がほとんど残っていない訳ですでも探したらありました、貴重な写真。こちらは私の泊まったホテルの向かい側のホテル。チロリアン調でかわいらしかったです。
こちらは少しアングルを変えて。Alpen (Hotel)の"A"が窓になっているのが心憎いですね。(写真右下)雪山も一部ご堪能ください。
そんなスキー旅行の出発前日の夕食時のこと。ホテルのレストランでは朝夕同じテーブルが指定されていて、お隣は同じくフィンランドから来た4人家族。時々情報を共有したり、仕事のことを聞き合ったりしていましたが、出発前日旦那さんが松葉杖をついています。どうしたのかと聞いたら、その日狭い林道コースを滑っていて、後ろからきた人をよけようとして崖から落ちてしまったとのこともう聞くだけで恐怖です。骨折してしまったので、飛行機では車椅子で。お子さんも10歳前後だったので、きっと奥さんは荷物を運ぶのに苦労されたと思いますし、何よりも旦那さんは慣れない車椅子と、動けないジレンマで大変だったでしょう。
と、私のオーストリアのスキー休暇は、テンション下がり気味のあまりいい思い出のない休暇となってしまいました。私のスキーのレベルは、フィンランドのラップランドにあるLeviというスキー場にぴったり。なだらかな傾斜でのんびりスキーが私のスタイルです。テンション低い悪夢体験に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
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昨日の予報では夜半に雪が降るはずでした。(今週は雪かき当番なので、雪の動向はまめにチェックしているのです。)でも朝起きたら、少し残っていた雪はほとんど溶けていました。大雪だった日本と大違いですね。日本でもまだ雪は残っているのでしょうか。雪に閉じ込められている方などもいて心配です。物流もストップしてそれもまた心配ですね。早く通常生活に戻れることをお祈りします。
さて、フィンランドのお隣、ロシアで繰り広げられているソチオリンピック。日本でも多くの選手が活躍していますよね。スポーツ観戦はあまりしないのですが、フィギュアスケートは少ない好きな競技の一つです。特に男子の羽生選手!ショートプログラムで史上最高得点を獲得して1位通過で盛り上がる日本のネット。さらにフリーで遂に金メダル獲得。さらに盛り上がる日本のネット
翌日のテレビ番組欄で、いつフィギュアスケートが放送されるかチェックしてみました。哀しいかな、番組欄はアイスホッケーで埋め尽くされていましたもしや、と一縷の望みをかけてテレビをつけても、スピードスケートの決勝シーンが映った後はまたアイスホッケー。まあフィンランド人のアイスホッケー好きは今日に始まった訳ではないので、わからないこともないのですが、2時間ぐらいかかる試合を延々流す間にフィギュアにもちょこっと時間を割いてくれないかと思うのが私の勝手な願い。もしかしたら流れたのかもしれませんが、一日中テレビにはりついているのもなんですしね。ちなみに羽生選手の金メダル獲得した翌日には新聞でも写真入りで取り上げられていました。(少しは興味はあるらしい…)
フィンランド人がどれだけアイスホッケーを観戦しているかのデータはないのですが、土曜の夕方にフロアーボールの観戦に行きました。ナショナルリーグももうそろそろ終盤を迎えるこの時期。いつもなら観客で埋め尽くされていた体育館。土曜日はいつもの半分ぐらいでした。試合が始まる前もタブレットでアイスホッケーを観戦している人も。
アイスホッケーの話題はさておき、女子フィギュアも気になるところですが、フィンランドの実力No.1のキーラ・コルピ選手。不運にも秋に足を怪我してしまい、オリンピック出場かないませんでした。そしてソチオリンピックには、フィンランドの選手は出場権は得られなかったそうです。残念。
こちらの写真は以前もこちらのブログでご紹介しましたが、キーラ・コルピ選手がセイナヨキで行われたFarmariというイベントに来たときの写真です。美しい。そして性格のよさが表情からにじみ出ていますね。
現在フィンランドは銀メダルが2つ。一つはクロスカントリー女子20kmリレー、もう一つはスノーボードのスロープスタイルのエンニ・ルカヤルヴィ選手。日本は男性人が活躍しているのと対照的にフィンランドは今のところ女子選手が優勢です。気になる男子のアイスホッケーはどうなることでしょう。
話はあちこち飛びますが、スキージャンプで見事銀メダルを獲得した葛西選手。コーチはフィンランド人のヤンネ・ヴァータイネン氏です。二人のコミュニケーションは日本語、英語、フィンランド語で行っているようです。葛西選手は英語より日本語が得意で(←当たり前)、葛西選手の英語はヴァータイネンコーチの日本語よりうまい(←妥当でしょうね)とのこと。うん、この感じよくわかります。フィンランドの国旗には関係ありませんが、葛西選手の銀メダルにフィンランドが関係していたのは嬉しいことです。
オリンピックはやはり応援した国で見るのが一番ですね。その試合が放送されること、そして解説も母国語という安心感。後は時差さえ乗り越えれば!
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
ヴァータイネンコーチもオリンピック会場で編み物はされるのでしょうか、に
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2月半ばのフィンランドでまさか+30度を経験するとは思いませんでした。
サウナの中ではありません。寝室がただいま+30度。木曜からヒーターが急に壊れた模様。
フィンランドでは各部屋、時には浴室やお手洗い、玄関にもこんなヒーターが置いてあり、例え外が-30度になろうとも、室内はこのヒーターのおかげで+20度が保たれています。
出典:Biltema
室内が寒くなればこのヒーターが稼働し、ある程度暖かくなったら少し休み、また稼働してくれる優れものです。写真にあるように、ダイヤルで暖かさを調整することもできます。どうやらこれが壊れたらしいのです。
私の朝の日課は起きたらすぐ、下の写真の左にあるような小窓を開けてこのヒーターを0にして、5分ぐらい換気します。フィンランドには小さい窓には大体換気用の小窓がついているのです。ヒーターを0にする理由は、冷たい空気が流れ込んでくるので、ヒーターが反応しないようにするためです。
出典:http://www.rakentaja.fi/
木曜からこのダイヤルが機能しなくなり、0にしようが3にしようがフル回転で部屋を温め続けてくれるのです。おかげで寝室は雪景色が見える温室状態。木曜は、ちょっとヒーターがいつもより温かいなと思いながら夢路に。なんとなく夢の中で熱気に包まれ、やけに喉が渇くと感じていたら、朝起きたら汗をかいていました。
一応出張中の家人にもこの報告をしました。「寝室が亜熱帯になってるよ。帰ってからのお楽しみ~。」と。
彼のアドバイスは「加湿器は使ってはダメ。」
??と思ったら”加湿器を使うと湿度が増してより亜熱帯度が増すから。
もうこの際だから加湿器使って湿度をアップしてトロピカルな気分を味わうのもいいかも。そうそう、この前”今度日本に帰国したら沖縄に行ってみたい”とも言っていた家人。いい予行演習になるでしょう。
家人はまた私が何かやらかしたのではないかと疑っていたのですが、自分で確かめてどうにもできないことを悟りました。(私のせいじゃありません。たぶん)週末は修理関係のサービスはお休みなので少なくとも月曜まではこの亜熱帯が続きます。
金曜の夜は二人して夏用のパジャマを着て、そして小窓を少し開けて寝ました。このところ昼夜問わず0度前後の気温。しかも無風だったので、常に30度を保とうと稼働しているヒーターの働きを外気が少し緩めてくれました。外が-15度とかでなくてよかったです。
頭の中のイメージはこの曲がぴったりかもしれません。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
寒さに強いフィンランド人。昨日は警察署の近くのローターリーのど真ん中で、20時ごろピクニックをしている若者男性2人。その発想、その行動力、耐寒力、すべてに脱帽です、に
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(=ヒュヴァー・ユスタヴァンパイヴァー)
今日は日本など他国ではバレンタインデーが祝われていますが、フィンランドでは友達の日です。Ystäväというのは友達、päiväというのは日という意味です。こちらではチョコレートの代わりに男女関係なくカードを送ったりします。また新聞広告で見かけたのが、今日友達と一緒に洋服を買ったら2人とも20%オフ!という心憎いセールもいくつか見かけました。義理チョコが溢れかえっている日本を思えば、この企画、”友達の日”という元来の意味を汲んでいるいい企画だと思いました。
そして今日はもう一つ大きなイベントが高校で繰り広げられます。それはVanhojenpäiväというもので、主役は高校2年生全員です。フィンランドの高校では高校3年生はこの時期に高校で最後の試験を受け、後は授業はなし。大学受験に向けての自主学習が始まります。一方高校2年生にとっては、この日から自分たちが高校での一番年上になるので、そのお祝いパーティーとなる訳です。Vanhaというのは英語でいうOld。つまり年上の人達の日ということになります。
私も一度フィンランド語の授業の一環で見に行ったのですが、女の子はドレスを、男の子はスーツを着てダンスを披露するのです。興味のある方は”Vanhojenpäivä”で画像検索してみてください。やはり何といっても主役は女の子。こんな結婚式のときにしか着るチャンスのないようなドレスを若干16,17歳から着るチャンスがあるなんて!しかもダンスなんて体育祭のフォークダンスでもこっぱずかしかったのに、ペアを見つけて華やかなドレスを着て踊るとは!なんかドキドキですね。
あ…本題以外のところで熱く語ってしまいましたね。今日はアルファベットに関してです。先日からコミュニティーセンターであるクラスに参加することにしました。(フィンランド語についていけなくて既に脱落しそうな感じなのですが)参加者は15名前後。クラスの責任者から、毎回日直(のようなもの)を任命するので、出席簿を回したり、外部講師のヘルプをしてほしいと依頼がありました。初回はアルファベット順で最初の3人を任命します、と。私の苗字は"I"で始まります。今の苗字は旧姓と新姓を組み合わせているので、旧姓も”い”から始まっていました。
お察しの通り、”い”だと出席番号は大抵1番か2番。出席番号順の席順は前の方で損することが多かったです。でもアルファベット順ならいい感じで中間にくるとなんとなく思っていました。なので今回最初の3人に入ったのはびっくりでした。そしてそのうちの一人はウクライナ人の友達。彼女は"B"で始まるから妥当にドボンですね。
フィンランド語の中で、B,C,D,F,G,Q,W,X,Zはオリジナルの言葉はないのです。Bussi(=バス)、Faksi(=ファックス)などの外来語は今ではフィンランド語にも定着しているので、全く0という訳ではないのですが、日本語でいうと”にゅ”とか”みゅ”とかの位置づけに似ています。
いろいろな傾向もありそうだし、前々から気になっていたので、この際!と一念発起し、手元にあるフィン英辞書で各アルファベットの割合を比較してみました~。(ページ数でカウントしたのでとてもざっくりしたデータですが)ちなみにこの辞書は51,000語載っていて、コンパクトな外見と裏腹なボリュームです。
英語は割と偏りがないのですが、フィンランド語の偏り具合ときたら!フィンランド語の学校に通っていた時はこの辞書が大活躍だったのですが、似たような単語ばっかりあって、お目当ての単語を見つけるのに苦労したのはこういう理由だったのですね。
ちなみにCはフィンランド語ではKで大体変換されるのでBやFよりさらに語彙が少なくなります。コーヒー(Coffee)は"Kahvi"になるといった具合です。その影響か、"K"が多いですが、一方英語では"K"の割合が少ないのもおもしろいですね。
そして"A"から数えて"I"は最初の25%に入るので、15人のクラスでアルファベット順で最初の3人に選ばれるのは妥当だった訳です。英語圏だったら最初の43%。同じアルファベットを使う言語なのに違うものですね。
苗字のことをいろいろと思っていたら思い出したことがあります。以前珍名投稿で”Isotalo”の表札を見かけたという投稿がありました。漢字変換すると”磯太郎”。潮の香りが漂ってきますが、恐らくこの人はフィンランド人。Isoは”大きい”、Taloは”家”という意味で、ご先祖は大きな家に住んでいらっしゃったのでしょう。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
昨日電話で話した人はKarhu(=熊)さんでした。直球な苗字、に
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今朝起きたら薄っすら雪が積もっていました。ここ数日あまり雪も降らず(昨日はみぞれだったり雨だったり)、雪がどんどん溶けて地表が見えてきていたのが、きれいに雪で覆われていました。
気温は0度。雪も止んでいたので迷わず自転車で行くことにしました。たくさん雪が積もるとすぐに除雪車が出動するのですが、今日の雪はあまり量も多くなかったのか、まだ除雪されていませんでした。踏み固められた雪の上を自転車で行くのも表面がすべすべで気持がいいのですが、今日は柔らかい雪を感じることができました。この絶妙な感じ、写真から伝わるでしょうか。
私のオフィスは小中学校の通学路でもあるので、既に多くの子ども達の学校に向かった後。上の写真のようにまだ雪が残っているところもあったのですが、一部は既に雪がなくなっているところも。下の写真のようにこうやって轍が増えて雪が溶けていくのです。そして道には滑り止めのための小石がたくさん撒かれています。このため、急にハンドルを切るととても滑るのです。(経験者は語る。)
日本だと暖かいところで雪が降っても、あまり除雪しなくても気温も高いし、晴れの率が高いので太陽の力も手伝って雪が溶けて道もすぐ乾いてしまいますが、こちらはまずあまり気温が上がらないですし、太陽も弱いので乾くまでには至りません。雪を除雪せずに放置しておくと、雪が日中に溶けて乾ききらない前に夜半に気温が下がり朝方路面が凍結するため、やはり除雪は必須です。今朝は久々に滑り止めの小石や、水たまりにひやひやすることなく、気持よく自転車をこげました
そして昨日も載せましたが、これは今朝の川の写真です。接写モードのまま撮ったらなんだか雰囲気のある写真になりました。ほほ。
こちらは昨日載せた川の写真。上の写真の方が雪の面積が多くて雰囲気ありますね♪
10日間の天気予報をチェックしていたら、来週火曜日までは0度前後の気温が続くのですが、水曜日からがくんと気温が下がり始め、来週の木曜からは-10度前後の天気になるという予報が。やはり春はもう少し先のようです。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
帰りは水たまり、泥はね注意、ということで
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ここ最近0度前後の天気が続き、道の雪もなくなり、雪解け水さえも少しずつ乾いてきています。2月の今までのイメージを覆す風景です。出かけるのも少しずつ自転車の出番が増えてきました。でも時々水たまりや半解けの雪があって、泥はねでブーツが汚れるんですよね
今日はこちらの修理サービスについてです。
あれは大晦日の夜。年内最後の仕事を終えて家に帰ろうとした家人。うっかり机から携帯を落としてしまい、しかも打ち所悪くスクリーンにひびが入ってしまいました。最初はかろうじて文字が読めていたのですが、間もなく何も見えなくなってしまいご臨終この携帯、去年の3月に買ったばかりなので結構新しかったんですけどね。
そして年明け早々ショップに持って行った家人。結果はなんとなく予測がついていたのですが、新しい携帯を会社の経費でお買い上げ。壊れた携帯は修理可能ですが、少し時間がかかるとのこと。日本だと皆さんどうしているのでしょうか。修理はすぐできるから代替機なしでも耐えられるぐらいなのか、レンタルで修理期間んを凌ぐのか、家人のように諦めて新しいのを買うのか。
少なくともセイナヨキでは携帯のレンタルサービスは聞いたことがありません。”少し時間がかかる”と言われてどれぐらいのイメージをお持ちでしょうか。ち・な・み・に…1ヶ月以上経った今でもまだ修理完了の連絡はなしのつぶて。家人が昨日電話したら「部品を取り寄せ中ですが、私にも今どういう状況かわからない。」という回答。そんな複雑な部品とは思えないんですけどね。こういうのをしれっと言えるこちらの人、ある意味尊敬します。(ストレス少なそう…)結局修理期間を当てにせず新しい携帯を買ったのは賢い判断だったともいえます。
翻って家人はシチズンの腕時計を愛用していたのですが、留め具の部品の一部がなくなり、使いづらい時期がありました。なので2週間日本に帰国する際に修理してもらうことにしました。日本に到着してからすぐに修理センターに宅配で配送。モデルが古くなんと海外からの取り寄せが必要だったそうなのですが、2週間後の帰国前までにきちんと滞在先のホテルに送ってくださいました。しばらく家人は友人達から”日本はどうだった?”と聞かれる度にこのエピソードを熱く語っていました。シチズンの方、その節は迅速丁寧な対応、ありがとうございました。
フィンランドでの修理エピソードはもう一つあります。知り合いの人が保証期間内に携帯の充電がうまくいかなくなり、お店に持って行ったそうです。「ちょっと調査するのでお預かりします。」以上。え…あの~、調査中は携帯の充電なしで過ごせとおっしゃる。しかも恐らく運悪く不良品に当たった可能性大なのに?でも知り合いの人はそんなに高くなかったのでそのお店で新しい充電器を買ったそうです。これが当たり前の対応だから。私だったらきっと不当だと詰め寄ると思いますけど…。(怖い?うるさい?)そういえば車の故障も同様。代車はないので、修理期間は家族や友達を頼ってどうにか乗り切ります。
家人によると、以前読んだ記事でカスタマーサービスのよいサービスは”Valitettavasti(=残念ながら)”というお詫びの言葉があること。逆にいうと、なかなかこの”Valitettavasti”を聞くことは難しいということですね。以前プッラを買ったときにお釣りがどうも違うようで指摘したら”Oho"(=おっと!)とつぶやき、正しいお釣りをくれたこともありましたっけね。ごめんなさいはなしでした。
まあヨーロッパではこの手の残念な対応はよく耳にします。お客さんの立場だと困りモノですが、働く立場から考えると、日本のように胃が痛くなるような思いや、予期せぬ残業必須ということはあまりなく、精神的に健全に働けるような気がします。事実プライベートの時間が大切に考えられています。だからこそお客の立場での多少の不便は目がつぶることができるのでしょう。
日本とこちらのサービスを足して2で割ったようなサービスは存在しないのかなといつも思います。
最後にこちらは最近の川の写真。この時期は凍った上に雪のはずなのですが、雪さえも溶け始めています。春は近い?
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
修理依頼を忘れていた疑惑も。修理期間は恐らく2ヶ月とみた、に
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今日も穏やかな天気で最高気温は2度。昨日は雪もだいぶん溶けて地面が見えていましたが、今は細かい雪が降って、地面は粉砂糖をかけたようです。こんな曇り続きの日が続いていても、日が伸びてきているのは実感できます。日の出は8時半、日の入りは16時55分。夕方に出かけるときもほんのり明るいのは嬉しいことです。
さて、昨日はヘルシンキで打ち合わせがあったので日帰りで行ってきました。お昼に着いたのでまずランチ。お寿司でも食べようかという案もありましたが、ふと思いついたのがKahvila Suomi(=カフヴィラ スオミ)。フィンランドを舞台にした日本映画、かもめ食堂の舞台となったあのレストランです。
3年もフィンランドに住んでいながら実はここに入るのは2度目。場所もすっかり忘れていましたが、ナビを頼りにたどり着きました♪
最初に見たときはやはりテンション上がりました。Kahvila Suomiと謳っているものの、ちゃんとかもめ食堂と日本語で書かれているのも心憎いですよね。
店内はビュッフェ形式になっていて、カウンターの手前からナイフ・フォーク、サラダ用のお皿、ナプキン、トレー、そしてお水などを流れに沿って取っていきます。そして最後にカウンターにあるメニューの中からメインは何をするか決めて支払う仕組みです。メニューは日本語もあるので安心です。
店内はちょっと暗いのですが、こんな感じで、日本人も3割ぐらいいましたが、7割ぐらいは地元の人で賑わっていました。まるで映画のエンディングのような賑わいです。隣のテーブルは英語を話す人たちが座っていました。どういう経緯で来たのかちょっと気になります。
混雑の理由の一つはこのボリューム最近胃袋膨張気味の私にぴったりメニュー。はい、豚フィレのカツをいただきました。レモンをたっぷりしぼれば塩味との相性は抜群です。つけあわせのポテトの形態は注文の時に選べました。サラダバーもあったのですが、なんせこのボリュームなので遠慮しました。あ、デザートは別腹でしっかりいただきましたがねこれらに「コーヒー・紅茶もついて9.5ユーロ。今円高なので円換算するとちょっとお高めですが、フィンランドのランチレベルなら妥当な金額ではないでしょうか。
こちらはカウンターの様子。映画ではお店の一番奥がカウンターになっていましたが、今のレストランでは入口を背にして左奥がレジになっていて、その奥が厨房になっています。ここにもしっかりポスターが貼られていますね。
かもめ食堂の公開は2006年3月の公開、ということは約8年前!の作品。それでもなお、日本人旅行者が多く訪れ、また地元の人にも愛されているというのは、落ち着ける雰囲気やおいしい料理、いいサービスを維持していることを物語っています。私が外観を写真で撮っていたら、通りがかりの地元らしき人が英語で「ここは本当に日本人に人気の場所ね。いつもたくさんいるわ。」と声をかけてくれました。
最後にお店を出るときに、ちょうどチラシなどを置いている場所を発見。ちゃっかりお店の人に許可を得てVisit Lakeusのパンフレットを何枚か置かせてもらいました♪もしKahvila Suomiに行く予定がある方はよろしければ是非手に取ってみてください。(入口入って左、コート掛けがあるところの近くです。)
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
飯島奈美さん監修で豚の生姜焼きとおにぎりも希望、に
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今日も0度前後で終日曇りの天気でした。昨日の雨でさらに雪が溶けてきました。明日の朝はどれだけ凍っているかちょっと心配ですが、こればかりは仕方ありません。
ところで日本にお住まいの皆様、日本各地で雪が降ったようでしたが、大丈夫でしたか。フィンランドでもYleという国営放送で日本の大雪のことがニュースになっていました。時々フィンランド国内でのできごとをご紹介していますが、今回はフィンランドから見た日本のニュースをご紹介します。下記のリンクはフィンランド語です。
http://yle.fi/uutiset/japani_harvinaisen_kovan_lumimyrskyn_kourissa/7077705
簡単に訳しますと、
日本ではめったにない激しい雪嵐がありました。数十年に一度のレベルの非常に激しい雪が日本で降りました。一日で最高35cmの雪が積もりました。
日本に数十年の中で最悪の雪嵐がきました。例えば東京地区では土曜日に約30cmの雪が積もりました。気象庁によるとこれは45年間の中で一番の積雪量です。
東北地区の仙台市では約35cmの雪が降りました。同じ積雪量は78年ぶりのことです。
首都東京では、この雪が都知事選の投票に影響があるのではないかと懸念されています。数十cm積もった雪のため、約1300万人の投票者の足に影響があるのではないかと考えられています。
激しい雪のため被害者も出ました。5人の死傷者と約600人のけが人が出ていると報道されています。約2万世帯で停電があり、約200便の日曜のフライトがキャンセルとなっています。
土曜日には700便以上がキャンセルとなりました。
これが平日だったらもっと交通機関に影響が出たでしょうね。北国のフィンランドではこの時期の雪はあまり話題になりませんが、暖かいイメージの日本に雪が降ったのでこんなニュースになったのでしょうね。
ところでこんな大雪が降ったらからこその雪だるまの特集のWebを見つけました。
http://matome.naver.jp/odai/2133050044501688101
芸術作品あり、リアルすぎる作品あり、ユーモアたっぷりの作品あり、シュールな作品等楽しませてもらいました。
こちらは去年の3月の大雪の写真。6時間降り続けた雪は車をすっぽり覆ってしまいました。
日本の方は飛び石連休でしょうか。いずれにせよ、よい1週間の始まりをお迎えください。
雪国の露天風呂で見たとても小さい、でもリアルなサザエさんの雪だるまの芸術性は忘れられません、ということで
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土曜日は日本で大雪だったようですね。こちらは朝は雪だったのですが、次第に雨に変わったので、一部雪が溶けてしまいました。気温も0度前後。少し風が強かったですが、2月にしては暖かい日でした。なんといっても雨が降るぐらいですからね。
金曜の夜、家人は出張先から車で戻ってきたとき、-5度なのに雨が降ったそうです。降ってきた雨はフロントガラスに落ちたら氷に変わるので、常にフロントガラスを温めておかないと、ワイパーではその氷は除去できないのでとても運転が難しかったとのことです。そんなこともあるんですねー。傘をさしていたら、傘の上に氷が張り付いていくのでしょうかね。
さて、実家を出られている方々は自分の部屋のものはどうされているのでしょうか。私は基本的に捨てるのが苦手で、いろいろなものを取っておきたいタイプ。フィンランドに来るときに母が荷造りの手伝いに来てくれたのですが、そのときも「これは捨てなさい。」「これは大事だから捨てられない。」などの押し問答が何度も繰り返されました。それでもなるべく使わないものは身を切るような思いをして処分してきました。
先日親とスカイプで話していたとき、父が「部屋にあるもの、写真以外は全部捨てていいな。」と。「あ、写真も捨ててもいいかな。」え…、私まだ生きてるんですけど
前からその傾向がありました。少しずつ私の部屋にあるものがなくなっている現象が。転職のため実家を出てからは戻るのは盆暮れ正月のみ。戻るたびに、”あれ、ここにあった○○がない”というのは気づいてました。それがフィンランドに渡ってから加速しているのも薄々気づいていました。
でも…冷静に考えてみるとフィンランドに渡った今、実家に戻るのは1年のうち3-4日。その間思い出の品を見直す時間はほぼなし。実際に捨てないでほしいものはおろか何があるかすら浮かんできません。結局父には何も言い返すことも、○○は捨てないでとお願いすることもできず。
今まで生きてきた「証」のようなものを失う喪失感を感じると共に、これからつくりあげていく未来と、現在があればそれで十分なのかなという気も反面します。もちろん記憶の中にはたくさんの思い出は残っています。自分では思い入れが強過ぎて処分できないものも、一気に処分してもらえれば楽なのかもしれません。これからは過去のない女として生きてゆきます
こちらは友達と行ったヘルシンキの和食のレストラン。おいしかったです。これもいい思い出の一つです。(デジタルの写真は残しやすいですね。)
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
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よくも悪くも天気も気温もずーっと0度前後、そして晴れマークがこの10日間予報で全然ないのはちょっと残念なことです雪は時々降るようなので、道の溶け気味の雪に新雪が加わるので、それはありがたいです。雪が溶けて路面が凍結するのが一番危険ですからね。12月も暖冬でしたが、暖冬は少し続きそうです。
気付けばソチオリンピック、始まったのですね。基本的にほとんどテレビを見ないし、ここ数日仕事の後もバタバタしていたので、すっかり取り残された感じです。オリンピックの開会式って大抵週末にあるので、今日から始まるのかと思っていました。お隣ロシアでの開催なので、ご近所と言えばご近所なのですが、こちらでは日本ほど盛り上がっていないような気も若干します。でもきっとアイスホッケーの試合が始まったりしたら盛り上がることでしょう。
そんなソチオリンピックとは無関係に、今日はこちらの道事情についてです。日本にいる頃は横断歩道は信号とセットというのが割と当たり前でした。信号に従っていれば、何の判断も必要なく道を渡れていました。こちらに来て思ったのは信号が少ないということ。大きな道ではさすがに信号はありますが、街の中心部でさえあまり信号がなく、自分で判断しなければなりません。
残念ながらセイナヨキのドライバーは信号がないところではあまり止まってくれません。家人が運転している傾向を分析すると、基本は止まらない、なぜなら後続の車の流れを止めてしまうので。ふむー。そんなセイナヨキのドライバーに慣れてしまって、たまに他の街や国でドライバーが止まってくれるととても感動します。ただセイナヨキの人が血も涙もない訳ではなく、あまりにも信号がないので、いちいち止まっているときりがないからなのだと思います。私も運転するようになって、悪いなと思いながらも歩行者を待たせてしまうことがよくあります。止まる、止まらないはアイコンタクトがポイント、と家人に言われました。まだ今一つそのさじ加減がわからず、お互いに待ったり、先日はお互いに進んで危うくぶつかるところでした(そのとき自転車のブレーキがあまり利かないことに気づきました…早急に直さないとですね。)
そんなことはさておき、雪が積もってくるとこんな感じになります。タイヤの轍部分は除雪されているのですが、他の部分は微妙。最初はどこに横断歩道があるのかわからなかったのですが、のちに道路を見るのではなく赤丸の横断歩道の標識を確認すれば大丈夫ということを学習しました。
こちらも道路だけ見ると横断歩道があるんだかないんだか微妙ですが、標識がしっかり”渡っていいよ”と教えてくれていますね。
同様に日本でよく見かける道路に書かれた「止まれ」の文字。こちらでは見かけません。すべて標識です。フィンランド語だと長くなるから?ということではなく、冬になると雪で字が埋もれてしまうし、スノータイヤのため、摩擦ですぐに読めなくなってしまうのでは、というのが私の推測です。運転していて困るのは、雪が積もったときに時々白線が見えなくて、2車線なのか1車線なのかわからなくなるとき。タイヤの轍を見て、と言われるのですが、除雪車が来る前で、雪が積もりたてのときなどは正直いってどれが轍だなんかわかりません。ま、そういうときは周りに車はほとんどいないので、ここだけの話、結構自由に走ってます
最後にこちらも街の風景の一つ。除雪した雪はこんな感じで歩道の一角で山になっています。毎回除雪、お疲れ様です。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
こちらの歩行者用の信号、黄色から赤にびっくりするぐらいすぐ変わって危険。気を付けましょう、に
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冬(←だけ??)はついつい甘いものを食べてしまう季節ですが、昨日は家人が訪問先のパンの会社から袋いっぱいのお土産をいただいてきました。パンもいくつかあったのですが、多くは菓子パン。菓子パンと言っても一つ一つが大きくて横が15cmぐらい、縦が30cmぐらいで好きな量をナイフで切って食べるタイプのもの。嬉しい反面ちょっと怖いような。とりあえず一つだけ残して後は冷凍庫に。
日本では2月3日が節分で、恵方巻きが店頭に多く出回っていたのではないでしょうか。フィンランドも昨日、2月5日はRunebergというフィンランド国歌を作詞した詩人の誕生日で、国旗を揚げてお祝いしました。そしてこちらの店頭に並んだのはRunebergintorttuと(=ルーネベリタルト)いうお菓子。
(お皿大き過ぎですね…)
私はランチはチョコレートやパンでお馴染みのファッツェルのレストランを利用しているのですが、(興味のある方はこちらの記事をお読みください)そこで時々お持ち帰り可能なスイーツなどが売られているのです。ブログのネタにもなるし、と思って昨日買って帰りました♪
見た目は甘そうでしたが、想像していたより甘くはなかったです。(ああ、でもこちらにきて甘い味覚にかなり耐性ができたので、日本に住んでいる人にとっては甘いかもしれません)生地がしっとりして食べやすかったです。フィンランドでは(若干季節に偏りがありますが)、このように”この日にこのお菓子を食べる”という習慣がいくつかあります。そしてルーネベリタルトを皮切りに春ぐらいまでいくつかそういった習慣があります。日本だとお菓子ではなく七草粥とか恵方巻き、ちまきなど甘いものがあまりない印象がありますが、こちらは甘いものが断然多い印象です。
このルーネベリタルトに続いて今店頭でよく見かけるのがLaskiaispulla(=ラスキアイスプッラ)。これはイースターの7週間前に食べる、フィンランドの伝統的なお菓子です。これもブログネタで家人が買ってきてくれました。
イースターではMämmi(=マンミ)という黒いデザートが出回ります。形容詞に”黒い”をつけてしまったところで、私のテンション、伝わるでしょうか。きっとライ麦パンが好きな人はOKだと思うのですが、私はあまり好きではないので、”お店で買ってまでは食べない”カテゴリーに分類しています。マンミ自体は甘くないのですが(確か)、その上にクリームをかけていただきます。
出典:Wikipedia
メーデー(5月1日)にはシマという炭酸の入った飲み物を飲む習慣があります。これは飲み口もすっきりでおいしいのですが、少しアルコールが含まれているようで、私は注意が必要です。子どもも平気で飲んでいるんですけどね…
そして季節は飛び、クリスマス時期に食べられるJoulutorttu(=ヨウルトルットゥ)よろしければこちらの記事をお読みください。
これらが主なフィンランドで特別な日にちなんだお菓子です。
Webでフィンランドの食べ物を英訳した辞書を見つけました。レシピがあるときはリンクもありますし、一番右の欄には写真もあるので、フィンランド料理に興味のある方はこちらもどうぞ♪
http://www.saunalahti.fi/marian1/gourmet/gl_finn.htm#
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今朝も暖かく1度ですが相変わらずのどんよりのお天気です。今日はフィンランド国歌を作詞したルーネベリの誕生日で、祝日ではありませんが、国旗日です。オフィスの窓からフィンランド国旗がはためいているのが見えます。お天気だとより国旗が映えそうなのにちょっと残念です。せっかく暖かい日なので今日は久々に自転車で出勤しました。運動不足解消にもなっていいです。そして車の運転技術がない私にとっては、自転車は小回りがきくので案外お昼の行動範囲が広がります。駐車場の心配も要りませんしね♪
さて、一昨日の2月3日はフィンランドが生んだ偉大な建築家、アルヴァー・アールトの誕生日でした。それを記念して、彼の設計した市役所、図書館、劇場、教会などがあるここ、セイナヨキでもイベントが行われました。市街地から車で20分ほど離れた片田舎の小さな古い映画館で、アールトのドキュメントフィルムが4本上映されました。
こちらが映画館。看板もなく、慎み深いランプが入り口を照らし、レトロな感じで趣があります。
会場には少し不便な場所で行われたにも関わらず、100人ぐらいのアールトファン、また縁のある人達が集まりました。私も一度この映画館にウディ・アレンの映画を観に来たのですが、初日にも関わらず私達も入れてお客さんは6名だったことを思えばすごいことです。
ロビーにはアールトの設計図が何枚か展示されていました。またアールトが影響を受けたというチャールズ・チャップリンのモダンタイムズの映画のポスターも一緒に展示されていました。
イベントの前半は、アンッティ・アラネンさんという国立オーディオビジュアルインスティテュートの方が、アールトと映画のつながりについてプレゼンされました。アールトは1920年代に映画に興味を持ち始め、フィンランドの最初の映画団体のメンバーでもあったとのことです。
そして少し休憩をはさんで、4つのアールト関連の貴重なドキュメントフィルムが公開されました。地元の人達もこのフィルムにたくさん映っているので、知り合いの人が映っているかどうか楽しみにしてください、という粋なアナウンスも。
一つはラケウデンリスティ教会が作成したもので、ラケウデンリスティ教会が出来上がっていく様、視察しているアールトとエリサ夫妻の様子や、資金難のために多くの人達が協力して寄付金を集めたエピソードの紹介、そして華やかなオープニングセレモニーの様子、などがナレーション入りで紹介されていました。ほとんど平原だったこの地にどんどん見上げるほどの塔が高くなっていく様から、地元の人達の希望や興奮などを想像することは容易でした。
次は完全に記録フィルムで、音声もありませんでしたが、市庁舎の工事の様子が日付と共に淡々と記録されていました。ただただそれだけなのですが、一つ目の映画よりリアルな感じが伝わってきました。手を休めることなく働く現場の人々。昔なのでくわえタバコのおじさんなどもいました。また市庁舎にはセラミックの壁が多く使われているのですが、それを型にはめ込み、セメントを流し込んで生成し、それをクレーンで引っ張り上げる過程もおもしろかったです。出来上がった全体しか今まで見ていなかったのですが、こういう一つ一つの積み重ねを見ると建物の重みがさらに増します。
三つ目は国立オーディオビジュアルインスティテュート所有の1962年のヴェイッコ・ライハネンのショートドキュメント。セイナヨキ以外の他にアールトが手がけた作品も含まれていました。ここではアールトのスピーチや、同僚達に指示している映像も残っていました。今まで本や写真でしか見たことのなかったアールト。初めて聞く声、歩く姿、案外背が高くなく、2番目の奥さんのエリサさんとの話す雰囲気など。本を読んで自分の想像を積み上げていくのもいいのですが、こうやってリアルな映像を見るのはまた違った知覚を刺激してくれます。
四つ目は外務省が1972年に作ったものでした。3本目と同じくアールトの作品や、ユヴァスキュラでのサマーコテージの様子などが紹介されていましたが、あのー、本音を言いますとですね、当時の流行だったのかもしれませんがBGMが現代音楽。延々と。これは本当に制作者の意図と作曲者の意図を疑わざるを得ませんでした。せっかくの美しいアールトの建築も音楽で台無しになってしまった感があります。実際今思い出そうとしても、不快な金属音が邪魔してうまく思い出せないぐらい。このフィルムの後に、セイナヨキ出身のアールトの本を何冊か執筆しているマルクス・アールトネンさんも自らBGMの問題点を指摘していました。BGMをスウィングジャズやマイルス・デービスに変えたらとてもマッチしたそうです。私もそう思います。
それはさておき、セイナヨキでもアルヴァー・アールトに関するこういったイベントが少しずつ増えていけばいいなと願っています。またそういったイベントに参加後はまたこちらのブログでも紹介しますね。
先日もアップしましたが、ラケウデンリスティの時計塔。戦後間もなく多くの人達の力で、多くの人達の希望を受けて建てられたこの建物、今でも市民の誇りです。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
あのBGM、出来上がりを聞いて発注者もギョッとしたに違いない、に
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今日も昨日と同様暖かく1度。少し積もった雪も、車道の雪はすぐに除雪されるので少し溶けかかっています。
いきなり本題ですが、ユーロビジョンって聞いたこと、ありますか。私はこちらにきて最初は「何、それ?」という感じでした。まあユーロ圏に住んでいない人にとってはあまりなじみはないのですが、簡単にいうと毎年主にヨーロッパ各国の代表が集まってベストシンガーを選ぶ大きなイベントです。1956年から始まり、視聴者が1億人とも6億人とも言われると聞くと、そのすごさがわかります。ウィキペディア(日本語)はこちらです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88
ちょっとびっくりしたのがこの記載。
出典:http://ja.wikipedia.org/大会呼称に「ユーロ」とあるが、地理的にヨーロッパにあることは大会参加の要件ではなく、また欧州連合とも関係はない。このため、地理的にヨーロッパにない国も実際に大会に参加しており、西アジアのイスラエル、キプロス、アルメニアがそれぞれ1973年大会、1981年大会、2004年大会から、北アフリカのモロッコが1980年大会に参加している。加えて、1975年大会から参加のトルコ、1994年大会から参加のロシア、2007年大会から参加のグルジア、2008年大会から参加のアゼルバイジャンといった、複数の大州にまたがった国も大会に参加している
え…ヨーロッパでない国からも参加可能とは
ユーロビジョンから輩出された有名アーティストにはこんな名前もありました。セリーヌ・ディオンはフランス系カナダ人だったはず…。スイス枠で出場したのですね。
出典:http://en.wikipedia.org/There have been a number of Eurovision artists and groups whose careers were directly launched into the spotlight following their win. Notable examples were ABBA, who won the contest for Sweden in 1974 with their song "Waterloo", and went on to become one of the most successful bands of all time, and the French Canadian singer, Céline Dion, who won the contest for Switzerland in 1988 with the song "Ne partez pas sans moi", which subsequently helped launch her international career.
フィンランド語のWikipediaによると、ロシアのt.A.T.u.も2003年に3位に入った実績を持っているそうです。
今年のユーロビジョンは5月にコペンハーゲンで行われますが、フィンランドの最終選考が先週の土曜日に行われました。ここで選ばれたのが、セイナヨキの高校生バンドSoftengineです。
バンドはボーカル、キーボード、ベース、ギター、ドラムの5人。平均年齢は18歳。先月には無事Sony musicとCD発売の契約がなされたそうです。
最終選考会場のエスポーには、セイナヨキからバンドメンバーの友達、親類縁者、ご近所さん総勢80名が2台のバスで応援にかけつけたそうです。応援にかけつけた甲斐あってよかったです。バスの御一行様の名前にはもちろん”Softengine"。帰りは深夜になったそうですが、たいそう盛り上がったとのこと。特に若者バスが
そして気になる動画はこちら♪爽やか好青年系です。
コメントを見ると、他の国からも応援メッセージ。他人事ながら嬉しいものです。
地方に住んでいると、こういう大きな大会で優勝すると地元民の感慨もひとしおです。その昔、ミス・ユニバースの代表に大学の3つ上の先輩が選ばれたときの感じに似ているかも、とふと思い出しました。地方だって捨てたもんじゃないぞ、的な感覚です。地元の新聞の日曜日の1面は当然このニュースでした。
ユーロビジョンで優勝回数が最多の国は7回でアイルランド、続いてフランス、ルクセンブルグ(!)、イギリス、スウェーデンの5回。フィンランドは2006年の1度きり。開催地は前年度の優勝者が出た国で行われます。今年はコペンハーゲンなので、去年の優勝者はデンマークから出たということですね。最近は北欧が強いような気がするのはひいきめでしょうかね。是非セイナヨキ発でヨーロッパのひのき舞台で悔いのない演奏をしてもらいたいです。
最後に先日撮った朝の風景。空気が澄み渡っています。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
もし北アフリカのモロッコの代表が優勝したら会場騒然?に
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今朝はとうとうプラスの気温になりました。+1度です。あの-18度の寒さとはしばしさよならです。そういえば2月になりましたね。(3日目ですが)フィンランド語では2月はhelmikuu(=ヘルミクー)といいます。ヘルミは日本語で真珠です。積もった雪がキラキラ真珠のように光るからだそうです。その由来の通り、昨夜も水分を含んだ雪が結構降っていたので、今朝はしっとりした雪が積もっていました。
さて、今日の話題はお寿司です。フィンランドでお寿司の具材は簡単に手に入るでしょうか?
答えは「はい!」です。
お米はお粥用のお米(Purroriisi)が日本のお米にかなり似ています。お粥はフィンランドでも一般的なので、どこのスーパーでも簡単に入手できます。そして気になる海苔、お酢(ミツカンもあり)、巻き簾、しょうゆ(キッコーマンあり)、しょうがなどはフィンランドの大きなスーパー(City MarketやPrisma等)でしょうゆなどを売っているコーナーの近くやアジア食品のコーナーで売られています。Blue DragonやYutakaというブランドがこういったお寿司関連の食材に強いです。ついでにゴマも普通にSeesamiとして売られているので、炒って使うこともあります。
家では気が向いたら巻き寿司、家人の気合の入っているときと、友達を招待するときはそれにサーモンの握り寿司とカリフォルニアロールが加わります。友達を招待するときはいつもワンパターンのお寿司ばかりなのでどうかと思うのですが、ウケもいいですし、準備も慣れているし、メニューもお寿司だけで豪華に見えるのでよしとしています。
こちらはサーモンの握りとカリフォルニアロール。サーモンは大きな切り身を買ってきて、シャリに合うように切っていきます(私じゃないですが。私はサーモンに隠れるシャリを握る係です。)カリフォルニアロールも緻密な作業が必要なので私は担当外ですあ、ゴマを炒ったのは私です!中身はアボガドを入れてます。
こちらは巻き寿司と、今回家人の創作寿司、シャリの上にキュウリと高野豆腐乗せ。(←ちょっとこれは今一つでしたが、余ったものを利用したということで今回特別です。)巻き寿司の中身はシーチキンのマヨネーズ和えとキュウリ、もう一つは鶏肉をテリヤキソースに絡めたものとサラダ菜、卵焼きです。
右側はちょっと燻製の生魚がスライスされたもの。
そしてこちらは同じくスライスされて売られていたgraavisuolattu siika(siika=白身魚)という塩味のついた白身魚を握りにしたもの。こちらは燻製のものより好評でお寿司に合ってました。
ちなみにこのお皿、ガラス製なのですが、手作りのものをいただきました。この赤い菱形は、セイナヨキのあるエテラポフヤンマー地方のロゴで、この模様のグッズを時々見かけます。セーターだったり、トランプだったり、カードだったり。
お寿司の中身も、時々新しいチャレンジをしていますが、あまりしっくりくるものがなく、定番のパターンに落ち着いています。今回はキウイを細長く切って入れました。私的にはちょっと甘い気がしましたが、割と好評でした。あまり好評でなかったのは、瓶詰めのアスパラガス、豆腐ソーセージ(←製品自体に問題あり)、そして今回ナッキというウィンナーソーセージみたいなのを入れてみました。私はOKだったのですが、他評は、”悪くはないが、フィンランド人にとってあまりにも普通過ぎる”のだそうです。この辺の微妙な違いは、ちょっとワカリマセン。
実は個人的に魚が苦手で日本ではお寿司をほとんど食べることがなかったのですが、こちらのサーモンはあまり魚臭くなくて私も食べられます。他のフィンランド人の友達も、最初は敬遠していたのですが、試しに一つ食べたら案外大丈夫だったという人も何人か。概ね好評です。
油分やクリームなどのカロリーの高いものは使っていないですし、巻き寿司だけならご飯を炊く時間を入れて1時間ぐらいでできるので、気が向いたら普通の日でも作っています。
以前女性が15人ぐらい集まるパーティーで皆でお寿司を作るからと招待されたことがありました。皆でわいわい言いながら巻き寿司や他にもお味噌汁やみたらし団子などを作って楽しかったです。生の人参を入れていたのにはちょっとびっくりしましたが
こうやってお寿司をきっかけにヘルシーな和食に多くのフィンランド人も興味を持ってくれたらと思います。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
寿司飯を冷ますのに、ロシア人のクラスメートは冬はテラスで冷ますと言ってました。邪道か正道かよくわかりませんが、なるほどね!に
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今朝起きたら久々に雪が積もっていました。気温も日が暮れているにも関わらず-6度。昨日韓国の友達とチャットをしたら-6度と言っていたので同じ気温ということですね。これから数日は-5度以上の暖かい天気が続きそうです。寒さが緩んだのでもう少し雪も積もりそうです。
最近出張ばかりの家人。先日はたまたま宿泊したのがアルヴァ・アールトが設計した建物だったそうです。ゲストハウス、テラスハウス、サウナ、そしてタイプハウス(現在は個人所有)がアールト設計とのことです。
http://www.eura.fi/ruukinpuisto/accommodationEN.html
サウナハウスの写真が載っているページがありました。サウナといえばサウナなのですが、自然光が入っているのがやはり特徴でしょうか。
http://www.jokisauna.com/6.html
肝心のゲストハウスの写真、撮ってきてもらいましたちょっと森の中の一軒家ぽくって雰囲気ありますね。
こちらがリビングルーム。ガラスのテーブル、素敵ですね。椅子も座り心地がよさそうです。
そしておなじみのペンダントライトです♪
こちらは部屋にあったナイトスタンド。
こちらもこじんまりとしていますが、心地よさそうな空間。木のぬくもりが伝わって来そうですね。
気になる場所はこちらです。車で行った方がよさそうですが、大きなサウナもありますし、ガイドツアーもありますし、グループでアールト設計のゲストハウスに宿泊しても楽しそうです。
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今年の夏の間は改修工事があるようなので、それが終わった頃、私も実際に行ってみようと思っています。フィンランドに住んでいると、意外なところでアールト建築の建物に出会えるのは嬉しいことです。
おまけの写真は知る人ぞ知る、今では貴重なマリメッコのマグカップ。客先で使っているのを写真に撮らせてもらったそうです。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
ナイトスタンドもアールト作品かどうか、ちょっと微妙、に
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