2013-12-20 Fri
Moi!今日はあいにく朝から雨です。昨日の夕方少し雪が降ったのですが、その後気温が上がり雨に変わったようで、どんどん雪が溶けています。この調子だとブラッククリスマス?雨が降るのはよいとしても、その後雨が上がり0度前後の気温になるとまた道がスケートリンク状態。それがちょっと恐怖です。こういう状態は春先にあるのですが、12月下旬にあるというのは今年の冬が暖かいことをよく表しています。
ところで今日は寝室のセントラルヒーティングの調子が悪いので、メンテナンスの人に来てもらう日でした。時間は未定ですが、”今日”来てくれると聞いていました。朝食を食べ終えて、まさか8時きっかりには来ないにしても、何となく虫の知らせを感じ、ベッドメーキングを早めにしておきました。
ピンポーン。え?(ベッドメーキングも直前に終えているし♪)別にいいんですけど、ちょっと早過ぎでは??メンテの人が来たのは7時半でした。いやー、いろんなところでびっくりさせられるフィンランドのサービスです。今まで約束の日、微妙に外出もできず一日待って結局来なかったというパターンは何度か経験したのですが、朝7時半訪問は最速でした。彼らは一体何時から働いているのでしょうか、働き者です。そしてきちんとすぐに直してもらえ(←部品などが足りなくてその日に直らないこともしばしば)、一日彼らがいつ来るか気にすることなく過ごせます。
さて今週半ばから一気にクリスマスカードが届き始めました。
フィンランドでもクリスマスカードを送り合う習慣があります。フィンランド語の授業を受けていたときに、先生が誇らしげに”フィンランドでは全体で4000万枚ものクリスマスカードを送る習慣があります”と言っていました。一人頭で割ると7.4枚。そのとき、日本の年賀状はそんなの比ではないと言いたかったのですが、一体何枚出しているのか皆目見当がつかなかった上、反論できるほどのフィン語力もなかったため、ぐっとこらえました。今Wikipediaで調べると昨年の年賀状の発行数は36.7億枚だそうです。一人頭で割ると28.8枚。それでもPCや携帯で挨拶を済ませる人が多くなっているから昔よりずっと減ってきているのでしょうね。
日本に帰国したときにTVのCMで見たのですが、最近はスマホから年賀状も作れるサービスができたのですね。例えば電車の中でも年賀状の準備ができますよ、という狙いでしょうか。手書き部分のないハガキは、どことなく無味乾燥な気もしますが、これも時代の流れなのでしょうね。
日本の年賀状はお年玉つきというのが一種の売りですよね。こちらではそういうサービスはありませんが、早期発送すれば送料が割引という嬉しいサービスがあります。今年もどうにか
今日はフィンランドのカード事情を少しご紹介します。
①フィンランドのカードはハガキが主流。
こちらに来て思ったのはカード類が高いのです。とてもシンプルなデザインのカードなのに4ユーロとか5ユーロとかしていたと思います。その影響もあるのでしょうか、ハガキタイプが主流です。今年はTiimariというフィンランド各地にある雑貨屋さんでお世話になりました。というのも哀しいことにTiimariは来年の2月頭をもって倒産のため、全店閉鎖になるのです。ということで現在閉店セールが実施されています。最初はクリスマスカードは10枚で1ユーロ!という破格の安さ。しかもレジでは行列のため、何枚選んだかはお客さんの自己申請に基づいて精算。さらに今週もう一度行ったら今度は20枚で1ユーロでした。ええ、当然来年に備えて購入しました。いいデザインはあまり残っていなかったので、気に入ったデザインを20枚オトナ買い。ラッキーでした
②PCにハガキサイズの設定はなし。
これは結婚式の招待状を作成しているときに気づいたのですが、こちらのPCの用紙設定にハガキサイズの設定はありません。逆にいうと、ハガキに印刷する需要がないからそういう設定もないということですね。もしかしたら日本風に自分オリジナルのカードを作って印刷すると好評かもしれませんね。私のPCは日本で購入したものなので、ハガキサイズで作成できるし♪ちなみに写真をハガキにして送ってくれる人は何人かいます。やはり子どもの写真が多いです。
③差出人住所省略。
こちらのカードにはほとんど差出人の住所は書かれていません。(←次の年にカードを書くときにちょっと不便)しかも差出人も名前の羅列のみで苗字省略が主流。なぜ苗字を省略か、私が推測するには、夫婦で姓が違う人が多いからかなと。私もそうなのですが、結婚後の名字は”旧姓-(ハイフン)相手の苗字”です。例えばこのパターンだと、旧姓が鈴木で結婚する人の苗字がAhonenだとすると、Suzuki-Ahonenになります。奥さんが別姓のままで夫婦別姓の人もいますしね。住所を省略するのは、うーむ、文化の違い?ですかね。
④文面もシンプル
いただいたカード、そして私が出したカードもほとんどMerry Christmas and a Happy New Yearと名前以外、コメントはなし。なので日本で年賀状を何枚も書いていたことを思えば、こちらのクリスマスカードは何てことないのです。
⑤E-カードも増加中
今年いただいたのは、”クリスマスカードに費やすお金は寄付することにしました。代わりにこのカードを送ります。”というもの。家人も取引先のお客様にはE-カードを送ることにしたようです。
⑥手作りカード派も!
私の場合、お店で買ったカードに相手の方の住所と、自分達の名前を書いただけのカードを送りましたが、中にはとても素敵な手作りカードも届きます。
こちらのカード、まず背景の紙を貼り、その上に木の描かれた紙を貼り、スタンプも実は丸く切り抜かれていて上から貼られています。さらに雪のような小さなパール、そしてリボンをボタンで留めていますが、この器用さとセンスの良さにはとても感動しました。
ところで今ちょうど、NewsCafe様による配信がありました。
オリジナル記事はこちら。
Infoseekの配信記事はこちらです。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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