今朝は0度。昨日に引き続き快晴無風のキリッとする気持いい朝でした。そして水たまりの水は凍り、屋根も地表も霜に覆われ、雪とは少し違う銀世界が楽しめました。
今朝少しショックなことが…。それは昨晩オーロラがセイナヨキでも見えたらしいのです。確かに昨日は快晴で気温も冷え込んだのでもしかして…とちらっと思ったのですが、オーロラが出ていたときには既に寝ていました通常はセイナヨキで見えるのは珍しいらしいのですが、今年は8月の末に続き2回目の目撃情報。これからまた期待できそうです。
さて、昨日と一昨日はご縁があり、高齢者介護施設を見学したり、担当者の方からお話を聞くチャンスに恵まれました。日本ではまだそのような施設に行くチャンスがなかったので、比較することができませんが、少し紹介しますね。
訪問したところはセイナヨキ市の中心から車で約30分離れたところにある、セイナヨキ市の施設であるKoivukaari(=コイヴカーリ)ケアセンターです。
こちらには大きく分けて2種類の患者さんが入所しています。まず長期入所者で重度の認知症の方が入所されています。もう1種類は短期滞在の患者さんで、こちらは軽症の認知症の方で、通常は自分の家に住んでいるのですが、介護者の負担軽減などのために1-2週間滞在する方です。
廊下はこのような感じで木のモチーフがアクセントになり、温かな雰囲気を演出しています。
手すりはこのような感じになっています。さすがデザイン大国、おしゃれです。
こちらはランチビュッフェのレストラン。職員の方はもちろんですが、一般の方も自由に入れます。料理もヘルシーでおいしかったです。
こちらはレストランの隣にあるホールです。外部貸し出しもしているそうで、こちらで入所者の誕生日パーティーをしたり、またこの地域の住民の方もパーティーや催し物をするのに使ったりするのだそうです。
続いてこちらは入所者の方共有の憩いの場です。訪問したときはちょうど朝食が終わって入所者の方々が部屋でくつろいでいるときだったので、誰もいらっしゃらなかったのですが、日当たりもよく、開放的な空間でした。そしてここにもロッキングチェアーが。(気になる方はこちらをお読みください。)
施設には各部屋にシャワーとトイレがついていますが、公共のサウナ、そしてプールもありました。少しわかりづらいのですが、高齢者向けなので水深は浅いものです。
また部屋は個室と、夫婦で入居できる大きめの部屋の2種類がありました。一室には二人の女性がいたので、親類なのかと聞いたところ、旦那さんの妹さんと、奥さんで、ずっと家族ぐるみのお付き合いをしてきた二人とのことでした。
多くの入所者の方々は異国出身の訪問者を温かく出迎えてくださり、握手した手をずっと握り続けてくださる方もいらっしゃいました。
職員の方々も、入所者の方がより快適に過ごせるように努力されていることも、お話からひしひしと伝わってきました。そういった職員の方々の愛情が入居者の方々の笑顔に結びついているのだろうと思いました。
こちらは認知症高齢者の方々が入居しているアパート。このアパートの共有スペースでは多くの方が集まることができ、そこではお昼を食べたり、お茶したり、また記憶障害を低減するためにゲームをしたり、体を動かすプログラムを実施したりしているそうです。一番人気のゲームはビンゴ。集中力や視力、聴力も使い、頭の体操にもなっていいのだそうです。アクティビティーには入居者の方だけではなく、地域に住む高齢者の方も参加するそうです。このような認知高齢者用のアパートのもう一つのメリットは、訪問介護の方が効率的に回れること。効率的に回れれば、移動時間を介護の時間に充てられますよね。また緊急のときもすぐにかけつけることができます。今はさすがに寒いので、庭でくつろいでいる方はいませんでしたが、夏の間はきっと多くの人がくつろいでいたのでしょうね。
初めての分野での経験、これもフィンランドに来たから経験できたことかもしれません。フィンランドも日本同様高齢化社会が進んできているので、こういった施設やシステムの方針の見直しなどがされているところです。今後はニュースなどもアンテナを高くして情報を得ていきたいと思いました。(そ、その前にフィンランド語…)
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
男性訪問者がたくさん来ないかしら、と積極的に待っているおばあさま、とてもチャーミングでした、に
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今朝は9時の時点で10度もありました。初雪が降った頃の寒さを少し忘れてます。昨日の天気予報ではフィンランド全体で雨が降ると聞いていたのですが、家を出る頃には雨も止みました。ただ空はすぐに変わり、青空がのぞいたり曇り空になったりで不安定なお天気のようです。
さて、 昨日のニュースで暗い季節をどのように乗り切るかというのがありました。(英語)
http://yle.fi/uutiset/how_to_make_it_through_the_dark_season/6903458
その中にSAD(季節性情動障害)のいくつかの兆候が記載されていたので抜粋しますね。
- About 85 percent of Finns over 30 say changing seasons affect their moods and behaviour, according to the Finnish Institute of Occupational Health.
- Half of these suffer from SAD symptoms, and about 1 percent of Finns suffer from a more serious seasonal depression.
- The symptoms usually emerge in October, and peak between November and January. Towards spring symptoms decrease, until disappearing in the summer.
- The further north, the more common shorter sleeping hours are. Other SAD symptoms are equally prevalent across the country.
抄訳すると、
- フィンランドの産業保健機関によると30歳以上のフィンランド人の約85%が、季節の変わり目に気分や行動に影響が出る。
- このうち半分が季節性情動障害であり、フィンランド人の約1%が重症の季節性情動障害である。
- 兆候は普通10月に現れ、11月から1月にピークとなる。春に向けてこの兆候は減少し、夏にはこの兆候はなくなる。
- 北に行くほど睡眠時間が少なくなるのがより一般的。他の季節性情動障害の兆候に地域差はない。
そうですね、このニュースに書かれているように、人工でもいいから明るいライトの光を浴び、週に3回運動し、食事は根菜類を中心とした野菜や果物、ベリー類を摂り、しっかり眠り、公私のバランスを取ればいいのですね。…って実際自信があるのは睡眠だけこれは頼まれなくてもきっちり実現する自信はあります!一方、この寒いのに、しかも気持が沈みがちなのに週に3回運動なんて無理だし…。
この記事には書かれていないのですが、ビタミンDも日照不足を解消するといわれています。また個人的にはサプリ類はあまり好きではなく、敢えて飲まないようにしていたのですが、意を決して先日から飲み始めました。さて、効果はいかに?
さてこちらはスーパーのサプリメントのコーナー。
そして見つけたのはこちら。ムーミンのビタミンD、キシリトール入りです。さすがフィンランド!
ついでにオメガ3も!ムーミン一家、なぜ旅に出ているのか…?
実は
最後に、火曜と水曜は仕事の関係でもしかしたらブログのアップできないかもしれません。ま、そんなこと、別に関係ないですよね。いずれにせよ皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
フィンランドのムーミンのアニメのテーマソング、結構衝撃でした、に
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夏時間が終わり、今日から冬時間。1時間時計を早めるので、ゆっくり起きてもそんなに遅くなく、ちょっと得した気分です。それはいいのですが、昔から腕時計に弱く、いろいろな種類のを買い集めていたら今では10個近くあり、この時期になると地道に全部時間を変えなければならないのが難ですなんせ、半年に1回ですからね~。
昨日は終日雨が降っていて暗いお天気でしたが、今日は晴れ。気温も10度近くまで上がります。やはり太陽があると体も暖まりますね。気持も晴れているのと晴れていないのでは、結構左右されているのに気づかされます。
金曜日は珍しく日本に関する活動が重なった日でした。午前中は図書館に。毎月子ども向けにいろいろな国をテーマにその国のおとぎ話を読み聞かせなどをするのですが、今月のテーマは日本。なんと図書館には日本語が堪能な職員の方がいて、その方のお招きで私も少しお手伝いさせていただきました。これに関してはまた後日。
今日は金曜の夕方に行われたお琴とバイオリンのコンサートについてです。Minni Ilmonen(=ミンニ・イルモネン)というフィンランド人の琴奏者がLakeuden Risti教会でミニコンサートを開いたので、行ってみました。彼女はフィンランド中西部、Etelä-Pohjanmaa県出身で、シベリウスアカデミーという、フィンランドの最高峰の音大の出身。日本でお琴も習った経験があるそうです。彼女のコンサートは私にとって3回目でしたが、今回はバイオリン7曲とお琴の曲が3曲という構成でした。バイオリンも弾けるとは知らなかったです。
久々の教会の中はこんな感じです。
まずはお琴のそばに立ってバイオリンと歌を披露してくれました。すべて自作の曲とのこと。曲調はフィンランドの伝統楽器のカンテレにも似た感じで、不思議な雰囲気を醸し出しています。カンテレに関しては以前のブログで少し触れています。興味がある方はこちらからどうぞ。
そしてお琴の演奏です。大理石の階段、薄い敷物の上に正座してましたが、寒くないのかな~と要らない心配をしてしまいました。やはり椅子に腰かけるよりも正座の方が集中して演奏できるのでしょうね。
実は十字架が後ろに大きくそびえ立っています。
最後の曲は、現代音楽っぽく、お琴をシロフォンのようにばちのようなもので優しく叩いていました。不思議にその音は優しく、また美しかったです。
コンサートの最後には、質問タイム&お琴を自由に触ってもらう時間を設けてくれました。そして一人の観客の女性がとてもきれいな音を奏でていました。カンテレと基本が同じなのでしょうか。そんなに簡単に弾けるもとは思っていませんでした。
コンサートが終わり、せっかくなので教会のランプをパチリ。自然光で見るのもいいのですが、こうやって外が暗い時期にこの柔らかな光を見ると落ち着きます。
こちらはランプとパイプオルガン。このパイプオルガンもアルヴァー・アアルトによるデザインなのです。(ランプもですよ♪)
このようにアルヴァー・アアルトデザインの教会で、日本からやってきたお琴のコンサートを聴くことができるというのは、実はとてもありがたい経験ですよね。また地元の人達もこうやって日本の伝統的な楽器に興味を持ってくれているのも嬉しい限りです。
ということで、皆様、よい一日をお過ごしください。
お琴の持ち運びは大変そう、に
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今週末でサマータイム(←サマータイムって…)も終わりですが、日の出が8時42分、日の入りは17時41分。すっかり日が短くなりましたが、まだまだこれは冬至まで続きます。(きりっ)朝のうちは曇りですが、お昼から晴れて気温も7度まで上がります。
今日のBGMはこちら。冬になると聴きたくなる一曲です。原曲もいいのですが、この方(Youtubeで初めて知ったのですが)のも迫力ありますね。
さて、昨日は英語で行われるヨガレッスンに参加してきました。こちらにはKansalaisopisto(=市民の学びの場≒コミュニティーセンター)があり、とてもリーズナブルな価格で様々なコースを受講することができます。ちなみに私の参加したヨガは新しいコースで、10月から3月まで毎週1.5時間。通常価格は35ユーロですが、このコース、教育省から援助の認可が下りたおかげで、移民者(Maahanmuuttaja)、無職の人、退職者はなんとたったの10ユーロなのです。ありがたいことです。
さてそのKansalaisopistoにはどのようなコースがあるかといいますと…
芸術教育、オープンカレッジ、語学、手芸、文学、音楽、絵画、PC、エクササイズ&ダンス、健康&栄養、社会と11のカテゴリーに分かれています。
私はこちらに来た時にお世話になったのが、語学のフィンランド語のコースです。ここでは英語で説明してくれたので、基本が理解できてよかったです。(ちなみにその後通ったフィンランド語の集中コースは毎日6時間フィンランド語オンリーの授業で、最初はちんぷんかんぷんで半泣きでした。)しかも無職であれば受講料が無料にもなります。そして語学コースはフィンランド語、スウェーデン語(←フィンランドの公用語ですからね)、英語、ドイツ語(←フィンランドでは結構人気です)、フランス語、ロシア語、スペイン語、イタリア語。これらはコースも充実しています。他の語学コースは日本語(!)、エストニア語、ポルトガル語、中国語、ギリシャ語、スワヒリ語、ルーマニア語、ラテン語など。日本語のコースには最初の頃見学させてもらったのですが、アニメやゲーム好きの若者や、柔道、空手、合気道などから興味を持った人、また日本への留学を控えて熱心に勉強していた高校生もいました。
今回のヨガはエクササイズ&ダンスのカテゴリーですが、こちらもヨガやピラティスもコースが多く人気があります。去年はピラティスに参加しようと思い、登録解禁の瞬間を秒読みで待っていたのですが、クリックしたときにはもう満杯になったのには驚きました。結局希望者を集めて別のコースができ、そちらに参加することができました。ちょっとヨガのコース、いくつあるか数えてみたら年間で39コースもありました!中には最初の3ヵ月で初級コース、次の3ヶ月で中級コースという分かれ方もあるのですが、それにしても充実していますよね。
個人的見解ですが、フィンランドでは手工芸も盛んです。編み物をする人は多いですね。やはり長い夜を過ごすのにちょうどいいのでしょう。そして以前家人の親類の家を訪ねたときに、立派な”おじいさんの古時計”のような時計がありました。そしてそれは手作りで、装飾も自分でやったものだと聞き、驚きました。そのときに、”男性は40歳を過ぎるとKasalaisopistoに行って、この時計を作るコースに参加するものなんだよ。”と教えてもらいました。半分冗談としても、そんな人も少なからずいるからコースがあるのでしょうね。
このKansalaisopisto、安さも魅力ですが、時間も魅力です。日中のコースもありますが、夕方のコースも充実しています。昨日のヨガも17時半始まりなので、仕事が16時に終わって帰宅し、
受講期間はフィンランドらしく、9月始まり。(←学校もそうですからね。)そして大体のコースは春(4月頃)に終了。そして日の長い夏の間は勉強も趣味のことも忘れて夏を満喫!というパターンです。ちなみに学校の秋休みとスキー休暇の期間はKansalaisopistoもしっかりお休みです。
最後に、本文とは無関係ですが、昨日帰り道に見かけたキノコの写真を。大量!
ということで皆様、よい週末をお過ごしください。Hyvää viikonloppua!
ヨガの時、体を屈伸して足の指先につけるとき、足が短くてラッキー、に
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今朝は9時の時点で9度もありました。小雨が断続的に降っていて空はどんよりですが、手袋もニット帽(=ピポ)なしでも余裕の暖かさでした。この暖かさ、週末まで続くみたいです。少し冷え込んだ寒さも少しお休みです。ほっ。
さて、今日のBGMはこちらです。
昨日はこちらに在住の外国人女性の集まりがあったので参加してみました。フィンランド語では、フィンランドに移住した外国人のことをMaahanmuuttaja(=マーハンムーッタヤ)と呼んでいます。日本語の移民者と同じ意味です。でも個人的に”移民”というと少し大げさな感じがしますが、こちらは外国人(=Ulkomaalainen)という言葉よりMaahanmuuttajaという言葉をよく聞きます。思うに、留学などの一時滞在をしている外国人と移住してきた外国人と分けて考えるケースが多いからかなと思います。外の国の人、と言われるより、移住してきた人、と言われた方が疎外感が少ない気もします。
日本に住んでいる頃はあまり移民者と接する機会も少なかったのですが、今は私が当事者なので当然そのチャンスも増えました。特にフィンランド語のクラスは当然ながら全員が移民者。クラスによって構成はがらりと変わりますが、私がいたクラスはロシア語を話すクラスメートが半分以上いました。内訳はロシア、エストニア、ラトビア、ウクライナ、セルヴィアなど。その他のヨーロッパからはドイツ、ルーマニア、微妙なトルコ(アジア?)、そしてアジアからはタイ、ミャンマー、そして私という構成でした。アフリカおよびアメリカ大陸(←こちらは珍しい)からの移民者はいませんでした。
2007年のデータによるとフィンランドへの移民者は、多い順にロシア、エストニア、スウェーデン、ソマリア、イラク…と続きます。アジアでは一番多いのが中国、タイ、ベトナムという順になります。ロシア、エストニア、スウェーデンはお隣の国なのでなるほどうなずけます。また移民の中でもフィンランドでは難民(フィンランド語ではPakolainen、余儀なく来た人というニュアンスです)を受け入れているため、ソマリア、イラクからの移民者も多いのです。セイナヨキはミャンマーは数年に渡り、また例えば昨年はコンゴからの難民(難民という言葉よりPakolainenという言葉の方がいいですね)を受け入れています。
そんな中、昨日は約50名の移民女性が集まりました。大きく分けてロシアグループ、アジアグループ(タイ+ミャンマー)、その他という構成でした。
そんな中で昨日初めてブータン人の女性に会いました。ブータンは国民が幸せと感じている割合が高い国ということは知っていたので、とても興味深かったです。
ブータンの国民総幸福量については、よろしければこちらをご覧ください。
たった一人の人を国の全体として捉えるのは危ないことですが、彼女は初対面だったにも関わらず人懐こい笑顔で話しかけてくれました。今はコックになる勉強のため、フィンランド人の旦那さんと離れて暮らしているのだそうです。とにかく裏表がなく、ポジティブで人間力のある人でした。そんなフレンドリーな彼女、昨日の集まりの主要メンバーの一人でもあったのですが、他のメンバーの無茶ぶりにも関わらず、堂々と一曲皆の前で披露。(しかも踊りつき♪)集まりを盛り上げてくれたチャーミングな女性でした。
アジアの一国に住んでいながら、ミャンマー、ブータン、ネパール出身の人にフィンランドで初めて会うことができました。もちろんヨーロッパやアフリカの人達も。こちらでフィンランド人のネットワークももちろんですが、移民者とのネットワークも少しずつ築いていきたいと思った夜でした。
最後に今朝撮ったアルヴァー・アアルト設計の劇場の写真。辺りが暗いですよね。9時前です。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
マーハンムーッタヤはいい言葉ですが、長い!に
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今朝は予想通り7度。昨日の寒さを思うと”とても暖かい”朝でした。人間の適応力ってすごいなといつも感心させられます。昨夜はみぞれが降り、庭も真っ白になっていたのですが、今朝は暖かい雨のおかげですっかり溶けていました。普段なら雨は憂鬱なのですが、今日は気温が10度近くまで上がるので気持は上向きです♪久々にスカートもはいてみました。日本から持ってきたショートブーツも。段々使うチャンスがなくなってきますからね~。
さて、今日の話題は去年まで通っていたフィンランド語のクラスの話です。
フィンランド語で”ごめんなさい。”は一般的には”Anteeksi(=アンテークシ)”を使います。英語でいうところの”Excuse me"に近いニュアンスです。いろいろな変化球もありますが、語彙が少ない私はすべてこれで通してます。
英語の”I am sorry."にあたるフィンランド語は”Minä olen pahoillani.(=ミナ オレン パホイッラニ)”授業中にクラスメートが間違って”Minä olen paholainen.”(=ミナ オレン パホライネン)と言ってしまったのです。先日のブログでもフィンランド語はNenがたくさん使われていると紹介しました(リンクはこちら)。実際名詞の後にlainenを加えると形容詞になるパターンもたくさんあるのです。
文法の話はさておき、”Minä olen paholainen.”を日本語に訳すと”私は悪魔です。”
謝る代わりに”私は悪魔です。”と生徒に開き直られた先生…。しばらく笑いを止めることができませんでした。こういった間違いを笑うのは失礼なのですが、これはクラス中笑いの渦。間違えたクラスメートも笑ってました。
そういう私も過去形の勉強のときに、宿題で過去形を使った文をいくつか書くように言われました。で作ったのがこれ。
Minä tapain ystäväni eilen. 私は昨日友達を殺しました。
※”Minä tapoin ystäväni.”と書けば完璧に殺しの告白になるんですけどね。
いやいやいや、私は
Minä tapasin ystäväni eilen. 私は昨日友達に会いました。 と書きたかったのです。
こちらも先生に以後気をつけるようにと笑いながら注意されました。
他にも注意しなければならないのがVarata(=借りる)とVarastaa(=盗む)。下手すると図書館で本を盗みました、とこれまた犯罪の告白することにもなりかねません。
Voi voi(やれやれ)。フィンランド語の格闘は日々続くのです。
最後に昨日スーパーで見つけたハローウィン仕様のコーラ。それこそPaholainenの様相でちょっと怖い…。フィンランドではあまりハローウィンは盛大には祝われません。(少なくともこの辺では)日本と同じでアメリカ文化の輸入という感覚で、”Trick or Treat”もないのですよ。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
語彙力が少ないと、しょぼい文しか書けないのが情けないに
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今朝は‐6度。外は雪でもないのに真っ白。そうなんです、霜があらゆる表面を覆いつくしているので、例えばどの家の屋根も今は真っ白です。この調子で明日10度前後まで上がるのはちょっと信じられないですが、天気予報を信じてみます。
さてさて、アラヤルヴィに行ったのが随分前になってしまいましたので、今日でアルヴァー・アアルトの建物を訪ねて行ったアラヤルヴィの旅は今回で終わりにします。
今日のBGMは冬の暖かい暖炉の前で聴きたくなるこれを選んでみました。少し暗いトーンの色を使っていたアアルトの庁舎の色合いにもぴったりきそうです。
外観はこんな感じです。壁にも切り込みがあり、ここから自然光が入るように工夫されています。
こちらは議場の正面です。壁がレンガでちょっと重厚な感じがします。ちょっと机、気になりませんか?
なんと革が使われてます!ちょっと豪華じゃないですか。PCなど使わず、羽根ペンなどを使って達筆な議事録を取ってもらいたいものです。(←妄想暴走中)椅子ももちろん革。傷みも少なかったです。用途はさておき、家に一つほしいと思ってしまいました。いくらするんだろう…?
似たような写真なのですが、注目していただきたいのが右。薄めのバッグや書類を入れることができるのです。こんな素敵な家具もデザインしていたのですね。
このランプも美しかったです~。
天窓があり、壁にある窓からも自然光が入っています。
議場を出たら白の陶器の壁が使われていました。これはセイナヨキの劇場と同じですね。細かいのですが、壁にスリットが入っていたり、コートハンガーがあったり、機能的でシンプルです。
一方こちらは玄関。ソファが床と同化していておもしろいです。
庁舎はこれぐらいにして、次です。こちらは1926年に弟のVäinöのために設計した家です。天井部分がブルーなのが気に入りました♪
全体をうまく撮ることができなかったのですが、結構広い敷地です。初期のデザインなので、少しトーンが違いますよね。しかし、お兄さん設計の家に住めるなんて素敵です。
おまけはアルヴァー・アアルトと関係はないのですが、Eero Nelimarkkaという画家のアトリエにも行きました。Eero Nelimarkkaのお父さんの土地がアラヤルヴィにある関係でここに美術館とアトリエを作ったそうです。美術館は残念ながら次の企画展準備のため、空っぽだったので、アトリエの様子です。
こちらが外観です。先ほどのアアルト設計の家にも似ている気が…。
フィンランドの昔の家で、ちょっと魅かれて写真を撮ったのがこちら。フィンランドでは結構ロッキングチェアを見かけます。特に年代が上の方は好まれているような気が。そしてこれもそうなのですが、後ろの傾斜が半端じゃないのです。この手のロッキングチェアに初めて座ったときに後ろに倒れるんじゃないかと心配しました。スカート履いているときも要注意。でも慣れてくると背中が伸びて結構いい感じなのです。しかし、気持はリラックスというより軽いエクササイズをしている錯覚に陥ります。腹筋もなにげに使いますしね~。
ということでアラヤルヴィの旅はこれにて終わり。皆様、よい一日をお過ごしください。
今日はあったかいお茶を飲んでほっこり、ということで
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段々日が短くなってきて、日の出も余裕で眺められるようになりました。ふふ。今朝の気温は-6度。今朝は用事があって30分ぐらい自転車に乗っていました。やはり寒さがしみてきて、耳はキンキン、足はヒリヒリ。でも…今週は水曜から急に暖かくなって10度前後まで気温が上がる予定なので(今日の予想最高気温は2度)、モチベーション、高めです
今日は私と同じ時期にフランスに転勤で移住した韓国人の友達の話です。
フランスということでBGMはこちらです☆
皆様、フランスの公共サービスについて少し噂を聞いたことはありますでしょうか。ちょっと前にこんな事件もありましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131010-00000032-dal-ent
そうなんです、おフランスはお役所の対応がどうも遅いようなのです。
友達は滞在許可が11月の末に切れるので、その準備をしてくれるよう、人事に5月から知らせていたそうです。ですが、人事からはずっとなしのつぶて。10月の上旬にようやく日本でいうところの県庁に出向いて、次のアポの時間を予約するようお達しがあったので、早速行ったそうです。その結果、お役所の担当者の人から、”一番早いアポの日は12月19日です。”といわれたとのこと。え…それって、滞在許可が切れた後の日程では…。
担当者いわく、働くのは問題ないけど、旅行はできないよ、と。いやいや、クリスマス休暇の前だし、出張もあるかもしれないし、万が一警察にID提示を求められたら大いに問題ありです。上司にこのことを報告したら、最悪の場合、滞在許可が切れる前に一度フランスを出国して勧告に帰国し、旅行者としてフランスに入国すれば3ヶ月はビザなしで滞在できるという案を出されたとのこと。この案は友達はHappyですが、会社としてはUnhappy。
人事担当者は現在担当弁護士と相談して、滞在許可の代わりになるようなものを模索したりしているようですが(←またこれがすったもんだ)、どれも書類作成に時間がかかるのであれば代替案もアウトになる可能性が。今は弁護士が県庁にかけ合い、もっと早いアポの時間を設定するように交渉中とのこと。(←これが一番妥当な線だと私も思います。)
何だかこのやりとりを聞いていたら、当事者の方達には申し訳ないのですが、コメディー映画を観ている気持になりました。
フランスのお役所、アポを2ヵ月後にしか取れないぐらい忙しかったとしても、結局仕事をこなせていないのでは。でもってクレームが増え、その対応にまた時間を取られている姿が目に浮かびます。それでもそれにあまりストレスを感じていないのが哀しいかな、ヨーロッパ人とアジア人の性の違い、かなと感じることがよくあります。
翻ってフィンランドの公共サービスはというと…。フィンランド在住の日本人同士でこの手の話をすれば2つや3つ、簡単に出てきます。私もいくつかネタ、持ってますよ~。でも逆に緩いルールのおかげで救われたこともあります。私は前回の滞在許可の更新期限の10日ぐらい前に、更新する必要があることにはたと気づき、しかも2週間後にはアメリカ旅行を控えており、大ピンチ!、半泣きで警察署に駆け込んだのでした。こんなめちゃくちゃな依頼にも関わらず、驚くほどの早さで許可を出してくれたのでした
この件は感謝でしたが、いや、ほんと日本のお役所、そして日本のサービスはすばらしいです!無駄がないというか、最善を尽くそうという姿勢が伝わってきます。
最後に今朝の朝陽を。燃えてます。
こちらはLakeuden Risti教会の時計塔です。
ということで、皆様よい1週間をお迎えください。
さて、友達の滞在許可はいかに?ということで
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今日も寒くて2、3度までしか上がりませんでしたが、雲一つないいいお天気でした。午前中は雪が来る前に備えて庭の落ち葉を集め、テラスも掃除をして椅子やテーブルも重ねて、隅に寄せました。
春を迎える準備は、逆にハンモックを出したり、テラスのテーブルや椅子をセッティングしたりとウキウキするものですが、この時期の冬に備えての準備は少し寂しい気持もします。それでもなんとなくムーミンの物語を思い出し、変えられないものを受け止める冷静さ、のようなものを意識しながら粛々と冬を迎える準備をしています。
今日のBGMは癒し系でこちらです♪
午前中は冬支度の準備や週末の買出しなどに明け暮れましたが、夕方はいいお天気だったのでお気に入りの湖まで散歩に行きました。
夏の風景はこちらです。
夏に比べてすっかり人の気配はなくなり、ベンチがぽつんと湖に向かって静かに佇んでいました。
こちらの桟橋も冬枯れの草が寂しさを誘います。
こちらは湖に行き着く前に撮った写真。空気の層がきれいに分かれるものなんですね。
そして帰り道にふと気づくと大きな月が。肉眼で見るともっと迫力があったのですが、とりあえず。
こちらは病院なのですが、病院の街灯と月のコンビネーションです。
あっという間に周りが暗くなりました。
散歩の後はサウナに。少し冷えた体(←外は0度でしたからね~)もサウナでしっかり暖まりました。いつもよりゆっくりサウナの蒸気を楽しむことができました。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
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昨日お昼過ぎにとうとうセイナヨキでも初雪が降りました。結構水分を含んだ雪だったので、降ってもすぐに溶け、朝はほとんど雪は消えていました。根雪になるまではまだ猶予がありそうです。今朝は昨日の溶けた雪が一部凍っていました。段々自転車を乗るときにも注意が必要になってきています。
今日のBGMは初雪ということでやはりこれでしょうかね。
昨日の雪はこんな感じでした。こちらは降り始め。
帰る頃には雪は止んでいましたが、まだ雪はところどころ残っていましたよ。
自転車のサドルにもこれぐらい積もってました。
寒そうな感じ、伝わりますか。冬ですね。
こんな雪の上を歩く時のサクサク感が好き…。霜とかもいい感じです♪
今日はこちらでの寒さ対策や、冬の車事情について書いてみます。
まずは服装について。
こちらはセントラルヒーティングのおかげで室内は20度前後に保たれているので、重ね着がお薦めです。ユニクロのヒートテックなど重宝してます
外出するときは先日ご紹介したニットキャップ(=ピポ)などで頭を覆い、首元もしっかりマフラーなどでガード。キャップに抵抗がある人は耳当てがあるだけでも違います。
手袋に関しては、スキーなどで使う暖かいものでもいいですが、個人的には現地調達もお薦めです。というのが、日本で使っていた革の手袋は風を通さないのはいいのですが、中に毛がないので冷えるのです。私はスーパーで20ユーロぐらいで買った革の手袋がとても重宝してます♪
そして忘れがちなのが靴です。日本で買ったショートブーツ、気温が0度ぐらいになると歩いていると靴底から寒さがじわじわと伝わってくるのです。また道路が凍る時期は滑り止めがないと、気を許すと図らずも大転倒することも厚底で滑り止めがついている靴が歩きやすいです。ちなみに私は冬の間はロングブーツを履き回しています。
後は皮膚が乾燥するので保湿もまめに。ちなみにこちらで売っているハンドクリーム、ベタベタしますが、それぐらい保湿しないと肌がかさかさになって、あかぎれてしまったりします。リップクリームもまめに塗るようになりました。でもこれは長期滞在していると感じることで、短期滞在だったらあまり気にならないかもしれません。
続きましてはこちらにきて知った冬の車事情について。
ヒートシーター
まずありがたいのはヒートシーターというのでしょうか。スイッチを入れると車の座席が暖まります。(ただし普通は運転席と助手席限定)ありがたい暖かさです。
革の手袋
寒いときは革の手袋をはめて運転真冬などは-20度以下になります。そんな状態でハンドルを握るのは勇気が要ります。革の手袋をはめたら手が滑らずに運転できます。北海道の人などもこうしているのでしょうか。
ケーブル
北仕様の車には買ったときにケーブルがついているのです。-10度以下の日は車に乗る1時間ぐらい前に下のリンクのようにケーブルで車のエンジンをコンセントに差して温めておくのです。ケーブルは前日にタイマーセットしておけば安心。そしてケーブルでエンジンを温めていないときは、エンジンのかかりが悪いこともあるのです。
http://www.vastavalo.fi/autoilu-liikenne-car-parked-traffic-lampoa-tolpasta-218549.html
スノーブラシ、スクレーパー
これもドアのある車庫に入れない限りは必須アイテムです。車を停めている間に窓に雪が積もったり、氷がこびりついたときに活躍します。雪だけならスノーブラシで簡単に取り払えますが、大抵朝起きると窓が氷で覆われているので、エンジンをかけて車体を温めながら、スクレーパーで氷を取ります。こういう作業をしなければならないので、冬の朝はいつもより10分ぐらい早めに出る必要があります。
それでも一旦車に乗ってしまえば暖かいですからやはり便利です。
そして高速道路の速度制限も、道が凍る季節になると時速100kmから80kmに変わります。
などなど冬になると色々状況も変わりますが、北国では北国での過ごし方や工夫もあります。与えられた環境にうまく適応して、楽しみたいと思います。
ということで、皆様よい週末をお過ごしください♪
冬はキャンドルの季節ということもお忘れなく~、ということで
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今日は0度。そして空は一面雲で覆われています。典型的なヨーロッパの冬の天気ですそして予報ではお昼ごろに雪マークが…。確かに外気は静謐かつ少し湿気を含んでいるような感じ。雪につながりそうな空気感が漂っています。こちらに来て初めて知ったのですが、雪は寒すぎると降らないのだそうです。だから雪が降っているうちは”まだまだ暖かい”というのがこちらの認識です。ありがたや、まだ雪が降るほど暖かいってことですね。
今日はローカルフードがテーマなので、BGMはこちらを選んでみました。
昨日は日本語を勉強(そして剣道も始めた)しているフィンランド人の友達とランチに出向きました。目的はこの地域のローカルフード、Piimävelli(=ピーマヴェッリ)を食べること。Piimävelliとは簡単に言えば甘いお粥と表現すればいいのでしょうか。牛乳、小麦粉、昨日食べたPiimävelliにはお米、そしてレーズン、Kotijuusto(ホームチーズ←弾力があります)、シロップが入っていました。
※追記:中身はお雑煮のように、作る人によっていろいろで、レーズンが入っていなかったり、お米の代わりに大麦が入っていたりするそうです。
写真はこちらです。
友達のも一緒に。
食べた感想は、まずこれが”お粥”だという意識は除去します。(←甘いですからね)甘いと聞いていて、怖いもの見たさで食べたものの、お腹に優しい味でした。ちょっとレーズンがたくさん入っていてその甘さが強かったのですが、ちょっと塩気のあるKotijuustoも案外マッチしていましたよ♪
昨日行ったお店はもともとプッラとよばれる菓子パンなどを置いているカフェ。すべて手作りなので地元の人たちには人気のカフェです。お昼は主に2種類あり、手作りピザまたはパイを頼めばサラダをつけてくれて5ユーロ前後、スープを頼めば3種類のスープから選べ、パンがついてこちらも5ユーロ。田舎といえどもこの辺りのランチの相場は8~10ユーロぐらいなので、破格の安さです。私はハム入りのピザとデザートにこのPiimävelliをつけて6ユーロでした。このお店では毎週水曜日がPiimävelliの日。20名ぐらい入れる店内はすぐにいっぱいになってしまいました。
私の友達は地元の新聞社に勤めているのですが、彼女の同僚にも会いました。彼はこのカフェが提供するPiimävelliの大ファンで、そのことについてちょうど先週その新聞社内のブログにも”伝統的な料理、please"と題して書いています。
フィンランドで書かれていますが、こちらがそのブログです。
簡単に訳すと、セイナヨキにもトルコ料理のケバブ、ギリシャ料理のムサカ、中華、タイ料理、日本料理(注。専門店はまだないんですけどね)、インド料理など世界のいろいろな料理を堪能することができます。でも自分の国の伝統的な料理を食べようと思うととても苦労するのです。ただ例外があります。街の中心にあるこの食堂では毎週水曜にYlistalo(=ユリスタロ、セイナヨキの一部)タイプのPiimävelliを提供してくれているのです。名前を明かすと、ただでさえ満杯のお店がさらに満杯になるので明かしませんが、11時の開始時間になると一斉にこのスープを求めてカウンターにお客さんがごった返します。レストランでは、メニューにフィンランドの伝統的な料理を加えてみるのも一つの手だと思うのですが。でもキャベツのスープは個人的に加えなくてもいいです、と締めくくられていました。
考えてみると、日本は島国ということもあり、”これは和食”という線引きが割としやすいのですが、こちらはすべて大陸でつながっているので、これこそフィンランド料理!というものが和食ほどはっきりしていない気がします。例えばミートボール。こちらはスウェーデンでも伝統料理ですしね~。こちらのビュッフェでよく見かけるMakronilaatikko(=マカロニキャセロール)。これも北欧でよく食べられると書いてありますが、どこがフィンランド風、あるいは北欧風なのかはわかりづらいです。マカロニはイタリアからきてますしね。それだけにフィンランド料理としての独自性を持ちづらいのでしょうね。実際こちらに来た日本人の友達と”フィンランド料理”が食べられるレストランは…?と考えると案外数が限られてくるのです。
さて、次にセイナヨキにできるレストランはフィンランド料理が食べられるのでしょうか、それとも…?
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
明日はビュッフェにお寿司もある中華に♪(やっぱりそっち?)ということで
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今朝は9時の時点で-4度でした。ユニクロのヒートテック、セーター、タイツ、パンツ、ロングブーツ、少し薄手の冬コートにピポ、マフラー、革の手袋で臨みましたが最初はちょっと寒かったです。しかしっ、室内は暖かいから最初の5分ぐらいを我慢すればどうにかなるものです。(←自分に言い聞かせ)
昨日はそんなに寒くなかったので(7度ぐらい)、日頃の運動不足を解消すべく約1時間のウォーキングに出向きました。といっても冬タイヤに替えた車を取りに行くという目的があったので、内的要因も外的要因も揃い、モチベーションが維持できました♪
BGMは古い曲ですが、晩秋になると思い出す曲です。いい曲は廃れません。
散歩や自転車を乗るにあたって、少なくともセイナヨキの道路は基本的に歩道が車道と別に設けられているので、ありがたいです。そのおかげもあって、ウォーキング、ジョギング、ローラーブレード等する人はとても多いです。歩道によってはこのように自転車と歩行者が分けられているところもあります。
昨日の空は澄み切っていて、雲もアートしてました。
そしていつもの散歩道コース。実際の川の色よりきれいで、カメラの心憎いおもてなしに感謝です
近づくとこんな感じ。落ち葉がたくさん流れていってます。
散歩道は車道の下にあります。散歩道は終わり、坂道を上って幹線道路にまた戻ります。真ん中の塔は昔の給水塔です。
思わず見とれてしまった秋色の風景。
そして晩秋なのにまだ力強い木。
Lakeude Risti教会と時計塔~晩秋バージョン~
キノコの山、発見!!
ススキだ!と思って撮ったのですが、ススキって英語でJapanese silver grassっていうんですね。ということはこれはススキではなく、ただの雑草と思われます。道理で少し風情がないと思った…
おまけは朝の風景です。
ウォーキングの後は庭の落ち葉集め、昨日は珍しくたくさん体動かしました、に
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今朝は昨日より6度暖かい3度。体の緊張度も少し緩みます。またお天気もよく、気持のいい一日となりそうです。実は今日は車を冬用のタイヤに変えてもらった後、1時間ほどウォーキングして車を取に行く予定なので、晩秋の風景を楽しみながら歩こうともくろんでいます。
さて、アルヴァー・アアルトが子ども時代に夏を過ごしたアラヤルヴィ、今日は教会関連の写真を紹介しますね。
ちなみに図書館についてはこちらをご覧ください。
今日は教会にちなんでBGMはこちらを選んでみました。館野泉さんはフィンランドでも活躍されたピアニストです。アヴェマリアはシューベルトやグノーのも好きですが、これが一番好きです。
では本題に移ります。アルヴァー・アアルトはアラヤルヴィ教会の教区センターのデザインも手掛けています。
こちらが外観です。白いのはセイナヨキのLakeuden Risti教会と同じですね。
こちらはホール。小さいながらもパイプオルガンがあり、おなじみの椅子やランプが使われています。そしてアアルトのデザインらしく柔らかい自然光が射し込み、落ち着いた気持にさせてくれます。
こちらは正面の十字架の上の天窓です。この天窓のおかげで十字架が白い壁にさらに映えているのですね。ランプは白いものが使われています。
そしてこちらは食堂です。天井が高いおかげでよりゆったりした空間です。
次は教会に。教会の設計はアルヴァー・アアルトではなく、Carl Ludvig Engelというドイツ人建築家の設計によるものですが、子どもの頃のアルヴァー・アアルトに影響を与えた教会なのだそうです。ちなみにCarl Ludvig Engelはヘルシンキの観光スポットの一つ、ヘルシンキ大聖堂を設計したことでも有名です。
ちょうど真ん中がドームになっていて豪華なシャンデリアが光り輝いています。この教会も自然光が気持よく入ってきています。
シャンデリアがなければ蜘蛛の巣のようにも見えます
後ろにはパイプオルガンがあります。
拡大するとこんな感じです。
壁に飾られていた天使。素朴な感じがいいですね。
アラヤルヴィの建物は続編に続くので、もう少しお付き合いください。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
壁の天使の右にいる小さい人がちょっと気になる~、に
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天気予報どおり今朝は冷え込んで9時の時点で-3度でした。(予想は-5度だったのですが、ここまでくれば大差はなし。)覚悟を決めてユニクロのヒートテックの上に薄手のセーター、足元はしっかりロングブーツ、そしてユニクロのロングのダウンジャケットを羽織り、さらにピポをかぶってきました。自転車をこいでいたら若干目の周りがこわこわしましたが、冷凍庫に入っていると思えばこんなものですよね
ピポとは…ニットキャップのことです。フィンランド語ですが、Wikipediaはこちらです。ニットキャップというと何だかかしこまった、ちょっと他人行儀な感じがしますが、フィンランドでは老若男女ニットキャップのことは”ピポ”とよびます。脱力系のかわいい言葉だと思うのは私だけでしょうか。(ちょっと短い救急車とも?)Wikipediaの右側のイラスト、ちょっと怖くてラフなイラストですが、一般的にはこんな感じです。頭と耳をしっかり覆うことは、寒さ対策の大切なポイント。左側の銀行強盗ができそうなコマンドーピポ…。ここまではいきませんが、スキーに行くときにはヘルメットの下にこんなスキーマスク?で顔を覆います。最初はかぶるのに抵抗はあったのですが、寒さにはかないませんでした。まあヘルメットをかぶり、ゴーグルをしてしまえばうやむやになるもんです。
ピポの話はこれぐらいにして、今朝の通勤風景から。BGMはこちらを選んでみました。
手前は更地なのですが、一面に霜がおりています。木々は朝陽を受けて真っ赤。
地面には霜のおりた葉っぱ、そして白樺の向こうには低い太陽が弱々しく光を放っています。太陽、も、もうちょっとがんばってほしい。
少し木に邪魔されていますが、赤い葉っぱの木の右側にLakeude Risti教会の時計塔が薄っすら見えます。ちなみに赤い葉っぱの木の左にのぞいているオレンジの物体、これはポストなのです。集荷時間は1日1回16時過ぎですよ。
この赤い葉っぱの木を近くに寄って撮ってみるとこんな迫力です。ちょっとこれでパワーをもらいました。
こちらの学生達は今週1週間は”秋”休みですが、この調子だと冬休みのようです。子どもの頃、春休み、夏休み、冬休みがあるのなら秋休みもあればいいのに!と思っていたのですが、フィンランドにはあるのですよね。しかもスキー休暇まで♪緩急の取り方がうまいですよね。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
秋休みの間は学校は静か、ということで
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週間天気予報をチェックしていたら恐ろしいことが…近々マイナスの天気が訪れ、雪も今週中には降りそうです。日本では30度近い気温のようで、この差は一体何なんでしょうね。今日は11度まで上がりそうですが、明日からはちょっと覚悟が要りそうです。
紅葉は、さすがにたくさんある白樺の葉が黄色になると迫力あります。
ということでBGMはスタンダードですがこちらです。
こちらは先週の朝撮ったものです。雨上がりの朝の清々しさ、伝わるでしょうか。
こちらもまた別の意味で迫力が。
さて、昨日はまたフロアーボールの試合観戦に行ってきました。結果は…最後の2分に同点に追いつかれた上に延長戦で負けるという最悪のパターンの負け方でした
それはさておき、昨日の相手チームはJoensuu(=ヨエンスー)というフィンランド東部の街のチームでした。こちらに選手たちの名前のリストがあります。
アンダーラインをひいたのですが、そうなのです、名字にnenがついている人が、実に22人中18人も!81%ですよ。フィンランド東部にはnenがつく人が多いのだそうです。ちなみにセイナヨキのチームは25人中3人でした。
フィンランド大使館のページにフィンランドの名字についてのおもしろい記事が載っていました。
http://www.finland.or.jp/Public/default.aspx?contentid=238973
nenは一族が住んでいたところを表していたのですね。どうも「~ねん」と聞くと、日本人は関西弁に結びついてしまって、おもしろい響きに感じますよね。有名どころではアホネンとかパーヤネンとか、アシカイネン等々。今のフィンランドの首相はJyrki Katainen(=ユルキ・カタイネン)。ヤルキ・カタイネンという名だったら自信に満ち溢れた国のリーダーにぴったりの名前ですね。名前ではないのですが、馬のことをフィンランド語でヘヴォネン(=hevonen)と言います。これはちょっとくたびれた名前ですよね。日本語と結び付けてこの単語は割と簡単に覚えられました。
このたくさんあるnen、フィンランド語を習った人ならご存じでしょうが、信じがたい単語の変化を遂げる曲者です。ちょっと例を挙げるとnenがsenになったり、stenになったりstaになったりsiaになったりするんですよnenとstaなんて一時も同じ文字がない…。でも不思議なもので、慣れていくと人間の潜在意識にインプットされるようで、応用できていくものなのです。しかもnenがつく単語はたくさんありますしね。いや、フィンランド語の複雑さは奥が深いです。
ということで固い話はこれぐらいで、引き続きよい週末をお過ごしください。
F1ドライバーのKimi Räikkönenにもネンがつきますね。活躍を祈って、
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今日は引きこもりの日ですが、朝は外気の温度3度。空気が澄んでいて日の出の頃は空がピンクとブルーでとても美しかったです。夏の間は日の出や日の入りを見るチャンスも少なかったのですが、この季節はそれを楽しむことができます。
さて、今日はまたまたアルヴァー・アアルトのネタでございます。先日セイナヨキからバスツアーがあり、参加してきました。行先は車で1時間ほど離れたAlajärvi(=アラヤルヴィ)の街。ここはアルヴァー・アアルトが幼少時代に夏の間過ごした場所でもあり、また彼の手がけた建築物がいくつかあるのです。午前中はアルヴァー・アアルト関連の建物を巡り、お昼はフィンランドのワイナリーで食事(およびショッピング)、午後はまたアラヤルヴィに所縁のある画家、Eero Nelimarkkaの家と美術館(入れ替えのため、中は空っぽだったんですけど)に行きました。
写真を整理していたら一度では紹介しきれないのでまた続編を後日アップします。
今回は図書館ということでBGMはこちらです。(図書館版と名前がついていたという理由で。)
まずはこちら。呼び鈴らしきものの右にアアルト先生のサインもあります。
まずは子ども用のセクション。ランプが、私の好きなランプがまたいろんな形で使われています。天井のうねりも素敵ですね。アアルトは図書館を設計するときに光の入り方なども考えて設計していたとのこと。そういう意図もこのうねりに反映されているような気がします。
チェスがそのままできる机?こちらには馬好きの子も多いのでしょうね。またはチェスの駒が馬だから??と今ふと気づく。スタッフの方に質問するのを忘れてました。
こちらの天井のうねりも素敵です。本棚の横にさり気なく置かれている椅子もこれまたアアルト作。革張りで座り心地がいいのです。なんと豪華な…。
こちらもちょっと違ったうねり。天井が木製というのもまた心憎いですよね。
かわいい!と反応してしまったのがこの机。遊び心もあるし、脚の部分は座るときに邪魔にならなくていいですね。当時はPCはなかった時代なのに。PCも居心地よく収まっています。
ちょっとぼやけていますが、今回の旅では天窓にもたくさん反応してしまいました。アアルトは自然光と同じ方向に照明を置くようにしたそうです。光が入ってこないときは同じように照明で補えるからなのでしょうかね。
同じアアルト設計の図書館なのに、セイナヨキの図書館とはまた別の楽しみ方ができました。来年の再オープンが今から楽しみです。改修中の様子に関してはこちらからどうぞ。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。Hyvää viikonloppua!
こちらの地区では学校は来週1週間秋休み!うらやましい~ということで
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段々寒さがしっかりしてきました。今朝の9時の気温は4度。晴れているので昨日と一見同じように見えましたが、空気はきりりと冷えてました。0度前後になると底冷え感が加わるのですが、今日はまだ大丈夫でした。
さて、昨日は地元の美術館に行ってきました。毎週水曜日は無料開放されているので、以前から気になっていた展示を観に出向きました。(ま、帰り道なんですけどね。)
今回の展示はHanneleさんとOssiさんのご夫妻による展示で、テーマは”北緯、東経”。実はHanneleさんは伝道師の家族に生まれ、赤ちゃんの頃から何年か日本で過ごしたのだそうです。また旦那さんのOssiさんと共に再度日本に派遣されたのだそうです。
お二人は趣味で、コミュニティーセンターで絵を習い始め今に至ります。Hanneleさんの絵には特に東洋絵画の要素がたくさん見られ、いわさきちひろを思わせるような繊細なタッチが私の好みでした。今回Hanneleさんの絵を何枚かご紹介します。
こちらは左のタイトルは”あなたとの小さなひと時”、右は”私を抱きとめて”。
こちらは”目を閉じて夢を見る”。ちなみにフィンランドに竹はありません。目を閉じたときに、竹の姿が目に浮かんだのでしょうか。
こちらは”時間がただ心臓の鼓動が止まったときのように、自然は静寂”。うーむ、タイトルもとても詩的で美しいですね。
こちらは明るい色調。タイトルは”もう一つの世界の音で私は目覚めた”
こちらのタイトルも素敵です。”何回も巡る春の匂い”。邪推はいけないのですが、私はこれが白樺に見えました。春先に白樺の芽吹きが見える瞬間の喜びのように見えました。
これは日本人が描いたかと見まがいますね。上の作品が”ハーモニー”、下の作品が”コントラスト”です。
こちらのタイトルも!”小さな詩と美しい考えを摘む”摘む、は適切な訳ではないかもしれませんが、フィンランド語のベリー類を集めるときに使うPoimiaという動詞が使われています。もしかしたら集める、というニュアンスの方が強いかもしれません。
これは展示室の真ん中にあった作品で”根っこと夢”という作品です。
彼女は子ども時代を日本で過ごしたときに、近所の山道で自然の豊かさにわくわくし、おもしろい花々を他の友達を誘って見に行ったりしていたそうです。自然に対する温かい視線が絵からも感じられ、よい時間を私も過ごすことができました。
こちらはもう一つの企画展から1枚。彼はメタルアートや光、映像などをうまく使った作家です。室外の展示は以前こちらで紹介しました。この美術館内にもいろいろな作品が展示されていましたが、1枚だけご紹介します。”作曲家の夢”という作品です。光は刻々と変わってぐるぐる回っていました。作家の趣向がまったく違っていたので、かえって気持が切り替えられてよかったかもしれません♪
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
たまには芸術の秋、ということで
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今朝は太陽は見つからず、しとしと小雨が降っていました。一見寒そうなのですが、朝で9度もありました。ユニクロのダウンジャケットを羽織ってきたら暑いぐらい。日中はそんなに気温差はありませんが、12度まで上がります。今週は天気が崩れても引き続き暖かい日が続いています。
さて、男女平等のイメージの強いフィンランド。現職の前は大統領、首相共に女性でしたし、管理職が女性というのもまったく違和感がないです。実際のところ、女性の方が高学歴で失業率も女性の方が低いという記事を読んだことがあります。
そんなところで気になるニュースがありました。先日行われた調査結果によると、男女間の給与格差は年代が上がると共に開き、30歳未満ではあまり格差がないにも関わらず、40歳では20%もの開きがあるという結果が出たそうです。記事(英語)はこちらです。
http://yle.fi/uutiset/arajarvi_women_should_demand_higher_pay/6869980?origin=rss
Equal Pay Programme(=同一賃金プログラム)代表のPentti Arajärviさんによると、家庭の事情による休暇(出産、育児等)が影響していたり、また女性自身が高賃金を要求しない傾向にあると分析しています。後者は恐らく仕事を少しセーブしながら、例えば子どもの面倒を見たいという意向があると思われます。
また英語の記事には言及されていませんが、フィンランド語の記事では、給与格差がある職業とない職業があるとも言及しています。格差がある職業はサービス業、営業職など、格差がない職業は教師、カスタマーサービス、掃除人など。
個人的な印象は、フィンランドは日本に比べると女性が働く環境は整っています。勤務時間も多くは8時から16時まで。保育園も豊富にあります。旦那さんが家事や育児に携わるのも自然なこと。この条件を聞くだけでも日本との前提条件が大きく違うのに気づかれるでしょう。それでもなお給与格差が生じるというのは、表面だけ見るだけでは理解できない、深い問題が存在しているのでしょうね。また同時に”高賃金を要求せず、公私のバランスが取れた生活を重視している”人たちのことも忘れてはいけないな、と考えさせられた記事でした。
最後にまったく関係ありませんが、またアルヴァー・アアルト関連の写真を。
これは、ヘルシンキの街中にあるアルヴァー・アアルトが設計したもの。写っていないのですが、ドアのノブがアアルト作なので気づきました。アアルトのアトリエのガイドさんによると、ある日手すりを支えている緑の部分がなくなったそうです。アアルト財団は恐らく冬の寒さで取れてしまったのだろうと思い、新しいものを取り付けたそうです。
ところが最近、オークションでその緑の部分が競売に出されていたそうです(えぇっ?)アアルト財団はしっかりこれを買い戻したとのこと。買い戻したのがこちら。おかえりなさ~い。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
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今日も日中はいいお天気のようで、気温も13度まで上がります。朝は手袋が必要でも、昨日の帰りは手袋なしでも十分でした。こちらの気温の上下は結構激しいので、次いつ寒くなるかちょっとドキドキです。
さて、今日は少し前に行ったアルヴァー・アアルトの自邸をご紹介します。
BGM(イメージ)はこちらで♪
アアルトの自邸はアトリエ(ブログは外観はこちらと内部はこちら)から歩いて10分ぐらい離れたところにあります。
まずは開館情報。
次のガイドまで時間があったので、少し外回りも見学しました。白い壁もいいですが、黒もどっしり感があっていいですね。
こちらは室内にあった模型です。テラスもゆったりスペースがありますね。庭も凝っていて、たくさん植物が植えられていました。
こちら、アアルトのデザインらしく窓から柔らかな光が入っています。白いランプ、気になります。(ランプ、またしても…)
キッチンのランプは赤。白いのは見たことがありますが、赤もこげ茶の壁に映えています。ちょこっとのぞいている椅子はアルヴァー・アアルトとアイノ・アアルトがイタリアに新婚旅行に行ったときに買ったものだそうです。
こちらは開放的なリビング。部屋は引き戸で間仕切りされています。これも日本の襖の応用でしょうか。ゼブラ柄の椅子も気になりますね。
ピアノは最初の奥さんのアイノさんが弾いていたそうです。どんな曲を弾かれていたのか、気になります。一般家庭にグランドピアノとはさすがです。
こちらはアアルトの仕事机。庭を眺めながらの仕事、はかどりそうです。
少しアングルを変えて。仕事机の上はロフトみたいになっています。天井が高いというのはリラックスしますね。
さり気なく机の上にはサヴォイベースが飾られています。気の知れた仲間と、暖炉を囲んで楽しく語らっていたのでしょうか。そして奥さんがピアノを奏でる…。幸せそうな生活が伝わってきます。
本当はもう少し写真をアップしたかったのですが、向きを変えることができず断念しましたアルヴァー・アアルトの旅、後日もう少しアップします。よろしければ引き続きお付き合いください。
ということで今日もよい一日をお過ごしください。
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夜半は雨が降ったようで地面は濡れていましたが、朝は晴れ、気温は9時で9度もありました。日中も13度まで上がると聞き、楽勝0度、既に経験済みですからね~。
今朝は晴れ、なのですが部分的に晴れていて、ちょうど陽射しが紅葉した葉っぱに当たると燃えているようにも見え、とても不思議な雰囲気を醸し出していました。
選ればれし木だけが輝いています。水面にもおすそ分け。
これは近所の木でいつも見慣れているはずなのですが、今日は特に神々しく見えました
手前はApilaの図書館、こちらの面は銅製なので暗く見えます。鋭角を使った建築は折り紙を意識したものなのだそうです。そしてその向こうにはLakeuden Risti教会の時計塔が顔をのぞかせています。片面に光が当たり、これも美しいコントラストです。
一方、昨日はタンペレに行ってきましたが、こちらでは青の移り変わりが美しかったです。
フィンランドの道はこんな感じでまっすぐな道が多いです。空が広い!
左の白樺はもう葉っぱを落としてしまっていますね。湖はさらに深い青。
こちらも湖。右側に飛行機雲が尾を引いてます。
一方こちらは帰りに撮ったもの。ちょうど日が暮れた後の蒼い時間です。この後少し小雨が降りました。雨の気配、伝わるでしょうか。
来月になるとこの景色もたぶん白色に変わってしまうことでしょう。しばし自然光のバリエーションを楽しんでみます。
ということで、皆様よい1週間の始まりを!
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今週末は暖かいです。昨日は風が強く、少し曇りだったのですが、今日は陽射しも強く秋晴れのお天気で気温も12度まで上がりそうです。日向ぼっこには最高の日曜日です。
外の景色はこんな感じです。ふーっと深呼吸したくなります。
こんなピクニック日和ですが、今日は用があってタンペレに出向きます。用というのは、フロアーボール(以前フロアーボールについて書いた記事はこちら)のParas seurajoukkue maailmassa(=ワールドチャンピオンカップ)に地元チームがフィンランド代表として出るため、その応援です。ちなみに地元チーム、SPVは一昨年、昨年と2年連続してフィンランドのチャンピオンです。今日は決勝戦で宿敵スウェーデンの代表チームとの対戦です。
タンペレはセイナヨキから車で約2時間。そんなに遠くないのがありがたいです。
ということで、短いですがそろそろ支度に入ります。
皆様、よい一日をお過ごしください。
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今日は最高気温は11度。朝は7度ありました。確か先週の最高気温が7度だったことを考えれば随分暖かい日でした。またお天気も良く、風は少し強かったものの、気持のいいお天気でした。外に出るときはユニクロのダウンジャケットを羽織れば十分でしたが、風が強かったのでしっかりジップアップ。
さて、少しあいてしまいましたが、アルヴァー・アアルトのアトリエ外観に続き、今回は内部についてご紹介します。
アルヴァー・アアルトの建物でいつも気になることの一つが自然光の使い方です。この窓もおしゃれ、そして明るい自然光が入ってきます。
個人的に一番好きなスペースはここ。なんと豪華な空間!様々なランプが吊り下げられ、そして窓から明るい自然光。壁に植物と、木を美しくカーブさせたオブジェが飾られ、うまく調和しています。これだけ開放的な場所ならいつまでも座っていたくなります。
ランプが吊るされている天井にも自然光が入る仕組みになっています。これも何かの試行なのでしょうか。
実はランプにも反応してしまいます。これ、勝手に名づけて和洋折衷ランプ。
ふふ、緑のランプも発見
椅子もやっぱり気になります。いろんな種類があるのですね。右3つがXレッグ、一番左がYレッグの手法を使った椅子。木のカーブが美しい…。 Xレッグ、Yレッグに関してはこちらをご参考までに。
日本人としてちょっと気になったのが引き戸です。日本では戸に始まり、食器棚など特に和テイストが強い家具によく使われていますが、フィンランドでは棚で引き戸が使われているのをあまり見た記憶がなく、とても懐かしい気持になりました。ガイドさんに聞いたところ、やはりアアルトは日本の文化に大きな影響を受けていて、この引き戸もその一つなのだそうです。納得。スペースの節約にもなっていいと言ってました。なるほど~。(真ん中の右から2番目、建てつけ悪し?)
実用的な棚もおしゃれです。木の支え部分もうまく木を加工して作っているのでしょうね。
単なる階段なんですけどね、なんでこんなにおしゃれなんでしょう。
ちょっとわかりづらいのですが、セイナヨキのアアルトセンターの模型もありました。ガイドさんはまだセイナヨキに来たことがないとのことだったので、是非!とお誘いしました。
こちらはドイツのオペラハウスの模型。アアルトの好きな階段状のデザイン、こちらでも活かされてますね♪1964年に設計、完成は1988年とのことです。
こちらはアアルトが使っていた設計道具の数々。今でも大切に保管されています。手前は陶器の壁の一部。セイナヨキでは市庁舎と劇場に使われているのでおなじみです。
最後に食堂です。一番奥の席がアアルトのお気に入りの席だったとのことです。赤ワイン(を飲むのが好きだったとのこと)を楽しみながら同僚、またはお客さんと陽気に語らうアアルトの姿が目に浮かんでくるようです。
ということで後日アアルトの自邸に続きます。
皆様、よい週末をお過ごしください。Hyvää viikonloppua! (=ヒュヴァー・ヴィーコンロップア)
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今朝も予想通り4度。全体的に霧がかかっていましたが、風もなくよいお天気になりそうな感じ。気温も13度まで上がりそうなので、ちょっと気持が緩みます。それでも朝は手袋がないと、ちょっと自転車をこいでいると手がかじかみます。今は雪もないし、氷も張っていないので結構なスピードでこいでますが(←すぐあったかくなるし♪)、雪や氷の季節になると慎重に運転しなければ。
ところで皆様、リフレクターというのはご存じでしょうか。フィンランド語ではHeijastin(=ヘイヤスティン)というらしいです。(←なかなか覚えられないのですよね…)フィンランドに特に秋冬にかけて来られたことがある方なら、お店で見かけたことがあるかもしれません。
実はこのリフレクターはフィンランドが発祥の地です。こちらは私のリフレクターコレクションです。大したもんじゃござーませんが…。左上はなぜかスウェーデンで買ったもの。ゆるい感じ、気に入ってます。右上はちょっとくたびれたニョロニョロ。これはムーミンショップなどで買えますが、セイナヨキでは見かけたことがありません。ちなみにフィンランド語でニョロニョロはHattivatti(=ハッティヴァッティ)というんですよー。バタバタした感じが出てますよね。続いて下はおなじみマリメッコのリフレクターです。プレゼントにしようかと思って使わずに取ってます。ただし、何かの反動で自分のものになるかも?
先日のニュースでリフレクターを使い始めるシーズンです、というニュースがありました。ニュースはこちらから。英語です。
http://yle.fi/uutiset/time_to_take_out_the_reflectors/6857863
このリフレクターは一見キーホルダーと変わりありませんが、もう一つ重要な役割があります。フィンランドの冬は夜が長いのです。地域にもよりますが、セイナヨキでは日が短いときには15時でも日が暮れていたと記憶しています。そんな日が短いときに活躍するのがリフレクター。暗いところでもこれをつけていたら光るので、運転手も感知してくれるのです。ハッティヴァッティも光りますよ~♪
こちらに来て感心したのが、ウォーキングやランニングする人が多いこと。ランニングシューズは滑り止めのスパイクがついているものが冬用に売られているとか。(そこまでして走るなんて偉すぎます…)例えば私はバッグにつけていますが、ウォーキングやランニング用のジャケットのファスナー部分につけている人もよく見かけます。暗い時期は、歩行者の8割以上が何かしらこれをつけています。やはり自分の身は自分で守らなければ、ですよね。
販促グッズなどでも
最後にまたまた通勤途中の風景を。
これだけ見たら森の奥につながっていきそうですね。実際は幹線道路(←と言っても謙虚ですが)脇の橋の上から撮ったものです。曇って見えますが、霧がかかっているためで、今はいいお天気です
こちらは子ども用の公園の敷地。落ち葉のじゅうたんがきれいです。白樺も段々葉っぱがなくなってきました。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
一歩一歩冬支度ということで、
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今朝は久々にプラスの気温。4度もあり、風もなかったのでそんなに寒くなかったです。(←と書きたくなる)日中は12度まで上がるとか。今週はこの後10度越えの天候が続きそうで、急いで着そびれていた薄手の長袖ものを着ています。
さて、昨日はSeinäjoki Art & Design Weekというのが始まったので、オープニングセレモニー出向いてみました。でも…ちょっと思っていたものと違ったので、紹介は後にすることにして、メインは昨日の美しい晩秋の風景をご紹介したいと思います。
13時前後ですが、昨日は本当に気持のいい晴れの天気。気温も6-7度だったのですが、室内にいると暖かい陽射しが差し込んでとても快適でした。
13時なのに太陽が低いのです。ここはメイン道路の側道の歩道兼自転車道。落ち葉のじゅうたんが美しい…。
こちらは車道から完全に分離されている散歩道。広がる平原に青空、平和な風景です。(そして人はいない…。人口密度、低いですからね♪)
空が宇宙の色みたいです。今のうちにこの青色を心に焼きつけておかなければ!
そしてDesign Art & Design Weekのオープニングの話題。プログラムにはオープニングセレモニーとだけ書かれていて、担当者のスピーチなどがあるのかと思ったのですが、何の前ふりもなしにカンテレ奏者が演奏を始めました。
こちらは会場となったTorikeskus(=トリケスクス=市場のセンター)の中で。2階建ての建物で、地下1階から2階まで吹き抜けという豪華な作り(人口密度、低いですからね)にになってます。ちなみに地下1階の左側には中華のレストランが、右側にはSubwayなどのレストランがあり、食事をしながらこのオープニングセレモニーを楽しんでいる人もたくさんいました。
カンテレというのはフィンランドの伝統的な楽器で大正琴のような、お琴より少し小さめの楽器です。曲調はちょうど”千と千尋の神隠し”のいつも何度でものような癒される音楽です。
カンテレのソロに続き、ダンスが始まりました。モダンダンスとでもいうのでしょうか。
エスカレーターも使ってパフォーマンス。ちゃんと上がって、下りてきました。
10分ほどのパフォーマンスが終わり、
ところで、いつも夜は家でおとなしくしているのですが、昨日はセイナヨキ市のオーケストラ楽員による、アルゼンチンタンゴのジャズ風ライブがあるので行って来ました♪アルゼンチンタンゴは日本にいる頃から好きでよく聴いていました。昨日はアストル・ピアソラの曲が中心で、バンドネオンとバイオリンのデュオ。楽器のことは詳しくわかりませんが、一地方の楽団といえどさすがプロ、バンドネオンも迫力あり、バイオリンもバンドネオンに負けないぐらい豊かで美しい音を奏でていました。とてもかっこよかったです。
ということで話がてんこもりになりましたが、皆様、今日もよい一日をお過ごしください。
今日は頻繁に起こる停電にドキドキ。ブログ執筆中にも1回。早く保存しなければ…ということで
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とうとう10月になりました。今年も残すところ後3ヵ月になりました。10月はフィンランド語でlokakuu(=ロカクー=泥の月)といいます。泥の月って…ちなみに私の誕生月でもある11月は死人の月。ちょっとひどくないですかでもそれぐらい天気も気持も陰鬱になる季節なのです。せめて月の名前だけでも明るいものにしてほしいと思うのは私だけ?でも今朝は久々にいいお天気です。予想最高気温はえーっと、7度です。ま、こんなもんですかね、10月だし。
今朝、何気にキッチンに置いてあった家人が購読している業界雑誌が目に入りました。この前届いたものですが、4/2013と書かれてあります。まあ10月1日発行と考えて、じゃあ次号は来年に出るの?と聞いたらいやいや、今月末に出るよ、との答え。???ですよね。
発行日が載っていたのでパチリ。ilmestyyというのが発行日。こちらの日付は日本と真逆で日→月の表示です。オレンジになっているのは、該当号だからです。なんだか発行の日も五十日でもなければ、一定の法則もなくもやっとしてしまいます。
そこで私なりに分析してみました。(誰にも頼まれてませんが)
6月11日の後が9月27日発行なのは、明らかに夏休みの影響ですね。6月ぐらいから夏休みに入る人が出始め、7月にピーク。8月も遅めの夏休みを取る人もいますから、なるほど9月の終わりに出るのは妥当ですね。
そして9月の次が早々に10月というのは、ビジネス的にも9月から本格稼働、しかも年末の決算に向けてどの企業も必死に売上アップを目指してがんばる時期だから?
12月はクリスマス前になると、また休暇モードが盛り上がってくる頃なので、その前に雑誌を発行して年を締めくくろうという
夏休みのところは感心しました。夏休みの間に雑誌を発行しても読む人もそんなにいないでしょうし、人員補充(多くの企業は夏休みは4週間)してまで発行する理由は何もないですよね。もちろんいろんなものがタイトに詰め込まれている日本でこれが実現するか?というと、たぶん想像以上に困難がありそうですが、フィンランドではこんな形もあるということで紹介してみました。
最後に朝撮った写真です。一定の時間、朝陽が強く木を照らし、葉っぱが黄金色に見えた瞬間です。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
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