Visit Lakeus 2013年08月28日
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Author:Visit Lakeus
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リンゴの季節 その2
Moi!

今週はずっといいお天気が続いて嬉しいです。が、段々落ち葉が目立ってきて、風も秋の気配を帯び、太陽も夏の太陽とは違ってじりじりというより、柔らかい西日のような陽射しになってきました。急に冷え込んだ朝よりも、今日のような朝から、夏は行ってしまったんだという事実にきづかれます。

そして日も短くなってきたのと代償にオーロラも見られるようになってきました。
こちらはラップランドで昨日の夜撮影されたものだそうです。
http://spaceweather.com/gallery/indiv_upload.php?upload_id=86075
一昨年からオーロラの当たり年とのことですが、今年も引き続きのようです。運がよければセイナヨキでも見られるかもしれないので、楽しみにしておきます。

さて、週末に見事な実をつけていたリンゴのその後について。

意を決して一昨日収穫しました。上の方のリンゴは家人が剪定バサミのようなのを使って枝を切り落とし、私は落ちたリンゴを拾い集めたり、手に届く範囲のリンゴを収穫していました。でも剪定バサミにも限界があり…結局木を揺さぶることにしました。きっと丹精こめて育てていらっしゃるリンゴ農家の方にとっては言語道断の方法でしょうね…でもこの方法が一番効率よく、こんな感じで収穫できました。

これは横から
リンゴ1

これは上から撮ってみました。
リンゴ2

実はこれとは別に、同じぐらいの量が別の袋に収穫できました。ついでにいうと、さらに腐っていたり、虫食いだったりで廃棄したのも30個ぐらいありました

去年までは義父がおいしいリンゴジャムを作ってくれていたのですが、今年は他にやることがあって忙しいために引退?休業?とのこと。さてこの大量のリンゴをどうしたものか…。

Google先生に聞いたところ、やはりジャムにするのが一番消費でき、そんなに手間もかからなさそうという回答を得たので、早速トライしてみました。レシピはこちら。
http://cookpad.com/recipe/288597

あのですね、私はあまり料理が得意ではなく、日本にいる頃はろくなものを作っていなくて、ジャムも今回ほぼ初挑戦でした。途中”こんなことも知らなかったの?ぷっ”と思われるかもしれませんが、寛容な心でお読みいただけると幸いです

皮をむいて、イチョウ型に切るまでは(大変だったですが)大丈夫だったのですが、お鍋に水を入れる段階で??。リンゴに対して水の量が少な過ぎ。家人も”水を入れないと”と外野で言ってます。それに灰汁が出たらと書いてあるけど、こんな少量の水から仮にも灰汁を取ったら(取れそうにもないけど)焦げつく??という疑問を残しながらも、素直にレシピ通りに進めていきました。するとしばらくするとリンゴからの水分がどんどん出てきました。なるほどー、そういうことだったんだ。さらに少し経つと灰汁もたくさん出てきました。やっぱり素人が変な心配をして、レシピから逸れるのは失敗への道まっしぐらのパターンですね(←経験済み)

そうそう、フィンランドはお菓子作りが盛んなようで(他人事です、はい)、お砂糖もいろいろな種類があるのです。果糖(直訳すると果物砂糖)とかバニラ糖とか。そしてありました!ジャム用砂糖。
砂糖
ペクチンが含まれているとか。

このジャム用のお砂糖を使い、ぐつぐつ煮込んで出来上がったのがこちら。この容器1個半分のジャムが出来上がりました。
ジャム

ああ、香りや味が画面から伝わらないのが残念です。レシピでは紅玉が薦められていますが、収穫したリンゴも酸味があり、お砂糖の甘さとうまく絡み合ってとてもおいしいジャムができました自画自賛、万歳です。そして何よりも、寒い冬を耐え、夏の太陽をたくさん浴びて実を結んでくれたリンゴ。まさに自然の恵みに感謝です。

家人は次回は量を増やしてこの鍋で↓
お鍋
トライしよう!と息巻いてますが、うーん、誰が皮を剥くのかな。


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フィンランドの生活 | 16:23:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
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