2013-08-27 Tue
Moi!昨日の朝はぐっと冷え込んで寒く、友達は革ジャンに手袋をはめてきたようです。でも日中は23度まで上がり、革ジャンどころか半袖1枚で十分の暑さ。一方今朝は12度あり、昨日のような桃源郷のような朝靄はなく、代わりに雲一つないいいお天気の朝を迎えています。それでも風が段々冷たくなり、晩夏というより秋晴れの空気感が勝ってきています。
今日はこちらの道路事情についてです。日本の道路に比べると、こちらの道路はガタガタですが、-30度まで下がる寒~い冬を毎年越えているのだから当然ですよね。半年近く雪の下で忍耐強く春を待つ道路も、雪が溶けるとこんな状態になったりしています。
小さな亀裂から雑草も顔を出してます。夢破れて山河あり。
この亀裂はちょっと深め。春先の雪解け水が凍った頃は自転車歩行時の要注意箇所です。
ちょっとわかりづらいのですが、こちらは車道。結構深い穴があって、暫定的に砂利をかけているのですが、雨の日はそこに雨水がたまり、水が撥ねて大変。車も軽くバウンドします。
自然の力はすごいですよね。アスファルトをこんなに変形させてしまうのですから。
上記は悪い状態のものを取り上げたのですが、道は常に徐々に補修されています。
手間は古い道。その上に新しいアスファルトが引かれています。こんな風にイタチごっこではありますが、悪い道や交通量の多い道から順に、雪が積もる前にあちこちで道路が補修されています。がんばれ、フィンランド
道路補修はいいのですが、日本と違い予告もなしに道路工事が行われたりします。特に歩道&自転車道の扱いはひどく、道が完全シャットアウトだったり、とても危険な目をして車道を通ったりしなければならないことも。こちらの人はそういう対応には淡々と従ってます。あ、もちろん私もですが(というより文句を言うほどフィン語をうまく操れない)、日本だと危険だと行政にクレームが入りそうですよね。
工事とは関係ありませんが、信号も止まることが時々あります。現場、おさえました。
信号がついてないの、わかりますでしょうか。ちなみにこの交差点は街の中心地に近く、交通量も多いところです。
あー、バスも迫ってきています。この日は自転車でよかった、と心底思いました。
こんな悪条件で皆よく乗り切っているな、と思っていた矢先、この日と同日に別の、これまた信号がついていなかった交差点で事故があったそうです。どうやら信号が動かなかったのは電気関連の事故のようで(←その割によく止まっている)、一時停止すべき車線から結構なスピードを出した車が、優先車線を走行していた車にぶつかったそうです。運転手同士の怪我は幸いなかったのですが、不幸だったのは巻き添えになった歩道を歩いていた8歳の女の子2人。歩道に乗り上げた車にはねられたそうです。命に別状はなかったのが不幸中の幸いですが、何ともやりきれない事故です。今日は地元の新聞でこの事故の検証記事が大きく取り上げられていました。
道路ネタをもう一つ。プラハに行ったとき、横断歩道で多くの車が停止してくれて感動しました。一方こちらのドライバーは滅多に止まってくれません。一つ考えられる理由は、信号があまりないこと。つまり歩行者や自転車のために都度都度止まっていたらきりがないのです。なので一方的にドライバーのマナーを責められないのですが、当事者になると、ちょっとぐらい止まってくれてもいいのに…という気持にもなります。いずれにせよ車に乗るときも、自転車に乗るときも、自分の身は自分で守らなければと言い聞かせ、いつもより少し慎重に行動するように心がけています。海外に行くと交通事情もかなり違ってくると思いますが、その国の状況を見ながらご自分の身はご自分で守ってあげてくださいね。もちろん自国でも。
ということでよい一日をお過ごしください。
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