2013-06-18 Tue
Moi!こちらは今朝の様子です。この白くそびえ立つ教会はアルヴァー・アアルト設計のLakeuden Risti(ラケウデンリスティ)という教会、左手には同じくアアルト設計の市庁舎が見えます。
何度ぐらいあると思われますか…。正解は17度です。この晴れやかな空と裏腹にちょっぴり肌寒い気温。薄手の長袖セーターの上にパーカーを羽織ってちょうどいいぐらいでした。
今日はフィンランドの夏休みについてご紹介します。今週土曜日は待ちに待った夏至。(フィンランド語ではJuhannus=ユハンヌスといいます。)こちらでは学校は6月の第3週から10週間宿題なし!の夢のような夏休みに入っていますご存じの方もいらっしゃるかと思いますがこちらのオトナの夏休みも長いのです。なんと4週間が一般的。6週間の人もいれば学校の先生などはもっと長いということになります。
ちょうど身近にいい例がありました。こちらはアルヴァー・アアルト設計、2番目の奥さんがアアルトの死後完成させた劇場。そのドアに貼られていた告知です。アアルトデザインのドアの取っ手も一緒におさめてみました。
少し読みづらいのですが、6/1から7/31までお休みです。チケットを買いたい方はインターネットでどうぞ、という趣旨のことが書いてあります。あっさり、そしてきっぱりしています。
4週間、またはそれ以上の休みに皆、一体何をして過ごすの?と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。多くのフィンランド人は湖畔や海沿いにサマーコテージ(フィンランド語ではKesämökki=ケサモッキ)を持っていて、そこでゆっくりサウナに入ったり、泳いだり、釣りをしたりして短い夏を楽しむのです。こちらの夏はカラッとしていますし、空気は澄み切っていますし、何といっても日が長いです。ちなみにセイナヨキの夏至の日没は23:36なので毎日得した気分になります。私はサマーコテージはないので、旅行したり、サマーコテージを持っている人のところに遊びに行ったりしています。サマーコテージがなくても、近くを散歩するだけでも簡単に森林浴ができますから、恵まれた環境に感謝しています。
今週は少し肌寒い15度前後の天気が続いていますが、夏至の頃にはまた20度を越える暖かい日になるという予報が出ています。夏休みを目前に皆ウキウキ、そわそわしている今日この頃。皆様もよい一日を。
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