2013-06-30 Sun
Moi!雨の夜なので、外も若干暗くなりました。
土曜の夜はやっぱりサウナ。フィンランドの家庭にはバスタブがあるところは珍しく、またシャワーもカーテンだけの仕切りや、ブースになっていないものもあります。フィンランドのホテルに泊まったことがある方で、シャワーに仕切りがないため、洗面所にお湯が流れ出してどうしよう?と焦った経験がある方もいらっしゃるかもしれません。備え付けでお湯を流す道具があったり、または床暖房があるため、すぐ乾くようになっているところもあるので、あまり焦る必要はありません。あっさりしたシャワー設備の代わりに主役となるものがサウナです。多くの家庭にサウナは併設され、サマーコテージでも大切な役割を担っています。アパートでもサウナ付きのものもあれば、なくても共同サウナがあり、◯曜日はこの家庭、と決められているところもあるそうです。
日本にいる頃は、温泉に浸かり過ぎて気分が悪くなったのがトラウマになり、サウナは避けていたのですが、フィンランドに住むようになって、せっかくサウナ発祥の地に来たからには、と試してみました。そしてサウナのファンになりました。
こちらのサウナはまず石などを温め、ある程度の温度に達したらベンチに腰かけて、ぬるめのお湯を熱くなった石にかけます。その石から発せられる蒸気が体中を包み込んでくれるのです。また肩こりや喉が痛いときは、患部にじわりと傷を癒してくれるかのように蒸気が入り込んできます。蒸気が収まったらまた水をかけるのを繰り返します。暑くなったら我慢せずクールダウンを。ここで勇敢な人は(真冬でも!)湖に飛び込んだり、雪の中に飛び込んで転げたりします。
またヴィフタとよばれる白樺の枝を束ねたもので体を叩けば、さらに血行がよくなり、寝つきがよくなることは間違いなし。またピートという、フィンランド中西部のÄhtäri(アフタリ)というところで生産されている、湖からとれた水生植物の堆積物(泥パックのように黒いものです)を顔や身体に塗ってサウナに入れば、お肌はさらにつるつるになります。ピートを販売している会社はこちらです。
Visit lakeusのツアーではスモークサウナも体験していただけます。スモークサウナは通常のサウナよりも温度が低めなので、より長時間入ることができます。詳しくはこちらをご覧ください。
サウナの後で筋肉もほぐれ、段々眠くなってきました。それではおやすみなさい。
Hyvää yötä. (ヒュヴァー ウオタ)
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2013-06-28 Fri
Moi!昨日はフィンランド各地で雷雨がありました。今年は雷雨がよく降るらしく、雷はフィンランド全体で既に28,000個も落ちたそうです。
昨日の朝は曇時々晴れだったのですが、お昼ご飯を食べて少し落ち着いた頃に、空がみるみるうちに雨雲に覆われてきました。きたきたきたー、という色ではないでしょうか。そして雷雨が。それでも1-2時間ひとしきり降った後はいったん止みました。帰るときは傘をささずに帰れてラッキー♪雷のため、停電になった地域もあったし、出張に行っていた家人は雷で木が線路の上に倒れたため、2時間以上の遅れで帰宅しました。Voi voi(あらあら)
今年の夏は気温の上下が激しいためか、6月上旬には雹も降りました。近づいてみると氷アイスみたい。
ところで皆さん、フィンランドが世界でアイスクリーム消費量のベスト5に入っていることはご存じでしょうか。こちらではよく世界一だと言われていますが、Googleで調べてみると、どうやら4位のようです。
http://www.businessinsider.com/global-ice-cream-consumption-per-capita-2013-1
いずれにしても…春夏秋冬季節を問わず、アイスクリームは消費されています。スーパーでのアイスクリームの種類の充実ぶりにも驚きますが、街のあちこち、また高速道路の先々でこんなアイスクリームスタンドを見かけます。
ちょっと見づらいのですが、真ん中の大きな木の陰に立ってます。左手にアルヴァー・アアルト設計の教会の時計塔もおさめてみました
私は日本にいる頃は自分でアイスクリームを買って食べることは年に数回しかなかったのですが、気づけばよく食べるようになりました。種類はシャーベット類はほとんど見かけませんが、やはりベリー類の充実ぶりはさすがフィンランドです。フィンランド人が大好きなサルミアッキ味の真っ黒アイスクリームも売られています。
アイスクリームはフィンランド語でjäätelö(ヤータロー)。私の一番最初に配属された部長の名前が”弥太郎”。漢字変換して記憶したらこれもすぐ覚えられました。(←部長、お世話になりました。)
今日は金曜日。月曜から夏休みに入る同僚もいます。そして7月から正式にVisit Lakeusのプロジェクトも始動です!契約の関係で週に3日の勤務となり、ブログの更新が毎日とはいかなくなるかもしれませんが、可能な限りアップしたいと思っています。引き続きお付き合いください。それでは皆様よい週末をお過ごしください。
Hyvää viikonloppua!(ヒュヴァー ヴィーコンロップア)
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2013-06-27 Thu
Moi,まず昨日のブログ内で理解不足のまま記述した部分がありました。確認後、訂正しております。今後はより慎重に調べてから書くようにいたします。申し訳ございませんでした。
気を取り直して、昨日は暑かったです。フィンランド東部では31.8度を記録したところもあったそうです。私も昨日は、タイトルであるAmforaに自転車で行ったのですが、自転車で10分ぐらいこいだだけでお店に着いたら滝のような汗が。ちょっと恥ずかしかったです。一方明け方に雷雨が降り、目が覚めました。それも30分ぐらい続いた後はやみ、今は快晴とはいかないものの、晴れ時々曇りといったところでしょうか。気温は朝から20度越え。どんな天気になるのか、ちょっとわかりづらいです。
それでは本題に移り、Amforaについてご紹介します。Amfora(アンフォラ)はVisit Lakeusのツアーの行き先にも含まれている食器のお店です。Päivi Rintaniemiさんという作家の方が自らデザインし、お店に併設されている工場で作り、できあがった作品をお店で売っています。初めて見たとき、日本人好みのシンプルで機能的なデザインだと思いました。そしてやはり日本でもWebでの注文が多いそうです。彼女自身も何度か日本に行ったことがあるそうです。
お店の入り口にはPäiviさんの彫刻作品が飾られています。
Päivi さんは今年の4月にイタリアのFaenzaで行われたPremio Faenzaで大賞を受賞したばかり。ニュースに関してはこちらを参考にしてください。世界的にも活躍している方ですが、非常に気さくで素敵な女性です。
気になるお店の正面はこんな感じです。
白を基調としたシンプル、かつ遊び心あふれた食器の数々が売られています。
Made in Finland!もっと詳しく言えばMade in セイナヨキ。セイナヨキの誇るアーティストです。
ところでお皿↑が円形でもなく、四角でもないことにお気づきでしょうか。このような形をしているので、他の食器との組み合わせが楽しくなります。こちらにAmforaの食器の組み合わせの例が載っているので、よろしければご覧ください。シンプルな白なのにこうやって組み合わせを変えることによってさらに使う楽しみが増してきます。贈り物をするときにも、もらう方の喜ぶ顔が目に浮かんできます。
食器類に加え、キャンドルホルダーなども売られています。
定番商品が多いのですが、お客様は長い時間をかけて少しずつ別のものを買い足して、組み合わせを楽しんでいらっしゃるとのこと。セイナヨキに来られる際には是非立ち寄っていただきたいお薦めショップです。
今日もよい一日となりますように!
Made in Finland!もっと詳しく言えばMade in セイナヨキ。セイナヨキの誇るアーティストです。
ところでお皿↑が円形でもなく、四角でもないことにお気づきでしょうか。このような形をしているので、他の食器との組み合わせが楽しくなります。こちらにAmforaの食器の組み合わせの例が載っているので、よろしければご覧ください。シンプルな白なのにこうやって組み合わせを変えることによってさらに使う楽しみが増してきます。贈り物をするときにも、もらう方の喜ぶ顔が目に浮かんできます。
食器類に加え、キャンドルホルダーなども売られています。
定番商品が多いのですが、お客様は長い時間をかけて少しずつ別のものを買い足して、組み合わせを楽しんでいらっしゃるとのこと。セイナヨキに来られる際には是非立ち寄っていただきたいお薦めショップです。
今日もよい一日となりますように!
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2013-06-26 Wed
Moi!いつも天候の話ばかりで始まりますが、今日も気持のいい真っ青の空が広がっています。気温も朝から20度近く。暑い一日になりそうです。
昨日のニュースでフィンランド観光客の話題が取り上げられていました。
http://yle.fi/uutiset/fewer_southern_europeans_more_russian_and_japanese_visitors/6704529
フィンランドへの観光客は、経済危機の南欧からの観光客は20%の落ち込みだったのですが、ロシアと日本!からの観光客の増加で、結局5%の増加に終わったとのこと。ロシアはお隣だし、移民の比率も多いので納得できますが、日本からの観光客の方が17万7千人も来フィンされていると聞くと嬉しい限りです。(皆様、もし来フィンの予定がありましたら、フィンランド中西部の訪問も是非ご検討ください)
さて、本題に戻り今日は旬の果物、イチゴについて語ります。日本ならイチゴは春の果物。イチゴが店頭に並び始めると春の訪れを感じていました。が、フィンランドでは1ヶ月ほど前から海外のイチゴが店頭に並び始め、この時期からフィンランド産のイチゴが入手できます。今年は夏の訪れが早かったので収穫も例年より早かったようです。ちなみにイチゴはフィンランド語ではMansikka(マンシッカ)です。響きがかわいいですよね。ベリー類はこのパターンが多いです。ムスティッカ(ブルーベリー)、ラッカ(クラウドベリー)、プオルッカ(コケモモ)他にはキルシッカ(さくらんぼ)などなど。
日本だとお店の店頭にパックに並べられて整然と売られているイメージがありますが、こちらでは特別なコーナーが設けられて店員さんによる量り売りがされています。またシーズンの始まりはどのお店でも売られている訳ではなく、大きなスーパーや市場でのみ売られています。店員さんはお客さんの欲しい量を計ったり、試食を促して売っています。
こちらはセイナヨキの市場の様子です。イチゴはだいぶん売られ、残り少なくなっています。他にエンドウマメやサクランボも売られてました
ついでにフィンランド語で市場はTori(トリ)。アクセントは常に最初にくるので日本の鳥とは違うアクセントですが、それでも最初に覚えるときは、珍しくすぐに覚えられました。ついでのついでにフリーマーケットはkirpputori(キルップトリ)といいます。セイナヨキでもkirpputori、要はリサイクルショップが何軒かあります。後日そのレポートもしますね。
秋になるとブルーベリーやラズベリーなどがたくさん森で採れます。イチゴも同様ですが、これらを小分けにして冷凍庫に保存し、ケーキを焼いたり、デザートに使ったりして1年間楽しむのもフィンランド風。去年も箱いっぱいのイチゴを買って冷凍したのを思い出しました。冷凍庫の6分の1はベリー類保存用です♪
先日はイチゴとさくらんぼを購入しました。イチゴは甘酸っぱくておいしかったです。もう少しすると価格ももっと下がって甘くなるのでしょうね。さくらんぼは甘くておいしかったですが、日本の高級さくらんぼも懐かしく思い出しました。食べるチャンスが少なかっただけに、郷愁の思いは募ります。
ということで皆様、今日もよい一日を!
秋になるとブルーベリーやラズベリーなどがたくさん森で採れます。イチゴも同様ですが、これらを小分けにして冷凍庫に保存し、ケーキを焼いたり、デザートに使ったりして1年間楽しむのもフィンランド風。去年も箱いっぱいのイチゴを買って冷凍したのを思い出しました。冷凍庫の6分の1はベリー類保存用です♪
先日はイチゴとさくらんぼを購入しました。イチゴは甘酸っぱくておいしかったです。もう少しすると価格ももっと下がって甘くなるのでしょうね。さくらんぼは甘くておいしかったですが、日本の高級さくらんぼも懐かしく思い出しました。食べるチャンスが少なかっただけに、郷愁の思いは募ります。
ということで皆様、今日もよい一日を!
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2013-06-25 Tue
Moi!今日はあいにく曇り空。雷雨の予報も出ていますが、気温は20度以上。引き続き夏らしい日が続いています。
今回は川沿いの散歩道を紹介します。私の住んでいるセイナヨキ市は(も)緑豊かな街です。市民が散歩したり、ジョギングしたり、自転車に乗ったりする専用の道が整備されていて、多くの市民がそれぞれのスタイルで楽しんでいます。川沿いの道と森の中の道がありますが、今回は川沿いの散歩道を一部ですが紹介します。
こちらが始まり。
この日もいいお天気で運動日和でした。
川を眺めながらレトロな橋を渡ります。 | 川から噴水が。これは夏季限定です。 |
↓の建物は7月の頭に行われるイベント用です。芝生に映えてます。
穏やかな川面と青い空。 | レストランになる船。7月上旬にオープンです。 | 向こう岸には大学や企業が入っているビル群が見えます。 |
ここには人工の小さな川と、その川下には小さな野外劇場があります。
2013-06-24 Mon
Moi!木曜日の夏至イブイブでは日中雨が降ったのですが、夕方から雨は上がりました。金曜は晴れ、土曜日の朝は雨が降ったのですが、その後はずっと晴れ。しかも気温は曇っていても20度を越え、夏至を迎えるには最高のお天気でしたそして今週も25度を超える日が続くとのことで、再来した夏を楽しんでいます。ちなみにフィンランドでは25度を超える日をHelle(ヘッレ)といいます。いわゆる日本でいう真夏日の位置づけです。Helleのときは、心臓の弱い人や疾患を持っている方は注意するよう呼びかけられています。寒さの厳しいフィンランド人にとっては25度を超えるととても暑いと感じるのでしょうね。
さて夏至のイブイブにフィンランド人の知り合いのサマーコテージ(kesämökki=ケサモッキ)に招待されました。その知り合いの方のお友達のところに日本人ご夫妻が来られるとのことで、招待されました。サマーコテージの多くは海や湖のそばにありますが、その方のサマーコテージは川辺にありました。やはりサウナの後のクールダウンには水が必要なのでしょうね
雨が止んだ直後なので椅子やテーブルは濡れていますが、晴れているときにゆっくりここで食事したり、おしゃべりしたりできたら最高でしょうね。
最初はこちらで食事しました。メインはソーセージ(Makkara=マッカラ)です。ダイニングの左奥には暖炉があるので、ここでMakkaraを焼き、ちょっと画像が切れてしまっていますが、右のスペースでお食事をいただきました。ブランコ風の椅子もあり、またここでも寛ぐことができます。
メインの食事が終わった後はこちらの中でデザートをいただきました。(画像がなくてごめんなさい )
今回はKotijuusto、直訳するとホームチーズなのですが、歯ごたえがいいチーズにイチゴを添えていただきました。イチゴは今ちょうど旬なのですが、それ以外のときはクラウドベリージャムを添えていただきます。ジャムをつけてもつけなくてもおいしいので、フィンランドにお越しの際は是非お試しください。
このような感じで特に夏至の頃は家族や親類がサマーコテージに集まって、長い一日をゆったり楽しむのがフィンランド流です。
皆様よい1週間の始まりを♪
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2013-06-20 Thu
Moi!今日はあいにくの雨模様ですが、夏至前日(祝日です)の明日からは晴れの暖かい気温が見込まれているので、今日だけの我慢です。
フィンランドといえば”白夜”というイメージをお持ちの方も多いかと思います。フィンランドは日本とほぼ同じ面積、また日本と同じように南北に長いので日没時間も地方によって違います。ラップランドなど北の地域は夏至の前後3ヶ月は日が沈まない日が続きますが、フィンランド中西部では夏至でも4時間ほど日が沈む時間があります。日本語の白夜というのも幻想的な響きですが、フィンランド語ではyötön yö(ウオトンウオ)といい、意味は”夜無き夜”となり、これもなかなか素敵な言い回しで私は気に入っています。
外が明るいと眠れないのでは?と心配される方もいらっしゃいますが、遮光性のブラインドカーテンを閉めれば(少なくとも私は)問題なく眠れます。気を付けなければならないのが、明るさに油断してしまうことです。特に春分の日を過ぎて、1日1分ずつじわじわと日が長くなってきます。何かに集中してまだ外は明るいけど何時だろう?と時計を見てびっくりすることが何度かあります。以前フィンランド人に”どうしてフィンランドでは夏に花火大会はしないの?”と聞いたところ”外が明るすぎるから。”とストレートな答えが返ってきました。確かに愚問でした、はい。
最後に、これは昨日の23時の空の写真です。
皆様よい夏至をお過ごしください。Hyvää Juhannusta!
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2013-06-19 Wed
Moi!昨日は夏休みの過ごし方について少しご紹介したのですが、今日は引き続き夏至(Juhannus=ユハンヌス)の過ごし方についてご紹介します。
フィンランドでは夏至(22日土曜日)とその前日(21日金曜日)が祝日になります。瑣末な例ですが(汗)、生活していくには必須の情報の地元のスーパーはどうかというと、金曜日は8時から12時までオープン、土曜日は閉店です。もちろんこれは地域によって多少差はありますが、お店は大体こんな感じです。一昨年の夏至の日とその前日にリゾートホテルで宿泊しました。ホテルのディナーが少し高かったので街に出向きました。結果…レストランを含むほとんどのお店が閉店。日本では24時間営業もあるあのマ○ドナ○ドも見事に閉まっていました。結局2日連続でホテルに併設されているレストランで食事しました。やはりこちらは休みが徹底している、または稼ぐより家族とゆっくり過ごすことに重点を置く考え方をそのとき改めて実感しました。
過ごし方は前回のブログに書いた通りですですが、地元新聞のWebでこれにちなんだ質問を見つけたので紹介します。
引用元:http://www.tejuka-lehti.fi/etusivu/index.htmlnettikysymys
Tilanne Perinteinen mökkijuhannus tiedossa.
38% Juhannusvieraita kutsutaan kotiin.
0% Rauhallinen kotijuhannus.
63% Festarijuhannusta odotellessa.
0% Vietän juhannuksen työn merkeissä.
0% Ääniä: 8
簡単に訳しますと
インターネットの質問(夏至をどのように過ごしますか)
- 伝統的にサマーコテージで ⇒ 38%
- ゲストを招待して家で ⇒ 0%
- 家でゆっくり過ごす ⇒ 63%
- 夏至のお祭りに期待 ⇒ 0%
- 仕事 ⇒ 0%
回答者 8名
最後に昨日撮った川べりの写真を。セイナヨキには海に面していないため、海水浴の代わりに”川”水浴を楽しむ人が多いです。昨日は17度で肌寒くて泳いでいる人はいませんでしたが、川辺で青々とした芝生に寝そべってリラックスするだけでも気分転換になりそうです。噴水も勢いよく出てましたよ~♪
皆様、よい一日をお過ごしください。
Moikka!
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2013-06-18 Tue
Moi!こちらは今朝の様子です。この白くそびえ立つ教会はアルヴァー・アアルト設計のLakeuden Risti(ラケウデンリスティ)という教会、左手には同じくアアルト設計の市庁舎が見えます。
何度ぐらいあると思われますか…。正解は17度です。この晴れやかな空と裏腹にちょっぴり肌寒い気温。薄手の長袖セーターの上にパーカーを羽織ってちょうどいいぐらいでした。
今日はフィンランドの夏休みについてご紹介します。今週土曜日は待ちに待った夏至。(フィンランド語ではJuhannus=ユハンヌスといいます。)こちらでは学校は6月の第3週から10週間宿題なし!の夢のような夏休みに入っていますご存じの方もいらっしゃるかと思いますがこちらのオトナの夏休みも長いのです。なんと4週間が一般的。6週間の人もいれば学校の先生などはもっと長いということになります。
ちょうど身近にいい例がありました。こちらはアルヴァー・アアルト設計、2番目の奥さんがアアルトの死後完成させた劇場。そのドアに貼られていた告知です。アアルトデザインのドアの取っ手も一緒におさめてみました。
少し読みづらいのですが、6/1から7/31までお休みです。チケットを買いたい方はインターネットでどうぞ、という趣旨のことが書いてあります。あっさり、そしてきっぱりしています。
4週間、またはそれ以上の休みに皆、一体何をして過ごすの?と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。多くのフィンランド人は湖畔や海沿いにサマーコテージ(フィンランド語ではKesämökki=ケサモッキ)を持っていて、そこでゆっくりサウナに入ったり、泳いだり、釣りをしたりして短い夏を楽しむのです。こちらの夏はカラッとしていますし、空気は澄み切っていますし、何といっても日が長いです。ちなみにセイナヨキの夏至の日没は23:36なので毎日得した気分になります。私はサマーコテージはないので、旅行したり、サマーコテージを持っている人のところに遊びに行ったりしています。サマーコテージがなくても、近くを散歩するだけでも簡単に森林浴ができますから、恵まれた環境に感謝しています。
今週は少し肌寒い15度前後の天気が続いていますが、夏至の頃にはまた20度を越える暖かい日になるという予報が出ています。夏休みを目前に皆ウキウキ、そわそわしている今日この頃。皆様もよい一日を。
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2013-06-17 Mon
Moi!先週金曜から日曜までセイナヨキで行われたロックフェスティバルについて少しご紹介します。フィンランド語ではProvinssi Rockとよばれていて、約6万人の人口のセイナヨキに約4万人のロックファンが国内外からやってくるこのイベント。どれだけ盛り上がっているか少し想像できますでしょうか。
野外ステージが数週間前から準備され、この日に備えます。金曜の夕方から日曜の夜まで様々なロックバンドのライブを見ることができます。金曜と土曜は深夜0時開始というライブも。近所迷惑なのでは?とも心配しますが、年に1度のことなので、そんなに大きな問題にもなっていません。
私が気になったのは宿。当然8万人分の宿が調達できるはずもありません。多くの観客はどうしているかというと、テント持参でやってくるのです。ここは自然が存分にあるので、主に川沿いのエリアがキャンプできるようになっています。野次馬根性で自転車で行ってみました。こちらが日曜の朝の様子です。
これはごく一部ですが、このような感じでたくさんの人達が夜遅くまでロックを堪能し、川のせせらぎを聞きながら、気持のいい朝を迎えるという訳です。例年このロックフェスティバルは大雨が降ることが多いのですが、今年は少し雨が降ったものの大雨ではなかったので、テントでも過ごしやすかったのではないかと思います。自然と共存がうまいフィンランド人のタフさにいつもびっくりしています。
ロック好きの方がいらっしゃったら是非来年お越しください。テント持参でフィンランド式野外ライブを堪能してみては?
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2013-06-17 Mon
Moi!皆様はじめまして。今日からブログを始めることになりましたVisit Lakeusです。
フィンランドの中西部にあるセイナヨキ市に住んで2年半あまりとなりました。今は縁あってVisit Lakeusという日本人向けツアーを開発するプロジェクトに携わっています。実はこのプロジェクトは2013年の1月で第1弾が終了し、この7月から晴れて第2弾が稼動することになり、それに合わせて少し早めですがこのブログを始めることにしました。
最初にVisit Lakeusの説明から。ツアーの行き先は主に3箇所が軸になっています。まずセイナヨキにあるフィンランドが誇る建築家、アルヴァー・アアルトが設計した市庁舎、教会、図書館(現在改修中)、劇場、そして新しくできたアピラの図書館です。アピラの図書館はアアルトの設計ではありませんが、フィンランドらしいモダンで素敵な図書館です。もう一つの行き先は家具で有名な町、ユルヴァにあるインテリアデザインセンター、SELLA。そしてもう1箇所はテウヴァという町にあるテウヴァ教会。この中にはムーミンの作者で有名なトーヴェ・ヤンソンが手がけた祭壇画があります。この3箇所を軸にスモークサウナを体験していただいたり、シンプルモダンなデザインの食器のお店を訪れたり、宿泊先ではスモークサウナを体験していただく予定です。
なお、Lakeusはフィンランド語ですが、日本語にすると平原です。平原というと中庸的な響きになりますが、フィンランド人にとってLakeusは日本語でいう“地平線”に似た少し思い入れの入った語感になるようです。このフィンランド中西部はまさに平原が広がって空がとても広く見えます。アルヴァー・アアルトも、トーヴェ・ヤンソンもこの地区の広大な平原にインスピレーションを得て作品を作っている重要なキーワードでもあるのです。ホームページもありますので、是非こちらからご覧くださいね。
www.visitlakeus.fi/jp
このブログではフィンランド中西部での出来事や日々の様子、また皆様がフィンランドにお越しになるときに役立つような情報をアップしていく予定です。
ブログは新参者でちょっとドキドキしていますが、末永くお付き合いいただければ幸いです♪
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