2019/01/27
アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第150回 「らざぼーさん」
アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第150回は らざぼーさん @razabouu です。
アニメを好きになったきっかけを教えてください。
確か人生で一番最初にハマった作品が、小学生の頃に見た「レジェンズ」という作品だったのですが、
それがきっかけだったと思います。
ただ、深夜アニメ歴はあまり長くなくて、本格的に見始めたのは2年くらい前からです。
好きなアニメ作品を教えてください。
古いものだと、
◯レジェンズ 蘇る竜王伝説
◯HUNTER×HUNTER
最近のものだと、
◯狼と香辛料
◯この素晴らしい世界に祝福を!
◯小林さんちのメイドラゴン
◯メイドインアビス
◯将国のアルタイル
◯魔法使いの嫁
◯うちのメイドがウザすぎる!
などです。
好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。
「将国のアルタイル」
中世風の世界を舞台に、
母国トルキエを戦争から守るため、将軍である主人公が活躍する物語です。
アルスラーン戦記やキングダムとよく比較されますが、
上記2作品が”いかに戦争に勝つか”を主題にしているのに対し、
将国のアルタイルは”いかに戦争を避けるか”を主題にしているのが特徴です。
つまり、メインは戦闘ではなく、政治・外交的内容です。
様々な国の利害、思惑が絡み合う中、自国の利益となるように、主人公が上手く事態を運ぶ様子が鮮やかで、戦略物としても新鮮で面白かったです。
また、作中には様々な国が登場しますが、そこで出会った人々の考え方を学び、
自問自答を繰り返しながら成長していく主人公も、魅力の一つです。
主に作品のどういう部分に注目しますか?
制作者側が伝えたいであろうと思われる部分に注目しています。
「よりもい」のように、思春期のセンチメンタルさを描いた作品であれば、主にキャラクターの感情に注目しますし、
「嫌パン」のように作者の趣味嗜好全開の作品であれば、パンツのシワ作画や蔑んだ眼差し等、細かな制作陣のこだわりに注目します。
あなたにとってアニメとは?
今の自分にとって大事な娯楽の一つです笑。
感想(ツイート)を書こうと思ったきっかけを教えてください。
アニメ情報収集ツールとしてアカウントを作ったことがきっかけです。
そこで考察ツイートしている人をフォローしていくうちに、いつの間にか自分も書くようになっていました。
自分自身、元から作品をただ見て終わるだけでは勿体ないという思いがあって、視聴した上で、”何か”を残す事が出来ればいいなと思っていました。
その”何か残したい”という想い、140字という手軽さ、ハッシュタグによる検索の容易さ、
そういった要素が上手く合致した結果だと思います。
感想(ツイート)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?
伝えたい内容はその都度変わるので一概には言えませんが、
”自分の視点”や”自分の考え方”が誰かの考察の参考になればいいなと思っています。
自分にとっては当たり前のことでも、他人から見れば新鮮な考え方だったりするので…。
そのために、感想を書き終わるまでは他人の感想をなるべく見ないようにしています。
見方や考え方に先入観が入るのを避けるためです。
あなたにとって感想(ツイート)とは?
当時の自分の考え方、考察、メモを保存しておける場所ですね。
感想を書くことで、自分がその作品を見た「証明」にもなっています。
好きなキャラ・制作会社・スタッフを3つ(3人)ずつお願いします。
【キャラクター】
オーゼン(メイドインアビス)
鴨居つばめ(うちのメイドがウザすぎる)
ホロ(狼と香辛料)
【制作会社】
WIT STUDIO
動画工房
P.A.WORKS
【スタッフ】
白戸佑輔
高橋諒
中村彼方
影響を受けたブロガーと読んで影響を受けた記事を教えてください。
如月はづきさん(@kisaragi_studio )
セリフを抜粋して、読み手側の想像をよりリアルにする表現方法、
情報をコンパクトにまとめる文章力などは、感想を書く上で参考にさせて頂きました。
BD・DVD以外に購入するものは?(イベント参加可)
B2サイズのポスターを収集するのが趣味で、売っていれば大抵買っています。
あなたが感想を書いていくためのモチベーションは、どこから湧いてきますか?またモチベーションを維持する方法など
1話ごとに感想を書くのがルーティン化してしまっているので、むしろ書かないと気持ち悪いという感じですね。
「感想を書き終わるまでが視聴」という自己ルールに従っている感覚で、
ルールに従った結果得られる満足感が、モチベーションになっているような気がします。
もう、完全に自己満足の世界ですね(笑。でもそれで良いかなと思っています。
やる気や作品の内容次第では、どうしても感想が浮かばなかったりして、中身の無いツイートになってしまう事も多々ありますが、それもあまり気にしていません。
「10回に1回くらい"当たり"が出ればいいかな」程度の気持ちでやってます。
宣伝・アピール欄
インタビュー企画にお声がけ頂いたぎけんさん、この度はありがとうございました。
普段は作品以外に目を向けることがあまり無いので、
今回の質問への回答を考える経験は、自分のしていることを客観視する良い機会になりました。
個人的にTwitterは、アニメを観ていく上で欠かせないツールとなっており、これからも適度な距離感を保ちながら使っていきたいと思っています。
最後に、もし最後までこの長文を読んでくれている方がいたら、その方に向けて感謝を。
興味を持ってくれてありがとうございました。
・ インタビューにご協力頂きありがとうございました
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