D・Cの超卵~(元)男子中学生のウルトラエッグ~ ULTRAMAN:RISING
男子中学生(DC)の時に、ウルトラエッグ(超卵)を紹介する為に始めた
ウルトラマンシリーズの玩具紹介と最新作の感想を中心としたブログです。
管理人は社会人となり、ブログは10周年突破!ありがとうございます!
DC超卵です
さあ!ついにこの日がやって来ました!
数々の傑作VFX映像を世に送り出してきたILMスタジオと
円谷プロがタッグを組んで世界に送り出す
全世界同時配信アニメーション映画
『ULTRAMAN:RISING』が
いよいよ本日からNETFLIX独占配信スタート!
『Z』熱が冷めやらぬまま、『トリガー』の情報が発表されてしまい
毎週放送されていた『SSSS.DYNAZENON』と合わせて大興奮している最中の
2021年5月に製作が発表された『ULTRAMAN:RISING』でしたが
それから丁度3年が経過して、ようやく本日から全世界同時公開。
ここまでの道のりは長かった・・・?いや・・・?
この3年は新作の供給量が尋常では無く、あっという間の3年間でしたね…w
本作はウルトラシリーズの世界展開拡大に向けて、最初の一歩を飾る作品という事で
全世界に向けてのプロモーションの規模は
『シン・ウルトラマン』の国内PRを遥かに上回る規模との噂も。
ウルトラシリーズが浸透している国内だと、そのPRの規模があまり実感出来ませんが
そんな国内でも、来月からは怒涛の玩具展開が控えており
そのラインナップは今年の新作TVシリーズの『アーク』に匹敵する量!
2024年を牽引する作品となりそうな『ULTRAMAN:RISING』ですが
果たして、新たなウルトラ超伝説を刻む作品となるのでしょうか?
■前置き
とはいえですよ?
多くの皆さんがそうだと思うんですが
この『ULTRAMAN:RISING』を『シン・ウルトラマン』並に期待するのは
日本国内のウルトラシリーズファンなら無理だと思うんですよ。
まず「NETFLIX」独占という間口の狭さもありますし
やっぱり日本国民にとって、ウルトラシリーズは実写じゃないですか。
これは懐古主義でもなんでもなく、紛れもない事実だと思うんです。
(『ザ☆』と『USA』も大好きですよ、念の為。)
もちろん、今回の『RISING』が【これまでウルトラシリーズに触れて来なかった地域の方向けの作品】であり
そういった地域の方々の視聴ハードルを下げる為に【国境を越えるアニメ】というジャンルを選択し
その上、海外では馴染み深い【カートゥーン調のアニメ】になっているのは理解していますし
自分はそんな『RISING』を、【コレはコレで】というスタンスで楽しむつもりですが
やっぱり【コレはコレで】と思ってしまっている時点で
TVシリーズや『シン・ウルトラマン』とは、一歩距離を置いて見ている訳ですから
その時点で、実写作品を見た時の熱量を上回る事は難しいと思うんですよ。
だからこそ!『RISING』には期待したい!!!
この固定概念に捕らわれた、凝り固まった思考をブチ壊し
アニメだろうと、カートゥーン調だろうと関係なかったんだ!と思わせてくれる
そんな魂が震え上がる作品になっている事を願ってやまないのです。
さて、ここまでは公開前日の夜に書き上げた文章になっておりますが
こんな男が『ULTRAMAN:RISING』を見た感想は如何に!?
■感想(ネタバレ無し)
という訳で2時間しっかり通しで見させて頂きましたが
やっぱり【コレはコレで】でしたけれど
【コレだから出来た面白さ】は間違いなくある作品でしたね。
冒頭からウルトラシリーズのお約束を覆すような設定が
何の説明も無く当たり前のように飛び出すのには面を食らいましたし
その設定が全編を通して物語の中心になるストーリーなので
日本のウルトラシリーズに慣れていると、どうしても違和感があるかなと。
その設定に対する細かい説明も無いので
これまでのウルトラシリーズの常識が通用せずに混乱したり
その混乱自体が、作品を見る上でノイズになる可能性もありますが
終盤の盛り上がりは、その設定があったからこそ生まれたものだと思いますし
その盛り上がりはこれまでのウルトラマンに無い、唯一無二のもの。
ウルトラマンのお約束を守るか、その独自の盛り上がりを取るかどうかで
好みが分かれる展開ではあったと思いますが
自分の好みかどうかを確かめるだけでも、見る価値のある作品だとは思いますね。
それと意外だったのが、突飛なのはその設定ぐらいで
ウルトラマンのファイトスタイルだったり、怪獣との向き合い方は
かなり『初代ウルトラマン』に忠実に仕上がっており
ウルトラマンは悪を倒すのでは無く、調和を保つ存在であるという
他のヒーロー作品とウルトラシリーズの徹底的な違いが
海を超えて製作された本作でもしっかり踏襲されており
本作のメインストーリーの軸としても機能しているのは
製作陣のウルトラマン愛が感じられて、日本のファンとしては嬉しかった部分。
そんなウルトラマンの普遍的なテーマから繋がる形で
本作は親子愛を全力で描き切った作品となっており
その結果生まれた、ポップでハートフルな物語も本作ならではの楽しさ。これが、国内の実写TVシリーズでは描けない物語でありながら
ウルトラマンというヒーローには非常に似合う物語であったのでそれが見られただけでも、本作が製作された意義はあったと個人的には思います。そんなストーリーのおかげでエンターテイメント性は非常に高いですしストーリーのテンポも良く、戦闘シーンも程よく用意されていてお子さまも安心して見られる、ファミリームービーに仕上がっているのも好印象。回りくどいメッセージ性だとか、細かい過去作オマージュ等は無いので
単純明快なヒーロー活劇として楽しめる作品なのも良かったです。
また、キャラクターのデザインこそカートゥーン調でクセが強いですが
物語の舞台は日本。しかもハリウッド特有の変な日本では無く
日本人でも笑っちゃうぐらい、ちゃんとした日本が舞台なので非常に見やすい!
ハリウッド製作で、キャラクターデザインの癖も凄いので
どうしても肌に合わない、敷居が高いと感じる方もいらっしゃると思いますが
そこは本当に安心して見て頂いて大丈夫。
吹き替え版で見れば、いつものウルトラシリーズと同じ調子で見られると思います。
(強いて言えば、台詞が少し硬い・クドい場面が散見されますが
そこはアメリカンテイスト/ジョークとして自分は許容出来る範囲でした)
強いて言えば、描かれている家族愛のテーマは普遍的過ぎますし
それ以上の深いメッセージ性が無い作品になりますので
【薄味過ぎる/単純過ぎる】と言われてしまうと反論が難しいのですが
その単純さを補って余りある、ハリウッドならではの最高峰の映像表現と
その最高峰の映像の勢いに食らい付く、テンポの良いストーリーが癖になる作品でしたので
その愉しさを是非「NETFLIX」で体感して頂ければと思います。
ちょっと週末の深夜で眠気も限界なので
本日の感想は少し短いですが、この辺で。
書き足したい事が増えましたら、こちらの記事に追記して行く予定です。
(※6/14初稿・6/15一部修正)
本作は「こういう形のウルトラマンが出来たか!」と膝を打つ作品で
ウルトラマンシリーズファンなら、一度は見ておいて損は無い作品。
特に、本作の主人公であるケンと赤ちゃん怪獣エミの子育て奮闘記は
自分自身、育児と仕事と趣味に追われてクラクラしている真っ最中という事もあって
それにまつわる台詞が全て格言に聞こえる程、感情移入してしまう仕上がりでしたし
実際、自分の人生観に影響を与えてくれる名言が1つ、間違いなく心に残りました。
一緒に見ていた妻も、エミのとあるシーンでは涙ぐんでいたので
子育てされている方・されていた方は。特に感情移入出来る作品ですし
かつて子ども達だった人も皆、両親の気持ちに感情移入する内容だったと思います。
ウルトラマンの良さを継ぎながらも、新しいウルトラマンの魅せ方を提案してくれた
非常に良作の『ULTRAMAN:RISING』を、ファンの皆さんはお見逃しなきよう。
以上!『ULTRAMAN:RISING』の初日感想でした。
それでは~
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- 2024/06/14(金) 23:58:09|
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DC超卵です
ちょっと今週は自分の用事と仕事が立て込んでおりまして
明日の『ジェネスタ』の感想や玩具レビュ―などが遅れる見込みです。
今週末を乗り越えれば、ひとまず落ち着くと思いますので
来週末ぐらいから、いつものペースに戻して行ければ…と思っております。
今日の17時からの『アーク』最新情報も楽しみですねぇ。
本日は朝早くに目が覚めてしまったのでこちらの話題。
いよいよ配信開始まで1カ月を切った
NETFLIX独占配信のアニメ劇場版『ULTRAMAN:RISING』の最新予告が
昨日の深夜、いよいよ解禁!
本予告には、今まで映っていなかった初お披露目シーンが目白押しで
玩具情報で登場が判明していた、ベムラーやネロンガの大活躍に
本作の鍵を握るであろう、新怪獣ジャイガントロンとその子供のエミも大暴れ。
あらすじとストーリーは一部しか判明していない状態ですが
ジャイガントロンの卵が何らかの理由で人間側に奪われており
それを取り戻しに来た親と、ウルトラマンが激突した末に
偶然ウルトラマンが卵を受け取る形になり、そのタイミングでエミが孵化して
初めて見た者を親と認識するので、ドタバタ子育てが始まる…というお話なんですかねぇ。
本編はアメコミがそのまま3Dになったような映像で
各シーンの背景の書き込みや細かさが凄まじいクオリティ。
日本でエミと遊んでいるシーンの、背景の看板の『初代マン』怪獣小ネタが面白いですし
薬局でお馴染みの、あのゾウの像が登場するのも日本らしさの演出なんですかね…?w
キャラデザインが日本人ウケしないのはともかくとして
映像表現に関しては、世界に挑める物になっているのは間違いないと思うので
これまで『ウルトラマン』に触れて来なかった地域の人々に
『ウルトラマン』の魅力が広く伝わるような作品になればいいな・・・
というか、それを目標として作られた作品ですよね・・・w
6/14(金)から、NETFLIXで全世界同時配信開始!という事で
TV新作が無い上半期に、別メディアの新作映像作品がある流れが
ここ最近は安定してきていて、シリーズの一ファンとしては嬉しい限り。
玩具展開を見る限り、『シン・ウルトラマン』並に気合の入ったメディア展開になっていそうなので
『アーク』と一緒に『RISING』の方も、2024年は応援して盛り上げて行きたい所ですね。
以上、『ULTRAMAN:RISING』最新予告情報でした。
それでは~
- 2024/05/17(金) 07:13:08|
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