No 340
Date 2010・12・21・Tue
アニメ【NARUTO】411話感想過去編 木ノ葉の軌跡
■411話「カカシ恋歌」2010年12月16日放送 脚本/鈴木やすゆき 絵コンテ/浪速勉 演出/渡部周 作画監督/河合滋樹 松本顕吾 先週このタイトルを見て、どれだけのカカシ・ファンはやきもきしたんだろう。 しかし、 カカシ・ファン、無問題!!! このサブタイトルは実は『ハナレ恋歌』。だってハナレの片思いだったんですから。 今回の過去編はアニメ・オリジナルだけれど現在とリンクしている感じがあって、以前の少年編であったような全くのオリジナルよりも受け入れやすいのが良かった。 なので「この話は全く無いじゃん!」って最初は思ったんです。 ペイン襲来で復興中の木ノ葉の里に、ハナレは旅芸人として慰問しに来た…冒頭の部分が現在とリンク!(あぶねぇ、見落とすところだった;) ハナレが木ノ葉で歌っているシーン、あれは現在なんですね。 カカシが発したのはほんの一言「ハナレ」だけですが、ここで分かります。 カカシと鍵の国のくノ一ハナレはカカシが上忍時代に知り合っていた、という事。 カカシが既に写輪眼だからオビトが亡くなった後。 故郷や出自の一切を消された少女にとって、カカシの言葉は生きるよすがになったのでしょう。 言った当のカカシはハナレに特別な思いはなかったので、再会しても思い出す事は出来なかった。でもハナレはずっと思い続けていたのですね。 鍵の里・錠前の国(って、一体幾つ国はあるんだ?)へ帰ればカカシと離れ離れになってしまい一般人としての生活はないから、人質交換の時のハナレは未練が残っている視線をカカシに向けていました。 ◆本当に火の国の情報を削除したのか? いのいちから奪った里の情報、人質交換が成功していたら削除はしなかったのかも。追い詰められたので、カカシへの思いが一番大事だと削除したのでは。 一方カカシは最初削除を信じていなかったので、その時は拘束するつもりだったんでしょうね。 ◆この人、結構自信家!? ハナレの「私がそう望んでいるから、あなたはきっと信じてくれている」って、なんか相思相愛だと勝手に思い込んでいる様に感じられますが、カカシは彼女の生い立ちや境遇に同情してもそれ以上の思いはなかったのだろうと感じました。 なので、彼女が情報を削除した事を信じて『くノ一としてのハナレ』は自殺した事にして、逃がす事にしたのだと。 それにね、カカシは彼女にも回りにも恋愛感情が無い事を意志表示しちゃっているんですよ。彼女には「忍として最後まで戦いたかった」って。 ナルト達には「(本当にハナレが好きだったらどうするのか、というナルトの問い掛けに対して)くだらない」ときっぱり言い切ってしまっているので。 ●矛盾 このお話、サクラの髪の長さからすればアカデミー時代って事になる。 あれ?サクラの髪の長さ、短くなくっちゃおかしくない? カカシが第七班の先生になったの、アカデミー卒業してからなのに… ●またしても拷問のエキスパート森乃イビキ登場! 拷問と言えばイビキだけれど、畜生道の時に失敗してるんだよね(^^;)。 案外『正直者の部屋』では正直にはなれないのかも… ●知らなかった、『写輪眼は心の中を見通す』かもしれないなんて! まぁ結果的にはそうなったけれど。 それを見通していた(いや、結果的だって)いのいちさんがスゴイ! ●その心の中を見通す為にはハナレの術をコピーしなくてはならなかった訳だけれど、 先生!マスク越しのチューはした事になるんですか? あれは事故ですね、事故。 それにしても、 ●ハナレは抜忍なのに、ぬけぬけと木ノ葉に来ちゃっていいんですか?(これ一番の疑問) 次回、ネジ外伝!!! |
| WIND OF MOON |
|