患者と医者をつなぐもの今年を振り返って(去年ですが)
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~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
2008/08/08 Fri 12:12
m3のブログに去年の12月28日にエントリーした記事です。




今年もあとほんの僅かです。

ほとんどの病院も今日で平常業務はおしまいの所が多いです。

明日からは、休日体制です。


今年を振り返ってみると、医療制度のほころびが目立ってきました。

以前ならば、医療関係者しか『やばい。』と感じていなかったのですが、最近は、一般の方々にも少しずつ医療制度が崩壊しそうだというのが伝わっていった年だと思います。

今日典型的なニュースがありました。

大阪の89歳女性、29病院に救急受け入れを断られ死亡

大阪府内ですよ。

大阪でも医者が足りてない事がハッキリするようなニュースですよね。

この辺りの内科も閉鎖された病院もありますよね。

日本中どこ探しても医者、不足してますよ。絶対。

おそらく、東京でももうすぐしたら同じような事が起こるのではないでしょうか?


他は、産科の問題。

医者からしたら???の裁判の判決内容。

勤務状況の劣悪さ。

患者さん、家族の意識の変化、権利の主張。


しかも、医療の内容はどんどん専門的になっていき専門家でないと対応できない事も多くなっています。

ただ、行政の対応は相変わらず遅く、診療報酬の増加もマイナスからプラスなんだから喜び
なさいって感じで今のところ焼け石に水の状況です。

少子化で国の存続が、、、なんて言うんだったら子供を産みやすい状況を作るのが先決でしょう。


産科にお金をかけるのが筋でしょう。


しかし、『全国医師連盟』が設立されようとしている事など、少し明るい光が見えてきています。

心から、応援したいと思います。

また、個人的な出来事としては、このブログを始めた事が一番大きな出来事ですね。

最初は、本当に何か書いてみよう。と始めました。

最初の頃みて頂ければわかるのですが、とても人に読んでもらうものとは思えません。

3月の記事はもう封印したいくらいです。

4月になりようやく書く内容もましになってきたと思います。

再度読んで欲しい記事自薦エントリーまとめのカテゴリーにまとめてあります。
このブログの目次のようなものです。

参考にしてください。

今後も、患者さんと医者とのギャップを埋めれるような内容の記事を書いていきたいです。

特に、がん関連の話題、緩和医療を中心として。

職場でもいろいろな事がありました。

仲の良かった先生との別れ、突然病院を去ってしまった先生やナース達、みんなそれぞれの想いがありました。

病院には、多くの人間が勤めており様々な人間模様があります。

もちろん、新しい出会いもあります。

研修医の先生もいろいろですよね。

人間観察するのも好きなので楽しかったです。

私的には、悪くはない年でした。

来年は、もっといい年になりますように。

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昔は、仕事納めの日は昼から各部門で寿司やら出前を取ったりしていたようです。

私が、研修医の時はまだやってましたわ。

今でもやってる病院あるんですかね。


みなさんは、どんな1年でしたか?





28日に1年の総まとめをしてますね。

気が早いですね。

去年の総まとめですけど。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

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