http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2334107/2508656
英国の研究チームが先進国19か国を対象に行った回避可能な死に関する調査結果が8日、米医療経済・政策専門誌「Health Affairs」の1・2月号に掲載された。それによると、適切なタイミングで効果的な医療を提供している国の1位はフランス、2位は日本だった。一方、米国は最下位に沈んだ。
他の医師ブログでも述べられていますし、私のエントリー『日本の医療の現状』でも述べたように日本は、先進国の中で最低レベルの医療費と最低レベルの医師数で世界有数の医療を提供したきたと考えられます。
実は、これ5年前のデータですので、もしかしたら、いやおそらく今は医療崩壊が進み2位でないのでしょう。
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それでも、政府は医療費削減をもくろんでいます。
おかしいと思いませんか?
医療費減らすなら重粒子線施設の建設をやめればいいじゃないですか?
『医療費削減の提案』を読んでみてください。
重粒子施設には、2種類あって陽子線と炭素線があります。
陽子線施設の建設には20億円かかって、炭素線施設の建設には100億円かかるそうです。
しかも、肺がんに限っては、定位照射と言う放射線治療(保険適応あり)と効果はほとんどかわらないとも言われています。
これに関しては、もう少し検討の余地ありですけど。
再び、声を大にして言いたい。
医療費を減らすべきではない。
今、医療費は増やすべきです。
全ての人がより良い医療を受けられるように。
