患者と医者をつなぐもの2008年02月
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~よっしぃの独り言                   医者として10年程仕事をしてきました。 医療関係者と一般の方々の間に大きな隔たりがある事も実感しました。 これは、お互いにとって不幸なことです。 このすきまに橋を架けれたらと思いブログを始めました。
うまい棒ワールド 
2008/02/29 Fri 12:24
今日は、どうでもいい話ですのでそのつもりでお願いします。

うまい棒って知ってますよね。

あの、細長い袋に入った10円のスナック菓子です。
じっくりと袋を見てみるとドラえもんのようなキャラクターが描かれています。

うまい棒


発売元のやおきんHPより引用

うまえもん、ドヤエモン、うまいBOY・・・。ファンからは様々な愛称で親しまれている、あのパッケージのキャラクター。
実は特に名前がない(笑)。ただその後の調査で「1978年9月13日生まれ 乙女座 A型 遠い宇宙のとある星からやってきた異星人。
人間の年齢では2歳ちょっと 10年に1歳年をとる 趣味はコスプレ」というプロフィールであることが判明。やはりネコ型ロボットではないのだ。(引用終わり)

1979年に発売らしいです。
今から30年ほど前なんですね。

いろんな味があります。
めんたい、サラミ、コーンポタージュ、チーズ、たこ焼き、ココア、チョコなど地域限定品や現在製造中止された味を含めると40種類ほどもあるようです。
クリスマスやバレンタインの期間限定商品まであります。

また、うまい棒グッズもたくさんあるようです。
Tシャツ、タオル、ストラップ、パンツ、蛍光ペン、リップクリーム、入浴剤、花火、スケボー(スケ棒)までなんでもありそうです。

もっと知りたい方は、うまい棒同盟なるHPを見てください。
いろんな情報が盛りだくさんです。

さらに驚くべき事に『いきなり黄金伝説』のその番組の中で『1週間でせんべいを1000枚食べきる男』を見てみんな(おそらく友人)の前でうまい棒1000本だったらできる。

と公言して実行してしまった竿さんのHP1週間でうまい棒1000本食べきる男を1度見てください。

テレビのいきなり黄金伝説を見てる気分になります。

さらに、凄いことは、このHPが販売元のやおきんの公認HPとなっているところです。

うまい棒恐るべしです。

また、また、更に、竿さんのHPのリンクから
うまい棒ネットにリンクされていてその中にうまい棒クッキングなるコンテンツがあります。

うまい棒サラダ 、うまい棒チャーハン 、うまい棒パン、うまい棒リゾット 、うまい棒スパゲッティ、うまい棒チョコ・うまい棒サブレ、うまい棒ポタージュ、うまい棒カレー、うまい棒ハンバーグを実際作っています。
味の方は???なようですけど。


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姉妹品としてうまい輪もあります。


発売されて30年近くも経つ事。安いこと。味の種類が豊富なこと。などがこれだけコアなファンをうんだのだと思います。

まさにうまい棒ワールドじゃないでしょうか?




m3ブログは、月間アクセスランキング10位に入りました。

でも、今日はこんなネタでした。(>_<)

次回は、勉強になるネタの予定です。


テーマ:B級グルメ - ジャンル:グルメ

タグ : うまい棒B級グルメ駄菓子

初めての当直2 
2008/02/28 Thu 12:55
CATEGORY【診療】
m3に去年の8月6日エントリーした記事です





初めての当直 1を無事にこなし、(結局、ドキドキしただけで何もしていないわけですが。)その後、定期的な当直もなく忙しい大学病院での日々を過ごしておりました。

それは、暑い盛り、お盆の頃の出来事です。オーベンが誰かバイト行ける奴おれへんか?と探しています。

『お前、行ける?』

『前みたいな所なら大丈夫ですよ。』

『それがな、救急車くるところやねん。でも、めちゃくちゃ忙しい事はない。』

『やめときますわ。』

『なんかあったら、電話してきたらええから。外科系当直と、病棟当直おるから。困ったら相談したらええから。行ってや。』

と言うような会話の末結局行く事になりました。

ベット数は約200を超えるそこそこの規模の個人病院です。

建物は複雑に入り組んでいます。
おそらく、建て増し建て増しで作られたのでしょう。

当直室に入りました。初めての当直室よりかは当直室らしい雰囲気です。

とりあえず、夕食を食べ非常事態に備えます。

電話のベルが鳴りました。

『救急室にお願いします。』とうとう、患者さんが来ました。お風呂ではありません。

主訴(主な訴え)は腹痛です。今朝から下痢をしていたのだが、夕方から特にひどくなったとの事。
診察上、緊急に外科の先生にコンサルト(相談)しなければならない状況ではないようです。

しかし、レントゲンの指示を出し、あわてて当直室にもどりました。

当直医マニュアルなる本を開いて必死に、急性腹症のページをめくります。

この方は男性であったので婦人科的な疾患を考えなくてよかっただけ助かりました。

水分も取れておらず、点滴と内服薬で帰ってもらう事となりました。

一安心して休んでいると、(当直医マニュアルを読んでいるのですが。)
また、電話が鳴ります。

次の人は、発熱、咽頭痛などです。
おそらく、感冒と思われます。
診察にて扁桃腺が腫れてその周りに膿が付いています。薬出して、帰ってもらっていいと思うけど。ホントにいいのかな?

とりあえず、採血の指示を出し当直室で本を読みます。
CRP(炎症反応)が9ありました。(高い値です。)白血球も1万8千です。
これは、非常に強い炎症を示しています。

(どうしよう?さっきまで内服薬を処方して帰ってもらおうと思ってたのに。この結果で帰していいんだろうか?)

患者さんを呼ぶ前にオーベンに電話です。

『お前は、アホか?若いんやろ!ぐったりは、してへんのやろ。そんなん、採血するから悩むんや。採血なんかせんと帰さんかぁ!!!その前に、今時間外やから、明日の朝受診するようにと調子悪くなったら今晩でもいいから再度くるように説明するんや。』と言って電話は切れました。

(なるほど、その通り。)

患者さんに説明をして飲み薬を出して帰ってもらいました。

その後も何人か来ましたがわからなければ採血してその間に当直医マニュアルで調べる。を繰り返して無事に初めての救急当直は終了しました。

その後も、救急病院の当直をすることによって非常に勉強になりました。

大学病院での研修だけでは身に付かない事も勉強させてもらいました。

そのときに必死に詰め込んだ知識はなかなか忘れるものではありません。


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今の研修医の先生は、こんな状況下で知識を詰め込む事はないんでしょうね。




救急病院は、そんな若手の働きによって成り立っていた一面もあります。

ひとつ間違うと非常に危険ですけど。

今、2年間の研修が義務化されています。

よい面があることは認めます。

しかし、総合的に判断するとほんとうにいいのかな?

皆さんの意見はどうでしょう?

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

タグ : 当直

2008/02/27 Wed 12:49
もう、2年になりますでエントリーにあげましたが、『福島大野病院事件』の内容を子供でもわかるように書いてあるブログを見つけたので紹介します。


slummy先生の『やんばる病理医ブログ』のエントリーです。

タイトルは、『一般向け:子供に語る、福島大野病院事件』です。以下引用です。





あるところにね、お腹の大きいお母さんがいたの。

そのお母さんには一人、もう子供がいてね、二人目の子がお腹の中に入ってたの。
一人目の子供はね、お母さんのお腹を切って、お医者さんにとりあげてもらったんだって。

で、そのお母さんはね、次の子を産む時も、同じようにお腹を切って、赤ちゃんをとりあげてもらったの。
赤ちゃんは元気に産まれてきて、良かった!おめでとう!ってなったんだけど、そのあと、お母さんのお腹から血が出て、止まらなくなっちゃったの。
シャワーみたいにすごい勢いで血が吹き出して、大変なことになったんだって。

それで、なかなか血が止まらなくて、とうとう、そのお母さんは死んでしまったの。

そしたら、そのお腹を切ったお医者さんは警察に逮捕されたんだよ。

そのお母さんが死んだのは、そのお医者さんのせいだ、お医者さんがそのお母さんを殺した、って。

そのお医者さんはね、頑張って血を止めようとしたんだって。
でも、止まらなかった。止められなかった。

そういう時に血を止めるにはね「子宮」っていう、赤ちゃんが入ってた袋を全部、取ってしまうのが一番いいんだよ。

だけど、そのお医者さんは、その前に、そのお母さんと話をしてたんだって。

「あともう一人、子供を産みたいです」ってそのお母さんは言ってたんだって。

お腹を切ったお医者さんは、そのことをおぼえてたんだって。

そのお母さんはね、3人の子供が欲しかったんだろうね。
3人子供がいる、5人家族になりたかったんだろうね。

でも、子宮を取っちゃったら、もう子供を産めなくなっちゃう。

赤ちゃんをとりあげたあと、お腹から血が止まらなくなったとき、すぐに子宮を取れば、血が止まる。
でも子宮を取ったら、3人目はもう絶対、産めない。
だからお医者さんはギリギリまで子宮を取らないで、なんとか血を止めようと頑張ったんだって。

でも、血がどんどん出てくるのを止められなくて、とうとう最後には子宮を取ったんだけど、遅すぎて、そのお母さんは死んじゃった。

警察は、もっと早く子宮を取ってればそのお母さんを助けられたのに、子宮をなかなか取らなかったお医者さんが悪い、って言って、お医者さんを逮捕して牢屋に入れたんだよ。
警察はね、別のお医者さんに聞いたんだって。

「こんなことがありました。どうしたら、このお母さんを助けられたと思いますか」って。

きかれたお医者さんは「もっと早く子宮を取っていれば、助けられたと思います」って答えて、紙にもそう書いて、警察にあげたんだって。

でもね。

その、別のお医者さんは、そのお母さんとお話、してないからね。
そのお母さんが「もう一人、赤ちゃんを産みたいです」って言ってたの、知らなかったのかも。

だけど、警察はその紙をもらって、そのお母さんが死んだのは早く子宮をとらなかっ
たお医者さんのせいだ、って逮捕しちゃった。

死んじゃったお母さん、かわいそうだね。
生まれたばかりの赤ちゃんと、もう一人の子供を残して、死にたくなかっただろうね。
お母さんが死んじゃって、子供たちもかわいそう。

だけど、そのお母さんが死んだのは、ぜんぶお医者さんのせいだ、っていうのは、まちがってる。

どんなお医者さんでも、ぜんぶの人を助けられるとは限らない。

悲しいことだけど、お医者さんがどんなに頑張っても、助けられない命が、あるんだよ。

今、日本中で、赤ちゃんをとりあげるお医者さんが少なくなってきてるの。
お腹の大きいお母さんから、赤ちゃんをとりあげる時に、大変なことはいっぱいあって、みんながみんな、無事に産まれるとは限らないし、産んだあとも無事とは限らないの。

でも、それは、全部、お医者さんのせいだってわけじゃないんだよ。

お医者さんが一生懸命に頑張っても、助けられないこともあるんだよ。

お母さんか赤ちゃんかが死んだ時に、そのとりあげたお医者さんが逮捕されて牢屋に入れられちゃうんだったら、赤ちゃんをとりあげるお医者さんがもうとりあげるのをやめたり、赤ちゃんをとりあげるお医者さんになる人が、いなくなったりするんだよ。

でもそれで困るのは次に「赤ちゃんを産みたい」っていう人なのにね。

お医者さんが、わざと殺したんじゃないんだから、逮捕して牢屋になんか入れないで欲しいよ。

赤ちゃんをとりあげる仕事って大事で、それをするお医者さんがいないのって、とっても困るのにね。






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何度も言いますが、医学とは、機械でないひとりひとり全く同じでない人間を扱う、不確かな学問です。

同じ病気の人に、同じ医療行為を行っても、まったく同じ経過をたどることはありません。
多くは、似た経過をたどることが多いのですが、中には全く異なる経過をたどることがあります。

これは、誰が悪いのではないのです。
強いて言うならば、医学が不確かだから、人間の体が機械でないからと言うしかありません。

だから、医者は、あらゆる事を考えてその時考え得るベストな選択をします。

その時ベストであったとしても、2時間後の状況でベストかどうかはわかりません。

なぜなら、状況は、時々刻々とかわっているからであり、新たな情報も加わってくるからです。

それでも、この産科医が逮捕されなければならないのでしょうか?


だから、情報が全部そろった状況での裁判は『後出しじゃんけん』と言われるのです。

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ある美しい国の物語 
2008/02/26 Tue 12:39
m3のブログに去年の6月21日にエントリーした記事です。

じつは、ことり先生のブログへのコメントを書き込もうとしてるときにこの話が頭に浮かんできました。

コメントに書くだけではもったいないと思ってエントリーしたいきさつがあります。
お気に入りのひとつです。




その美しい国は、すべての国民がみな平等に低料金で質のよい医療を受けれる国でした。皆保険制度のおかげです。

貧しい人が多く、平等な医療が受けれない人が多かった過去を反省してそのような制度ができたのです。

ある時期より政府は、医療費が国の財政を圧迫する。医療費の削減が必要である。また、医者の数が多すぎる。医者を減らせ。と連呼し出しました。

医療費削減の様々な政策が行われました。体力のない医療機関の経営は苦しくなりました。

それでも、医師たちは、目の前の患者さんのために働きました。
当直で眠れなかった次の日も手術を行いました。外来診察を行いました。36時間以上病院にいることも特別なことではありませんでした。

医師たちのがんばりにより世界有数の高齢化社会がやってきました。
高齢者が増えます。高齢者は若い人と比べると治りも遅く治療費は高くなります。

また、様々な新しい薬剤、治療法などが開発されました。今までと同じ病気でも今までよりよりお金がかかる治療がどんどん増えてきました。
しかも、専門的な技術を持つ医師しかできない治療も増えました。

それでも、医療費を削減しようと政府はしています。

しかし、一般国民に充分な医療が提供できない状況が生まれつつありました。医療費削減のために病院が廃院に追い込まれ、医者のいない地区が増えてきたのです。

さすがに政府はあわてました。いろいろな策をねってみます。
一番簡単なのは、お金をかける事ですが、なかなかそうはいきません。

昔、この美しい国には、『姥すて山』と言う伝説がありました。

医療費を一番費やしているのは高齢者です。高齢者の医療費を削ろう。必要最低限の治療は国がカバーしよう。それ以上の治療は自己負担でやってもらおう。

70歳を超えた国民は、20世紀に開発された治療しか健康保険上は認めない。という『高齢者医療20世紀法(俗称  姥捨て山法)』が成立しました。

春野ことり先生の天国へのビザ、残像の小説のような世界が現実のものとなってしまいました。

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ついでに 道標主人先生の75 歳を迎えられるみなさまへもぜひお読みください。

後期高齢者の制度が現実となれば『ある美しい国の物語』も起こりえることかも知れません。



春野ことり先生の名作

『天国へのビザ』

は、クリックで楽天にとびます。残像も入ってます。

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医者は教祖様? 
2008/02/24 Sun 11:23
CATEGORY【診療】
m3のブログに去年の6月15日にエントリーした記事です。






もうずいぶん前のことです。

Bさんが部屋に来て欲しい。とナースより連絡がありました。
Bさんは、末期の肝臓癌で黄疸も腹水もありました。

『さっきも部屋に行ったのに!』
その日は、朝から3回ほど部屋に行っていました。

当時、研修医であった私は、上の先生と比べると知識も技術も劣っているだから患者さんとのコミュニケーションは負けないようにしようと考えていました。

まだ、12時過ぎです。いくら、コミュニケーションを取るにしても患者さんは、Bさんだけではありません。

少し腹立たしく思いながらBさんの部屋に入りました。
先程と比べてそんなに変わった様子もなく、新たな訴えもありません。

『他の患者さんもいるし、呼ぶのは本当に必要なときだけにして!』
少し、声を荒げてBさんに言いました。Bさんは、少しシュンとしました。

しばらくして、Bさんの部屋に行ったときのことです。
『先生、先生が忙しいのはわかってる。先生がここによく足を運んでくれてるのもわかってる。でもな、先生に来て欲しいねん。先生の顔見るだけでしんどいの楽になるねん。安心すんねん。看護婦さんやったらあかんねん。』

その後も、いろいろな患者さん、看護師さんから医者が行くだけでよくなる人がいる事を聞きました。
医学的には、医者が患者さんの顔を見るだけでよくなるわけないのに。

また、末期の肺癌であるCさんは、毎日同じ訴えをされます。胸部の詰まるような感じ、息苦しい感じ。
それに対する方針は、特に治療する必要性がなく経過観察でありました。

それでも、毎日Cさんは『何か、この辺が苦しいような感じがある。』とおっしゃられます。

ハッキリ言って、医師にとって医学的に問題のない訴えを何度も聞くのは苦痛です。

『Cさん、その症状は、何とかするの難しいから。他は、大丈夫?問題ない?』

Cさんは、言いました。
『先生、どうしようもないことわかってんねん。でも、先生に聞いて欲しいねん。聞いてもらうだけで楽になるねん。』

それからも、Cさんは、毎日同じ事を訴えました。
しかし、いらだち苦痛さは感じませんでした。
Cさんもニコニコしていました。

医者の仕事っていろいろあるなあ。と思いました。

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懐かしい思い出ですね。

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しゃぼん玉とんだ 
2008/02/23 Sat 10:26
m3のブログに去年、6月11日のエントリーを改変したものです。




学会の抄録(どんな発表をするか簡単な要約)の締め切りが迫っています。

昔のカルテをひっくり返しながらデータを取っていきます。
そのデータをもとに、この治療はこんな患者さんに効くんじゃないかなどを見つけて発表します。

もちろん、それで標準治療が変わるようなおおそれた発表ではなく、『あ~、日常診療では、こんなとこに注意したらもっといいかも。』程度の発表です。

エクセルのデータを見ながら、『よし、こんな発表で行こう!』と思い立ちキーボードをパチパチと打ちデータ整理をしていました。

いつもなら、30分に一度くらいの割合で保存をしていくのですが、今日に限って2時間以上保存していませんでした。

とつぜん、矢印が考え中に変化し矢印に戻ってくれません。
嫌な予感が、、、

『エクセルは、予期せぬ理由で終了しました。』

こちらの頭も予期せぬ理由で真っ白です。

おそるおそる、再度ファイルを開いてみました。

2時間前の状態です。

『締め切り前の2時間を返せ!』

と心の中で叫びながら、ふと口に出たフレーズはなんと

『♪ しゃぼん玉  とんだ。』でした。

電子カルテとんだ(しゃぼん玉revised)でした。

すこし、無念さ晴れました。





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当時、あかがま先生が『電子カルテとんだ』をエントリーした後だったので、ふと思い出してネタにしてみました。

たしか、秋の肺癌学会で発表した演題の抄録でした。

たまには、ゆるい話題を。

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在宅医療推進!? 
2008/02/22 Fri 12:08
m3のブログに去年の6月28日にエントリーした記事です。




緩和医療学会で、ある先生が『在宅は医師、看護師、介護士の三位一体である。』とおっしゃっていました。

まさにその通りです。みんなが力を合わせないとうまくいきません。

以前、最期はどこで?ででも述べさせていただきました。

現在の問題点は介護士もしくはケアマネの方々が緩和医療に対する知識、意識レベルが低い方が多い、もっと研修が必要であるとのことです。

国は、在宅医療を推進しようとしています。
そのために緩和ケアの講習を5年以内に関係者は受けなさいといっています。

それにしても、緩和研修は、医師、看護師、薬剤師、介護士、ケアマネなどの職種が受けるって事ですよね。

ホントにそうなら、大規模な研修体制が必要です。
この研修を行う体制はあるんでしょうか?
5年でできるわけないんじゃないでしょうか?

そこまで分かってるんでしょうかね。

また、緩和ケアチームの友人の医師は
『ある程度のレベルまではすぐになれる。しかし、ある程度専門的な知識を持った方への研修制度がほとんどないのが残念。』とのこと。
本当にそうだと思います。

在宅医療に非常に興味はあります。前回も述べましたが国の政策で在宅を選ぶのではなく、個人個人で選ぶものだと思います。





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在宅医療は、医師、看護師、介護師の三位一体です。
がん治療は、手術、放射線、抗がん剤治療の三位一体です。

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みにくい争い 
2008/02/20 Wed 12:19
CATEGORY【診療】
m3のブログに去年の6月27日エントリーしたものです。




もう、ずいぶん前のことです。

その病院の内科は、臓器別に分かれておりました。

循環器、消化器、呼吸器、内分泌、腎臓、血液、膠原病と6科の内科がありました。

6科の内科を標榜しておりましたが実際は、循環器、消化器、呼吸器、内分泌と腎臓、血液と膠原病と4つのグループに分かれて診療しておりました。

争いは主に循環器、消化器、呼吸器において起こりました。

初診で診た患者さんを誰が主に担当するかと言うことです。

やはり、高齢化社会、年寄りが多いです。年寄りは、老衰と考えられる状態、もしくは、重篤な病気でない状態(専門的な治療が必要でない状態。)で入院となることもしばしばあります。

わかりにくい表現ですね。

簡単に言うと、内科であれば誰が主治医でもいいような状態です。
高齢者が、熱を出します。食べれません。じゃぁ、入院ね。みたいなときです。

やはり、どの科の先生も自分ところの領域じゃないよね。って話になります。

循環器の先生は、心エコーを当てて
『心臓は動いてますね。心不全ではありません。うちじゃないですよ。』(心臓が少しでも動いてたら心不全じゃないのか!?)

消化器の先生は、
『年寄りが食べれないのは当たり前や。うちの疾患やない。』
挙げ句の果てに胃癌がみつかっても、『高齢者のがんは、誰が診ても一緒や。』

呼吸器の先生は、
『年取ったら、誤嚥するのは当たり前、だから、年寄りの肺炎は呼吸器の病気じゃない。』(肺炎て誰が考えても呼吸器の病気ですよね。)

確かに、そのような状態の患者さんは、専門的な治療の必要性はなく、治療の反応性も悪く。長引いてしまうことが多い。
しかも、入院前より調子が悪いままだと家族が
『入院するまでは、自分で身の回りのこと出来てました。その状態になるまで退院は無理です。』と言われることもあります。

現実に病気になり入院がきっかけになり、そのまま寝たきりの状態になる方もいらっしゃいます。

結局、初診で診た先生の科もしくは、院内で立場の弱い科が担当することが多かったです。

ほとんどそのような症例は、研修医の先生に主治医が回っていくんですけどね。きっと、どこの病院でもありますよね。




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コメントでakagama先生より

水は高きより、低きに流れる……。

とのコメントを頂きました。

若手医師はこき使われます。

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タバコのお話し 
2008/02/19 Tue 12:14
m3に去年の11月27日にエントリーした記事です。





最近、ようやく喫煙に関して世間でもうるさく言われるようになりました。

ヨーロッパでは、かなり厳しいようです。
イギリスでは、パブでさえ禁煙です。イギリスのパブとは日本のバーのようなものです。会員制のものも、食事を出さない店も禁煙です。
裏路地などでは喫煙場所を設置する事も可能なのですが。

ちなみに、イギリスのタバコの値段は1箱900円ほどです。

欧米に比べるとアジアは比較的甘いのですがタイなどは厳しいようです。
タバコの陳列が禁止されています。
店に入って『タバコくれ』と言うと奥から持ってきてくれるようです。

ちなみにタイのタバコのパッケージにはこんな写真を載せないといけないようです。

ちなみにシンガポールオーストラリアカナダブラジルEUなどショッキングな写真がならんでいます。

これと比べると日本は大甘ですね。

日本より、甘い国って中国ぐらいでしょうか。なんて思ってたら中国は来年北京オリンピックがあり国際的なイメージなどを高めようと必死でした。

『中国もたばこパッケージに「腐乱した肺・ドクロのマーク」も。』

なんと、ドクロのマークなどをパッケージに入れようとしています。
まあ、ショッキングな写真の後ではなんとも感じませんが。

日本では言葉だけですもんね。

もしかしたら、世界で一番喫煙率が高い国になりかねませんね。

おそらく、JTさんの政治力でしょうね。

1箱、1000円くらいにしたらいいのに。

日本禁煙学会も参考にしてくださいね。

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JTさん、早くタバコ以外の儲け口をみつけてたばこ産業から撤退してください。


日本のパッケージはやる気なさ過ぎですね。




こんなコメントも頂きました。

私もかなりの禁煙論者だと自分で思っていますが、一つだけ誤解のないように言いますと日本の禁煙運動はドイツ、フランス、スペインとは同等なのです。英語圏のイギリス、アメリカ、カナダは喫煙率が20%台ですが、日本はスイスと同レベルです。ですから日本は決して禁煙活動後進国ではありません。

ただ我々医師がもっと患者さんに積極的に禁煙指導をして近い将来は全飲食店では禁煙、病院内外周辺の店まで含めて禁煙になることを願っています。医学生の頃から喫煙者ゼロを目指す必要性を感じます。


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もう2年になります。 
2008/02/18 Mon 08:39
福島県立大野病院産科医が逮捕されてからもう2年になります。

まずは、亡くなった産婦さんに、心から哀悼の意を捧げます。


大まかな流れは、福島県立大野病院産科医逮捕事件を参照ください。

そして、なな先生のこの件に関するブログ『福島県立大野病院事件に思う』。1度読んでみてください。

多くのブログで取り上げられていると思います。

なぜこの事件が注目を集めているかというと、多くの医師は加藤医師に大きな落ち度がないと考えているからです。

普通に診療していて、非常に稀なケースにあたり最善を尽くしたけど、ひとつの命を救えなかった。

あきらかなミスがあって命を救えなかった。
と多くの医師が考えているならばこんなに大きな話題にはならなかったでしょう。

もしかしたら、この事件が現在の医療崩壊の始まりであったのかも知れません。

『私は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します。 』


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何度も言いますが、医学とは、機械でないひとりひとり全く同じでない人間を扱う、不確かな学問です。

同じ病気の人に、同じ医療行為を行っても、まったく同じ経過をたどることはありません。
多くは、似た経過をたどることが多いのですが、中には全く異なる経過をたどることがあります。

これは、誰が悪いのではないのです。
強いて言うならば、医学が不確かだから、人間の体が機械でないからと言うしかありません。

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がん予防の方法 
2008/02/17 Sun 13:14
m3に去年の11月14日にエントリーした記事です。



がんを予防するために方法を見つけました。

(WCRF)World Cancer Research Fundと(AICR)American Institute for Cancer Researchが発表した『Food, Nutrition, Physical Activity, and the Prevention of Cancer』です。

詳細を知りたい方はPDFで全文が読めます。

最初の方にどの食べ物ががんのリスクを上げるが下げるかのグラフが見やすくまとめてあります。

胃がんの項目には、塩がリスク増やすと書いてあります。

日本人は胃がんが多かったのですが最近は減ってきてます。
昔の日本食事は、漬け物、梅干し、塩漬けなど塩辛いものが多かったですよね。

胃がんが減って、大腸がんが増えてきましたよね。
大腸がんの項目を見てみましょう。

大腸がんの項目には、肉、体脂肪、アルコールそして、テレビを見る事がリスク因子となっています。

日本人の生活の変化が胃がんから大腸がんへの変化となっている事がわかります。

それにしても、テレビを見る事がリスク因子なんて。。。。

ここで、気になる点が。
このレポートの中で喫煙について触れられていません。

『がんと肥満の関係は非常に強く、米国においては近い将来、喫煙問題に近い位置づけになるだろう。』
なる文言があります。

って事は、喫煙は今さら挙げるようなものではなく、がんのリスクとして当たり前すぎるとの事で載っていないようです。

さて、本題です。
がんになるリスクを減らす10の項目があげられています。

①正常体重範囲内で可能な限りやせた状態を保つこと。すべての人がやせられるとは限らないが、体重増加にストップをかけることはできる。『ウエスト、体重ともに増やしてはならない。』

>最初っから、かなり、厳しいですね。

②日常生活の一部として体を動かすこと。少なくとも30分間の適度な運動(ウォーキング等)を毎日行うこと。テレビを見るといった習慣は控えめにすること。

>まあ、理解できますわね。

③高エネルギー食品の摂取を減らすこと。甘味飲料は避けること。ファーストフードは控えめにし、できれば避けること。

>つまり、ジャンクフードを食べるなって事ですね。

④植物性の食品を多くとること。様々な野菜と果物を毎日5皿分(400g)以上とること。豆類を毎食とること。精製でんぷん性食品は制限すること。

>一言で言うと野菜をたくさん食べろって事ですね。できれば、600gがいいそうですが。

⑤牛肉、ラム肉、豚肉の摂取は1週間あたり18オンス(約500g)に制限すること。燻製肉、加工肉、塩漬け肉は避けること。

>1週間でですか?欧米人にはとても厳しい!できれば、300gにした方がいいそうです。1週間にですよ。

⑥アルコール飲料は制限すること。がんの予防にはノンアルコールが最適である。ただし、適量なアルコールは心臓に良い効果があるため、摂取は1日2杯(男性)および1日1杯(女性)以内に制限すること。

>これは、十分理解できます。

⑦食塩の摂取量を1日6gに制限すること。塩辛い食品を避けること。カビの生えた食品には発癌性のあるアフラトキシンが含まれている。

>これも厳しい。加工食品を食べたらすぐに超えますよね。

⑧がんの予防には食事サプリメントは推奨されない。
『この問題は特に詳細に検討した。現在、サプリメントの使用によってがんの発症率が低下するという明確なエビデンスは存在しない。』

>と言う事です。

⑨母乳育児は母親と子の両方によい。特に生後6ヵ月までは母乳のみで育てることを目標とし、6ヶ月以降は母乳にベビーフードを追加すること。

>理解できます。

⑩がんを克服した人は、専門家による栄養管理を受けるべきである。がんを克服した人にとって、食事、健康体重、身体活動に関する勧告は特に重要である。

>簡単に言うと上の項目をしっかり守りなさいよって事ですね。

現実問題10項目全部守れる方は100人のうちで何人いるんでしょう?

理解はできるのですけど、現実的かというとそうではないような。。。

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しかし、本当に厳しいですね。

ストレスでがんになりそうです。

こんな事言っちゃダメですかね。




健康食品シリーズの最終回としたいと思います。

しかし、この基準は厳しい!何度読み返しても守れそうにもありません。

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

2008/02/14 Thu 12:26
何だかよくわからない記事が目にとまりました。

終末期医療:延命治療の有無、「生前意思」に診療報酬 75歳以上対象--厚労省方針
終末期医療:延命治療の有無、「生前意思」に診療報酬 75歳以上対象--厚労省方針


内容を詳しく見ていきましょう。
以下引用です。

>制度は、75歳以上の患者が、治癒の見込めない終末期と診断された場合が対象になる。
医師や歯科医師、看護師などが病状や予後などを説明。患者と医療者双方が終末期と納得した上で、
①生活支援のあり方
②急変時に延命治療を希望するか
③急変時に搬送してほしい医療機関--などを決め、文書や映像などで記録する。

引用終わり

①と③は、いいですよね。

問題は②ですね。

まず、75歳以上の人で予後がある程度見えている方に冷静な判断能力のある方がどれだけいるのか?
詳細に病状、予後などを説明して理解できる方がどの程度いるのか?
一度、決めたら意志の変更はできないのか?
意志を変更する時点での判断能力の有無はどうなのか?

などなど様々な疑問が沸いてきますが、一番大きな疑問はなぜ75歳以上なんだろう?

しかも、診療報酬があるの?75歳以上だけに?
全く意味がわかりません。

最期どうするか決めることは、年齢に関係なく決めておきたい人が、きちんと決められてその人の意志が尊重できるような制度であればいいのですけど。


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現実問題、気管内へ挿管して人工呼吸器をつけたり、心臓マッサージをしたり、電気的除細動をしたりする事に医療費はかかります。

ちなみに、救命のために気管内挿管4000円、人工呼吸(安定した状態で)1日7450円、心臓マッサージ30分で2500円、電気的除細動35000円です。
もちろん、これ以外に薬剤費、酸素代、処置代などがかかります。

現場を知ってる人間からすればこの値段はむしろ安いと思います。(電気的除細動を除く。)しかし、人工呼吸器がついた状態で1ヵ月過ごせば人工呼吸器代だけで22万円を超えます。

はなから、しないと決めさせて医療費を減らそうとする前提にこの制度を作ろうとしているような気がしてなりません。


おそらく、いろんな所から叩かれて流れると思いますけど。

リビングウィルは、したい人だけしたらいいですよね。
75歳以上で区切る根拠と診療報酬をつける意味がわかりません。

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タグ : 医療制度

2008/02/12 Tue 12:52
m3のブログに去年の11月7日エントリーした記事です。





『アガリクス:今月から臨床試験 安全性評価目的に 厚労省』なる記事が出てました。

代替医療の代表格である(一番多く使われている)アガリクスの安全性の評価を行おうと言う試験のようです。

安全性以外にQOLや免疫機能の評価も行うようです。

安全性に問題なければ抗がん作用や抗がん剤の副作用軽減作用がないかなどを調べるそうです。

まあ、非常にまっとうな事ですよね。
今まで、科学的な根拠がないまま使用されてきますからね。

何度も言いますが、『なんらかの治療をしている』と言うこころのよりどころには十分なり得ます。(安全性が確認できればですが)

実は、去年アガリクス製品の一部に発がん促進する作用が認められました。(通常の摂取量よりかなり多い量でですけど。)

アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品に関するQ&Aを参照ください。

また、本などでの劇的にがんに効いたとの内容の体験談が出版されており一部社会問題化となっています。

じゃあ、アガリクスって何でしょう?

アガリクスとは、ヒメマツタケといい1965年にブラジルより入ったとされています。
「抗がん効果がある」、「免疫力を高める」などといわれており、アガリクスと名のつく健康食品も数多くあります。

ヒトでの有効性と安全性については信頼できるデータは、あるのでしょうか?

まあ、ないから臨床試験をするわけなんですけどね。

文献検索をかけてみると人でのデータは、糖尿病や肥満に関する論文がありました。

がんに関する論文はなく、免疫力に関するものはありました。
『摂取前と比較してK562細胞に対するNK活性が増加した。』との論文ですが被験者が8名での論文であり信頼性に欠けます。

安全性に対する論文ですが、肝障害の報告が最も多く中には死亡例の報告もありました。(どれだけの方に使用したかの分母がないため頻度は不明。)
あとは、皮疹、薬剤性肺炎などの報告がありました。

中には、健常人11名に使用して有害な副作用はなかったなんて論文もありました。
11名で何もないから大丈夫っていくら何でも言い過ぎですよね。

まあ、結果がどうであれ個人的には非常に興味を持っています。




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実際問題、肝障害の原因が健康食品でありそうな事は1年に1回は経験しますしね。


健康食品の話しを『セントの聖』で取り上げて頂きました。
調子に乗って健康食品やそれに関する話しを何個か続けて出していきます。
今日は、健康食品第2弾です。

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タグ : 健康食品

緩和ケア検定 
2008/02/11 Mon 12:34
CATEGORY【緩和】
m3のブログに去年の10月14日エントリーしたものです。




最近、あまり緩和医療ネタがなかったので久しぶりに。
と言っても大ネタではありませんが。

『緩和ケア検定』
なるものが出来たのをご存じでしょうか?

私も試しにやってみました。間違えたらどうしよう?
やや、不安だったのですが、やってみたら知識を問う問題ではなくて、緩和ケアの基本的なものの考え方を問う問題でした。

問題数も5問ですぐにできちゃいます。



もちろん、5問正解なら1位にランキングされます。




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緩和ケア医の日々所感のaruga先生が作られたようです。


そろそろ、皆さん、忘れてるかも知れません。
もう一度トライしてはいかがですか?

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点滴好き 
2008/02/10 Sun 13:04
CATEGORY【診療】
m3のブログに去年の8月19日にエントリーしたものです。




少し前に、薬嫌い、健康食品好きをしたのですが、反対に薬好きや点滴好きな方もいらっしゃいます。(前回の風邪薬の話しもそうですし、同じようなネタを続けます。)

特に、点滴が好きな人は結構多いです。
毎日点滴をしている常連さんもたくさんいらっしゃいます。

Tさんは、点滴が大好きです。心臓の病気と、肺の病気を抱えていますが、外来に来るといつも『便通の調子が良くない。』と訴えられます。

そして、帰る間際に『先生、今日も点滴しといてや。』と点滴を希望されます。中身はビタミン剤しか入っていません。

あるとき、Tさんに『Tさん、Tさんは心臓と肺が悪いんやから、あんまり点滴したら心臓に負担かかることもあるで。』と言いました。
Tさんは、『点滴したら調子ええんや。わしの体はわしが一番わかってるねん。』

心不全の患者さんに多い量の点滴をすると、さらに心不全を悪化させてむくんだり、ゼーゼー言ったり、場合によっては命に関わるくらいまで悪くなることもあります。

まあ、自分の体は自分で守るのは基本としても、少しは医者の言うことも聞いてくださいな。

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脱水には、点滴必要ですよ。でも、日本では、必要ない点滴もたくさん行われていると思います。


医者からしたら、よくあることです。
しかし、一般の方からしたら眼からウロコの話しだったようですね。

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薬嫌い、健康食品好き 
2008/02/09 Sat 15:59
CATEGORY【診療】
m3に去年の8月14日エントリーしたものです。





『わしは、薬は飲みたくないんや。副作用あるんやろ。嫌やわ。』

そんな人、結構います。医者からしたら、何%の頻度で副作用が出る。くらいしかわかりませんから。その患者さんに出るかどうかなんてわかりません。

しかも、そんな人に限って健康食品とかいろいろ試したりしてる場合が多い。副作用がないから、なんて言いながら。

でも、副作用より期待される効果の方が大きいから薬になるんです。

もちろん、薬に副作用はあります。
一般的に言って副作用の頻度は1%以下の事が多い。
もちろん、軽微な副作用の頻度はもう少し高い事もありますが。

副作用がイヤなら、薬を飲まない事です。

しかし、副作用以上の効果があるから薬として認められているんです。

薬が出来るまでには、動物などで実験して効果があり副作用が少なそうなものが、候補としてあがり、

第一相試験(健常者に対して主に副作用の収集)
第二相試験(小規模で用量がどれくらいがいいかを調べる。)
第三相試験(大規模で今までの標準治療と比べてすぐれているかを調べる。)
の試験を経て市販の運びとなる。しかも、第四相として市販後調査も含まれる。

これだけ、調べて効果がどうか、副作用がどの程度かわかったうえで市販されてるんです。

薬を飲むのがイヤだから健康食品を何種類も摂取しているみなさん。
健康食品にはこのような試験はありません。
健康食品だから、副作用がない。』そんな訳ありません。
表に現れていないだけです。(わかっていないだけです。)

ちょっと、考えてみてください。

あなたが、摂取している健康食品は何のためですか?
それぞれ、目的があって摂取してるんですよね。
と言うことは、身体に対してなんらかの効果を期待してるんですよね。

じゃあ、マイナスの影響も起こってもおかしくないんじゃないでしょうか?

実際、健康食品の副作用で命を落とされている方もいらっしゃいます。

はっきり、わかってる副作用の方が安心じゃないでしょうか?

薬はこわいけど、健康食品は、こわくないと思ってる方、考え方変えませんか?

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全てのものをバランスよく食べるのが一番よいと思いますよ。

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タグ : 健康食品

初めての当直 1 
2008/02/07 Thu 12:06
CATEGORY【診療】
m3に去年の7月14日にエントリーした記事です。




初めて、当直にいったのは医者1年目の梅雨の頃でした。

当時、国家試験の合格発表が4月の下旬にありその発表を待って研修が始まります。
ゴールデンウィークあたりから働き出す研修医が多かったように記憶しています。

1ヵ月過ぎて徐々に仕事のペースもつかめるようになってきました。

ある雨の日でした。

オーベン(指導医)が『雨か。めんどくさいな。お前、今日バイト行けへんか?』と言ってきました。

『先生、無理ですよ。1人じゃ出来ませんよ。』

『大丈夫やって、寝当直やから。』

『ほんまに大丈夫ですか?』

『風邪薬ぐらい処方できるやろ。死亡確認もできるやろ。ほんなら大丈夫や。困ったら、電話してきたらええから。』

大丈夫かな?少し考えましたが、特に拒否する理由も見あたりません。

『わかりました。行ってみます。』

バイト先の病院に到着しました。
築何年か想像するのも恐ろしい古い建物です。
『医局』と書かれてドアをノックします。

中に入ると院長先生が答えます。

『先生、初めてですね。何人か状態の悪い人いますけど、確認だけで結構です。家族の方は納得されてますので。当直日誌のはしに振込先を書いといてください。郵便局はダメですから。では、よろしくお願いします。』と言い残しさっさと帰られました。

医局という部屋を見まわします。

細長い部屋にベットとテレビ、机、冷蔵庫があります。
医学雑誌と漫画やその他の雑誌が乱雑に置いてあります。
のんびりするようなスペースはありません。

入院患者は50人ほどです。

当直日誌を見てみます。ほとんど”著変なし”と書いてあります。

1ヶ月に一回ほど、『何時何分○○氏永眠。』とか『○○氏感冒にて受診処方』書いてあります。

少し、安心しました。よっぽど運が悪くなければ呼ばれる事はないようです。
しかし、何かあったらどうしようと思いドキドキです。
医師免許取ってすぐなのに問題をおこせば剥奪されるかも。
なにせ、大学病院は指導医など上の先生も一緒に責任を取ってくれるけど、ここはホントに自分1人だけ。非常に緊張します。

少しでも動こうものならギシギシきしむベットの寝そべりながら『当直医マニュアル』なる文庫本から新書版サイズの本をむさぼるように読みます。

もし、何か起こればこの本だけがたよりです。
一番多い病気はなんだろう?とか考えながら。
やっぱ、腹痛かな、それとも喘息かな。

何事もなく時間は過ぎていきます。

静寂をかき消すように電話のベルが鳴ります。

ビクッとして電話を取ります。

『先生、お風呂は入りますか?』と事務の方から電話でした。

テレビをつけてみましたが、やはり不安になってきて当直医マニュアルをパラパラとめくってしまいます。

とうとう、深夜12時をまわりました。いつのまにか寝ていました。
気が付いたら明るくなっています。時計を見てみると6時半でした。

無事に何事もなく初めての当直は終了しました。
少し、成長したような気になってました。




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今は、研修医は勤務先以外での仕事はできません。
危なっかしいし、その方がいいのですが、今の制度もなんだかなあと思ってしまいます。

しかし、この時に必死に読んで詰め込んだ知識はなかなか忘れません。
悪い経験ではなかったと思っています。

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タグ : 当直

緩和医療って高い? 
2008/02/06 Wed 12:28
CATEGORY【緩和】
緩和医療学会で『支払い困難感を訴える緩和治療症例の経験』との演題がありました。

大腸癌、骨転移の症例であり抗癌剤治療と疼痛コントロール目的にて麻薬製剤を使用していたのですが次第に治療費が高くなり(3割負担の患者さんでした。)抗癌剤治療を中止し、緩和的な医療のみに変更されました。(ギアチェンジとも言います。)

しかし、治療費は、安くならなかった。

と言うか高くなった。

実はフェンタニルパッチの一番多きいサイズを7枚使用していたんですね。1枚の薬価は12214円ほどですので3日で7枚85500円ほど、1ヵ月で85万円強となります。

抗癌剤治療をやめても、疼痛の程度が増したために麻薬の量が増えて(麻薬の鎮痛効果は天井がありません、量を増やせば理論上効きます。)医療費自体は安くならなかったという例です。

ポスターを見ただけですのでわからないんですが、鎮痛補助剤(解熱鎮痛薬や麻薬抵抗性の痛みを和らげる薬)は使ってたんでしょうか?使ってなければもう少し安くすませる方法があったのではと思いました。

しかし、このような患者さんには、もっと公的な補助があってもいいんじゃないでしょうか?

また、緩和ケア病棟入院料は1日あたり37800円と定額制になっており上記のような患者さんが入院したとするとデュロテップパッチの薬代のみでほとんど消費されてしまいます。

もちろん、こんなに麻薬が必要な患者さんはほとんどいないのですが。

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当直にて 
2008/02/05 Tue 13:05
CATEGORY【診療】
m3で去年の6月17日のエントリーです。

もう、ずいぶん前のことです。

Dさんは、気管支喘息で定期的に外来にかかっている患者さんです。
一般的な治療薬を使用されていて、ステロイド吸入、長時間ベータ刺激薬吸入、テオフィリン製剤を使われています。

年に2、3回調子が悪くなり時間外の外来を受診されます。
いつも、テオフィリンの点滴静注を行われていたようです。

少し前の休日、当直のとき、Dさんから病院に電話がありました。
主治医ではありませんので、初めて診察する患者さんです。

3、4日前から調子が悪いので行ってもいいかと言うものでした。
もちろん、来て頂きました。

主訴は、横になるとヒューヒューと音がして息苦しくなる。とのことでした。

バイタル(全身状態)は安定しており、酸素飽和度も97%ありました。
呼吸音ですが、wheezeと呼ばれる喘息に特徴的な音は聴こえず。きれいな音でした。横になっても聴こえませんでした。

『今、息苦しいですか?』の問いに

『今は大丈夫だが、夜になると息苦しくなるので点滴をして欲しいとのことでした。』

現在、喘息の発作の状態ではありません。
既往歴に高血圧、心房細動とあり心臓喘息の可能性もあります。(浮腫など心不全の徴候もありませんでした。)

『今の状況で点滴をすべきではなく、経過観察をしましょう。調子悪くなったら再度受診してください。』

この発言にDさんは、かなり不満だったようで『いつも、点滴してくれるのに。』、『夜になったら調子悪くなるから今来たのに。』、『10年以上ここで診てもらってるのに。』『患者の事を考えていない。』、『インターンか?』などと様々な不平、不満を述べられます。

Dさんに対し
1、現在症状がないこと。(救急外来であること。)
2、12時間後の夜間にはテオフィリンの効果が期待しにくいこと。
3、患者さんの事を考えるからこそ、今点滴はするのはよくない。(不要な薬を使用すべきでないこと。)

と説明しましたが、理解してもらえず、
『調子悪くなってきても何もしてくれへんねやろ。また、明日来るわ。』などど言う始末。

当直医として楽なのは、『はいはい、じゃぁ、点滴しときますね。』
と処方箋にサインをして点滴して帰すのが一番楽なんですけど。
何もせずに帰したわけですから調子悪くなれば来てくださいと指示したわけだし、夜の寝てる時間に再度来院する可能性があるわけですからね。

再度、Dさんの訴えを聞きいろいろ考えましたが、やはり

『今は診察のみで帰宅させて症状が出現したら再受診してもらう。』

と言うことで、帰って頂きました。

何か、やりきれない気持ちが残りました。

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医学的に必要なこと
患者さんが望まれていること

この二つが一致しないことはよくあります。

ただし、説明に時間がかかるためもしくは、開業されていて医院の売り上げを上げるために医学的に不要であるにもかかわらず、患者さんの希望を受け入れることはよくあります。

このようなムダを減らす。もしくは、このような場合にのみ自費診療とすれば医療費も削れるのですが。

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呼吸器科って少ない? 
2008/02/03 Sun 12:49
m3のブログで去年の5月13日にエントリーをした記事です。

小児科、産婦人科の医師が少ないことは、すでにみなさんご存じのことと思います。

あるワークショップで呼吸器科の医師が少ないと報告されました。
全国の病院(診療所ではありません)の標榜科に属する医師の数を調べたものでしたが、呼吸器は、3~4%しかいませんでした。ちなみに、小児科、産婦人科とほぼ同じ水準でした。

もちろん、小児科、産婦人科と比べると専門性は低く、ほとんど他の内科医がいればカバーできることが多いと考えられます。
『いたら、便利だけと、いなくても困らないのが呼吸器内科か?』
などと考えたりもします。他の内科の先生が手を出しにくいのは気管支鏡検査、CTガイド下生検、結核診療ぐらいですかね。

ただし、今後肺疾患は増えます。まだ、肺気腫なんて埋もれて診断されてない患者さんがたくさんいるでしょうし、肺癌もまだ増えます。
しかも、新しい分子標的薬(抗癌剤)が今後どんどん開発され肺癌の予後が改善すると必然的に患者さんの数は増えます。
また、肺については未知の領域もまだまだあります。

研修医の先生、呼吸器も選択肢の一つとして考えてみてください。
研究をするにせよ、臨床をするにせよ、生活に困ることはないと思いますよ。

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科の将来を考えると肝臓がんはそろそろ減少に転じるでしょう。
消化器をめざすなら、若い先生は肝臓を専門にするのはよく考えてからした方がいいですよ。
ただし、なり手が少ない分野をえらぶとすぐに世界のトップになれる可能性もあります。

ちなみに、肺がんは少なくともあと20年は増加するでしょう。

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2008/02/02 Sat 11:42
お医者さんを守ろうのエントリーを1月30日にあげました。

電脳鍼灸あマ指師なあのブログを書いているなあさんからコメントとTBを頂きました。

このたび、「医療再生を願うネット市民の会」を発足いたしました。
私のブログのバナーから、どうぞおこしください。

『医療再生を願うネット市民の会』を立ち上げられたようです。

1. コンビニ受診を控えよう。
2. かかりつけ医を持とう。
3. お医者さんに感謝の気持ちを伝えよう。


県立柏原病院の小児科を守る会の活動をブログで複数の医者がとりあげ、その内容を読んだ方が会の活動に共感されもっともっとひろめたいと思われたようです。

私も、もっとひろまって欲しい。と思います。
皆さんもひろめてください。

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何度も言うようですが難しいことではありません。
ほんの少しの心がけだけでいいのです。

また、NPO 地域医療を育てる会もあるようです。
地域医療を育てる会のブログです。

頑張ってる人々がいることは、非常に勇気づけられ嬉しく思います。

柏原病院の小児科を守る会には、取材なども入っているようです。

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2008年1月 
2008/02/01 Fri 12:19
CATEGORY【目次】
このブログを立ち上げてもうすぐ1ヵ月です。
今までに2000程の訪問がありました。

今のところ、1日70人から100人程度の方に見て頂いてるようです。

m3のブログはアクセス数は多いのですが(1日多いときで2000アクセスを超えたりします。)実際は300人から600人程度のようです。

こちらは、m3と比べて一般の方が多いような感じがします。
基本は、m3の昔の記事を焼き直して出していくことにします。
早く、お伝えしたいことは、m3と同じ記事を出すつもりです。

過去記事が中心ですので、過去記事がつきるまで毎日更新も苦になりません。(予約投稿も出来ますし。)
m3のブログも見てください。

1月のエントリーの目次を作りたいと思います。

約束通り開始しました。   1月3日
所信表明演説?です。


患者と医者のギャップを埋める   1月4日
このブログの主旨によいかと思い最初のエントリーとしました。


精神ケア   1月5日
サイコオンコロジーに関するお話しの聞きかじりです。


外泊の理由   1月6日
気楽に読み流してください。


緩和ケアはいつから   1月7日
緩和の基本だと思っています。


知らぬ間にジェネリック!?   1月8日
こんな現実があります。


患者さんと患者様   1月9日
どうでもいいことかも知れませんが、こだわってしまいます。


日本の医療のレベル   1月10日
なぜ、日本の医療がマスコミなどにより叩かれているのか。現実を知ると不思議でしょうがありません。

ホスピスと緩和ケア   1月11日
ホスピスに対する個人的な意見です。


今まであった先生(自信家のひよこ)   1月12日
ひよこ話は初めてかも?

治療関連死について(がん関連)   1月13日
厳しい話しですが、現実です。


イレッサ(ゲフィチニブ)について   1月15日
すこしでもイレッサを理解して頂くために。


タルセバとイレッサ   1月16日
タルセバとイレッサの違いは?
現在わかる範囲で書いてみました。


がんを治療しないと   1月17日
治療しないのも選択肢としてあげられます。
ただし、した場合としなかった場合の事をわかった上で選択しないといけません。
(治療しないことをお薦めしてるわけではありません。)


質問です。   1月18日

医者になった理由   1月18日
適当に書き散らしてみました。


最期はどこで   1月19日
元気なうちに考える。これが、大切なことだと思います。
 

医者から見た患者さんとの関係   1月20日
コメントに対するお返事を記事にしました。


がんの専門医 1   1月21日

がんの専門医 2   1月22日
現在のがんの専門医、認定医に関する情報です。
さて、がんの専門医って何なんでしょう?資格だけじゃないですよね。


人生いろいろ(家族のために)   1月23日
人生いろいろの初エントリーです。


ドクターコール(機内にて)   1月24日
勤務先以外で、人が倒れていたら?助けますか?
もちろん、助けたいです。
しかし、助け方が悪かったからと訴えられる可能性があれば助けたくなくなる?
難しい問題です。

 
告知って   1月25日
今では、当たり前になってきている告知の話しです。


外科医と腫瘍内科医   1月26日
どっちが偉いかを検討しています。(嘘)
 

生い立ち(医師として)   1月27日
なぜ、今の仕事をしているか?


急性期緩和ケアとBreaking bad news   1月28日
上野先生にコメント頂きました。
正直、ビックリしました。(汗)

技術の進歩   1月29日
医療や医療機器は、どんどん高度化しています。
しかし、それを扱う医師の仕事量も膨大になってきてます。いいことなんですが、何とかならんかなとも思います。

お医者さんを守ろう。  1月30日
aruga先生のブログで知りました。
医者にとってこれほど嬉しい活動はないと思います。このような活動が日本中に拡がることを期待します。


レセプト!   1月31日
レセプトをチェックするのも仕事です。しかし、好きではありません。


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