森田芳光監督の「刑法39条」での思い?
【 森田芳光監督:39 刑法第三十九条 】
先日、森田芳光監督の「39 刑法第三十九条」をA mazon プライム・ビデオで観た。
主人公(堤真一)の妹を殺害した犯人が15歳のため、本来、法律の対象は「刑法第39条」ではなく、「少年法」であることを、関係者(含む、監督)が知らないはずがない。
だとすれば、監督が本作を通じて言いたかったのは、刑法第39条ではなかったのではないか。
妹を殺した犯人が、自分の妻を、15歳当時と同様の殺害に及んだことを主人公が発見した結果、報復殺人に及ぶ。
最終場面で主人公が鑑定人(鈴木京香)を「意図していなかった共犯者」と呼んでいた。主人公の目的は、刑法39条の無罪を勝ち取ることではなく、1人の人間として刑法上の罰則を受けることのように見えた。
<感想>
森田芳光監督の本作品に込めた本当の思いは何だったのか。生前に聞いてみたかった。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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