超巨大企業も初めはアントレプレナーのリスクテイクから?
「琥珀の夢ー小説、鳥井信治郎と末裔」 (伊集院静著、日経新聞朝刊)
日経新聞朝刊(文化面)の掲題連載小説を毎日楽しみにしている。
大正13年11月11日、山崎ウイスキー蒸留所が完成し、竣工式が山崎の地で催された。
赤玉ポートワインのヒットの後、リスクが高すぎると言って誰もが反対するウイスキーへの挑戦。
在阪の多数の名士ーーイカリソースの木村幸治郎、東洋製罐の高碕達之助、味の素の鈴木三郎助、他ーーが同席する中、アメリカで商法を学んだ達之助が三郎助に言う。
「ニューマーケットのフロンティアですね」
<感想>
今でこそ超巨大企業のサントリー(ホールディングス)も、偉大なアントレプレナー(鳥井信治郎)の新たなウイスキー醸造のリスクテイクから始まった。当たり前の歴史など存在しないのであろう。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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