あれっ、香港国家安全法に属地主義なし?
【 香港国家安全法:属地主義は適用されず 】
2020/7/6、高橋洋一さんが、現代ビジネスに以下内容を掲載した。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73836?page=2
以下は、一部抜粋。
香港国家安全法の異常さ
かねて中国の体制を批判してきた石平氏が、「フランスで『正義のミカタ』に出演すれば、中国当局に逮捕される可能性がある」という。
筆者は、「民主主義国の法律は『属地主義』といって、一国の国内でしか有効でない。法律が施行されている国の中で外国人が犯罪を犯せば処罰されるが、国外であれば処罰されない。そうした先進国の常識である『属地主義』からみて、これは極めておかしい」とコメントした。
つまり、香港国家安全法は香港域内だけで適用されるのではなく、香港域外でも、しかも外国人にも適用されるというのだ。
これを読んで驚いた。38条をみると、中国は地球どころか、全宇宙まで支配しているかのように読めてしまう。とても正気とは思われない。
香港国家安全法全文和訳
https://xiang-dian.hatenablog.com/entry/nsl
第三十八条 香港特別行政区の永住権を有しない者が、香港特別行政区の外で香港特別行政区が実施する本法に規定する罪を犯した場合、本法が適用される。
<感想>
香港国家安全法は香港域内だけで適用されるのではなく、香港域外でも、しかも外国人にも適用されるという。
今後、本法の適用方法に関する中国の動きを注視する必要がある。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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