あれっ、中国のTPP加盟申請の真相?
【 中国:TPP加盟申請の真相 】
2021/9/27、高橋洋一氏が、現代ビジネスに『「大迷走続き」の中国が、自民党総裁選に「当選してほしくない候補」の名前』を掲載された。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87700
以下は一部抜粋。
TPP加盟申請の真相
今の時期にTPPへの申請をしてきたのは、今のTPPは日本主導であるからだ。アメリカは離脱したままで不在、イギリスも申請中であるが未加盟であるので、日本だけなら与し易しと見ての中国の対応だろう。日本であれば、いろいろな手段を使って威圧することもできるからだ。
何しろ、南シナ海におけるフィリピンが国連海洋法条約の違反などで常設国際仲裁裁判所に対して申し立てた仲裁裁判で、中国の主張は認められないとした裁決をだしたが、中国は紙切れとして無視したくらいだ。国際ルールは従わないか、自ら書き直すのが中国流だ。
かつては日本がTPPに参加すると、自由貿易の結果日本の産業が滅びるというTPP亡国論が一部の人の間で流行ったが、世界からの今の人気ぶりで、このTPP亡国論はどこかに消えたようだ。
中国にとってイヤな「総裁候補」
貿易と安全保障が一体となって、今後中国包囲網が形成されていくだろう。その際、原子力潜水艦(原潜)が安全保障ではカギになる。というのは、原潜が現在の世界では最も抑止力があるものだからだ。つまり、中国が最も嫌うものである。
折しも自民党総裁選において、自民党四候補に対し、26日のテレビ番組において、日本の原潜保有について質問が出た。筆者は自民党総裁選の政策論争は社内ブレインストーミングのようなものであるとおもっているので、是非思い切って議論すべきという立場だ。河野・高市氏は原潜保有「検討」、岸田・野田氏は「慎重」という対応だった。この観点からいえば、中国にとってイヤな候補は自ずと絞られてくる。
<感想>
自由民主党総裁選で、岸田文雄氏が選出された。
今後、特に、対中国宛て、中国にとってイヤな戦略立案を期待している。
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元証券マンが「あれっ」と思ったこと
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