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【BL小説】FLESH&BLOOD23巻 松岡なつき  


【Amazon co.jp限定】FLESH&BLOOD(23)書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)【Amazon co.jp限定】FLESH&BLOOD(23)書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)
(2014/10/31)
松岡なつき

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最近まとめ読みして追いついたにわか読者の私が言うのもなんなのですけども。
フレブラ読んでる方って皆様相当我慢強いと思うんですよね?違います?

だって1巻から22巻まで一気読みできた私でも、途中「ちょっと飛ばし読みしたろか」と思いましたもの。
(しなかったけど)
それぐらい非常にじれったい!!(;´д`)
それにしても今巻は今までで最も「歴史のお勉強タイム」が長かったんじゃないかな?

-----------------------------

あれ?前巻でアロンソ、カイトが生きてるの知ったんじゃなかったっけ?
ビセンテにすぐに知らせると思ったら言いませんでしたね。これは意図的に隠しているのよね。

生きていて欲しい気持ちはもちろんあるけれど、別れた時の状態を思えば覚悟する気持ちも分かります。
ビセンテさん海斗の魂の安息とか祈っちゃってるし。
もちろんビセンテは海斗が生きている事を知ったらそりゃ喜ぶだろうけれども・・・。
|ω・`)コソッ 「生きてるよ」
|ω・`)チラッ 「でもジェフリーとしちゃったよ」

・・・・言えねえ、言えねえ、そんな鬼のようなことできねえ!!!アロンソくん正解だよ。

そしてナイジェルは正に「しちゃった」二人を見つめ続けなければならないという苦行の中にいた。
辛い!もう窒息しそうなくらいに辛いよ!!
そしてリアルも地獄なら見る夢も悪夢。今回のAma限定版についてるSSはナイジェルが見た悪夢の内容でした。
夢の中で自分の力及ばず奪われた海斗とビセンテがいちゃいちゃしてるのを強制視聴させられるナイジェル。
目が覚めたら他の男のものになった海斗に無防備に接近される。
でももちろん絶対に手を出せない。・・・・どんな苦行やねん。
下品だけど、「こいつらやったな」的な雰囲気って分かるじゃないですか。好きな相手ならなおさら。
あああ辛いよ・゜・(ノД`)・゜・

しかし今回のラブ要素は横恋慕組二人の苦悩の描写だけ、だったです。
ジェフリーと海斗のラブはなし。そりゃ戦争中だから控えめなのは仕方無い。
そしてこの二人の苦悩シーンの後に平気でいちゃラブしてたらさすがに「空気読めや」ってなりますしね。

そんな二人は今回やんちゃなドレイクに手がかかりっぱなしでそれどころではなかったです。
手の焼ける上官・ドレイクが、会社の上司にかぶって一緒に殴りたくなりました。

そしてスペイン・イングランド双方の内部のゴタゴタ。
何だか戦う前にどちらも内部分裂で自爆してしまいそうですね。
まあ歴史をなぞらない限りは話が進まないのでこういう巻があるのも仕様でしょう。

やはり海斗とビセンテの再会(すると信じている)からですかね、動き出すのは。
しかしラストはどこに落としどころもってくるのか、本当に楽しみで心配でなりません。

今巻も彩さんの挿絵良かったなー。
フロビッシャーがかっこ良すぎwww あーけちょんけちょんに泣かせてやりたい(笑)




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【BL小説】忍姦~蜜戯の策~ 丸木文華  


忍姦~蜜戯の策~ (ビーボーイスラッシュノベルズ)忍姦~蜜戯の策~ (ビーボーイスラッシュノベルズ)
(2014/09/19)
丸木 文華

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表紙ババーン!!これをちゃんと書店で買った私は勇者(自画自賛)
今回時代ものということで、丸木文華さんの官能の世界がよく表現されていました。
どうでも良いですが、この方のPNの文華(ぶんげ)というお名前の読みが好きです。
近/親/相/姦が苦手なので文華先生のその手のものは未読なのですがいくつか作品は読んでいます。

今回も笠井あゆみさんの表紙イラストと表題の「忍姦」がすごいインパクトでwwww
正直もっとドロドロしてて激しいプレイ(強/姦的な)とかあるのかなと想像してましたが、意外やそれ程でもでした。

舞台は戦国時代。
一国の城主である平蔵は女中として下働きをしているお凛に懸想し側室に迎えようとする。
しかしそのお凛が実は敵方の忍びでしかも少年であることが発覚。
愛しい相手に裏切られた平蔵はお凛を陵辱するが・・・・。

この平蔵が戦場では鬼と恐れられる大男で勇ましいのですが、心根は優しい男で。
最初の逆上して・・・のシーンもそんなに酷いことはしてないんです(笑)多分できないのかと(爆)
しかもお凛の術中にハマって最後は薬を含まされ逃げられてるしwww
ちょっとお間抜けなところが可愛いです、この平蔵は。

その後はお凛の忍び集団が平蔵方に付くことになり、二人は敵方に造反者を出して戦を優勢にしようと企みます。
お凛は忍び仕事があるので平蔵の側を離れることが多く、周囲の目もあるので常にべったりとはいきません。
お凛がこっそりと夜這いをかけることもあれば、平蔵が口実を作って城を抜け出したりも(´∀`*)
事態は緊迫しているのですが、時々緊張感の無い二人です・・・(笑)
ええ、普通にバカップルですwww

平蔵に心奪われたお凛は次第に「忍び」としての顔を失っていきます。
兄弟子に言わせると「くノ一」の様な女になってしまったと。
結果この兄弟子が平蔵の正室と結束して二人を追い込もうとしたことから内外から二人に危機が訪れます。

「忍び」って存在だけで幸せになれないフラグが立ちすぎてる認識なのでどんな結末かとハラハラしました。
途中、「あれ?このままうまくいくのかな?」とも思いましたがそこは文華先生すんなりとはいきません。
やっぱり凛が忍びを抜ける為にはいくらか犠牲が必要となりました。

片腕を失いながらも平蔵の元に戻った凛は寺子として平蔵の元に留まることになりました。
ストーリー的にはハピエン、幸せでラブラブな二人ですが・・・・。
そっと凛が心の中で決意していること「いつか平蔵の剣となって死にたい」
多分、戦国の世の中でいつの日にかはそういう結末が待っていることも匂わせるラストでした。

戦国時代ものの壮絶な部分はいくらか軽めにして、うまくBL作品に仕上げられています。
それでも「忍び」は悲しい生き物であることをちゃんと貫いてあるし、納得のラストでしたね。
「忍者ハ○トリくん」状態のほのぼの忍者じゃ萌えないし・・・(。-∀-)



月曜日1日だけ仕事して今日はまた祝日休み・・・の方が多いのでしょうね。
私は土日は仕事でしたが今日は休み!!少しは積み本も消化できるかな~♪
それでは、良い休日をお過ごしください。



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【BL小説】レイジーガーディアン 水壬楓子  


レイジー ガーディアン (リンクスロマンス)レイジー ガーディアン (リンクスロマンス)
(2014/08/18)
水壬 楓子

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水壬楓子先生のガーディアンシリーズ第3作です。
このシリーズは毎作絵師さんが変わるのですねー。今作は山岸ほくとさんです。

今回の守護獣はクマ!しかもオッサン攻め!!
2次元というよりリアル方面で超好みです。好きなんですよプーさん的な男の人(知らんがな)

5歳の時母親を亡くした黒江は頼る人もなく森を彷徨っていたところをクマのゲイルに助けられる。
ゲイルの主である王族の高視に引き取られた黒江は館の使用人となる。

前作をお読みの方は、今回はちょっと雰囲気違うなと思われたと思います。
まず主人公が王族じゃないし、守護獣と主従関係で結ばれるパターンでもないの?と。
(ゲイルは既に高視の守護獣となっているので)
しかし読み進めるとだんだん読み慣れた雰囲気に近づきます。
てか前作知ってる方にはちょっとネタバレしてるので筋が読めてしまったのが残念(笑)

他の作家さんの守護獣モフモフシリーズと設定を混同してしまうのですが。
このガーディアンシリーズでも守護獣と契約するのは主に王族。
そして比較的平和な世界なので戦闘要素少なめです。

クマの守護獣・ゲイルは昼間からハンモックで昼寝するのが好きで(´∀`*)
黒江の焼くパンケーキ(はちみつたっぷり)が好物(クマといったらはちみつ!)

黒江が子供の頃から心細くなったり困っているといつも助けに来てくれるゲイル。
天涯孤独となった黒江をゲイルがずっと見守ってきたという描写が癒されるし泣ける・・・。
20歳になった黒江は高視に教育をきちんと受けさせてもらったこともあり執事的立場になっています。
すっかりしっかり者へと成長した黒江に荷物運びとか雑事を手伝わされる守護獣さま(笑)
働き者で真面目な受け(確定w)と怠け者のクマ(オッサン)のカプが微笑ましいです。

高視に「王宮での祭事の手助けに行って欲しい」と頼まれた黒江はゲイルを伴い王宮へ。
そこで王宮で密かに企てられていた陰謀に巻き込まれていく黒江・・・。

王宮ターンにきておなじみの第一皇子・千弦や第七皇子・守善が登場(前作の主人公です)
もちろん守護獣のペガサス様や白豹もちらほらと。
千弦の指示で神宮に侵入した黒江は陰謀を探る内に自らの出自についても知ることに。

(以下ネタバレ)
結果、黒江も王族の血を引いていたことが分かります(予想通りw)
そしてゲイルは高視とは契約をしておらず、元は亡くなった黒江の父親の守護獣だったのです。

最強の守護獣・キマイラ召喚の生贄にされそうになる黒江。
もちろんゲイルが助けに来てくれるのですが、覚醒しかけたキマイラを葬ったのはペガサス様。
しかし「あんな気持ち悪いモノ、かじりたくなかったよぅ・・」ってつぶやくペガサス様は相変わらずで(笑)
次作の主人公は噂通りペガサス様なのかなー。期待と不安が半々なのですが楽しみです。

途中から黒江とゲイルが離れてしまうのでイチャイチャがあまりなかったのが少し残念でした。
もっと恋愛要素もたっぷり読みたかったです。
一件落着したところで残りのページが少なすぎて泣きそうになったよww
絶倫オッサンクマと童貞受けのエロ・・・もっとたっぷり読みたかった!!
それにしても「黒江はさ、クマ飼いたくないか?」ってなんつー軽いノリの契約(笑)
いや、この二人らしくて良いのだけど (*´∀`*)

前にも書きましたがこのシリーズ戦闘要素が少なくて、内乱とか権力争いが主なのが残念。
ちょっとストーリー的に盛り上がりがねー。あまり死の危険を感じさせないのでもっとハラハラしたい!
キャラは魅力的なので次作も楽しみに待っています!



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(私信)勝手に一穂ミチ先生を愛する会(現在会員二名w)会長様へ

週末に向けて毎日読み返してるよー。和章さんの事を考えると夜も眠れない(恋愛の末期症状)
昨日はオールトの雲とムーンライトマイル読み返し・・・昴くんに悶えたっ。(何回目)
後でコメント入れておきます!
また自室の本棚拡充したので遊びにきてね。一穂作品はすぐ取り出せるところに移動(笑)

本棚



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【BL小説】渇命・PH3 宮緒葵  

渇命 (プラチナ文庫)渇命 (プラチナ文庫)
(2014/05/12)
宮緒 葵

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2年前に発売された前作「渇仰」の続編です。
まず、よくこの表紙をレジに持って行けたな自分w

あらすじ(「BOOK」データベースより)
「犬になりたい」と縋りつく人気俳優・達幸の恋人兼、飼い主となった明良。
他の雄に奪われることを危惧した達幸に監禁されたものの、どうにか解放され、マネージャーとして公私ともに彼を支えようとしていた。
だが、そんな明良に達幸の独占欲と執着は増すばかり。
隙あらば二人きりの“完璧な楽園”に閉じこもろうとする。
日に日に、達幸の双眸に揺れる仄暗い光は強くなり…。


抜群の演技力で人気の俳優・達幸と彼の「飼い主」明良。
前作で色々ありながらも無事明良の「犬兼恋人」に落ち着いた達幸かと思いましたが・・・。
本作読了後、まだ前作の達幸は可愛い方だったのだと思いっきり頭打たれましたww

あーちゃん、あーちゃん、あーちゃん・・・・(以下エンドレス)
達幸は昂奮すると明良を「あーちゃん」呼びするのですが、読者も読了するまでにこの「あーちゃん」という叫びに脳内がヤられるのですw

毎日必死に「あーちゃん・・・」と求められ、寝てる間も達幸が体の中にいる生活を送る明良。
俳優はあくまでも明良を養う金を得る手段でしかなく、明良が全ての達幸。
明良の命令に応えようと耐えているが、本心では明良が他人の目に触れることすら許せない。
そんな達幸を明良はなんとかなだめ続けている、という立ち位置の二人でしたが、
明良は達幸の願いを叶えてあげたいという自分の中に眠る気持ちに気付きます。
しかし二人して暗いところに堕ちることを何とか食い止めようと自制する明良ですが。

本作から明良が達幸のマネージャー補佐になります。正マネはもちろん松尾さん。
この事務所、いくら達幸が素晴らしい俳優だからって色々大変だなぁ。
前回も達幸の元を明良が去って半狂乱になったり、明良が暴行されそうになった時には相手を返り討ちにしたり(絶対過剰防衛でしょw)
しかしそんな面倒を上回る魅力を確かに俳優の達幸は持っていますね。
今回達幸が演じるのは二面性を持つ神父の役です。ハマりすぎ。
稽古で端役の悪魔を演じてみせる達幸ですが、周囲、怯えすぎwww
明良をどれほど狂おしく求めているかがその演技からも推し量れます。

だんだんと満たされずに黒いものを抱えていく達幸。
舞台監督の企みで明良に危険が及び、かろうじて保っていた理性が崩壊。
その時明良が取った行動とは・・・。

肉食獣に襲われる草食動物は脳内の麻薬物質(快楽物質)の分泌により、自身が食されている間でもその痛みが取り除かれると言いますが。
まさに明良は恍惚と達幸に喰われる贄となりました。
寸でのところで助けというか邪魔が入りましたが、がっつり食われてます。
しかしそこまでの覚悟を明良が示したことで達幸の精神は安定した様です。
一応我に返った達幸は明良を傷つけたことを悔やんではいるようでしたが、
今のところは目の前のご馳走を楽しみに残しているだけですよね、どうみても。

執着やヤンデレ好きな方でも流血やカニバ描写が苦手な方はお気を付けください。
多分、ご想像の軽く上をいってると思います(><)
うん、でもこの二人はこの結論しかないかな。
いつか明良が死を迎えたらかその間際に達幸は明良の全てを自分のものにして自らの命も断つのだろうと思います。

好き嫌いははっきり分かれる作品だと思いますが、私個人的にはかなりハマりました。
グロさはさほど感じませんでしたがこれは耐性度合いによりますので・・・。
かなり度数の高いテキーラの様な二人ですね。。
今はかなり酒が弱くなりましたが、BL耐性だけはどんどん鍛えられる自分が怖いw

そんな本作のファンである各先生の寄稿と同人誌を再録したのがこちら。
ぱんつを穿きたい3日間 (プラチナ文庫)ぱんつを穿きたい3日間 (プラチナ文庫)
(2014/05/12)
宮緒 葵

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こちらは「渇命」よりは楽しく読める内容となっています。
時期的には「渇仰」と「渇命」の間くらいとのことです。
「PH3」→「ぱんつを穿きたい3日間」の略っ☆

突然の3日間のオフはまさに明良にとっての地獄の3日間だった!
丸1週間仕事時以外はぱんつを履かせてもらえなかった明良。
とうとう達幸に3日間のセックス禁止を宣言します。
「裸はダメ、絶対」とか「パンツ穿く、故に我あり」とか訳の分からない格言も登場w
しかし「パンツを穿きたい」が達幸の脳内で変換されると・・・。
男性下着サイトで大量のパンツを購入した達幸。
明良はその全てを代わる代わる穿かされ犯され続けるハメになりますw

そして「ぱんつ日記」←題名w
達幸が幼い頃から明良のぱんつを盗み取っては楽しんでいたことが発覚します。
明良のパンツの絵を書いてその匂いとか形状の記録を付ける小学生・・・。

まさに渇仰・渇命ファンの為の1冊となっております。
豪華寄稿陣はこちら。※敬称略
青山十三・・・明良のモノがパンティの中でエロい形に・・・たまりません。
黒岩チハヤ・・・ワンコ達幸は可愛いですが、もっとエロいの欲しかった!
雪路凹子・・・二人がすっかり雪路先生テイストのキャラに。松尾さん登場嬉しい。
梨とりこ・・・本作の挿絵担当されています。イケメンスーツ姿の達幸です。



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【BL小説】こんな、せつない嘘。(文庫版) 松幸かほ  

こんな、せつない嘘。 (ローズキー文庫)こんな、せつない嘘。 (ローズキー文庫)
(2014/02/19)
松幸かほ

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ノベルス版に加筆・修正&後日話SSを加えて文庫化されました。
最近ちょいちょい松幸さんの作品読んでます。
こちらの旧作は未読でしたのでこの機会にと思い購入。

色々ツッコミどころのあるお話なので細かい設定が気になる方には向かないかと。
私・・・私はBLはファンタジー!!!な人間なので少々のことは気にしません。
リアルを追求した作品も好きですけどね、その作品毎に持ち味があると思うので。

こちらの作品、一言で言うと「身代わり」ものです。
入院中の父親の願いで愛人の子が本宅で1ヶ月過ごさなければならなくなる。
その愛人の子である友人の頼みで身代わりを引き受けてしまったのが主人公の夏。

この作品の見所はこの夏のエロ可愛い乱れっぷりではないでしょうか。
攻めの恭一はいくら贔屓目に見ても素敵♥、・・・とはならないのでw
エッチシーンの実相寺さんの挿絵と共に堪能するのが一つの楽しみ方かと思います。
表紙も肌色感高めですが素敵ですよね。
しかし普段の夏は素直とおバカの境目みたいなキャラだと思いますw

それから恭一の幼なじみで執事の遠野。
私がこの作品で一番好きなキャラは間違いなく彼です。←執事好き
あまりに傲慢な主人を幼なじみの立場に戻って叱咤するところが素敵でした。
できれば後日話は遠野のスピンオフでお願いしたかった♥♥
今は執事という立場だけど、絶対彼モテると思うの・・・。

正直、主題の「嘘」についてはそんなに切ない展開にはなりません。
恭一でさえ遠野に諫められたら夏が悪くないことは気付くレベル。
早く打ち明けろと言ったって、いきなり腹違いの弟を襲う兄もどうなんだって感じだし。
まあ元凶は身代わりをゴリ押した友人の方だしね。

そんな訳で、それほど重い内容ではないので気軽に読めると思います。
恭一は多分これから夏に尽くし続けるのだと思いますが、一度ギャフンと言わせたい気もします。
あれ?、私Sっ気はないんだけどな~(。・ ω<)ゞ

今回加筆された後日話は、夏が恭一の願いでまた屋敷に戻ったところ。
60過ぎの庭師が登場しますw こんなキャラがいるならもっと本編で出して欲しかった!←
居候の身の夏ですが、その内使用人達に慕われる女?主人になりそうですね。




明日こそは新刊買いに行くぞ!!と思ってます。
どちらにせよゆっくり読めるのは週末になるかな~。
ああ、いい加減そろそろ寝ないと!本当に時間が無い!




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