むかしぎれのお細工物に魅せられて 2022年03月
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令和4年4月の教室作品紹介

 令和4年4月教室作品紹介
 つまみ細工『四季の花箱』

 「つまみ細工」は小裂を折りつまんで花びらや鳥の羽根など一枚一枚を繊細に表現する技法です。  江戸時代後期、京都の康照(やすてる)卿が古い衣装の小裂を裁ち「丸つまみ」「角(けん)つま み」の技法を考案したのが始まりで最初に作られたのは丸つまみによる薬玉であったと伝わってい ます。その後簪(かんざし)や髪飾り、巾着や小物を飾る意匠にも盛んに応用されるようになりま した。
2035-つまみ細工「四季の花箱」①

2036-つまみ細工

2037-つまみ細工

18㎝角の木箱に入ります。

令和4年3月の教室作品紹介

 令和4年3月の作品紹介
《五月飾り(破魔弓・矢、訶梨勒₍かりろく₎袋)》

 破魔弓(はまゆみ)とは、弓と破魔矢がセットされたもの、正月の縁起物や神具として寺院、神社で授与される矢です。男の子が生まれた家に贈る破魔矢飾り、このほか家屋を新築した際、上棟式に呪いとして鬼門に向けて棟の上に弓矢を立てる風習があります。破魔矢は「魔除けと厄払いのお守り」本来は四方を守る四っ矢が特徴です。

 訶梨勒(かりろく)袋  弓や矢、菖蒲など入れている袋は訶梨勒袋といわれる、実は薬用となるため邪気はらいとして柱に掛けた実をかたどった袋。新年や慶事、茶席などに中にお香と訶梨勒の実をいれて飾ります。古来、薬用の実として大切に保存されていた訶梨勒が病を治す霊力が尊ばれ、現在はお守り代わりとして袋物に変えた。
2031-五月飾り(破魔弓・矢 カリロク袋)①
2032-五月飾り②





竹を火であぶり、弓の形にしました。友人のご主人、いつも木工などバックの杉板を作って協力をしてくれている工房抽斗の村田様には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます

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