石舟石棺(高松市石舟天満宮)
四国讃岐の鷲ノ山産の石を使った石棺が
大阪・柏原市に2例あります
百舌鳥古市の巨大古墳に先行して作られました
このことが歴史的に何を意味するのかはさっぱり分かりません
が、ともかく鷲ノ山に行ってみたいと思っていました
柏原市安福寺にある鷲ノ山産石棺
(訪問日2022年1月16日)
石舟(天満宮)石棺
(訪問日2024年4月12日)
鷲ノ山の麓です
覆い屋で保護されています
石枕があります
全体的に風化が進んでいました
石清尾(いわせおやま)石船古墳
(訪問日2024年4月12日)
同じ高松市で石舟石棺からは遠くありません
鷲ノ山産の石棺です
石棺の側面に加工した跡(突帯)があります
突帯がるのは珍しいです それが
大阪の安福寺の石棺と共通仕様となっています
縄かけ突起の有無を別として
この共通点にちょっと感動を覚えました
それにしても、
近畿の大王墓に先行する古墳の石棺を
四国から持ち込んでいるなぞは深いです
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