ピアニッシモ・ストーリー

先日いただいた私の「ゆとり教育に関して」の記事に

＞うっせーばばぁ考えかた古いんだよ
> 未来のある若者へのひがみですか？

というコメントをいただきました。
初めての方なので、どなたかは存じませんし、docomoの携帯からですので
特定は出来ません。

ふと「古い」という言葉って、どんな事なのだろうと考えてみました。

確かに、若い世代の人たちは口を揃えて年齢の高い人に
「そんな古くさい考え方は今の世の中に合わないよ」などと言います。
現に私なども、子供達と同じ世代の頃には、そんな考えを持ちながら
親と接していたかも知れません。

しかし、今こうして、親世代になった時に
「古い」という言葉は存在しながら、有り得ない言葉なんじゃないかと
思うようになりました。
もしも、古いものが全く受け入れられないのなら、
「歴史は繰り返す」などということわざすら、御用済みという事になります。
何故、歴史は繰り返すのか・・
何故、数十年前に流行ったファッションが、新たに若者ウケするのか？
何故、また新たにリメイクされた歌や映画などが流行るのか？
何故、何百年も前に偉人が言った言葉が、今の世代で再び脚光を浴びるのか？
古くさいと跳ね除ける事自体が既に、時代遅れな考えではないのであろうか。
こうなると何が「古く」て、何が一体「新しい」と言えるのか・・。

今まで生きて来た中で「温故知新」という言葉を習わずに大人になってしまったのなら、
それはそれで仕方がないにせよ、古い考えを度外視したものの考え方を
してしまっては何も知識として残りはしません。
自ら、学ぼうとする意欲を退けてしまっては勿体無くも思います。
「古い」とは、要するに現代の時代にそぐわない事だけであって、
それがまた終れば、その新しい事も「古い」と見なされる運命にあります。

いつの世もそうやって歴史は繰り返されるのです。
私のような年代を若い世代の方が「ばばぁ」と呼ぶのは確かに年齢的に仕方が無い事です。
娘（１６歳）はV系バンド好きなのですが、そのお兄ちゃんたちの年齢は
もうすぐ三十路。娘にオジサンと思う年齢って何歳ごろ？
と尋ねた所「自分よりも１０歳も上だったら、オジサンだよ」と返答してくれました。
「じゃ、お前の好きなバンドのお兄ちゃん達は、既にオジサンなんだｗ」と言うと
「うん、そうだけど、別に気にしてない」自分の好きなタイプだったら
きっと年齢なんて関係ないんでしょうね。
「でも、GLAYのテルさんだって好きだし、SHAZNAだったIZAMも好きだし、
TMも好きだし。。」と娘。
「それって、V系ばっかりじゃん（あはは＾＾）」
芸能人にしてみても、浜崎あゆみなんて三十路になんて見えないし、
今のアラサー、アラフォーなんていわれている世代の人は
本当に若くて生き生きとしています。
アラフォー世代が妊娠し、子供を産む時代です。
「ばばぁ」と私に言った方はきっと、こういう現実を知らないんでしょうね。
それに、その考えこそが「今風にいうと、古い」のでしょう（笑）
きっと私の世代を「ばばぁ」と呼ぶ人がいれば、その人の周りには
残念ながら素敵なアラサー、アラフォーがたまたまいないという狭い環境で
生活している方なんでしょう・・。

そして残念な事にそう言うご本人も、同じ道を辿るのです。
生きている限り、年をとることを避けるのは無理でしょう。
もしも、私は年をとらない自信がある！そういわれる方がこの世に一人でもいるのなら、名乗り出て
欲しいくらいです。そう豪語出来るだけの証拠を見せていただきたい。

目上のものの意見と言うのは、時として
うるさく聞こえるものです。それが正論であったり、自分にとって、図星であったり、
身に覚えがある事だったりすれば、尚更、そうじゃない！と怒りを露にするものです。
けれど、それを正当化するまでの言葉が見つからずに、汚ない言葉を浴びせて
怯ませようとする。
益々、自分の知識の無さ、経験の無さが世間に露呈する。。
例えば、それがどんなに正しい内容だとしても、言葉遣い一つで最初から
誰も聞く耳も持たれなく、その場で弾かれてしまいます。

私のブログはメジャーなブログではありませんが、
それなりに世界中の方からの閲覧が多いです。
余り日本の恥になるよう言葉遣いは、なさらないほうが良いと思います。
それでなくても、今の日本は世界から信用を失いつつあるのですから。
未来ある若者であると仰る方が前途有望な方なら尚更。
大臣や首相になった暁にはあなたの言った一言が致命傷になる
可能性だってあるのです！
北朝鮮などでは既に日本全土をカバー出来るだけのミサイルが
用意されているらしいです。どうしますか？
口の利き方次第ではミサイルが飛んでくる可能性だってありますよ。
未来ある若者よ、中国や北朝鮮と和解出来るだけの自信があるのか。
この日本を安泰に保っていくだけの力量を持ち合わせているのか。

老婆心ながら・・と、その方が言っていたこの「ばばぁ」がいうのですから本当です（笑）

まあ、私の拙い記事なんかには、知性豊かな人物であれば本来こんな噛み付き方はしないと
思います。

そうそう。追伸です。
今の世代の若者へのひがみとありましたが、
私は逆にこれからの世代の人は気の毒でなりません。
ゆとり教育へのひがみと解釈されたようですが、苦労や努力をするべき時に
しっかりやっていないと、後から必ず苦労するように人生は出来ているものです。
これは生きている限り、逃れられない法則でもあります。
傾きかけた日本。今の度数なら皆で支えていられるが、力尽きて
もっと傾きが激しくなった時、あなたたちの力で支えきれるのか。
傾きの角度が大きくなる程、重さが増して来るからその圧し掛かってくる力に耐え切れるのか。
私は未来ある若者にこそ、今、色々な勉強をして、苦労を買ってでもしてほしい。
苦労という難題を数多くこなす事と、数学の難題を数多くこなすことは似ている
少しくらいの苦労にもへこたれなくなる。楽して過ごしてきてしまった者は
少しの難題でも辛くて越せない。


余談。
息子にこういう「ゆとり世代」からのコメント貰ったんだけど
どう思う？と尋ねたら
「だから、言ってんじゃん！！周りは皆そんな奴ばっかりだって！
それが今の若い世代の現状、現実なんだよ！
だから、疲れて馴染めないんだよ！言葉も常識もしらねー奴ばっかりで！！
ちなみに、自分は「ゆとり教育」の平成時代に生まれた昭和人だと思ってる」
「はは～ん、なるほどねえ・・苦笑）」

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サツマイモをまたまた購入したので、サラダにしてみました♪
マヨネーズと塩少々で味付けｗ
サツマイモは細かく角切りにして、レンジで温めて柔らかくします。
キャベツの千切り、人参の千切り、コーン、キュウリの輪切りをそれぞれ混ぜます。
マヨネーズで和えてしまったので、サツマイモが隠れてしまいました（苦笑）