category: 五輪書POINT 五輪書と一拍子の面打ち 「一拍子の打ち」を 五輪書水の巻「太刀に変わる身」から 考える。 五輪書 水の巻 【太刀に変わる身ということ】「自己流 意訳」「太刀に変わる身」とは 言い換えれば。、「体に変わる太刀」ともいえる。どんな敵に対峙するときも、太刀と体を同時に、動かさないものだからである。相手に打ちかかる場合は、まず体が先に動き、あとから太刀が動くもの。もしくは、逆に 太刀が先に動き、体があとから動くもの。相手に応じて変化するものただ、たいていの場合は、体より先に動くものであるから、しっかり鍛錬して覚えるように ※気剣体一致を大切にし、子供達にも、自らも稽古してます。 一方 全日本選手権の動画を みてると 剣が先で、足が後に みえます。 でも武蔵は、云います たいていの場合は、体より先にと云ってます。 おそらく、早くではなく、敵を切り殺す世界のパワーは、足から先に動き、後から 剣が、動いた方が、ばねのパワー、遠心力が、加わり、一刀両断に、できたのでしょうか? 野球のバットも、投手の腕も、ゴルフも、あとから絞り出されますね! ◎本当の一拍子の打ちは? 足は 手は? どう動くべき◎これだっていう動画がありました。島野亮一先生の寺子屋というホームページの動画です。まずは、動画を見てください!■西野範士 一拍子の打ち■スローで再生すると、あるべき一拍子の打ちと 武蔵の云う「体より先に動く」が 一目瞭然です。 「右足から始動」→「剣先は、のどを攻める」(腰は平行移動)→「次第に振りかぶる」→ 「右足が先に着地」→「剣が面を捉える」→「左足を引き付ける」まさに この動きこそ、武蔵のいう、一拍子の打ちの現代剣道版といえると思います。いかがでしょうか!※ご意見やコメントを頂戴できれば、とてもうれしいです。宜しくお願いします! 2014/05/04(Sun)