平穏な日常 2011年01月
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【映画】アンドロメダ…

ロバート・ワイズ監督、1969年アメリカ映画。

アーサー・ヒル主演。



宇宙から回収された未知のの生命体によって、人類に滅亡の危機が迫る、とい

う映画。



素晴らしいですね、これぞB級映画というテイスト。

マニアックに、淡々と作業をこなしていく感じがたまらない。

なんたって、延々と人体の消毒作業の描写が続く映画なんて、そうはないですよ

ね。

コンピューターが古いのは時代的にしょうがないんだけど、それ以外は今見て

も斬新って感じです。


全滅した町の映像もクールです。

文字通り、サラサラの血液が凄いよね。


あと、インパクトあったのは、動物実験を繰り返して原因を探るシーン。

特にアカゲザルの死ぬ映像は、生々しすぎて、怖いくらい。

アレ、実際に殺してるんでしょうか?

最近の映画だと、動物は傷つけていませんとかクレジットが出るけど、四十年前

の映画だと実際にやってそうで怖い。


施設の自爆を阻止するというのが、唯一のアクション的なシーンなんだけど、い

らないですね。

最後まで、頭脳労働でまとめて欲しかった。


赤いランプによる発作、というのが分かりにくかった。

っていうか、コンピューターによる実験データって、リアルタイムでしか見れない

のかよ。

後で『増殖なし』のデータを検索するとか、当時は想像もできないレベルのことだ

ったとか?


実験室でアンドロメダが変異するのはいいとして、外部のすべてのアンドロメダ

が同調して致死性でなくなるのは、よく分りませんね。

集合意識みたいなものでしょうか。


地上での被害が拡大したりとか、大統領への説明を挿入したりとか、パニックモ

ノっぽくしたくなる素材だけど、そうするとこの映画の味が消えてしまうかも。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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