海見えて

海見えて

海見えて ぼくの形に 枯ひまわり  ・・・えぞを 
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あの世の運転

 雑文や、押し花のための記録など 連日
残して置いてもゴミに等しいと思われる物を処分している。

昨日は 息子に教えて貰った パソコンに関する記録ノートを
シュレッダーにかけていて・・ノートの末尾に夫の書いたものを
見つけた。

呼吸が苦しい そのため夜も眠れない

歩くのが辛く トイ    そこで止まっている。

別のページに

飼われて居るかのように毎日タンチョウが訪ねてくる酪農家がある。
牧草地は広大で 玄関や裏口に とうきびを作ったのが
タンチョウの気に入りで 落ち穂拾いの日課になっている。

厚岸へ行く折りは、必ず通る道路なので写真を撮るため
時間を浪費するのが常である。

この家には小学校前の子どもがいたが、いまでは好い若者に
なっている事だろう。
それと嬉しいことに最初は2羽だった丹頂は、6頭ににふえている。

夕映え光 浴びし鶴より 羽開く    えぞを

夫の字はすでに震えを帯び それでも判読出来る
最後の文章かも知れない。

厚岸の海へ・・漁協へ行くのが楽しみだった夫は
亡くなる半年前、自分の誕生日に(10月1日)車を運転して
出かけている。 厚岸への訪問はそれが最後だった。

いまも仏壇へ 運転免許証とクルマの鍵が置かれている。
車が大好きで、運転するのが好きだった夫は
あの世でも この運転免許証は有効だろうか?



   キクイモモドキ

    塊茎は出来ない。原産地は北アメリカ  路傍に咲いている。

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第35回苫小牧ハスカップトライアスロン大会in勇払

   それぞれの夏

   第35回苫小牧ハスカップトライアスロン大会in勇払

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  こちらは酷暑にようやく生きている・・という感じなのに。
  行ってくるからと・・車中泊の用意をして 出かけて行った。

  多分佐渡のトライアスロンの 予行練習のつもりでの参加と
  思う。

  娘も金曜日の夜遅く 車中泊の用意をして出かけた。
  ひとり旅を楽しんでいる。「ほなー」と書いた絵文字を残し
  20時21分に出発した。 

  一人旅が良いは・・確実に遺伝と思う。 

  わたしの夏・・シュレッダーをかけ続けている。 



   ノラニンジン

  栽培されるニンジンの野生種、原種とされるが 根からはニンジンが想像できない。
  この季節 北見や、美幌峠にきれいに咲いている。


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生命力の違い

連日の33度に 体がホトホト参っている。

赤いお茶碗を100ショップで 何故か200円で買った。
もし・・赤い色で食欲が出るなら・・儲けものと思いつつ・・

体重1.5キロ増えている・・水分が排泄されていないのだ。
足の甲が ぷっくりしていて 押すと親指の跡が引っこんで残る。

どうしても食べなくちゃならない・・この食後飲む骨粗鬆症のくすり・・

今朝は「おかゆさん」を梅で食べた。 遠音さんガンバ
赤いお茶碗が言った。 

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背が高く 花も変化が面白いので 一ヶ月ごとに載せたい植物。
と書いたのは・・6月25日・・その時、背丈は50センチほどだった。


   タケニグサ・・私の庭への帰化植物 oh・・


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もう2メートル超えに・・その生命力に圧倒される

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桃のケーキ

お土産・・今日はフリースクールの子どもたちと遠足
「美味しい物食べよー」で お出かけをしたそう~

ジェラードのお店に寄って・・必死で並んで 一人2個
の決まりで買ったケーキを お土産に届けてくれた。

娘の番で売り切れになったそう「あっという間の出来事だったそうな」

  桃一個を使い~ほんの僅かな季節にだけ作るお菓子。
  ¥710・・・それでも食べた人は この季節に忘れずまた並ぶという。
  僅か数十分で売り切れ~顔がほころぶ・・・ 

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中は 種の部分に カスタードクリームが(これまた美味しい!)

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この季節に一個だけ一回 食べたい「お菓子」~

この贅沢許してもらえるかな?って 食べたあとで思って居る。



  シャグマハギ ( シャグマツメクサ)

  道端や空き地 地中海を囲む地方・・一年草。 あまり可愛いので野から移した。
  種がこぼれてか 毎年各種の花が終わった頃に 可愛い姿を出す。押し花に利用する。



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ついにエゾシカまで?

  塘路湖
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   連日の酷暑に・・遂にエゾシカも水泳を?

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   初めて見る エゾシカの水泳 
 

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    アポイ岳 固有種~アポイギキョウ

   
  友人がアポイ岳から種を採取 植えた苗を数年前に いただく     
   毎年背高く咲き・・とうとう普通のキキョウと代わらない背丈になる。
   高山植物とは異なり、なんとも風情が無い

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   一部を環境を変えて 植えてみた。 やはり背丈が低く咲き、 この方が風情がある。

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此処は異国の大地

ジリジリと暑い夏・・温度計は32度を表示(家の中)

全く 人として機能しなくなる。

本州の人には日常の夏だろうけれど・・此処は異国・・
22~3度の気温から いきなりでは・・

温度を下げて シャワー 後頭部にアイスノンを巻き付け
扇風機を回す。

水分補給を忘れないようにと言う・・孫・子の指示を守り・・

うつらうつらしながら・・・

酷暑は やっぱり あの太平洋戦争を連れてくる。

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樫の木の若者を曠野にねむらせ

しなやかなアキレス腱を海底につなぎ

おびただしい死の宝石をついやして

ついに

永遠の一片をも掠め得なかった民族よ

     茨木のり子  「ひそかに」より


   ジャコウアオイ

道端や 空き地   原産地はヨーロッパ 両親や二人の弟たちが睡るお墓の場所でも咲いていた。

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亀ッチ

教材に メダカを取り寄せた息子。
もう学習を・・観察を終えたメダカを持って帰りたいらしい。

私の夏休みの計画を聞いてきた。

一日一回の餌やりのために、留守が出来ない。

わたし 「子ども達の中に飼いたい子はいないの?」
むすこ 「なかなか居ないんだよね・・」


N子さんが (彼女も教師) もうかれこれ25年くらいにもなろうか・・
矢張り教材で取り寄せた亀。
なんでも 外国の亀という事で 河川には戻せない。

7㎝ほどだった亀が・・いまは25センチ以上有る。
夫婦で留守の時は・・わたしが餌やり担当になる

餌やり、水槽を洗うことなど・・先生って見えない部分でも
苦労が多いと分かる。
しかも自分より長生きの動物かも。 

P1051595.jpg 亀ッチ
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    ムラサキツユクサ

         道端や、空き地、廃屋の周辺・・原産地・・北アメリカ


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単語帳

いまから 70年ほど前のお話し。

野の花をたずね歩くときの・・七つ道具を先に書いたけれど
メモ用紙に 付箋を持って行っていた。

どうも 記録としても残らず・・メモはゴミになる。
持って歩くのにも あの「ネバ・ネバ」に土など付いて・・

何か良い物が無いかと考えて・・思い出した。

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あれは 今でも子どもたちは 使っているだろうか?
名称は、単語帳で通じるのだろうか。

町の小さな文房具屋さんへ行き 聞いてみた。

「有りますよー」と様々な大きさの物を見せて下さった。
思わず「あった!」と呟いた。

不意に中学校への往復二里を歩いた あの懐かしい道を思い出す。
カードの表に 「word cards]と 書いてある。いまはこう呼ぶのかしら・・


   サワシロギク

      湿原  全国に分布

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詐欺・・2

駆けつけた友人は唖然としてしまう・・
食べる物が何も無い・・
「500円貸して下さい」は・・まさに「助けて-」だった。

大きな都市に住むと 福祉から落ちこぼれてしまうのだろうか?
お金を搾取した人は 間接的に殺人者だと思う。・・良心が痛まないのだろうか?
保健婦は何をして居るのか・・

様々な疑問が起きる。友人は遠くに住み、行ってみることが出来ないので
自分の娘二人を 後見人にした。

幸いなことに 二人の年金が入るので より認知症の進んだ
兄を施設へ入れることが出来た。

そして義姉を後見人が見守りながら、しばらく一人暮らしを続けた。

義姉は、いま・・100才を生きている。「でもね目が見えないらしいの・・」

兄の命日の墓参と 義姉のお見舞いに行くと、わたしに言い置いた。

「携帯を身につけていてね。しばらく留守するけれど電話をくれると
遠くに居ても 手立てを考えて、必ず助けるから・・」と。

その友人の母も 98才で施設に入り、まだ娘だけは
顔を覚えているという。

「いまは、寿命100才の時代だよ」と友人は言う。

わたしは、来年まで生きられたら、夫の亡くなった年齢と同じになる。

「同じ年齢まで生きたら 必ず迎えに来てね」と言ってある。

あの世へ、スマホは通じるのか






     エゾニワトコ

     分布・北海道・本州北部・サハリン・朝鮮など。 山や原野に生える落葉樹



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詐欺・・1

フツフツと怒りわく・・お話を友人から聞いた。

80才のころ 夫婦で認知症になった。
子どもは小さいときに、二人とも亡くなっている。
とにかく勤勉に働き 贅沢など遠い生活をし、
困っている人を見ると 自分の子どもを思い出しては助けていた。


認知症になっている夫婦に 布団を売りつけたり 家の修理を勧めたり
あの手この手の詐欺集団が・・交互にやって来た。
お互い連絡を取り合っているのだろうか・・・と
友人は不審がる。

数カ所の宗教団体が 宗教を勧め 寄付を募って来たり。

家にあった 仏壇に取って代わり 知らない仏壇が置かれている。

気がついて、市役所 警察 消費者協会など・・様々なところをたずねたが
解決しなかった。 銀行が調べたら 3千万は失っただろうという。

本人の承諾を受けているなど・・言い逃れは山ほど有るらしい。

お隣へ 500円貸して下さい・・と言ってきたので発覚した。

友人は、騙された人の 年の離れた弟夫婦。
其処まで聞いたら・・涙が溢れた・・

小さいときから「泣きみそ」と言われていたわたし。

「泣きみそ、こみそ つまんでチョイ」これは泣いている子に
かける囃子詞だ・・つづく・・




    ナガハグサ

   ケンタッキーブルーグラス  ・・日本全土・・原産地はヨーロッパ
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