海見えて

海見えて

海見えて ぼくの形に 枯ひまわり  ・・・えぞを 
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卵が消えた。

娘も息子も 卵が売っていないんだよと言う。

鳥インフルエンザで 北海道の主なる養鶏場が
閉鎖したんだという。

わたしは 今様 浦島太郎だから・・ただ驚いている

過ぐる日 お米が売っていなくて・・外米なる物を食べた。
日本の主食が何故?・・・

トイレットペーパーの時も
マスクの時も 早朝から長蛇の列だった。

どの時も、静観していたらおさまり・・

しかし たまごは・・

息子夫婦が 網走へ行くという。

「たまご見つけたら買って来てね。 高くても良いからネ!」と
はしたない言葉を言ってしまった。

少し痛い。




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さようなら鹿児島!

晴天に恵まれての帰路。

ほんとうにこれで さようならだと思うと
数十年に及ぶ鹿児島巡りが 走馬灯のように
心によぎる。

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宿の庭から 持ち帰った観葉植物
ブライダルベール、ユキノシタ、 オリヅルラン

もう長期の旅は出来ないと 体が示す。
長くても一ヶ月と思う。

それでも 旅は諦めないし、それだけの物を
与えてもらえる。

娘が毛布を持って迎えてくれる。

白ずくめの服装を見て
洋服は白はまだまだだよーと言う。

ゆっくり 時間をかけて 道東の春に
順応していく。

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あまりにも似ている・・

娘が言う 「あーちゃんにそっくりだ」と・・

わたしも 織雅もそれを認めている。

いま多分試験会場にいる。

一昨日  気分が悪く吐いているとラインが入る

マム  「試験の緊張?」
      
織雅  「絶対そう」 

「あーちゃんの豆知識、塩水を飲むと良い」
思い出して飲んだら胃がひっくり返るほど気持ちよく吐けて
とても調子が良くなりました。

わたし 「良くなってきたら、蜂蜜湯を飲むと良いです。
     ゆっくり時間をかけて、自分に問いかけながらゆっくり
     飲むと良いです。 瞑想効果があります。」

マム  「どうなるか分からないから扁桃体が
     反応しているんだよ
     怖がらなくていいよー
     試験受けるだけだよー
     扁桃体落ち着きなさい、と優しく脳に
     言ってあげて」

わたし 「他の人もみんなストレスを感じながら
      その場にいます。
      織雅ちゃんがみんなと違うところは
      ジータンからの絶対愛があることです。
      祖父からの絶対愛を受け 試験会場に
      居る人は そんなに多くないよ」

織雅  「ありがとう」

そして今日は 晴天! 京都稲荷神社の分院?が
温泉にある。
(いなりずし)を作って お宿の女将さんと一緒に
お参りした。

自分の こころが弱いから・・緊張する場面に出会うと
何かしらに祈る癖がある。いまは夫に頼み込む。

娘は 「ジータンはあの世に逝っても大忙しだね・・」
     と笑う。

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       樋脇道の駅レストランにて。

空はいつの間にか、初夏の色して・・

市比野川は 大きな石の上で
飛び跳ねて すべてのいのちを 祝福している。


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まるい輪は何を示すのか?

宿から近道を通ると・・人に滅多に会わない。

そばに パークゴルフを楽しんでいる老人達が居る。

わたし  いつも思っていること書いてみようかな・・
何故ゴルフウエアだけ あんなに高価な物を着るんだろう?

パークがつくと・・何だかチョットみすぼらしい身なりで
でも楽しんでいる様子。

私なら ミニスカートをここぞとばかりにはいて
ロングスカートでも良いけれど・・
お洒落なスニーカーを履き・・いま、スニーカーに
革命?が起きているよ!
お帽子もサングラスもお洒落な物を選んでね・・

いつもそう思いながら、、仲間には入れないわたし・・

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この輪について・・

どう思う?

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人通り皆無の 坂道にうずくまるおばあさん。
炎天下である。

「ア・大変だ・・声をかけよう・・」近くまで行くと
すくっと立ち上がった。
170センチほどの 痩せた背丈の青年だった。
 
不快な表情をしている。


こごまって居る時は 猫背の老婆にしか見えなかった

私を避ける様に交わしスタスタと坂を下り
そこから私を見上げている・・。

「変なの・・」と思って目を地面に落とすと
円が描いてあり、

その中へきちんと入り うずくまっていたのだ。

彼の去った後、色々なことを考えた。

わたしと似ていると・・

この広い青空と 整えられたグリーンの大地の中で
自分に許す・・

その輪が何を語るのか? 知りたいとも

知りたく無いとも思った。

Wi-Fiをお借りするために レストランに入らなくちゃ
ならず、 いつもはコーヒーを飲むのだけれど
親子どんぶりをオーダーした。

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残すと悪いので 半分の量にして欲しいとお願いした。
それでもお腹がくちくなり。。

コーヒーが美味しかった。

コーヒー込みで ¥680円にして下さった。


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猛暑

4月18日

戸外では30度近いと言うことで
どうすることも出来ず・・ただベッドの上で
眠っていた。 脳の中心が覚醒せず・・トイレにも行かない。

夕方 もしかすると・・脱水か?

気温も下がってきた事もあり、500ccの水分摂取もあり
ぬるめにして、温泉に入って見る。
したたる汗・・また500cc水分摂取。

地元の方が 産みたて卵を差し入れて下さる。
ようやく、好き嫌いの最後の課題である 卵かけご飯が
なんとも美味しくて・・涙をポロポロこぼしながら
食べた。

4月19日
また28度有るという。 

じたばたしても仕方が無い。
子や孫とラインを楽しむ。
静岡に住む孫が とても心地よい天気が続いていると
書いている。

娘はこちら12度・・夜は4度だよーまだまだ寒いと。

スタッドレスはゴールデンウイークまで夏タイヤに取り替えない
地方に住んでいる。

いま外は25度と言うことで 樋脇の道の駅に来た。
Wi-Fiが繋がり、お店の中もみなさん歓迎して下さる。


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55年前

今日、旅の青空の下で 娘の誕生を思い出していた。

時々路傍に咲く 野の花を見つめながら~

健康で 3700グラムの赤子は
先生や 看護師さんの賞賛の的だった!

みんな心の中で 
(どうしてこんな夫婦の元から健康な赤子が生まれたのか)
と思ったり考えたりしていたよう・・

その頃小児科のドクターが 今は10人に一人くらいの割合で
何らかの障害のある子が産まれるんですよ。
と後に語られた。

心から感謝した。

いま 彼女は何らかの生き辛さを抱える人たちの
中で ともに歩む道を選び、歩んでいる。

「福井達雨先生・・あのときの約束・が守られましたでしょうか?」
誕生日が来ると必ず 先生の事を思い出しています。

どうか このままの健康が守られますように。

「お誕生日 おめでとう!すみれちゃん!」

Wi-Fiが繋がる 道の駅に来ている。
この温泉街の唯一の場所で これを書いている。



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湯治

4月13日~16日

温泉に一日二回入っていると 体中の老廃物が
全部抜けていくような気がする。

見る間に浮腫がひいて行き 体中が軽くなる。
毎日3.500歩 あるくを意識する。

この歩数を歩けると 自分の住所に帰ってから
殆どの用事が足せる。

JR駅、役場、図書館 スーパー コンビニと。

お話しする皆さんが 「ご家族が心配しませんか?」と
必ず尋ねられる。

帰ったら 心配しているのかどうかを、聞いてみたい。
(心配している) などと考えたことも無かったから・・・

さくらの花を塩漬けにとご近所さんが誘って下さる。

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つぼみの赤い色の時に漬けるのだと教わる。

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薩摩川内市

4月10日
いつもの宿で お部屋が整えられていて
「おかえりなさい!」に迎えられる。

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4月11日

宿は藤の花が真っ盛りだった。

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結婚60年目に。

寒村で わたしは 85年前 両手を広げ
泣きながら・・何も持たずに生まれて来た。

60年前 私はうつむきながら 病を抱えて
えぞをの隣にいた。

友もいなく、えぞをの肉親にも病ゆえに 祝福されず
どうしようかと・・おどおどしながら隣にいた。

えぞをは 一冊の「約束」という詩集を 泣いている
わたしに 手渡した。

あなたに会う橋が見付からない

今日 長崎美術館の屋上庭園から60個の黄色い
風船を飛ばそう。見えるだろうか?

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それから・・虹色をした しずくを ひとつぶ
長崎の海に落とそう・・

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ありがとう長崎
 たくさんの美しい思い出を手渡してくれて

さようなら 長崎~・・忘れない。

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出島

この橋を2017年 架けられて間もない時に渡っている。
再現に建築技術の粋が集められていることが
理解できる展示ではある。

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一時間のボランティアガイドさんがいる。(要予約)
当時と同じ衣服をまとっていると言う。

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活気が無い。コロナの影響で寂しくなったのかも。

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救いのように  不意に現れたお嬢さん。
貸衣装・着付けもしていただける所がある。(有料)
お父さんの 「相好を崩した」とはこういう笑顔を言うのだろう。
わたしも 幸せのお裾分けをいただいた。

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この木・何の木・気になる木 ♪ 夜はライトアップはされているが
例により名札が無い。

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午後から晴れの天気予報で 出かけたが寒い一日だった。

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