海見えて

歯茎が痛くて眠れていない。
今朝手持ちの薬　化膿止めを胃薬と一緒に飲んだ。

自分の歯で苦労することが無かっただけに
自分の弱り方に・・

友人に　間もなく節分だし　買い置いたピーナッツを勧めた。
すると「食べられないという」　？

下の歯が全部無くなり１０年経つという。
上の歯も説明されたが・・良くわからなかった。

歯茎が硬くなり　殆どのものは食べられると言う。

歯茎が歯の代用になり得ると　
心底驚いたが・・自分が、丈夫な歯をもらったことを感謝した。


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仏花を買いに行った。　　殆どお花が無くて枯れてもいる。
店主と話したが・・倒産したという。

そのままお店を後にも出来ず・・
遠音は　最後の客となった。　長く生きているとそんなことにも出会う。





　　　　　　　仏花として買うことも無かったお花を買い求めた。

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チクチクの二人の会は　アイヌ刺繍に取り組んでいる。

宿題を一コ　仕上げた。

昔にさかのぼり　アイヌの女性の素晴らしい感性を考えた。
彼女たちの逞しい生き方に学ぶことは多い。


　　　　　　　糸色を変え・・もう一枚に取りかかっている。

怪我が癒えたいま・・決して癒えたとは言いがたいが・・
整形外科はいつもの通り　三ヶ月に一回の投薬
一年に一回の　骨密度を測るための通院になった。

そのために　娘は一日有休を取らなくてはならないし
待つ時間も・・いまは新型コロナが怖い！

投薬を受けるためのＤｒとの会話は～
「お変わり有りませんか？」
「はい」
「ではいつものお薬出しておきますね　お大事に」
「はい。ありがとうございます。」

ものの数秒で終わる。

昨日は思い切って病院へ電話をしてみた。
今日Ｄｒからの許可が出たと言うことで　連絡が来た

町の薬局のＦＡＸ番号を、お知らせした。

娘が取りに行ってくれると言うことで・・一件落着。

私は電話をしただけで・・済んだ。

歯医者はそうはいかず　椅子に座って１時間２０分かかった。

またしても　全てのエネルギーを使い果たし　ソファーに倒れかかり
意識不明になった。

缶詰の小豆を使った。塩味をすこしつけて・・美味しくいただく。

今日も一日が終わった。。　

昨年は途中で中止した冬の湿原号が　走り始めた。
中国の観光者が乗っていて　それが私の知った最初のことだった。

コロナの先が見えていず　昨年のこともあったのに・・
何でまた・・と思っている。

こわいから見に行くのは　中止した。写真はＴＶ・ローカルニュースから。

塊炭をスコップでシャ・シャッとね　まさに男の職場






通学に　三年間　往復２時間乗った蒸気機関車
今更何でと思うが・・やはり遠い日を思って　うるうるする。

旅人なら
これを見なくちゃね！と思うほど　湿原を走るＳＬはすばらしい。

運が良ければ・・タンチョウが見られ、運が悪ければエゾシカに出会える。

釧路湿原の町だから・・無数の大小の湖沼が有る。
その中でも冬の風物詩・・ワカサギ釣りを・・




　　　　写真お借りしました

アオサギ　白鳥　各種水鳥たち　オオワシ　羽を持ち　湖水の上を渡る鳥たち。
今はすでに結氷し　うっすら積もった雪原の上に
うさぎや　鹿　キタキツネなどの無数の足跡もある

其処へ２月いっぱいがシーズンの　ワカサギ釣りで楽しむ人々。

揚げたてを差し入れて下さって　本当に美味しい・・
こんな贅沢はないなーとさえ思ふ。






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美容室へ行く。　この町へ引っ越してからのお気に入り。

予約制なので　終わるまで客は一人も来ない。
一体一の接客。　この美容室を気に入っている。




このスタイルにすると６～８ヶ月もつ。
それにこのヘアースタイルを　夫も周囲の人も変えないように
と言うので・・いつも従っている。

娘・　スーパーからＬＩＮＥで　
「カンカイ無いけれど、ババガレイと　ムキガレイがあるよ。」



あの口内アレルギーが治ってから
あんなに生臭かった魚類が　美味しく食べられるようになった。
表示には「サメガレイ」となっているが　こちらの人はムキガレイという。

市場での評価 北海道、三陸、福島などから入荷してくる。
ただし入荷量はそんなに多くない。
非常に美味なのに粘液に汚れているのと、ウロコがザラザラで、見た目が悪い。
大型で活け〆したものは明らかに高級魚となっている

道東へ越して来て　初体験のお魚だ。　小樽や札幌では見かけなかったが
どうだろう？



カレイの縁側・・と言われる部分がコラーゲンたっぷりで少し濃いめの
味付けで　とても美味しい。　子どもの頃の夕食は何かしらのお魚が
ご飯のおかずだった。　　海の無い町に住み　お魚の故郷を思って食べた。

遠い日・・・カレイ釣りの話し。

　季節に関わらず　何度も釣りへ行った場所・・コムケ湖
その湖は　宗谷へ向かう途中の町　紋別にある。
隣接して国際キャンプ場も有り　何もかもが揃っていた。

　コムケ湖はオホーツク海に面した丘陵地にあり、淡水と海水が交わる汽水湖

　
　　　　　　　　　　　　写真、お借りしました

色々な小魚を釣ったが　中でもカレイがたくさん釣れた。
クロガシラ　マガレイ　イシガレイ　etc・・たまにカンカイやカジカ。

餌を付けるのが苦手で・・何であんな虫・・魚は好きなんだろう。！
外すのも　針が刺さって苦手　全部夫がしてくれて
遠音は大名釣り？　今更ながら・・わがままな釣り人であった。

遠い日の海鳴りが聞こえる・・

まだ開けやらぬ湖の、墨絵のような景色にも二度と会うことは無い。
みんな一期一会のこと。

なんだか　ブログを書こうと思いつつ・・パソを開くのが面倒で
怠惰な日々を重ねている。

二人の子ども達が　食料品を買って来てくれて
トドックが配達されると・・冷蔵庫が豊かになる。

ぬくぬくしながら・・その日聞きたい音楽を聴いて
チクチクをしている。

遠い日・・習った刺繍・・だけど思い出すのに手間取る。

外出時の　マスク入れを作った






ソーイングセット



これを持って出ると　病院の待合室で退屈しない。




友は　アイヌ刺繍に取り組んでいる。

次に何　作ろうかなー

気温の変化について行かれなくて　不調。

太巻きおばばさんの　ポタージュ美味しそう・・これなら食べられそう。



お正月に畑で元気だったパセリ・・あれから－２０度越えが幾度も有った。
どうしてる？



地面は固く凍っている・・まだ元気振り絞っている　

デイルを入れてあるおばばさんのが良いのだけれど
有るにはあるけれど・・押し花になっている。
風景画を造るときのためにね。

で・・イタリアンパセリを使うことにする。


手の平くらいの温度にすると・・こんなに元気に！

じゃがいも一個にタマネギ一個　二回分できたわ！
おばばさんありがとう　

今日から　手芸の日を開始した。
二人の会だから・・コロナも気をつけながら始めようと考えた。
チョット待ちくたびれたというのが真実・・

　アイヌ刺繍のコースターは　Ｔさん


お花の刺繍は遠音。


やはり　楽しいね。。若い頃にしていた残り物の刺繍糸
二人ともたくさん持っていることに驚く。

お喋りにも花が咲き・・
でも・・こんな話しも・・

Ｔさんのお話し・・お姉ちゃんが自殺　　妹が（中１）リストカットを
していると・・

とてもショッキングな話に・・手が止まる。
私に出来ることは何？

コマイは鮮魚で出回ることは少ないが、新鮮なものは非常に美味。
とくに、12～2月頃が旬とされ、塩焼き、煮付け、フライ、鍋物でおいしく味わえる。



一昨日は　零下２７．３度で　日本一の寒さだった。

遠い日・・
樺太の敷香に　祖父母がいた。
「○○ッコ」「ケー」　海の男の祖父は　秋田の生まれで
名詞の下に・・ッコが付く。「ケー」は「喰え－」の意。

海の前に建っていた　豪邸
祖母は魚を　「マキリ」でさばくのが見とれるほど上手だった。

或る日　出されたお刺身は　この氷下魚の凍ったお刺身だった。
凍ったまま削いで刺身にする。　私達はこの魚を「カンカイ」と呼ぶ。

釣りたてで無ければ刺身には　ならないという　。
凍った刺身は・・ルイベと言うと大人になって知った。

以来一度も食べたことがない。　　釣り人に聞いたら
「食べたけりゃ自分で釣るしかないよ」

「極寒の朝　海からつり上げたら　直ぐそのまま凍ってしまうんだ」
釣り人の話には　夫も私もすっかり怯んでしまった。

夕べ娘がスーパーで買って届けてくれた。￥２８５　三匹ともオス。
お酒とみりんとお醤油で　煮付けて昼食に二匹も食べた。
白身がホロホロとほどけて　淡泊な白身、

まだ一匹残っているので・・晩ご飯が楽しみ～

青春を旅している　織雅。

元気で帰っていったが・・見送った母と兄は　「さびしいね・・」と
かわりばんこに言ってるという。

わたしも　娘や息子を旅立たせた後　夕ご飯になると泣いていた。

みんな　そんな寂しい思いをしながら・・人はそれぞれ優しい人になっていく。

いまはＬＩＮＥがあるので　逐一いま　飛び立つからスマホ切るねとか・・
羽田空港ががらがらに空いている様子が写メで送られてくる。

見事に人々は自粛しているのだろう。

新幹線・・殆ど人乗っていないよ～



わたし新幹線なる物に　　乗ったことが無い。



そろそろ　富士山見えてくるからね！　とマムが

マムの指示通り左の座席に座ったと言っている。

「あ・これじゃない？　列車がスピード落としているような・・」
「そうそうスピード落としてくれるんだよね」・・

遠音の知らない世界を話す・・母・子。

再び戻らない時間を　人はみな　旅をする。

ポケットは　思い出でパンパンになる。　幸あれ