一夜の変化
まだ明け切っていないのに ブルの音で目覚めた。
カーテンを開けると得体の知れないものの咆吼にひるんでしまう。
いっぺんに目が覚めてしまった。
夕べまで雪は1センチ程か もしくは雪無しの状態だった。
雪国にはこれがあるんだと・・納得しながらブルを見ていた。
早くもお嫁ちゃんが 道を空けている。
遅れて息子も。
あらゆる交通が麻痺していると・・TVが告げている。
明日は織雅が 帰って行く。
さっき ザンギを取りに来て 「明日は飛ぶよ」と告げて行った。
ホームシックも取れて 明るい顔をしている。
マムとも相談して 将来を見据えることが出来たよう。
大学には 教室にさえまだ入っていないと言う。
不運な時代だ・・今年受験の子ども達も同じだろうし
自分たちの将来に不安を抱えていよう。
明日早朝は -16度・・織雅を載せる翼がきっと希望へと
向かうことを信じたい。