WAVE 317T コンプレッサー修理 |
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お久しぶりです。 ツイッターを使い始めて以来ブログの方をすっかり 使わなくなってしまったのですが 今回は修理記事ということでなるべくネット上に残るようにと思い 記事を書かせて頂きます。
さて今回はタイトル通りコンプレッサーの修理です。 僕の使っているコンプレッサーはWAVEの317タンク付です。 デアゴの零戦が大変そうな為オーナーにおねだりして買って頂いた物です。 大切に使っていたのですが約5年使用したところで 最近どうも調子が悪い... 症状はコンプレッサーが止まってしまい本体がものすごく加熱しました。
最初はモーターのオーバーヒートだろうと思いアイスノンを当てたり 扇風機で空冷してみたりいろいろ試しましたがダメ... この加熱と言うのがどうにもよくわからなくて 機械的トラブルも疑いシリンダーヘッドを開けて中を確認してみても ピストン周りやシリンダー周りに問題はありませんでした。
圧力スイッチのトラブルを疑いましたが圧送時にきちんと切り替わる音がしていますし 試しにジャンパー線を作りジャンプさせて見ましたが動き出しません。
残るはこいつ...
最初僕はこれをリレーだと勘違いしていました。 圧力スイッチで圧力を感知してリレーでON/OFFしているのだとばかり思っていたのです。 調べてみると通称起動コンデンサーと呼ばれているもので 簡単に言うとこいつでモーターを始動させているようです。
なるほど様はこいつが劣化していた為にモーターが始動できないけど 電気はモーターに送られる為に抵抗になり加熱していたのだと...
ならば簡単コンデンサーを交換すれば良いだけです。 早速同様の物をと7μF 250Vのコンデンサーを探しましたがありません。 仕方がないので条件を満たしている7μF 450Vのコンデンサーを購入... (お値段は600円ぐらい)
*注意 代替品を使う場合は必ず元のコンデンサーと同等か準じた物を使いましょう。 例えば今回の場合は8μF以上や耐圧250V以下の物はダメってことですね。
左が新たに購入したコンデンサーで右が最初の物です。 1.5倍ぐらいの大きさがありますが317にはなんとか収まります。 購入した物は端子がないので早速ハンダ付けします。
ハンダ付けしてコンプ内に収めた状態がこちら... 厚みはギリギリですがなんとか収まりました。 今回購入に当り事前に寸法を測っていたので入るのは分っていたとはいえ 少しだけヒヤヒヤしましたねw もちろん交換後は絶好調です!
さて今回のおさらいです。 同じ様な症状の方はこの方法で修理可能かも知れません。
症状 1,コンプレッサーが加熱して停止してしまう。 2,物理的にピストン、シリンダー等の圧送する部分に問題がない。 3,圧力スイッチをジャンパーさせても稼動しない。
上の上体の場合コンデンサーの不具合が考えられます。 テスターがある場合は検査してみましょう。
コンプレッサーの構造は難しくありません。 壊れてしまった場合でも修理可能な場合が多いと思いますので 捨ててしまう前に試してみては?
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【2016/06/10 12:10】
DIY
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