たおやかに上を向いて ver.2 2015年12月
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たおやかに上を向いて ver.2

トリプルネガティブ乳がんを二回経験して

異性より同性の方が・・・

2015年、今年も残すところ3日、大掃除は大体済ませ年賀状も投函し
 歳末の買い出しも第一段階を終えました

本当は、残りの大掃除、義父母の部屋を、デイサービスに行く今日やる予定だったの
 な・の・に 義父がね~~「具合悪いから行かない」と
ここ一週間、お腹の具合、というかお尻の具合がすっきりしなくて
 トイレにいる時間が長ーーーーいです
年末年始でお医者さんもお休みですから~~仕方ない休ませました

あーーでも、できないじゃぁないですか家の中で一番酷いことになっているのに
 今年は諦めるとします、いるときにやると見張っててうるさいからね
きっと「何か取られる」とか「捨てられる」と思うんでしょうね
 ま~、はっきり言ってそうですけど だって、すぐ「ゴミ部屋」になっちゃうんですもの


さて、先日の忘年会で話題になったこと

どこの病院を選ぶかというときに、「女医さんが良い」とか「経験値を第一に」とかあるわけで
 私の場合は「卵巣嚢腫」が決まっていたので…ということが大きかったけど

なんとなく「しこり」っぽいのがあるというときに「いきなり大病院はちょっとね~」と思ったので
 「スタッフ全員女性です」というクリニックを選んだという人が(仮にAさん)

そのクリニック、私の通うことになったA病院の連携クリニックで
 もしクリニックに行くようにとなったら「ここ、よさそう」と思っていたところでした

Aさん、そのクリニックで「乳がんです」という結果が出たわけで
 宣告されたときって、「私が?」とか「なんで?」とか思うじゃないですか
   Aさんもそう思って、ちょっと、ぼーーっとしていたら
 
その女医さん「大丈夫よ!乳がんなんてパッって切ったらお終いなんだから」ですって
 次に「じゃあ、ここで手術はできないから、F病院に行って手術受けてくださいね」

と、どこで手術を受けるかという、次のことまで言われたそうで

宣告されたときって、意外と忘れてしまうことも多いけど
 Aさん曰く「本当にパッって切ってお終いしか言われてない」っていうんです

え~~、私の右の時(2006年)KI先生はもっとこちらの気持ちを考えて
 ゆっくりというか落ち着いた雰囲気で、でも、きっぱりした感じで言われたわ
次の、主治医になったS先生はちょっとバタバタな感じだったけど
 「質問は?今言われて分からないことばかりだろうから。手術までに勉強してみて」
と言われたっけ、やっぱり、 切ったら終わりなんて雰囲気じゃなかったな~~

女医さんにもいろいろなタイプの人がいるんでしょうね
乳がんが分かって、婦人科の手術を延期するというときのT先生は
 同じ女医さんだったけど「大丈夫ですか?」とか
「こちらは良性の病気ですから、体が落ち着いてからでいいですからね」と言ってくれもの

言われたときの、言われた側の気持ちの受け止め方にもよるんだろうけど
 この話を聞いたときに、 A病院からそこのクリニックにという想定をしていた私
ホームページの雰囲気とか、先生はじめスタッフが女性なんて言うのに魅かれたけど
 何となく「行かなくて済んで良かった」と思っちゃいました

先生は「そんなに悲観しなくてもいいよ」と言いたかったのかな~とも思うけどね
 言葉って大事ですよね

因みに、この方はミリという大きさだけど場所的に「全摘+同時再建」の手術で
 その後ホルモン療法を受けるということでした 
「パッっと切ってお終い」とは言えないですよね


そして、つい先日の「千葉がんセンター」の検体取り違え
 
こんなことがあってはいけませんよね
お二人の患者さんの気持ちを考えると、なんとも言い難い、憤りを感じます
何より「原因がわからない」っていうのが問題だと思います

原因がはっきりすれば、今後の対処の仕方もあるわけですから
 責任問題とかがあって、なれ合いになっちゃってるのかしら
 
その前に、「取り違える」とかってあり得ないでしょ
 しっかりしてほしいです、命預けてるんですから


と、最後まで鼻息の荒いこと

今年も何とか、いろいろあっても年を越せそうです

来年も元気に「一病息災」だけど過ごせたらいいなぁ

皆さまも、どうぞ良いお年をお迎えください


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ひとくくりにされても困ります…って言われそうですが…
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  1. 2015/12/29(火) 14:09:28|
  2. 経過観察
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上からはご遠慮ください

今日は「冬至」一年で一番昼が短い日&カボチャを食べてゆず湯に入る日
日暮れが早いとなんとな~~く気ぜわしいのは私だけ? 
 冬至の次はクリスマスでしょ、で、次はお正月
あっ、その前に大掃除とかがありますね
 毎日少しずつやろうと思っているのですが、なかなか進みません

気ぜわしい季節だけど?だからか?おとといの日曜日忘年会がありました
 
以前のS病院(手術&放射線・化学療法を受けた病院)の患者会の忘年会
 
今まで一緒の席に座っていた人が欠席だったりしたけれど
 そこはみんな「同病」ということで、いつ?とか全摘?温存?とかって
   すぐ自分のことを話せるって不思議

隣には「乳がん認定看護師」のKさんが来たので
 「元気だけど~~髪の毛が戻らないなんて愚痴ったり

そうよ、私の今の心配は髪の毛くらいということです
 心配したA病院からは10日以上経つけど連絡ないから大丈夫なんでしょう

Kさん、「もう年数立っているから、育毛剤とか使っても大丈夫ですよ」というので
 「育毛剤も使ってるし、マッサージもしてるし、シャンプーだって気を付けてるのに~~
なんて言う会話なので、そばにいる人たちが「そう?」とか「そんなことないわよ」って慰めてくれるの
 「だって、出かけるから、それ相応にしてくるから。てっぺんなんかね…」
   「どらどら…」ってなってしまうわけです

自分でも、前から見た感じは、ちょっと薄い気もするけど、前髪もしっかりできていい感じ
 でも、上から見たら……うっすーーいーのがバレバレですから

皆さま、立ち上がっての鑑賞はご遠慮ください

Kさん、「更年期になると何もしなくても薄くなっちゃうことあるんですよ」
 「その時期と治療とのWパンチってことあるんじゃないかなぁ」って
そうよね、バリバリ更年期世代…症状は特に感じないけどね

恐る恐る「年数経ったり、あきらめずにがんばったら何とかなるかしらね~」に
 「う~ん、やれるだけのことやってみて」ですと!

ちなみに、このごろはもっぱらトップピースよりもミリオ〇ヘ〇ーの出番が多いです
 ということは、私的に「ふっくらしている」日が多いということ

手術からずっとお世話になったS先生も、大人気のKY先生も出席されて
 転院が無事できたことを報告がてらS先生のところへ
先生忘れてるかも~と思うのでフルネームで自己紹介しながら

お酒は入っていないはずなのに、すこぶる上機嫌
 S病院は定年退職しても、老健で施設長としてお勤め中

先生曰く「この頃いろいろ忘れることが多くってねぇ」に
 一緒になった人と「前からですよ」とか「間違えられたことも多々」なんて失礼な患者たち

「ああそうか、だから今フルネーム言ったの?」 はい、そうでございます
 元気そうと言ってもらえたので「元気ですけど~髪の毛が薄いんですよ~」とここでも
それについて先生ったら「あ~~、もう年数経ったから~~…」ですって
 だって、治療始める前に「髪の毛は生えてくる」って言ったじゃないですかぁ

今更本音を言ってもね~、薄くなっちゃう人多いよね~とか
 細くなっちゃうんだよね~~って、治療前には言いにくいかもしれませんが

で、まじまじとここでも見られて「粉降ってる」という言葉に
 「いいじゃないの、全然薄くて悩んでるって感じに見えないょ」と慰めてもらいましたぁ

半年ごとの診察で、クリニック行きにならずに診てもらえることになりましたと報告
 「一般的には3年たてば、半年ごとだから。S病院の3か月ごとは特別の方だからね」

そうなんですね、納得です

いや~、それにしても参加人数の多いこと!特にKY先生は相変わらず人気ですね~~ 
 気のせいかちょっとお痩せになったような気がします

そうですよね、クリニックの休診日はS病院で手術ですって
 外科の先生だから腕が鈍ってしまうのももったいないですものね

しっかり食べて、いっぱいしゃべって…私にとって患者会は、息抜きの場でもあるんですよ
 家から出られる!っていうこともあるからね


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今まで一緒になっていた人が2回とも欠席。めまいがするなんて言っていたからちょっと心配です。
 
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  1. 2015/12/22(火) 20:26:15|
  2. 毛髪事情
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定期健診結果 & そういえば3年前の昨日は

今日は、昨日の荒天と打って変わって穏やかな良い天気
 この頃、庭先に「もぐら」が出て穴を掘るので
穴を埋めたり、「もぐらが嫌う」というものをセットしたり
 「もぐら」って真冬も関係なく活躍するんですよね、今年もバトルするのかなぁ

今週の水曜日、9日は、半年ぶりの定期健診でした

9時予約でも、検査結果が出ないと診察にならないので、帰宅できるのは
 そこで、義父母には「宅配食」のお世話になってもらいます
お釣りがないように義母に渡したら…「これはだれにやる?」と真顔で言うの 
 「お金払わないといけませんからね」……オイオイ、大丈夫か?
袋に入れて渡すだけなんですけど~~ 「子供還り」の激しいこと

一抹の不安を抱えながら、病院へ

検査といっても、血液検査のみ、でも、腫瘍マーカーのCEAが微妙に「異常値」を示すので心配

ドキドキしながら診察室に入ると、H先生もCEAのことを覚えていてくれたのか
 挨拶直後に「CEAは今回基準値でしたよ」と

基準値内といっても、4.55っていう数字ですが

H先生「ほかの検査項目も、すべて良好ですし、お顔の色もいいですし
     何か気になることはありますか?」

私  「特にありません、時々わきの下が重くなるくらいで」

H先生「そうですね、寒くなりましたからね~~」
    「CEAは、何もなくても高くなる人っているんですよ
     他の先生にも一人か二人くらいずついらっしゃいますからね
     他のマーカーは出ていませんが、今までの推移から大丈夫でしょう」
    「もし、異常値が出たら連絡しますが、正常でしたらしませんね」

次回は来年6月、あまりにも向こうのことなので、自分で予約を取ることに 
 込み合うから、1か月は余裕をもって、とのことでした
  じゃぁ、4月の末には予約を取りましょうか

次回は、マンモ+エコー+血液検査を受けることに
 腹部CTのことを聞くの忘れちゃいましたぁ
この前のとき「年数経っているから…」みたいなニュアンスだったから良いのかな
 といっても、まだまだ5年目に入るとこだけど…

今のA病院には、経過観察だけで通院でしょ
 薬を出して貰うわけでもなく、治療を受けるという感じは無いし
まだ2回目の通院なので、なんとな~~く、聞きにくい…
 それも、仕方ないですよね、回数積めば良いのよね

何はともあれ、無事半年過ごせたことになりました


そして、3年前の昨日、2012年12月11日は「最後の抗がん剤治療日」でした

FECを4回、ドセタキセルを4回、順延することもなく、受け終えたのでした

治療前のイメージに比べて、身体的には思ったより軽い副作用で済んだのでした

そりゃぁ、いろいろあったけど、「がんと闘う」ということで
 なんとか最後まで気持ちが保てたんだと思うのです
だって、トリネガは抗がん剤治療しか手札がありませんからね

今現在も「髪の毛うすーーい眉毛も欲しい」と嘆いたり
検査のたびに「ドキドキ」結果を聞いては「ハラハラ」するけど

遣れるだけのことは遣ったからね
気持ちで負けないように、たおやかに・したたかに行こうと思うのです


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あ~~、それにつけても「頭頂部」よ、なんとかなってくださいょ
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  1. 2015/12/12(土) 14:47:54|
  2. 経過観察
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無事!? 10年目突入

寒いです 今日は24節気でいう「大雪」だそうで
 雪は降らないけど、その分冷え込むので、朝なかなか起きられません
ニャンコが「お腹すいた~~」と騒ぐので、仕方なく起きます

そんな12月7日は、9年前初めて「全身麻酔」で右乳がんの手術を受けた日
 今頃はまさに手術室にいましたね
 
なので、今日から、右乳がん10年生となりました

これだけだったら「卒業間近」というとこだけど、左があるからね~~

9年前は、全摘手術になるのか温存手術になるのか
 「切ってみなければわからない」という状態で手術に臨んだのです

現在は「全摘出して再建手術」という選択も多くなってきたみたいだけど
 当時は「全摘出よりも温存できる方が良い」なんて言う雰囲気

主治医も「できれば残してあげたいが…広がり具合で…」なんて
 第一に温存手術、で、その次に全摘手術というのが主治医の考えなのか
そして「もし、再建するなら…」と形成外科で再建することもできるって
 再建手術に長けた先生が着任したのもこの年だったのです

当時の私は、がんになったけど、どうしていいかわからないという状態

手術は受けるけど、その後がどうなるのかなんて全く考えられない

元々「卵巣嚢腫」の手術が決まっていて、術前検査はすべて終わって
 そのあとに右胸が「悪性=がん」ということが分かって
しかも「乳がん手術をキャンセル」した人がいるということで
 確定から手術までが2週間という期間

心の準備…それもだけど、入院準備の見直しをして
 「手術までにがんのことを勉強して」と言われていたから
ネットで毎日毎日……でもね、調べれば調べるほど、わからなくなる
 調べるほどに、悲惨な思いを目にすることも多くって

ますますわからなくなりましたっけ、そもそも、どんな手術になるかも未定だし

「温存手術で済みますように」なんて思っていましたっけ
 そのあとの放射線治療にも何の疑問も持たない…否、持てない、素直な患者

9年前は、小さい子を連れたおばあさんを見ては
 「あ~、私はおばあちゃんって呼んでもらえないのねぇ」と思ったり

入院準備で、パジャマとか買うときに
 「腕を上げられなくなるかもしれないから、前開きのにしよう」とやったり

服を買うにも「こんなの買ってもいつまで元気でいるか…」なんてひがんだり…

がん=死の病 というイメージはばっちりできてるから、ドップリマイナス思考でしたっけ


でも、9年たって、左乳がんもやってしまったけど、元気に過ごせています

相変わらず「孫」の顔は見れてないけど
 これは「おままごとのような長男夫婦」や「結婚意識の低い長女」のせいもあるのょ

「かぶりの服」も全然平気に腕は上がってるし(一時五十肩だったけどね)
 服だって、何着(何十着❓)買ったことか

良い方向に誤算です

さらなる誤算は、拾ったニャンコとの生活であり、義父母の介護もあるし
 何といっても、反対側の左にも、全く別の乳がんができちゃって、髪の毛問題があるけど

次の目標、なんてことも考えられるようになってる
 
その目標は、まずは「孫」ですね、無条件で可愛がりたいそして、長女を結婚させる

そして、東京オリンピックを見る!  はい、ミーハーです

これができると、夏季・冬季(札幌・長野)オリンピックを2回ずつ見れるんですよ~
 自国開催を4回体験なんて、めったにできないですもん
   おぉっと、「年である」ということがばれますね

ともあれ、手術直後に比べたら、すごく元気に前向きに過ごせています
 そんな、術後丸9年、乳がん学校10年生になった、今日この頃です

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明後日は、6か月ぶりの定期健診日。どうか異常ありませんように!
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  1. 2015/12/07(月) 13:10:44|
  2. 経過観察
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